お散歩

　４月からクーちゃんは保育園にいきます。平日はジージーとお散歩に行けなくなります。今日は平日最後のお散歩に万博まで行きました。クーちゃんは少し風邪気味でいつもの元気さがちょっぴりありませんが、やはり楽しそうです。エキスポの中のD51を見ると大きな声できしゃぽっぽの歌を歌います。自然文化園は今日は訪れる人がいっぱいです。売店の横のソメイヨシノはもう五分咲き。花の時期が終わった梅林には小鳥が群れをなしています。急に雨が降り出し、休憩所に飛び込みました。天井の高い無人の室内で二人で歌を歌いましたが、声が室内に響き、音と遊びました。すぐに雨がやみましたので、外へ出ました。水車の前で(森の水車）の歌をうたいます。「緑の森の彼方から　陽気な歌が聞えます。あれは水車のまわる音耳をすましてお聞きなさい。コトコト　コットンコトコト　コットンファミレドシドレミファコトコト　コットンコトコト　コットン仕事にはげみましょう・・・」水車を後に茶畑の中をかくれんぼしながら歩きます。桃の花が茶の緑といいコントラスト。茶畑を過ぎると、ラッパ水仙が満開で、美しい黄色が目に飛び込んできます。小川を越えるとチューリップ畑が広がります。まだ早咲きの赤いのが咲いているだけですが、もう少したてば壮観でしょう。この後園内を走る「花ぽっぽ」に乗るため戻るため入り口に戻りましたが、途中クーちゃんは面白いことをいいました。太陽の塔の裏の顔を「パパの顔」、表の顔を「ママの顔」と言ったのです。なぜそういったのかわかりませんが面白い。しばらく待ったあと「花ぽっぽ」に乗りましたが、満員の車内は幸せそうな顔でいっぱいでした。やはり春はいい。

栃もち

　重い腰をあげてやっと栃餅にかかりました。去年の秋にあく抜きをした栃を冷蔵庫に置いていたが、冷蔵庫の故障を機に餅つき機を引っ張り出しました。友人宅の枯れ木で作った灰汁で念入りにあく抜きをしたので、苦味がどうなるか楽しみだった。一升のもち米に乾燥した栃をのせ、スイッチを入れた。蒸しあがってみると栃がまだ硬かったが、ままよとそのまま”つく・こねる”の段階に進む。最後のこの段階に時間をかける。つきあがってみると、まだかたまりが残り、豆餅風に仕上がった。栃餅はその粘りが特徴。よく伸びる。苦味も後ろにひっこみ、今年のは家内にもなかなかの好評でした。

ベランダの春

　待望の花にらが今年も咲いてくれました。日当たりのせいか、今年はなかなかその清楚な顔を見せてくれませんでした。今週になってやっと咲いてくれました。もともとは明石の知人宅の広い庭に咲いていたものを株分けしていただいたもので、この花の中には色々な思い出が詰まっています。水遊びをしたり、たけのこを掘ったり、花摘みをしたり、バーベキューをしたり、私の子供二人は存分に遊ばせてもらいました。そんな二人も一人は二人の子供を持つ母となり、ひとりは社会人となり、バリバリ仕事をしてくれています。この花を見るたびに子供たちが幼かった頃の思い出が、その声とともに情景として湧き上がってきます。
　

原子力発電所

　北陸電力志賀原発一号機の臨海事故が発覚してから次々と連鎖的に事故の報告が出てくる。１９７９年にアメリカのスリーマイル島の原子力発電所の事故が世界初の原子力発電所の事故と思っていたが、１９７８年に福島第一原発で臨海事故が起こっていたという。幸いに炉心溶融に至らなかったが、たまたま幸運が重なっただけで、より重大な結果をもたらしたかもしれない。炉心部での核融合は制御棒でコントロールされているが、その制御棒を人間が完全にコントロール出来てない状態がずっと続いていたと思うと非常に恐ろしいことだ。法律で事故の報告義務は課されていなかったというレベルの話ではない。テレビも懲役刑を言い渡された堀江を出す時間があったら、もっと国民に原発事故の恐ろしさを知らせる義務がある。１９８６年のチェルブイリ事故も人為的ミスが重なり、今も子供たちを放射能障害で苦しませている。人間は本当に原子力発電所のような巨大な力を制御できる力を持っているのか。我々の世界は制御できる人間を送り出すような教育環境を持っているのか、どうも確信できない。

孫

　孫を見ているとそのパワーにはただただ脱帽。この小さな体に驚くほどのエネルギーが満ち溢れている。日に日に成長していくさまは、植物の成長点と同じものが隠されているような気がしてしまう。二三日会わないでいると彼女の頭脳は確実に変化している。言葉も感情も大きく成長している。そして何より運動能力が格段に進歩している。ジジババは必死に追いついていこうとするが、ちょっと待ってと言いたくなるほどだ。孫をもたない人たちに言っておくが、君たちは今から体を鍛えておくべきです。孫の成長に力を貸せることは人生にとってこんな素敵なことはないと思う。いっしょに遊び、いっしょに走り、いっしょに学び、いっしょに物を作り、いっしょに歌う。そしていっしょに青空を見ながら昼寝をする。体力があるとこんなことがすべて出来るのです。

朝

　久しぶりに１２時前に寝た。目が覚めると５時過ぎ。久しぶりにブログを書こうとパソコンの電源を入れる。ネットで買ったSOTEC,値段の割りによく動いてくれる。ちなみに獲得金額９０００円。CDドライブは必要なソフトを入れた途端動かなくなったが、その他は順調。まあ満足している。でも立ち上がりに時間がかかるので台所に向かう。コーヒーの準備をしていると、急に味噌汁を作りたくなった。味噌汁の具の小松菜を採りにベランダに出る。種から育てたが、サラダに味噌汁オヒタシにと大活躍してくれている。プランターの小松菜を取っていると、すずめとカラスの鳴き声の間にうぐいすの声。下から聞こえるのだがやはり姿は見えない。口笛で真似をすると応えてくれた。早起きは三文の得を実践したようで気分がいい。
　ジャガイモ、たまねぎ、大根、シメジ、ささみ、うすあげ、豆腐、小松菜を入れた味噌汁を作る。出汁からとれば完璧だがそこまではしない。市販のかつおだしとちょっと昆布茶を入れ、最後に味噌を入れ、完成。朝の一品が出来ました。
　

国民投票法案

　与党は国民投票法案の成立を急ぐのか。教育基本法もしかり日本国憲法改正へただただひた走っている。小泉の郵政民営化のペテンで得た議席を最大限に利用するにはこの時しかないとばかり、突き進んでいる。今の議席を与党に与えた、国民の罪は大きい。自分の子孫が戦争に加担するような道を作ってしまった。イラク特措法は延長され、自衛隊はアメリカの手先として利用され続けている。国会で大量破壊兵器がイラクで見つからないことを追求され、時の首相小泉が「フセインが見つからないからといってフセインがいないといえない」と国会で答弁していたのをテレビで見ていたが、依然として国民はそのときのまま騙され続けている。もう一度再確認したい。今与党が持っている議席は郵政民営化を問うといって得た議席で国民の将来を左右する問題を託したものではないということを。

血圧

　酒を節酒し始め２週間になる。その間に飲んだアルコールはビールが、中ビン一本、酒一合缶ビール一本のみ。体調はすこぶるいい。もともと高血圧気味で病院で降圧剤をもらって久しくなる。一月に入って、午前中は上が１６０近く、下は９０近くになっていた。若い医者はすぐに血圧を薬で解決しようとするが、今の先生は鷹揚で、仕事をおやめになったらもう少し下がるでしょうと大きく構えてくださる。仕事をやめるわけにはいかないので生活習慣を変えることにした。自宅から駅までの往復、まず自転車をやめ徒歩にすること、暴飲暴食をやめ、アルコールは日曜のみ。これぐらいはできそうなので実行。体重も４キロ減量、血圧も上が１３０の半ば、下が７０の後半になってきた。別に苦痛も感じてないのでこのまま続けて見ようと思う。