十三のカーネルおじさん

十三に巣くってウン十年。ひとつここらで十三から飛び立ってみよう。

国歌国旗

2011-05-28 05:22:13 | 世の中
 昔から国歌斉唱、国歌掲揚について何の違和感もない。君が代も唱和するし、日の丸も祝日には掲揚する。しかしこれを人に強制することは全く違う意味あいを持つ。人間の基本的自由、思想良心の自由を奪う行為だ。今大阪府で条例を制定して強制しようとする目的は知事に対し最大の反対勢力を排除することだ。それしかない。君が代を反対勢力排除の踏み絵にする卑劣なえげつない行為に過ぎない。条例の制定は知事にそのような先生方を免職に追い込める根拠を与えることに過ぎない。日本は北朝鮮のような独裁国家ではない。何を勘違いしているのか。ただただ腹立たしい。
 

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霞桜

2011-05-02 12:49:15 | リトルカブ
 先日カブで交野まで。目的は2つ。植物園に笹部新太郎の『櫻男行状』を寄贈すること,霞櫻を見ることのふたつ。植物園の桜山の造成に笹部新太郎が大きく関わったことが最近判明。「笹部新太郎と大阪市立大学植物園の桜山」と題して特別展示も開かれていた。私の持っている本が何らかの役割を果たしてくれたらとの願いであった。
 笹部が植えた山桜も完全に葉桜になっていたが、晩春の八重桜はまだまだ艶やか。関山と似る梅錦の花に体いっぱい覆われ青空を花の間に見えるのも実に楽しい。この日はツアー客もあり、専門家の樹木の説明をしていた。私はちゃっかりタダ見ならぬタダ聞きをしながら、途中までツアー客とご一緒したが、植物園最大の霞桜を探すために彼らと別れた。花を頼りに探してみたが、霞桜はここあそこに見えるも、目指す桜をこの日はついに探せず。今は満開のはずなのにまた宿題が残されてしまった。この宿題は楽しい。シイ型照葉樹林を通っていたら、なにやら不思議な一団。シートの上に枝が山積み。何をしてるのか立ち止まっていると、参加を促され私もシートの上。白樫の葉っぱを枝から取りわけるように言われ、若者と植物の話をしながらの作業。照葉樹林と光合成の関係の調査に参加していたよう。若者も科学者で森林生態学という研究テーマを持った人たち。吉良竜夫という日本の森林生態学のパイオニアの名も初めて知った。昼時になって、弁当までいただいた。竹皮弁当。満足。満足。
        
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