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タイトルが(仮)なんで、タイトル公募してましたが、いいのがこないんでこのまま続行します

久々に棋譜を解説してみる

2017-07-21 02:19:02 | GAME
将棋ウォーズ棋譜(konkon21:三段 vs JUDAU_ASHTA:二段) #shogiwars #棋神解析
しょっぱなから袖飛車という奇策できたので、慎重に三間飛車で迎え撃った。
21手目の居飛車に戻した局面では普通に角が上がって受けの形。
これは先手が一手損の計算になるので実質先手後手入れ替わったことになる。
棒銀対策の形としては十分な体制やと思う。
24手目の香上がりは必須手順で、これやっとかないと後でひびくことになる。
落ち着いて美濃囲いに組んで34手目、角を思い切って1一に引く。
2二角やと2三歩と打たれて、ちとうっとおしい。
のちの3三歩と打たれる手順を想定しての角引きだったのだ。そのための香上がりでした。
47目の3三歩に同角、同銀、同飛、同角、同桂は読み通りの手順。
次の5五角が狙いだった。
3七歩で同桂だと2七歩成りで必勝形。
また3八飛も3九銀で必勝形となる。
したがって同飛車の一手で、同角と交換して銀を繰り出し飛車を打つ。
これが最短手順と用意しておいた手順だった。
相手は金っけがないので寄せ、受けがやりにくい形なのだ。
7四桂を許してしまっては完全に逆転されてしまう可能性があるので、一度と金を払ってからの6三銀打ち。
5五角に5四歩は後の5五桂を消しつつ、角を追い払う一手。
追い払ったらゆっくり寄せに入る。
7五桂には、4二歩。2二飛車成りには3一歩がぴったり受けになってるのだ。
相手の角切りからの桂成りには6一歩で、次の7三銀が大悪手になってしまっている。
2枚替えの上、手には桂と銀が2枚。捕まらない。
4六角に5五銀を打ったわけだが、5五桂も読んでいた。
どちらも有力な手順だが、角をもらえたので3四角と打った。
これは寄せの手順のおぜん立てとともに、上に王を逃がしたときに龍引きの王手を消しているのだ。
この時点で相手に金がないので、確実に逃げ切る自信があった。
あとは詰めろを掛けておいて、銀のすきまを逃げて入玉で終局。

追記
最近は受け将棋に棋風を転換中で、やっと成果が出始めた将棋であった。
若いころのような特攻将棋はさすがにできませんw