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天棋次第旅2

席について約1時間半ぐらい、ついに始まりました。


武将の掛け声とともに武士たちが通路を通って、
壇上に駆け上がっていきました。
場内の席は8、9割近く埋まっていたと思います。


掛け合いから殺陣が始まりました。いいねぇ。






そして武将に扮した棋士が登場です。


武士言葉風に言い合いながらの対局も面白いですね。
テンポよく差して行きます。
視点がこんな感じなので、壇横の棋譜ばかり見てしまう。
その辺がなんとも残念だけど、楽しめることは楽しめる。


大逆転勝利の面白い対局でした。
勝負が着いて終演になるあたりで会場を後にしました。
せっかくなので本会場だった公園に行きたかったので・・・

公園の入り口にある蕎麦屋へ。


数年前に相方は途中で見送りに来てくれた友人と一緒に、
この祭りを見に来て、そしてここの蕎麦屋に入ったらしく、
ここも美味しかったような・・・とのことでした。


今回は二人とも板そばにしました。僕は大盛り。


どっちがどうってことは無いのですが・・・
好みで言えば、僕は硬いやつが好きかなぁ。


ようやく青空も・・・って室内に居たからなぁ。
公園は山の上にありまして、蛇のようなグニャグニャ道を、
延々と上っていきます。ヒィこらヒィこら汗ばむわぁ~(笑)


公園でも軽イベントがあったらしく、
蕎麦も無料で振る舞われていたようですが・・・
僕らが行った頃には閑散とした感じでした。


ここでやるはずだったんだよなぁ~と思いながら、
設営された場所をとぼとぼと歩いて小高い場所へ。
いい年に当たれば、満開の桜に囲まれて・・・
そんな光景のポスターが街のあちこちにありました。


らしい噴水も今日は寒々しい感じかな。


小高い場所を奥へ進んでいくと展望台がありました。
山並みが美しくて感嘆の声が漏れてしまいます。
[大きい画像]


玩具風に撮ってみたり・・・カメラ三台代わる代わるパシャ。


もうしばらく花はお預けなのかなぁ~。


さて帰りましょうか・・・。帰りはぐねぐね下り道。
新緑の時期とかも良いだろうね~なんて言いつつぶらぶら。

悪天候での会場変更は残念だったけど、大雨にも打たれず、
演武も対局も散策も食事も充分味わえました。
いつかまた、今度は晴天と満開のいい年に訪れたいです。


今日は13675歩。約9.5kmでした。

<おわり>
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天棋次第旅1

昨日はまさかの雪でしたので、
旅予定の雲行きも怪しかったのですが、
昨日夕方の時点で、まずまずの予報だったので旅決行♪

小雨降る中を駅に向かい9時過ぎの仙山線で出発。


車窓の景色は昨日の雪まじり。
駅を出発した頃には晴れ間も見えていましたが、
トンネルを抜けると曇り・青空ちらり・曇り。


乗り換え駅の街には相方の友人が住んでいるということで、
事前に連絡していたのか、駅に友人が来ておりました。
乗り換えまでの30分弱、数年ぶりの再会に笑顔が広がっていました。
友人とビーグル犬に見送られて電車に乗り込みました。


10時半すぎ目的の街に到着。
これが今回の旅メインの祭りです。
歴史かぶれ中ならでは・・・ですね。


先ほどののぼりにもあった家紋・・・
やはり織田なのかぁ、山形だからてっきり上杉、最上、伊達、
その辺かと思っていましたが、いろいろ調べる楽しみが増えました。

駅構内の貼り紙で会場変更を知りました。
やっぱり小雨まじりでも駄目なのかぁ・・・。
少しテンション下がりましたが、大きな期待を封じていたので、
ふ~ん、じゃあ、その会場ってどの辺?ってな感じ。


とりあえず時間もあるし、あそこの蕎麦屋に行きましょう。
約半年ぶりでしょうか。硬い蕎麦が恋しい頃合いです。


時刻は11時。ちょっぴり早めの昼食です。
今回はもう一軒行く予定。軽く食べましょう。


開店直後のようでしたが6、7割ほど客が居りました。


僕はとにかく硬めの蕎麦が食べたかったのでざるそば。


相方は鳥中華。少しだけ分け合ってペロリ。
これのスープを容器に入れて、そば湯で薄めて飲んだら、
結構というかカナリ美味しかったです。


ラーと違って、蕎麦は自己ランクがありませんが、
(そんなに各地のを食していないし・・・)
この街に来たら寄る店になりそうです。

会場変更になった会館が近くなので、
のんびり歩いて向かいました。
ここで良いの?ここだよね?そんな感じで入ってみると、
ホールの壇上でダンスが行われていました。
その上には確かにイベントの名前の横断幕がありました。
ん?ここでいいのだな・・・と席に着きました。


ダンスがあったり、
こんな郷土の踊りがあったり・・・


こんな演武があったり・・・
次々と子供達の踊りが行われ・・・


そして、ついに始まりました!信長公の登場です。

<もったいぶって・・・つづく>
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キタカタラー旅2

(つづき)ラー店密集地を抜け駅へ向かって歩いて行くと、
その途中の路地を入った所に極太麺のラー店がある。
去年の今頃に初めて食べて感動し、夏に再訪したものの、
その時は山歩き後の疲労と、酷暑に見舞われて、
ヘロヘロフニャフニャと歩いて行ったので、
旨いと思いつつも、万全ではない状況を悔やんだ。


なんとなく今日は観光客がほとんど歩いていない。
店の中も時間的なものなのか客の姿が見えず。
(と思ったら食べ終わる頃、店の奥から客ゾロゾロ出てきた)
並ばないのはラッキーと腰を落ち着け極太麺ラーを注文。


この太さは画像では判らないか・・・
シナチクと区別できない感じのうどん並みの麺である。
そして待望の一口。一軒目から約50分後の麺。
ほどよくコシのあるちぢれ麺の食感がたまらない。
あっさりとしながらもコクのあるスープも丁度良く、
やはり、ここのラーは好むなぁ~と味わった。
僕的には★★★★★のラー(完璧ではないが大好き)
初めて食べた時ほどの衝撃は無いけど、心地よく美味だった。

店に入る前に大盛りにするか悩やんでいた。
普通を注文すると言うことは、もう1軒行く!?ということ。
大盛り・普通・大盛り・普通・・・普通!
美味しく食べ終わって店を後にし、電車時間を確かめて、
「じゃあ、あと1杯食べて帰ろうか!?」
相方は食べられる分、僕は1杯と相方の残りを食べる・・・
胃袋と心の打合せをすると、ぜんぜん大丈夫と返ってきた。

店を出たその足で100mと離れていないラー店へ向かった。
数年前に一度入ったことのある元祖の店である。


これもなんともいえない旨そうなラーである。
二軒目を食べた後5~10分後には注文してるという・・・

1軒目、2軒目よりは味が濃いけれど、
米沢や郡山で食べたの醤油感よりもアッサリしている。
他の二軒がちぢれが強い麺に対し、こちらはややちぢれ?
醤油の味がしっかりしてる印象で旨いラーだ。

ゾロロゾロロとすすっているとあっという間に完食。
そして相方ぶん3分の2ほどを続けざまにゾロロと食べきった。
さすがに3杯と3分の2ラーで満腹になった。
僕的感想は★★★★☆(3.7ぐらいかな)

往復8時間の鈍行列車旅をしているため、、
どうしても数杯食べてしまうのがなぁ・・・
本当は定期的に食べられたらいいのだけれど、
時間的にも財布的にも、そうそう訪れられないのが惜しい。

やはり喜多方のラーは相性が良いと確認する旅だった。


駅前の喫茶店でのんびり時間を過ごし、
駅の待合室でうたた寝をして時間を潰し、
2時間に1本ぐらいの電車を待って鈍行4時間の列車旅。


山並みが白くボケている景色も少しずつ日が射し


乗り換えをし


逆光の風景を楽しんだりしつつ


煙るような山並みに思いを馳せ


突然、煙に浮かぶ美しい山並みに感動し


コンデジの望遠で大きく撮ったりしつつ


西日のシルエットを楽しみながらラー旅は終了。

晴れたら日曜日も何処かへ行こうかな?と思っていたが、
天気も良くないし、それなりに歩き旅をした疲労もあるので、
日曜日は引き籠もり休日にすることに・・・。

山旅はまだ早そうだし、次は歴史旅に行きたいなぁ。
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キタカタラー旅1

最近ハマっている歴史がらみの旅も候補に挙がっていたのだが、
あいにくの天気予報のため、雨でもええやんラー旅ということで、
各地ラーを食べたら、相性の良いラーを欲してしまうという、
確か去年の3月もそんなこんなで足を運んだラー街・喜多方へ。

一軒は初めてのラー店を試したいという思いがあり、
今回は評判がいいけど日曜日は定休日、
スープ無くなり次第その日の営業終了という、
観光客泣かせのラー店に向かうことにした。


少しでも電車賃を安く済ますためにおトク切符を利用し、
鈍行列車片道約4時間という、ほぼ列車内に居る旅でもある。
小雨がパラつく通りを足早に駅へ向かった。

現地の天気はそこそこらしいが、気になるのは途中の路線。
前回、猪苗代氷雪美旅は天候悪化で磐越西線が運休になり、
今回もその辺の路線運行状況が頭の片隅に大きく影を落としていた。
とはいえ、考えたところでどうなるものでもなく、
運休ならば別旅という気楽な気持ちも抱いて列車に乗り込んだ。


鈍行旅なので乗り換えも多い。
福島で乗り換え、郡山で乗り換え、会津若松で乗り換える。
前回足止めをくらった磐越西線も今回は無事運行されていた。
一抹の不安が拭えたと思ったが、車窓からの景色が真っ白になり、
遅れているすれ違い列車を待ったり、濃霧の中の信号確認だったり、
安全のための速度制限があったりで当初の到着時間よりも
約30分ほど遅れて喜多方へ着いた。約4時間半の電車旅だった。


もう何度目か分からない。


駅前が工事されていて、観光客よりも作業員の方が多い。
少しずつ整備され小綺麗になるたびに、心の何処かが寂しい。
ほのぼの感というのも立派な名所のような気もするのだが、
いろいろな事情を図り知ることもできず、
ただ寂しいなぁと拡張された道路や新設された標識を眺めた。

ひょこひょこと歩いてタクシー乗り場へ向かう。
乗り場に停まっているはずのタクシーの姿がなく、
予定が狂ったと、相方が右往左往していた。
歩いてラー店に向かうか、レンタサイクルを借りるか、
路線バスを調べるか・・・困り顔の相方を尻目に、
僕は気楽にタクシーが来るのを乗り場で待った。

相方が観光案内所へタクシーの手配を頼みに行こうとした時、
一台のタクシーがこちらに向かって来るのが見えた。
どうにか大幅に予定を狂わせずにラー店に向かうことが出来た。
「○○○っていうラーメン屋さんまでお願いします」

しばらく車を走らせてから運転手は、
「お客さんどちらから?」とか「そこは地元の人が行く店です」とか
「今はネットで色々情報が出てますものねぇ」とか、
「調べて食べに来る人も多いんでしょうねぇ」などと、
米沢のタクシー運転手と同じようなラー話になっていた。


7、8分で店に着く。店頭の駐車場は県外ナンバー車多し。
10分弱ほど店頭で待って中に入れた。


ん~!やっぱ喜多方ラーは、見た目も旨そうだ。
ネットの口コミで評判の良い書き込みを読んでいたので、
否が応でも期待値がぐいんぐいんと上がってしまう。
そして待望の一口・・・う~ん、旨い。
けっこうアッサリ目の魚介スープに柔らかいチャーシュー、
もちもちの麺、なんの問題もなく旨い・・・

けど、僕の中での一番を揺るがすラーでは無かった。
二度、三度と訪れてみないと平均がわからないけど、
何度か訪れてみたいけど、定休日や距離の問題があるので、
次回は候補に挙がらないかもしれない。旨いラーではある。
★★★★☆

店を後にし、歩きながら近場にあるラー店まで向かった。
タクシーの運転手が「離れにあるラーではココかココ」と言っていて、
事前に調べたときも名前がでていたラー店である。
店頭まで行ってみると駐車場が車で埋まるほど混んでいた。
しかし、今回のラー旅は初ラー1軒と経験ラーという思いのため、
店を眺めただけにした。あまり悩んでいる時間も無いのである。

駅方面を目指しながら歩く、歩く。
電車賃を考慮すればラーの値段も立派になってしまうため、
片道タクシーを使ったら片道は歩くのである。
3、4kmの距離はいい運動にもなり腹を落ち着かせてくれる。


蔵の街らしいマンホーも発見した。


何度か訪れている街だけど、初めて歩く郊外の道。
のんびり会話を楽しみながら古そうな建物を眺めて歩く。


古い感じに見せている建物や、ほんとうに古い建物、
なんとなく景観が整えられている部分は和むけど、
道路や歩道などは工事中の所が多く、
そういう改修に関しては、やはりどこか寂しく感じてしまう。


2、30分ほど歩くと見慣れた建物が見えてきた。
いつもは折り返すエリアに反対側から歩いてきていたらしい。


前に訪れたときには無かった(と思う)気になる店があった。

昭和の生活雑貨や電化製品、レコードや玩具が展示されていた。
炊飯器、洗濯機、冷蔵庫やステレオ、ラジオにポスター看板など、
なんとも懐かしいモノがたくさん置かれている。
カタチに職人や持ち手の温もりが宿っているような、
そんなモノばかりで面白い空間だった。


これは一体・・・?答えは冷蔵庫だそうです。

ラー店が密集する場所を抜け、目当ての店へ向かいます。
密集する地に僕の上位ラー店があるのだが、
やはり今回も、あの極太麺を僕も相方も欲していた。

(長くなったのでつづく)
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こぉりゃまぁ

相方が何度か口にしていた冬の自然氷雪美。
そして同時に言葉にしていたのは「今年は溶けちゃってるねぇ」
最初は話半分気味に聞いていたが、少し気になって検索してみた。
そして色んな画像を見ているうちに行きたい欲がグインと上がった。
「ようし、じゃあ今週末に行ってみるか!?」
「でもぉ~寒くならないと見られないからねぇ・・・」

そんな会話をしていたら週末は大寒波という。
つまり、そのシバレルほどに美しいモノが見られるなら、
寒波様大歓迎!なんともミラクルなタイミングではないか。
天気予報では土曜日ほど日曜日は気温が低いわけではないようだ。

これはもう行くしかないゾ!ってな感じで、
久しぶりにデジ一眼を準備し、バッテリーを充電し、
今回ばかりは重さよりも撮り欲、写真欲が上がっていた。

ちなみに僕が心を奪われたのはココココの写真であります。


6時半頃に家を出て7時の電車に乗り込む。
今回は見栄えなんてどうでもいいのである。
長靴は持っていないからトレッキングシューズを履き、
ダウンの上に合体できる上着をザックに入れ、
雪が靴に入り込まないようにスパッツ(アウトドア具ね)持参。
カッパのズボンも持って雪道歩きに備え万全。


陽が上がってくると窓の向こうには美しい山並みと青空。
心の中では(いいぞう、いいぞう、綺麗に撮れそうだぞう)と
ウキワクドキムネが逸るのを秘かに楽しんでいた。

鈍行列車約3時間で郡山に着く。
急いで乗り継ぎしなければ・・・とホームを歩いていくと
「ただいま磐越西線は運行見合わせております」
ん?んあっ?な、なな・・・えええっ動いてないのぉ~?

しばらく構内をうろつきながらアナウンスに耳を傾ける。
「会津・喜多方方面の磐越西線は除雪作業のため午前中の運行は・・・」
ガーン!午前中いっぱい運行見合わせらしい・・・。
一気に外気の寒さが身に堪えてくる。郡山の風は寒い。

構内のフードコートの席に座って緊急会議が行われた。
1.お昼まで待つ 2.断念して途中下車の旅にする 3.郡山市内観光
計画は万全の相方も想定外だったようで困惑している。
どうしよう、どうしよう、どうしよう・・・

困惑していつつも郡山のラー情報は調べて来ていたようで、
「だったら人気ラー店に行って時間潰す?」と相方。
お昼までは1時間半ほどある。少し気持ちが傾いたが、
もしかしたら定期的にアナウンスが流れるだろう・・・
すると万が一早く運行再開されれば・・・
そんな安易な願望的思いが「構内に居よう」と言葉になった。

そんなこんなで構内でお昼を待つことにした。
フードコートにはラーの文字・・・
お昼すぎに運行すれば行けるし、腹ごなしするか・・・


喜多方ラーらしい。やはり喜多方麺は相性がいい。
とはいえ味が濃くて、まあそれなりの味であった。

駅ビルなどをウロつき、時間をつぶして改札口に行く。
おそらく足止めをされてしまったであろう旅客が集まっている。
駅長らしき方が質問攻めにあっていた。
耳を傾けていると「除雪作業が難航しておりまして・・・」
「猪苗代は現在、吹雪いておりまして・・・」
「運行予定は今のところ1時40・・・」ガーン!!!
そんな時間では行って帰るのは無理だ・・・断念せざるをえない。

数年前に網走の流氷を見に一人旅をして、
計画全滅だった時の事を相方はぶつぶつ言い出した。
「冬の旅は私、呼ばれていないんだわぁ~」

途中下車旅にするか、市内散策にするか・・・
せっかく相方が地元ラーを調べてきているので、
バスに乗ってラー店に向かうことにした。
郡山は少しずつ冷たい風も弱まり青空が輝いていた。


バスを降り、ラー店へ歩く。
ほとんどのマンホーは雪の下だが、
小さいやつが顔を出していたのでパシャ。
重いデジ一眼もE-P1もザックの中・・・もっぱらコンデジ写。

人気店ラーは2軒あるらしく、それも目と鼻の先という位置。
どちらも醤油系らしい。どっちに入る?と聞かれても、
詳細を知らないので相方に任せることにした。
店頭には待ち客が10名ほど並んでいた。
それほど期待値は上がらないままに順番を待った。


ちょっと隠れて見えないが麺は中太麺。
魚介系のダシだが強すぎず、透明感のある甘みがある。
麺も旨いし、スープも旨い(少し濃いかな?)味の調整可。
並ぶのも分かるなぁ~という美味しいラーでした。
と言いつつも、相性というのもあるからねぇ、
僕の中での上位に変動は起こりませんでした・・・。


少し歩き、バスで駅へ・・・。
時間的に途中下車旅も出来なくはない時間だったけど、
入ってきた電車も強風で遅れてきたし、
何もない駅で降りて1時間に1本とかの電車を待つのは、
もう少し暖かい季節になってからにしましょうとなりました。

結局写真はコンデジで数枚撮っただけ・・・。
トラベルがトラブルになったとしても、
それもまた良い思い出になるような気もします。

ああ~氷美、雪景色、心に刻みたかったなぁ~。
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米ラー雨旅2

曇り空なのは許す、寒くないのも許す、
でも雨がポツポツ止まないのは、写真が撮れないなぁ・・・。


成せば成るのあの人の銅像
詳しいことは知りませんが、この地出身の友人に、
この方の記念館?に連れて行かれた事があります。
去年会った時には、この方の手拭いを頂きました。


あっ、白バージョンだ。横断歩道にありました。


先週ぐらいから去年の天地人を見始めているので、
なんともタイミングの良い(というのは自分だけで)
去年は年中賑わっていたんでしょうか・・・。
まばらながらも参拝客はおられました。


橋の左側は凍った水面


橋の右側は普通の水面


謙信公がどういう方だったのかを
最近いろいろ調べて少しだけ分かったような気でいます。


そういえば、この方もこの地生まれだったんですねぇ。
それも最近知ったことです。歴史は無知でございまする。




さて帰ろうか・・・そういえば確か・・・




この館内に、あの愛の兜があるんだよなぁ~
・・・でも冬期休館中でござりました。
あくまでも今回はラー旅なのでござりまするゆえ・・・。


それでは、またいつかお邪魔します。


物産館で土産を買い、裏手の休憩所であじまん食。
プリンというよりも~カスタード+シロップまん~!
のんびりしてるのには訳があり・・・
巡回バスに乗り遅れまして・・・バス停が分からなかったでござります。
反対行きのバス停は見つかったのですが、対面に無いのです。
それでウロウロとバス停を探していたら、
目の前をバスが・・・少し先の所で留まって・・・
雨の中、走る気力も出ず・・・だって、だって、
バス停が雪に隠れて角度的に見えないのですもの・・・

なんて事でのんびり、あじまんを食べ、
物産館からタクシーで第2ラーを目指しました。
ラー店の名前を告げると、しばらくして、
「お客さんラーメン好きなんですか!?」

それで軽くラー話になりましたが、
僕らは地元意見を素直に聞きたかったので、
あえてどんなラーが好きなのか濁していました。
「ラーメンってよぉ好きずきだからよぉ~好みがあるからよぉ~」
相方のお薦めの店ありますか?に運転手さんも濁していました。
「でも、この店は俺ぁ~好きだなぁ~」
米沢は喜多方と近い場所ですが、
地元の方々は地元ラーが好きみたいで、
喜多方の太めの麺は好まないようです。
喜多方ラー好きな僕らは、さらに反応を誤魔化していました。


見た感じそのままに一軒目より薄いスープです。
簡単に言えば昔ながらっぽい素朴な正統派ラー。
一軒目が味が濃かったので、今度は味が少し足りない感じ。
なんとなく宮古で食べたラーに近い味わいでした。
一軒目もそうでしたが、麺はやや柔い茹で方なのかなぁ~
しかしタクシーの運転手が言っていたように、
米沢ラーに外れナシというように、普通に美味しいです。

僕の好みで言えば、やはり喜多方の方が好きかなぁ~
同じ山形で比べたら庄内ラーの方が好きかも?
相方が満腹で食べるのを半分で止めてしまったので、
こちらも大盛りをたべたような感じです。
大盛り2杯。僕もそれなりに満腹になりました。

次回はラー目的じゃなく、天気のいい日に訪れてみたいです。
単純に街を歩いたり、景色を眺めたり、
晴れれば楽しみ方もいろいろ増えそうな街ですね。


数年前に来たときには、こんなの駅にあったかなぁ~?


地元キャラもホームにいて愛をふりまいておりました。
構える僕に気付いてくれたのか、カメラ目線でおりました。

雨旅で写真的には残念だったけど、
やはり旅は気分転換に最高ですね。
また旅ふた旅、つぎはどこへ行こうかな?
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米ラー雨旅1

かねてから構想にあった米沢ラー旅に行ってきました。
電車旅片道2時間、乗り換え2回ということで、
朝早くに出発すると思いきや8時過ぎの電車でした。
目当てラー店の開店時間が11時半なのだということで納得。


ラー場所の駅を降りると小雨がパラパラ。
目の前には雪に埋もれた自転車が並んでいました。


ホームの向こうには山並みが広がっていて、
天気は悪くともウキウキ気分は減りません。


初めての地では無いけれど、マンホールに目を向けたのは初。
やはり街で最初に目を向けるのは地面絵だったりします。

バッグから折りたたみ傘を取りだし、
のんびりと雪が少し溶けた道をザクザク歩きます。
いろいろカメラを向けたい場面はあるものの、
雨に濡れてしまうという気持ちが「まっいいか!」になっちゃう。


レトロな山大工学部を眺めつつラー店へ向かいます。


ラー店の前には準備中の文字が見えました。
やはり時間を潰すしかないということで適当にぶらぶら。
車道には雪がほとんど無くても、あるところにはあります。


直江の文字に惹かれて林泉寺へ。
ここに墓があるらしいですが拝観料の文字を見て、
時間もそんなに無いし・・・と門を出てきました。

遠めにラー店頭を見ると2、3人ほど並んでいました。
開店まで10分になった頃に店に行きました。
5名ほど並んでいた後方へ移ると同時ぐらいに扉が開きました。
ややフライング気味に開店です。その後は次々と来客者が・・・
5分ぐらいで満席になりました。


いつものクセで大盛りを注文。
このあと何軒いくんだっけ?・・・最低2軒は・・・
ん?2軒だったら問題ないな

ちぢれ麺はやや柔らかめな感じ。
醤油!って感じに醤油の味が強くて、ややしょっぱい。
とはいえ美味しいことは美味しい。大盛りはチャーシューも多い。
今回は期待値もそこそこで、ある程度の予想値を抱いていましたが、
まぁ、その範疇の味でしょうか。ラーは好みが色々ですからね。


止んで欲しい雨は降り止まず・・・
傘を差してのんびり上杉神社を目指します。


道路に雪は無いけど・・・な光景ばかり。
途中であじまん店を見かけたので、
土日限定のプリンあじまんを購入。後で食べましょう。

しばらく行くと見えてきました。(つづく)
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テンキ良好バババ旅

朝陽を眺めながら寒風に体をぶるぶる震わせて駅へ・・・
怪しかった天候も青空に恵まれて良かった。


列車に揺られ、睡眠不足をウトウト補いつつ福島へ。
約1時間半の列車移動、終着駅が近づく頃には目も覚め、
窓の向こうに広がる美しい景色を眺めて過ごした。


駅前にはレンタサイクルが・・・ここは無料なのかぁ~。
チャリ街めぐりも良いけどね、今日は歩きイベント参加なのだ。


ぞくぞくと参加者が集まって受付をしています。
相方はこういうイベントに何度か参加しているが、
僕は初。まぁ内容は相方から教えて貰ってるので気楽に。
今回参加したのはコチラ


出発は9時。駅前の広場で参加者一同記念撮影。
そして簡単な挨拶と注意事項があって出発。


結構、大勢が参加されていました。
ずらずらと連なって街を歩いて目的地を目指します。


30分ほど歩くとソレらしき建物が見えてきました。


こういう場所に来たのは初めてです。
ずらずら歩きは色んな人に「何?何なの?」と見られます。
そんなことは些細な事ですが・・・。


建物の裏手?横?でJRAの担当者に出迎えられ、
簡単な挨拶と注意事項があって、社員通用口より場内へ。
普通は経験できないような事らしいのですが、SPイベントなので。


のんびりと芝の上を歩きます。
建物の窓には大勢の人が見えます。
この感覚は何目線?そんな風に考えてしまいます。


本来はもうすこし長いらしいですが、
ここでの開催は本年度は終了したらしく短く刈られてるそうです。
こんな目線はなかなか味わえませんね。


内側は赤茶けています。
横に緑色の砂が入った容器が置かれています。
芝のところどころに緑砂があったりします。
穴埋め?見栄え?きっと目的があるんでしょう。


ゲーム流れで一時期ハマッていたことはありますが、
でも場に来たことも、買ったこともありません。
熱烈な感じじゃなくても、けっこう感動します。


芝を半周ほど歩いたあとはダートへ。
きめ細かい砂が少々歩きづらいですが、
ここはそんなに長く歩きませんでした。


分かるかな?固い地盤があって砂が置かれてるんですねぇ~
使用時は9センチの厚さに砂を揃えてるらしいです。


障害物の坂も歩きました。


場の中央には簡単な練習場?があって、
どこかの馬部が練習していました。
係の方のお声に応じて、簡易撮影会をしてくれました。


用語がなんとも分かりませんが、
ここから出てくるんですよねぇ。
そこに入っていきます。中には整備車や救護車、
厩舎などの通路がありました。


スロープのような上り坂を登っていくとパドックです。
そして場内へ入って行きました。


関係者用?の通路を歩いて休憩室みたいな部屋へ。
そこで簡単なケイバの説明や、券の買い方などを教えていただきました。
ちょうどこの日はジャピャ~ンカップの日です。
話終わりで買ってみたい人がいれば教えますということで、
少し迷いましたが、この日の記念として買ってみました。


お試し馬券としてね・・・(結果は見事に外れました)


その後、お昼ということで一旦解散、自由行動。
場内をぶらぶら探検?見学?歩き。
みなさん画面に熱い視線を送っています。


フードコートみたいな所でラーを食べ、
場外に出て大型ビジョンを眺めたり、
またまた、ぶらぶら場内を歩いたり、
結構面白い場所なんだなぁ~。


いかにもな大判焼き。


けっこう声も上がっています。

1時間半ぐらいの自由時間が終わって集合場所へ。
ずらずら歩きで郷土の文化人の記念館へ。


去年の教え子が、そういえばこの方を題材にしてました。
それが無かったら僕は存じ上げておりません。
有名な方らしいです・・・詳しくはココを


それほど広くない展示場に大勢がいるので、
僕らは隙間を突くように見て、一足先に表で休憩。
ちょっと肌寒いけど、震える寒さでもありません。


館を後にして、ずらずら歩きで駅方面へ。
道行く人も「何?何なの?」顔をしていました。


最後はここ。昔話を語り部の方から聞かせて貰いました。
歩き疲れの疲労感と、館内の暖かさと、語り部の抑揚のあるトーン。
いかんいかんと思いつつもウトウトしてしまいました。

そして再びずらずらと歩いて駅に戻り、
出発時の記念写真を頂いて解散となりました。
その後は軽く駅前をぶらぶら・・・。

最初に相方にイベント内容を告げられたとき、
そんなに気乗りしませんでしたが、
やっぱ参加してみて良かったです。
思っていたよりも楽しい一日になりました。
また機会があれば行ってみたいし、買ってみたいです。
しかし、いろんな企画イベントがあるもんですねぇ。

今日は随分歩きました。
万歩計も2万5千歩を越えていました。


カロリーも結構消費したし、甘い物でも・・・ヒヒ~ン。
なかなかウマいワッフルでした。
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しま旅うぉうきんぐ

当初の構想では会津旅とか再山形旅というのもあったのだけど、
チョー満腹の全体的どっしり感とチャリ疲労で、
それらの構想は見送られることになり、
代わりに上がったのは近場の自然園系散策。
しかし、それらは別に普通の休日でも咄嗟に行けるし、
過去に何度もというか毎年1回は行っている。

浮かない顔の僕が口に出そうと思った瞬間、
「シオガマの島に行くってのもいいけどねぇ」と相方。
僕もまさに今、それを言おうと思ったのだった。

塩釜から汽船に乗って浦戸諸島。
過去に桂島と朴島には行ったことがあるけど、
それも随分前の話。あそこに行きたいと何度か口に出したものの、
どうも相方のテンションが乗らないで流れていた。
(おそらく山が最高の時期だったのだと思う)

そんな流れで話は決まった。
じゃあどこの島に行くか?・・・それは現地で考えよう!
何時頃に家を出るか?・・・HPを見て決めよう。
あれこれ散策しなければお昼頃の乗船で充分!
時間的余裕を考慮して逆算しても10時発くらい。
それで12時半のに乗って小一時間ちょい散策できれば・・・

そんなこんなで今日はのんびり起床し、
大量に食べた蕎麦の消化も無事完了?して最寄り駅に向かった。


混雑した電車で約30分。久しぶりの塩釜だ。
駅から港へテクトコ歩いていく。
海だから寒いだろうと、厚手のフリースにジャンバーを着ていたが、
なんのなんの陽射しが強くて暑いぐらい。風もそれほど寒くない。


乗船時間まで1時間以上余裕を持って到着。
建物内を物色して時間を過ごす。
30分ほどぶらぶらした後、さて今日は何島に行こうか?
発券自販機前で4つの島の地図を眺める。
過去に行った島は止めにして、未到の島で迷う・・・。

館内にあったパンフを広げ、立ちながらアッチコッチ。
そんな風にしててもラチがあかないなぁ~
ゆっくり座って・・・ん?んんん!?
目の前には旨そうな海鮮丼の写真。

「腹減ってる?俺は空いてるんだけど」と海鮮丼に目を向ける。
相方の顔もまんざらでもない様子。
そしていつもの合言葉は・・・「せっかくだし~♪」
せっかく魚介の町に来てるんだもの。
と、いうことで店内で向かう島を検討することに・・・


ジャーン!相方はマグロほたて丼。
なぜか無性に帆立が食べたかったんだとか・・・


僕は海鮮丼。いや海鮮ドーン!だな。
写真じゃ分からないけど、刺身でかっ!ながっ!
いやぁ~旨い旨い!味噌汁も付け合わせも旨かった。

で・・・どこの島に・・・!?
「そんなに歩いてる時間もないから小さい方!」
「えっ、じゃあ野々島に行く?」
「うん、そっちでいいさ!何があるか分からない楽しさもあるよ」


定刻通りに出港し、お決まりの光景を眺めつつ、
船は浦戸諸島を目指します。途中めっちゃ揺れて怖かったけど、
無事に桂島を経由して二番目に塩釜港に近い野々島へ上陸。


空が真っ青!めっちゃ天気いいなぁ~そして暑い!


とりあえず看板を眺めてみたものの、
何をしたいわけでもなく、ぶらぶらしたいだけ。
とにかく暑いのでジャンバーをリュックにしまい込み、
いざ!テキトウ散策開始~♪とズンガズンガ歩きます。


ハイキングコースみたいな印があったりして、
相方曰く、この島はそういうツアーも多いのだそうです。
そして、こんな岩穴がこの島独特の特徴らしいです。
物置のように使われているようです(勝手な解釈)


ズンガズンガと山道というか散策路を歩きます。
テキトウにテキトウに気の向くまま(自由人)


青い空とのコントラストが美しい赤い鳥居と屋根。
熊野神社と書いてありました。
「お邪魔します。この辺を歩かさせていただきます」と手を合わせる。


小高い感じの眺め。いい感じ・・・。


落ち葉道をザックザックと進んでいくと、
覆うようになった茂みの向こうに海岸が見えました。
大きくはない島なので、場所によって右や左に海岸が見えます。


ズンガズンガと歩いていくと今度は逆方向が開けました。
「うわぁ~めっちゃキレイだなぁ~♪」


山道を歩いていくと舗道に出ました。
左手にハイキングコースの札が出ていましたが、
帰りの上船時間までにコースを歩ききって、
戻ってくるのは微妙な感じなので海水浴場の浜に向かいました。


民家が建ち並び、畑が広がる場所で、
なんとも素敵な花壇?がありました。
こんなボート花壇が4つほど並んでいました。
畑作業をしていたおばさんに挨拶をして歩いていきます。


すすきだらけの道を進んでいくと浜です。振り向いてパシャ。


階段をすこし上がって見えた浜は絶景でした。


シャッター押しまくりんぐ!してしまいます。




めっちゃキレイ!すごいなぁ~美しいなぁ~。


同じ船で来ていたカップルが先客でした。
絶景の海岸を眺めながら静かに会話を楽しむ・・・。
あまりにも素敵な光景なので邪魔しないように退散しました。


民家の並ぶ通りを歩いて港に戻ります。


潮の影響で、どこもサビが凄いのですが、
それがまた味のようでもあり、いい感じです。


港に戻って来たけど、乗船時間まで20分ほどあります。
テキトウに海岸沿いの民家通りを散歩。
船がたくさん置いてあります。


通りを歩いていくと前方から子犬がちょこちょこ歩いてきました。
僕の前を素通りし、相方のところに行きました。
犬好きなの知ってるぅ~!相方の足に前足を上げて立ってます。
どうしていいものか顔の相方・・・。
遊んで欲しかったのか、何もしないで突っ立っている相方に、
今度は突然吠えはじめました。ワンワンワンワン!

すると後方からリアカーを引いた現地の方。
「なんか用事でもあるの?」
「あ、乗船まで時間あるので散歩してるんです」
僕と相方を行ったり来たりする子犬。
「この犬、そこん家の犬だ!」

するとちょうど家からおばあさんが出てきました。
「おい!こっちぁこい!」子犬はおばあさんの声を無視して、
僕らが来た道をちょこちょこ歩いて行ってしまいました。
照れ笑いするおばあさん。
「こんにちわ~」と僕ら。

この通りにも岩穴が何カ所かあって、
覗き込むように眺めると、
「松島地層っていうのとナントカ地層ってのがあって、
ここだけはナントカ地層って言って岩に穴が空いてしまうんだ」
(ナントカってのは忘れちゃいました・・・。)

「あと、この道行ってもどんづまりだよぉ~」
リアカーおじさんは、道を曲がって家に入っていきました。


どんづまりの海岸からの眺め。ここも美しい。


来た道を戻って港へ戻り、しばらくすると汽船がやってきました。
時刻は14時半。充分島散策を満喫できました。


塩釜港に戻り、塩釜駅の周辺をぶらぶら散歩。
特に予定も電車時間も決めていないので、
適当なお菓子屋さんに入ったり、おみやげ屋さんを見たり・・・
そして適当な時間の電車に乗って帰ってきました。

「あの島は面白いから、また今度行こうよ!」と僕。
「3つの島を歩くコースもあるから、今度はそれもいいね!」
島を歩く。渡し船で隣の島に行く。島を歩く。渡し船で・・・
「じゃあ、その時は早起きしないとな!」「そうだねぇ~」

市内から1時間で島歩きが楽しめる。
遠くばかりが旅でもないし、近いのがつまらないわけでもない。
その時、その時で楽しみ場所はいろいろ。
くったくったの食べ歩きもあれば、
ずんがずんがの島ぶらり歩きもある。

今日はお天道様に感謝しなくちゃ!最高の気温と青空でした。
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そば旅えこりんぐ

去年は四国に饂飩旅。今年は山形蕎麦旅。
毎年この時期には遠出旅をしているけれど、
今年は5月に南、9月に北と大きな旅をしているので、
近場で済ませましょう。そうしましょう。となった。

7時過ぎの電車に揺られ目指したのは村山。
相方が以前、友人に連れてきてもらって、
その店のは格段に美味しかったという記憶があり、
最近、蕎麦方面に興味のある僕を連れて行きたいとのこと。


車窓からも美しい山並みを唸りながら眺めたが、
ホームを降りても同様に唸りながら美しい山並みを眺めた。

相方が事前に調べたところ、その蕎麦屋は駅から約8km。
タクシーで約15分ぐらいらしいけれど、
どうやら駅構内のふるさとナントカ館で、
自転車を貸し出ししているという。

構内を南に歩いて、その貸してくれる場所を探す。見あたらない。
階段を再び戻って、今度は北に歩いて探してみる。
軽食お土産店と展示会場があったが、
相方の調べてきた名前はどこにも見あたらない・・・。
階段を降りて北口へ出ても何もない。
再び南口へ行ってみるが、やはり何もない。

再び構内へ戻って相方が駅員に尋ねてみる。
そういうのは軽食店で聞いてみてと言われたらしい。
軽食店に入って行き、カクカクシカジカ言うと、
「はい、ここです。ここで受け付けて貸し出しております」
気さくな感じの年配女性が笑顔で応じてくれた。


自転車は時間制限無く1回300円。めっちゃ安い。
店員おばさんに言われた場所に行き、番号鍵の自転車を出す。
1台は大丈夫だけど、もう1台の自転車の空気が抜け気味。
「空気抜けてたら、お手数ですがもう一度こちらへ・・・」
そんな事を言っていたなぁ~ともじもじしていたら、
空気入れを手におばさんがやってきた。

空気入れを受け取り、その場でシャカシャカと僕。
「すみませんねぇ、窓から出て行くのを眺めようと思ったら、
なかなか出て行かないものだから、もしや?と思ってねぇ」

その後、目的の蕎麦屋までの簡単な道順を伺った。
「あそこまでなら、いい運動になるわねぇ~」
おばさんにお礼を言って、いざ蕎麦店へ・・・


平坦な道が多いけど、ところどころ跨線橋があったり、
ゆるやかな上り道だったり・・・
しかし、180度を見渡しながら、街をぶらぶら走るのは、
とっても気持ちが良いものです。
ハァハァの息もハァ~とかワァ~とかに変わるのです。


出発から約45分ぐらいで突然茅葺きの目的店が目に入った。


開店したばかりで店内の座敷に人はまばら。
テーブル上には、まだ誰も蕎麦が運ばれていない。
一緒に注文した身欠きニシンと漬け物が先に運ばれて、
身体をクールダウンさせつつ味わった。


少しずつ店内に客足が増えた頃、板そばが運ばれた。
緊張と希望の一口目。ふわ~っと蕎麦の香りが鼻から抜ける。
硬めの蕎麦は天童で食べているので、
そこまで新鮮な感覚は無いものの、歯応えがしっかりした麺。

率直な感想を言えば、驚くほどの感動は無かった。
でも、店の雰囲気や自転車の心地よい疲労感が、
蕎麦の外側の味付けのように重なって旨かった。満足。

店内はだいぶ混んできて、待合い座敷みたいな所にも、
多くの人が席が空くのを待っていた。
外にも駐車場が空くのを待っている乗用車が数台。

その脇を悠々と自転車を漕いで来た道を戻っていく。
行きの上りは帰りの下り。軽快に速度も上がって心地よい。
道半分ぐらいのところで、レンタおばさんが勧めてくれた建物が見えた。
一応、現地の方にも旨いところを聞いてみたのである。
「どうする?行く?食べる?」
「せっかくだから・・・行く!食べる!」
そんな感じで建物に向かう。


公的な建物なのかな?結婚式場や温泉施設などがあるようだ。
建物に入るなり「温泉ですか?食事ですか?」と店員に声を掛けられる。
「食事です」「じゃあそちらへどうぞ~!」
レストランに行って見本食事を眺めながら、
胃袋と相方と相談する。「入る?」「どうにか・・・」


手打ち板そばと・・・


桑板そばというのを注文した。相方と半分ずっこ。
こちらの板そばも硬めのしっかり麺だけど、
一軒目に比べると細いし食べやすい。
僕の好みとしてはこちらのほうが好きかなぁ~。

桑板そばのほうは弾力のあるむちむち麺。
一口目は「なんだこりゃぁ?」だったけど、
食べ進めていくうちに、弾力のある歯応えが心地よくなり、
「意外にこれ旨いんじゃない?」と言いながら食した。

建物や店内の雰囲気的なものから、
"それほど感"が漂っていたのが逆に旨い効果を上げてくれた。
満腹とか関係なく一軒目と二軒目、どちらを再び食べたいか?
そう言われたら、もしかしたらこちらを選ぶかも知れない。

ロビーで小休憩し、お土産品売場を軽く物色し、
建物の裏手に行って川沿いをのんびり散歩した。


ああ~なんと健康的な一日なんだろう・・・


川の向こうに広がる景色も美しい。
周りには誰~もいません。贅沢に景色二人占め。

ぐるりと敷地を一周して自転車置き場に戻り、
散歩した川沿いを進んで帰り道をショートカット。


橋の中間地点で止まって再び別角度で景色を眺める。


以前、相方が友人と来たときには船下りをしたらしい。
「急流って割には普通だったのよねぇ・・・」
そんな話をして自転車を漕ぎ、再びカメラを構えると、
レンズがグググ・・・と変な動きをして、
シャッターが切れなくなった。・・・ありゃ?壊れた!?

電源を切ったり入れたりしても駄目。
AFをMFに変えるとシャッターは押せるけど、
再びAFに戻すとググググ・・・あちゃぁ~。
レンズを外して再び装着してみる。グググ・・・・
「壊れたの?」と心配顔の相方。
「壊れたかも?」と八の字眉の僕。

橋の上で固まる二人。電源ON、OFFを繰り返す。×。
気を取り直して、レンズを外す、カチッとはめる。
電源を入れる、シャッターを半押しする・・・
シュン!ピッ!「あっ!直った!直った!」
大きく肩で息をして、自転車を漕ぎ始めた。
「あ~ビックリしたぁ~!壊れたかと思ったぁ~!」
「なにかの拍子で、レンズが変になってたのかもねぇ」

帰り道は景色や道が分かるぶん、早く感じられた。
自転車置き場に戻して鍵を軽食店に持って行くと、
朝のおばさんの姿は無かった。
「パートなのかもねぇ」と呟き、若い店員に鍵を返した。
その後は電車時間まで軽食店内の待合い椅子で休憩して過ごした。
と、言うより・・・椅子に腰掛けてTVを眺めていたら、
いつも間にか僕は熟睡してしまったようだ。

腕をこづかれて起こされ、目ぼけ眼でホームへ・・・。
山形市内に戻って一旦下車した。市内散策か?
相方が市内の蕎麦屋も調べていたのを知っていたので、
「どうするの?どっか行くの?」と聞いてみると、
「どうしようかなぁ~」と言いつつ店名を書いたメモを見ている。

「せっかくだから」の合言葉でぶらぶらと相方の調べた店を目指す。
ラー3軒というのは喜多方で何度か経験してるけど、
ソバ3軒というのは初めてである。
そして感覚的、精神的には信じられないのだが、
ラー2軒の後の3軒目を目指す胃袋状態よりも、
ソバ2軒の後(電車移動の時間経過含む)の胃袋状態の方が、
なんというか満腹値がけっこう高いのである。

蕎麦は腹持ちいいのかも?と身を持って知った。


相盛り板そばと・・・


温かい鳥そばを注文。
半分ずっこという事だったが、
どちらかと言えば僕が鳥そば担当で、相方が板そば担当。
板そばは量があるのでガバッと3回ぶんずつ板そばを食べた。

相方は更級そばが旨かったと言っていたけど、
僕の素直な感想は、二軒目が上かなぁ・・・。

ラー3軒も満腹くったくった状態だったりするけど、
ソバ3軒は過去に類を見ないほど、身体が重く、
歩くのが本当に辛いような感じである。歩けないよぅ・・・。
おそらく二度とソバ3はしないであろう・・・。

とりあえず当分は蕎麦から離れてもいいかな?
やっぱ僕らはラー旅が合ってるのかな?
そんなラー愛を語りつつ、ポケットから歩数計を取り出す。
1万歩をゆうに越えているものの、
消費カロリーは250kcalぐらい・・・
脂肪燃焼量は15g・・・ジュウゴグラム?グ・ラ・ムかよ!
そしたらラー二杯、三杯食べたら・・・あちゃちゃちゃ。


写真を撮ってる所を撮られたら、
同じポーズの影相方だった・・・の図。

笑顔はいつもそばにある。お粗末様でした。
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