急性骨髄性白血病の闘病日記

急性骨髄性白血病と戦う妻の日記です

6月13日

2007-06-13 23:08:23 | Weblog
今日から移植に向けた本格的な治療「前処置」が始まりました。
その前に、昨日私が帰った後、妻は緊張のあまり、腹痛となかなか寝付かったそうです。
朝、8時30分に1回目の放射線治療。
この時間は面会時間外のため私は行けないのです・・・・
午前中はまだ何とか大丈夫だったみたいです・・・。
ただ、めまいがするらしいです・・・・。
食事は気分が悪く、摂取出来ない状態。
昼間に入浴を済ませるそうです。
私は昼過ぎに病院に到着したときは、まだ気分が悪かったそうですが
吐いたら気分がよくなったそうです。
午後の治療までの時間があったので少し話はしましたが
「気分が優れない。気持ち悪い。」と。
まだ、このときは声に少しだけ元気がありました。
午後の放射線は移動の際、付き添いました。
移動の際は、一般病棟を通る為、感染予防のために白いシーツを完全に被せての移動。
そして、移動の際、エレベーターも貸切。
で、乗せたときに先生が手を離したときに車椅子が止まらなくて・・・・。
危ない危ない。今、ほんのちょっとぶつかっただけで致命傷になりかねませんので

そして、移動して放射線科へ。
私は外で待機。
治療中はCDを持ち込んで音楽を聴きながらただただジーとしてるだけ。
1時間やって休憩してまた1時間。合計2時間。
途中の休憩時間にトイレに行ったり、吐いたりしていたそうです。

午後の2回目終了後、ガラス越しから様子を見ていましたが
相当つらそうでした
やっとの思いでインターホンで話をすると、「自分でも立ち上がれない。頭がくらくらする。」と。声も元気がありませんでした
放射線治療後は熱が出るらしいのでアイスノンで冷やしていました。
また、その後吐いていました。

その後は横になったまま、寝てしまったのでそのまま帰りました。

今まで、順調なくらいに来ていたので、今日の突然の容態の変化にはびっくりでした。昨日は自分で歩いたり、話したり、食べていたのに・・・・。
おそらくこの病気になってから一番辛い所を見ちゃったかな?

また、明日も午前と午後と放射線治療です。

ところで、今までいろんな白血病の闘病記をPCから閲覧していましたがほとんどが患者様自身が書いていたものでした。
移植前後の様子が「気持ち悪くてそれどころじゃない」というのが今日初めて分かった気がします。