今夜も一杯! 昭和浪漫

日常生活の中で温故知新に焦点をあてて書いてます。

1年前のフェースブックに投稿した懐かしい記事

2023年06月11日 13時33分47秒 | 当時の皇太子殿下
来週の経営者向け講義資料を作成するために、自分の貴重な体験談を思い出しながら懐かしい出来事をまとめてみた。
1990年は大阪鶴見で花博があり、オープン1カ月前から泊まり込みで据付後の機械の試運転に着手し、オープン日の4月1日の1週間前には終了して、開幕を待つだけだった。しかし、
オープン2日前の3月30日に天皇陛下(当時は皇太子)が、お見えになり、山のエリアの頂上まで自分が取り付けた傾斜型の動く歩道に乗るという事で、先導役として一緒に乗って説明をしながら上まで行った。順序は自分が先頭で、皇宮警察、皇太子、大阪府警、マスコミ各社の順。自分と皇太子の間に皇宮警察の護衛の責任者がいたので声が届くように大声で説明した。登る前の予定は降りる時は階段のはずが、下りる時も利用したいという宮内庁の急な依頼で、またしても同乗して見学の感想を聞いてみた。
翌日の3月31日は、時の総理だった海部総理に説明することになり前日同様に、先導役を担当した。
皇太子の護衛は私服警官が80名+大阪府警の警察官で合計300名近くが警備していたのに、海部総理の時は僅か2名のSPと数名の警察官で大きな差があった。
警備責任者に『警備人数が昨日と大違いですね!』と言えば、すぐに『総理大臣の代わりはいくらでもいるからね!』という即答には驚くと同時に笑ってしまった。それにしても2日間で天皇陛下と総理大臣に説明できたのは貴重な体験でした。
翌4月1日は高円宮妃久子様のご案内、さらに多くの有名人や芸能人をご案内した。6カ月の会期中に動く歩道のシステムの説明した人でもVIPの数は300名以上だった。本当に良い経験でした。会場が大阪でしたので桂三枝さん以下、吉本興行の芸人だけでも数十名は来場されたのが懐かしい。