EXOTIC GARDEN

耐寒性の亜熱帯植物の紹介や、その他諸々の話題を取り上げていきます。

FW800用のセンターキャップの入手に成功した

2019-09-06 21:18:36 | 日記
 FOSTEXのFW800の中古が格安で入手できるという情報を得て車で買いに行ってきた。往復300Kmを超え、こんなに長い距離を走ったのは初めてだ。尻が痛くなってしまった。後部座席を前倒しにし、上向きに置いて取り付け穴に紐を通して動かないようにして運んだ。トランクから室内まで持ち上げて運んだのだが、ひ弱なのでたいへんだった。腰痛になりそうなほどだった。安いので当然といえば当然だが、エッジに数箇所破れがあり、以前使用していた人が、センターキャップを破いてしまい、部品が入手できないので、オーディオ店の人がセンターキャップを除去した後、おそらくアルミ缶から作ったと思われるが、センターキャップ状の小さめの部品を接着したとの話だった。ご覧のとおり、機能上は問題ないとはいえじつに恰好悪い。測定してみると、本来のセンターキャップの直径は約16.5cmあり、ヤフオクで同じ寸法のセンターキャップが出品されていたが、接着剤が除去
できないので大きさが足りない。接着剤を多めに使用すれば覆い隠すことも不可能ではないが、やはり段差ができて不自然だ。ネットで海外のオーディオ部品のサイトをいろいろ調べたり、「セカイモン」で検索したりしてようやく見つかった。
 すくなくともセンターキャップの直径は19cm以上もなくてはならず、こんな大きなものがありそうもないと悲観的だったが、なんといきなり直径が25cmほどのセンターキャップがあると返答してきた。こんなに大きなセンターキャップを使うような巨大なサブウーハーが海外にあるとは知らず、というか、いまだにそんな巨大なユニットの存在は知らないが(その後、アレックスその他の巨大なウーハーの存在を知った)、それにしても、世界、というか米国は広いものだと感心した。手続きに手間取ったが、ようやく入手することができた。やれやれだ。とりあえず中央部に置いてみたが、予想以上に似合う。というよりも、本来のセンターキャップよりもコーン紙との比率が良くてこちらのほうが好ましいくらいだ。このユニットの放射状のリブのデザインが気に入らないのだが、購入してみると写真で見たほどには気にはならなかった。扇状のコーン紙を別々に抄紙して、あとからリブ状の部分で接着しているらしい。裏側にはリブ状のものは付いておらず、裏側で接着してもらいたいものだ。
 センターキャップが黒ということもあり、放射状の部分を目立たなくするために、コーン紙専用の塗料を購入して塗装する予定だ。
 400リットルのエンクロージャーに取り付けてあるユニットは取り外して、2個のFW800を壁バッフルに装着して使用する予定で、その設計や手順について検討しているところだ。これは購入後知ったことなのだが、このユニットの適正なエンクロージャー容積は約7500リットルに達するらしい。あまりにも容積が大きいうえに、1000リットル以下のエンクロージャーだと、50Hzくらいから減衰してしまい、壁バッフルに取り付けたときの特性とは別のユニットほどの違いがある。バスレフ型にしても多少低域が持ち上がるだけであまり変わらない。これらの諸事情により、壁バッフルとして使用することにした。工作の過程や手順などは、これから画像付きで紹介していく予定だ。