ブリヤシ 2019-09-14 22:52:15 | 日記 ヤシ科 コウリバヤシ属 原産地 インド 幹の高さ 10m 幹の太さ 約80cm 掌状葉の直径 約4m 成長速度 遅い 耐塩性 中間? 耐乾性 中間 耐寒温度 約10℃ サイズ 巨大 コウリバヤシ属の中では最も小型だそうですが、それでも巨大です。種子の直径は約1cmで、コウリバヤシ属の品種の中では最小です。一生一回型の開花をします。葉柄に刺が生えています。
タリエラヤシ 2019-09-14 21:11:04 | 日記 ヤシ科 コウリバヤシ属 原産地 インド ミャンマー 幹の高さ 約10m 幹の太さ 約1m 掌状葉の直径 約6m 成長速度 遅い 耐塩性 中間? 耐乾性 中間 耐寒温度 約8℃ サイズ 巨大 ヤシの専門家には、この品種が全植物中最大規模の面積の葉を展開すると指摘するひとが多い印象があります。国内で唯一のヤシの専門書には、マルティアーナヤシの葉が最大と書いてあり、葉柄の全長は10mに達すると書いてありますが、その後タリエラヤシに統合されました。コウリバヤシと同様に一生一回型の開花をします。絶滅危惧種で、野生は絶滅状態だと考えられているようです。葉柄基部はΛ状に裂けることなど、コウリバヤシに似ています。
レコンテヤシ 2019-09-14 21:08:30 | 日記 ヤシ科 コウリバヤシ属 自生地 東南アジア 幹の高さ 約6m 幹の太さ 約1m 葉柄の長さ 約6m 成長速度 遅い 耐乾性 中間 耐寒温度 12℃? サイズ 巨大 コウリバヤシが最も巨大な掌状葉を展開するという記述が多いですが、この品種の葉柄が一番長くて、葉柄の長さと掌状葉の大きさは比例することが多いので、断定する自信はありませんが、この品種の掌状葉が最も巨大なのではないかという感じがします。同属中この品種だけは葉柄基部の幹への接着部が裂けません。同属中最も寒さに強いらしいですが、沖縄などの南洋諸島が限界と思われます。種子の大きさも同属中最も大きく、発根後は根が深く伸びます。幹が6mくらいに達すると開花し、開花結実完熟後はすべての養分を使い果たして枯死します。幹の頂部から巨大な花梗が伸び、成長点は花梗の基部で占領されてしまい、その後は新葉が展開できません。このような、打ち上げ花火のような一生一回型の開花をする品種は他にもあり、全植物中最も長い葉を展開するラフィアヤシ属の品種など、巨大な葉を展開する品種が多いです。
コウリバヤシ 2019-09-14 21:08:11 | 日記 ヤシ科 コウリバヤシ属 原産地 インド スリランカ 幹の高さ 10m 幹の太さ 約1m 掌状葉の直径 約5m 成長速度 遅い 耐塩性 中間? 耐乾性 中間 耐寒温度 約10℃ サイズ 巨大 ヤシのサイトや洋書によると、全植物中最も面積の広い葉を持つという記述が多いです。一生に一度しか開花せず、いったん開花結実完熟すると、植物内のすべての養分を使い切って枯死します。このような、一生一回型の開花をする品種としては、羽状葉の全長が10~20mくらいに達するラフィアヤシ属や、やはり巨大な二回羽状複葉を展開するクジャクヤシ属の品種のように、巨大な葉をもつ品種が多い印象があります。葉柄に鋸状の刺が生えており、葉柄基部の幹の接着部はΛ状に裂けて幹につながっています。種子の直径は2cmくらいで、コウリバヤシ属の品種の中では最も発芽が容易です。
ブルサッチヤシ 2019-09-14 11:23:25 | 日記 ヤシ科 サバル属 自生地 キューバ・ジャマイカ 幹の高さ 約10m 幹の太さ 約60cm 掌状葉の直径 約2m 成長速度 遅い 耐塩性 中間 耐乾性 地植えして根が深く張っていれば強い 耐寒温度 約-4℃ 適地 日当たりがよく、排水も良好な場所 サイズ 大型 オニサバルとカササバルに酷似しているらしいですが、やや小型のようです。その一方で、米国のサバル愛好者の掲示板の中には、こちらのほうが大きいという記述も散見されます。高木になると枯れ葉は脱落するようになります。サバル属の品種は亜熱帯産でもかなりの耐寒性を発揮しますから、この品種も関東以西の暖地では露地越冬できそうです。サバル属の品種はなぜか亜熱帯に自生している品種でも寒さに強いのですが、幹が土中に沈み込むという性質も関係しているのかもしれません。土中は空中ほど冷え込まないですし、 その一方で、露出している掌状葉もあまり寒害を受けませんから、それだけでは説明できないような気もします。本当の理由が何なのかは不明です。知っている人がいたら教えてください。