伊達 純のヒロシマ日記

反戦・反核・反基地などの平和運動、反原発運動、反貧困運動、グローバリゼーションの問題などについてヒロシマから発信する

バルト三国のチェルノブイリ被害者、広島を訪れる

2008年11月11日 14時10分19秒 | 原子力
 少し前のことになるが、10月25日(土)~27日(月)、バルト三国のチェルノブイリ被害者が広島を訪れた。

バルト3国被曝者が広島訪問(中国新聞 '08/10/26)
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200810260036.html

バルト3国・チェルノブイリ被曝者来広(朝日新聞 2008年10月28日)
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000000810280001

 26日(日)に国際会議場の研修室で行なわれた広島の被爆者との交流会には私も参加した。

 そこで感じたことは、バルト三国のチェルノブイリ被害者へのケアはPTSD(心的外傷後ストレス障害)をも含むものであり、日本の被爆者への支援の方が遅れているのではないかということだった。むしろ日本の運動こそが学ぶべきではないかとすら感じた。

 被爆二世へのケアも含めて、より一層、声をあげて行く必要を感じた次第である。

 ちなみにリトアニア・チェルノブイリ運動議長のゲディミナス・ヤンチャウスカスさんは、2003年3月、イラク戦争の直前にも広島を訪れ、宮島への観光に一緒に行ったこともあって、面識があった。

 この日の二次会も楽しいものだった。もし機会があれば、バルト三国に訪れてみたいものである。


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