十三のカーネルおじさん

十三に巣くってウン十年。ひとつここらで十三から飛び立ってみよう。

串カツ

2008-01-23 10:03:48 | ジジバカ
 娘の家で串カツを揚げた。家内が孫を連れて京都に母の世話で行っている間、串カツの準備。冷蔵庫の中を探索。牛肉、豚肉、イカ、サツマイモ、かぼちゃ、レンコン。好きなシュウマイは無いがあきらめる。串カツは見た目より材料は少なくて済む。串に一本一本刺していくが、一つ発見。レンコンはねじりながら刺すとうまくいく。
串カツには思い出がある。小学生の時兄が連れて行ってくれた新世界。むんむんとした労働者の中で、サラリーマンになりたての兄の背広姿が違和感があったが、私には誇らしかった。今も店内の雰囲気がよみがえる。十三にも2軒。一つは十三駅の東にあった。高校時代の友とよく通った。いつ行っても満員だったが、ラードで揚げた串カツはカリッとしてうまかった。店の名前は串重だったか、正確には思い出せないが、老夫婦の店で、ご主人が病気になって店はなくなった。もう一軒はバイパスの側の赤のれん。串カツの好きな母と家内と私の三人でよく行った。この店ももうない。
 準備万端、待っていると電話。一緒に連れて行ったクーちゃんが車で眠ってしまったので、そのまま娘の家に連れて行くとのこと。急遽アルミホイルに串カツを包む。パン粉と卵も万が一と用意。下におりると助手席で孫は熟睡中。途中目を覚ますが私が車にいる事が理解できないようで面白い。
 家に着くと、孫の志門が大歓迎してくれる。手を高くあげて、抱っこをねだる。抱っこするとすぐに私の顔の黒子をいじる。不思議なんだろう。
 小麦粉と卵と山いもと生クリームで衣を作り、パン粉をつけただ揚げるだけ。簡単な作業で、みんなが美味しそうに食べてくれるのがうれしい。志門がえらそうにソースを何度もつけて食べているのが楽しい。志門には大阪ではソースの二度づけが駄目なのをまだ教えていないのに気がついた。
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