急性骨髄性白血病の闘病日記

急性骨髄性白血病と戦う妻の日記です

2009.4.13

2009-04-13 22:35:29 | Weblog
きょうは仕事が休みでしたので、午後から面会。
今日は主治医と現在の治療と今後の見通しについて話しました。
まず、頭部の傷の件。
原因は不明。
一番疑ったのはアスペルギルス肺炎が脳に転移したことが疑われたが
これは完治しているので違うとのこと。
次にムコール症の疑い。
これもまだ確定ができておりません。
さらに疑いがあるのが肺カンジタ症

さらに敗血症疑いもあるそうです。

さらに原因を突き止めるには全身のMRIが必要とのこと。
頭の後頭部は神経がたくさんあるところなのであらゆる症状が出るそうです。それだけに原因をつい止めにくいそうです。

で、次にもとの病気である白血病は
今日の血液検査で30%~40%位まで芽球が増加。
本来ならば、これを食い止めるべく抗がん剤治療をするのですが
頭の治療が完治しないと抵抗力が下がるので出来ないとのこと。

で、本来ならば臍帯血移植を行う予定でしたが、
実際は細胞の数が優秀なものがなく断念しました。
今の状態で行えば生死にかかわるそうなので
で、一方、骨髄バンクのほうは一時ドナーが保留していたのですが
ようやく日程調整の段階まで来ました。

今は現治療が完治するのが先か、白血病細胞が増加するのが先か?
という状態です。
あまりにも白血病細胞が上がってくれば抗がん剤治療もやむなし。です。

何とか再移植できるところまで行ってほしい。
妻も必死です。ベッドから洗面台に行くにしてもトイレに行くにしても
なんとか行ける。
ただ、それ以上は無理
でも、食事をフルーツ食に変更してから完食しました。
後はベッドで横になってテレビを見ながら寝ています。

そして最後に、先生から
「万が一の事もあります。」と言われました。
でも、これだけは妻に言えなかった・・・
生きれる可能性がある限りは・・・。