EXOTIC GARDEN

耐寒性の亜熱帯植物の紹介や、その他諸々の話題を取り上げていきます。

宇山洞

2021-11-19 21:53:56 | 日記


 宇山洞に入洞したときのことを書いてみます。
 上の画像は、左側は近所のおっさんで、右側はおかんです。洞口がでかすぎて、画面に収まらず、幅と高さは、それぞれ約20mもあるらしく、日咩坂鐘乳穴の洞口の幅と高さがそれぞれ約7mと約15mあるのに対して、こっちのほうが大きいのですが、近くから見上げた印象では、日咩坂鐘乳穴のほうが迫力がありました。目の錯覚でしょう。宇山洞の洞口は、高さこそ秋芳洞よりもやや低いものの、幅も高さと同じため、面積ではこっちのほうがでかそうです。国内で最大かどうかは不明ですが、洞口の面積では最大規模であるのは確実ではないかと思われます。
 入洞してから20mくらい進むと、急に洞内が狭くなっており(青の矢印)、洞床の中央あたりが溝になり、流れ込んだ水が小川のような状態になっており、深さは20~30cmくらいあったような記憶があります。入洞してからしばらくは幅と天井までが広くて、奥に向かって左側に、直径が2mくらいありそうな岩が数個壁の手前のでっぱり(高さは2mくらい)の上に乗っかっており(下側の右の図の紫と左の図の紫の矢印)、重量はすくなくとも10トン以上はありそうな気がしました。こんなにでかい岩が自分で登っていくということはありませんし、いたずらで設置したということもなさそうですので、崩落したとしか考えられません。

 確率的に、入洞中に崩落して直撃することはほぼ0でしょうが、ぞっとしました。そこから少し奥のほうに、向かって左側に石灰棚があり(左の図の赤)幅は3mくらいで、2段階くらいで、段差は30cmくらいありました。すぐ近くまで行って眺めましたが、この程度の大きさの石灰棚をすぐそばで観察できたのは初めてで、これだけでも入洞した価値がありました。画像をお見せできないのが残念です(再度入洞したら、もちろん撮影してくる予定です)。水はなく、からからに乾燥していました。まさに天然の芸術品で、こんな造詣が出来上がるというのはほんとに不思議で、神秘的なものを感じました。

(とりあえず今回はこれくらいで終了します。続きはまた今度書きます。)

ありがとうございました。








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