海外出張生活録 ~足りない脳で小難しい事を考えたり考えなかったり~

仕事柄数ヶ月単位で出張に行くので、旅行でその国を訪れたて感じた事ではなく、生活してみて感じた事を書く、ぞ。

路地裏散策

2007年06月17日 | Weblog

もうこっちに来て2週間ほど経つけど、解放北路という大通り以外はほとんど通ってない。

裏通りこそ面白いものがたくさんあるのに、もったいない。

今日はコンタクトの洗浄液を買いに行ったついでに、珍しく雨も小降りなので路地裏散策に出かけた。

 

解放北路の大通りを一歩奥にはいると、にぎやかな表通りとは別世界。

湿度ムンムンの表通りとは若干湿度も下がったような気がして、静かな中国人の日常生活が少しだけ見えてくる。

そこにはお暇なじいちゃんばあちゃん、おっさんおばはん、にいちゃんねえちゃん、しょんべん共がウロウロ、グダグダやっている。

おっさんは上半身裸で店の前のイスに座って、難しそうな顔をして新聞を読んでいる。

ねえちゃん達は、恋人のことでも話しているのかおしゃべりに夢中。

またあるお母さんは店先でしょんべんに小便をさせていた。

そんな光景を横目にみながら、300メートルくらい進むと、すごく小さな市場が見えてきた。

ホントに小さな市場で15メートルもない。

何をどのくらいの値段で売っているんだろうと思って覗いてみると、すべてがムチャクチャ安い。

例えば茘枝(ライチ)が一斤(500g)4元。

ありえないほど安い。

 

中国の街はそれぞれに「~城」っといった感じで別名を持っている。

この街の別名は茘城」。

意味はライチが取れる街。

とにかくここのライチは有名で、あの楊貴妃もライチが大好きで、8昼夜かけて長安まで運んだライチはこの街のライチだったそう。

ライチはこの街の特産品で、だからそれほどまでに安いのかもしれない。

僕はライチは毎日食べたいと思うような果物ではないけど、とにかくいい市場を発見した。

 

更に裏通りを進んで行くと、面白い場所を見つけた。

散髪屋しかない通り。

散髪屋通りとでも命名しておこう。

中国の散髪屋はいかがわしい。

「髪も切るけど、マッサージもする」みたいな店がほとんど。

知っている人は知っている。知らない人は憶えてね。

昼間は暇なのか、店員らしき女性達が店内で気だるそうに座っていた。

行くか行かないかは別として、夜どうなってるのか見てみたい場所。

その散髪屋通りの出口付近に散髪屋の総本山のような店を発見。

一般的にはこじんまりとした店なんだけど、そこはもはやビル。

外壁はピンクで、あのクルクル回るものが大量に設置してある。

すっげー!

親分だ!

 

 

路地裏っておもろい!

さすがに親分には行く勇気はないです(笑


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