急性骨髄性白血病の闘病日記

急性骨髄性白血病と戦う妻の日記です

6月11日

2007-06-11 20:21:31 | Weblog
今日は病室の移動があった為、午前中から病院に。
夜は仕事なので昼ご飯持参で。
昨日、妻から「移動は9時頃するみたい。」と言われ
病院に到着したら「もう終わったよ。」って・・・・
朝8時30分に終了したそうです。
その後妻は風呂に入り(無菌処置の場合は強制的に1番風呂だそうです)
病室内で準備。
私は外の窓ガラス越しから覗いておりました
今回のお部屋はさらに厳しいチェックが・・・。
なんとですね、持ち物全て消毒するんです
例えば、本とか携帯の充電器などありとあらゆる物を殺菌していました。
とにかく埃を入れない、という趣旨です。
その後、部屋の使用方法について再確認。
窓にはブラインドがついておりますがこれがなんと自動で閉まるのです。
さらに、インターホンで話をする練習や薬の投入方法など
細かい指導でした。
ざっと、1時間くらいは説明を聞いていたでしょうか。
終わってから一緒に荷物の整理。
病室に持ち込めるものが制限されるので、余分なものは自宅へ。
病室には小さい冷蔵庫(その冷蔵庫も500mlの水が4本くらいしか入らないそうです)
と身の回りのものだけしか持ち込めません。
着替えなどは外のロッカーに。
終了後、主治医の先生から
今週の予定を妻と共に聞きました。
水曜日・木曜日に放射線。
金曜日・土曜日に抗がん剤。(キロサイト3000ml)
日曜日・月曜日に抗がん剤(エンドキサン3100ml)
火曜日は無し。
水曜日夕方から移植。
その説明を受けた後、妻は血小板の輸血を行いました。

その間、私は昼食を取り、その後荷物整理。
ここでですね、荷物をどれだけ運んだか紙に記入しなくてはいけないそうで。
これが大変
水が16本。
寝巻き上下が5セット。
半そでのみ3枚・・・・。
などとまるで棚卸状態・・・。
終わってまだ妻が治療中で廊下で待っていると個室病棟から女性が・・。
でも、何で髪が伸びているんだ
と、ちょっと暇そうだったので声をかけると

私:元気そうなのになんで個室入ってるの?
女性:大部屋が空いていなかったんですよ・・・・。
私:あ、そう。見た目若いけどいくつなの?
女性:高校3年生の18歳です。
私:えぇ~!!!
女性:急に病気が判明して入院することになったんです・・・。
私:そうか。がんばってね。

と。

18歳なんて、一番人生で大事な時間なのに・・・。
可哀想だな。でも、頑張ってほしいな。
この病棟に入ると他の人まで励ましてあげたくなります。

で、話を戻すと、病棟に戻ると昼食中。
今日はカレーでした。
まだ、食欲はあります。
全部食べてました。
その後、また廊下に出てきて話をして午後は骨髄検査とカテーテル挿入をしました。

朝からいろいろやる事があって気持ちが張り詰めていたせいか、夜はベッドで泣いていたそうです。
いよいよ、移植日まで9日です。