今夜も一杯! 昭和浪漫

日常生活の中で温故知新に焦点をあてて書いてます。

吉永小百合さんと石坂浩二さん

2024年05月20日 15時16分38秒 | 気がついた事
懐かしい番組を思い出した。写真のような55年前の1969年にNHKの大河ドラマ『天と地と』である。当時は自分が渋谷のNHK放送センターの前にあるビルの日本コンピュータ学院(現在の会社名は株式会社ランドコンピュータ)に半年間通っていた。当時習ったのはマシン語とFORTRANとコボルだったが、勉強になったのはフローチャートを描くことだった。この年に第一回情報処理試験があり、学校の講師が問題作成者でもあり、今考えると試験方法が奇想天外で面白かった。臨時講師が「日本のロケットの父」であり、ベストセラーの『逆転の発想』を出版した糸川英雄さんで、毎回の講義も、まさに天才だと思える楽しい内容で強烈なインアクトがある。また本人がメモ魔だという話は参考になった。
このビルの上からNHKの正門が見えたし、正門まで徒歩数十秒なので、ドラマの主人公の『石坂浩二』さんと『吉永小百合』さんがテレビ局入りするのを近くで何度か見た懐かしい記憶がある。
この5年後には就職し、ハードウェアとソフトウェアの設計業務に付き、1974年には日本初のコンピュータを同僚3人と設計し、喫茶店に置く業務用で卓上型のゲーム機も設計した。まだ任天堂が花札しか製造していない時代だった。人間同がファミコンを発売したのが、9年後の1983年なので、随分時代の先端を走っていたと思う。

有名人には憧れない事!

2024年02月13日 18時57分33秒 | 気がついた事
サラリーマンの現役の時は、機械式駐車場の営業を担当していた。非常に高価な設備なので顧客は高級マンションがある麻布や中目黒や渋谷の松濤町や神山町、六本木や白金が多かった。納入後にトラブルがあると、メンテマンが24時間駆けつけ修理するわけだが、修理後に不動産会社経由で呼び出され、迷惑をかけた人の家に直接謝罪に訪れる事が多かった。
納入台数が増えるにつれて初期トラブルも増えてくる。多いときは年間で50回以上のペース位はあった。なぜ訪問して直接謝罪したかと言うと、相手が有名人や著名人なので、本人でなくマネージャーや家族が怒りで、謝罪に来いという事がほとんどだった。

訪問時間は相手が指定する時間なので、だいたいテレビや撮影が終了した深夜である。
そのトラブルのお陰で、誰が何処に住んでいるかは、著名人数百人は知っている。テレビや映画で見る雰囲気と違い、直接会って話をすると、まったく別人のような性格の男性や女優さんも多かった。逆に良い人も少しはいた。本人は許してくれても奥さんが逆上しやすい人もいたので、芸能人と言ってもこんなカップルで共同生活しているのかと思うと夢が覚めてしまう。有名人には阿古上がれない事が一番。

懐かしい辻君のニュース

2023年12月29日 10時01分49秒 | 気がついた事
久しぶりに辻くんのニュースを見つけた。大学時代は同じ宮崎大学の2年後輩で彼は応用物理学科で、エレキバンドではドラム担当だった。大学卒業後はサラリーマンはせずにミュージシャンで生活をしていた。一時期は「ジャッキー吉川とブルーコメッツ」の二代目キーボードとしても活躍した。驚くのは英語の歌がうまい、高い声がでる!ビートルズやポールやレッドツェッペリンのリードボーカルの音程の声が簡単に出る。もう異次元のボーカリスト。
その後も付き合いは継続してきたが、自分が入院した前後から、ここ数年は会っていない。数年ぶりに年賀状を出すことにした。写真は2か月前のもの。写真はブルーコメッツ時代

樹木の寿命って何年なのか

2023年10月26日 15時10分03秒 | 気がついた事
一体、樹木は何年生きるのだろうという単純な疑問がいつもあった。
インターネットで調べても、植物の樹木は何歳まで生きるのか明確な数値がなく良く分からない。根の部分に水の供給と、根の部分が傷付かないように守られると結構長生きすると言われている。
たとえば春に咲く桜ソメイヨシノは樹齢60~80年程度と言われている。しかし枝垂れ桜は300年程度と長生きする。さらに1000年を超える桜もあるという。一体同じ桜なのに、なんの違いがあるのだろう?
日本で古い樹齢の木と言えば、屋久島の屋久杉が約2000年以上と古いが、世界を見るとさらに凄い樹齢が多い。
写真の米国カリフォルニア州のロスから北に車で4時間程度の距離にあるセコイア公園にある木も2300~2700年は経過している。つまり有史以前から生えていることになる。
さらに世界で凄いのはスェーデンにある樹木の“ドイツトウヒ”『ドイツ松』は樹齢9550年。もう感動も通り越して呆れるしかない。生物という括りなら、動物と比較される植物だが、樹木には死(枯れ)が無い不老不死の木もあるという事になる。建築材料として木が永年使われてきた歴史も納得できる。

AIに推理小説を書かせてみた。良い出来だとおもう。

2023年07月02日 05時58分52秒 | 気がついた事
AIが30分ほどで書いたミステリー小説です。
パソコンが、これくらい書けるなら小説家という商売は成立しない気がする。あと数編書かせてみます。

タイトルは「赤い部屋の殺人」です。


雨の夜、高級マンションの一室で、女性が殺された。被害者は佐藤美咲という名前で、有名な画家だった。彼女は赤い部屋と呼ばれるアトリエで、首を絞められて死んでいた。部屋には彼女の作品が飾られていたが、その中には一枚だけ、まだ完成していない絵があった。それは彼女が殺される直前に描いていたと思われる、赤いドレスを着た女性の肖像画だった。
警察が駆けつけると、部屋には他に誰もいなかった。しかし、ドアには鍵がかかっておらず、窓も開け放たれていた。警察は窓から侵入した犯人が、彼女を殺して逃げたと推測した。しかし、窓から見えるのは高さ十メートルの崖で、そこから登ってくるのは不可能に近かった。また、部屋には犯人の足跡や指紋などの証拠も見つからなかった。
事件を担当することになったのは、刑事の山田太郎という男だった。彼は若くて有能な刑事で、推理小説が好きだった。彼は現場を見て回りながら、事件の謎について考えていた。
「赤い部屋の殺人か……」彼はつぶやいた。「これは難事件だな。被害者に敵対する人物はいなかったそうだし、動機もわからない。しかも、どうやって犯人はこの部屋に入って出て行ったんだろう?」
彼は部屋の中央にある絵画用のイーゼルに目をやった。そこには未完成の肖像画が置かれていた。彼はその絵に興味を持ち、近づいて見てみた。
すると、彼は驚いたことに気づいた。絵の中の女性は赤いドレスを着ているが、そのドレスには何か書かれているようだった。彼はよく見ると、ドレスには小さく英字で「HELP ME」と書かれていることがわかった。
「これは……」彼は息を呑んだ。「まさか、これが被害者からのメッセージなのか?」
彼は絵を持ち上げて裏を見てみた。そこには何も書かれていなかった。しかし、彼は絵の端に小さな穴が開いていることに気づいた。穴から覗くと、壁の向こうに何か光るものが見えた。
「これは……」彼は驚きの声を上げた。「これは一体何だ?」
彼は壁を叩いてみると、壁が空洞であることがわかった。彼は壁を押すと、壁が開き、隠し扉が現れた。
「隠し扉だ!」彼は叫んだ。「犯人はここから入って出て行ったんだ!」
彼は隠し扉を開けて中に入ってみた。そこは狭い通路で、暗くてほとんど何も見えなかった。彼は懐中電灯を持っていたので、それをつけて進んでいった。
通路は曲がりくねっていて、どこに繋がっているのかわからなかった。彼はしばらく歩いていると、突然、前方から声が聞こえてきた。
「誰だ?」
声は男性のもので、怒っているようだった。彼は声の方に向かって行った。すると、そこには一人の男が立っていた。男は黒いスーツにサングラスをかけていて、手には拳銃を持っていた。
「お前は何者だ?」男は彼に向かって銃口を向けた。「ここはお前が来るところじゃないぞ」
「私は警察だ」彼はバッジを見せた。「お前はこのマンションの住人か?」
「そうだ」男は言った。「俺はこのマンションのオーナーだ。お前は何の用だ?」
「オーナーか……」彼は思わず呟いた。「それなら、あなたは佐藤美咲さんを知っていますか?」
「佐藤美咲?ああ、あの画家か。俺は彼女に部屋を貸してやったんだ。なぜだ?」
「彼女が殺されました」彼は言った。「赤い部屋で首を絞められて死んでいました」
「なんだと!?」男は驚いたように叫んだ。「それは本当か?」
「本当です」彼は言った。「そして、あなたが犯人ではないかと疑っています」
「俺が犯人だと!?」男は激怒した。「何を根拠にそんなことを言うんだ!?」
「根拠はこれです」彼は言って、絵を見せた。「これは被害者が殺される直前に描いていた絵です。この絵にはあなたの名前が書かれています」
「俺の名前?どこに?」男は絵を見てみた。「ああ、これか。これは俺の名前じゃないぞ。これは英語で助けてくれという意味だ」
「そうですか?」彼は言った。「では、この穴は何ですか?この穴から壁の向こうにあるものが見えますよ」
「穴?壁の向こう?」男は不審そうに言った。「何のことだ?」
「これです」彼は言って、壁の向こうにあるものを指さした。「これを見てください」
男は壁の向こうを見てみた。そこにあったのは、金庫だった。金庫には大きく数字が書かれていた。
「これは……」男は驚愕した。「これは俺の金庫だ!どうしてここにあるんだ!?」
「それがわからないのですか?」彼は言った。「これが事件の真相です。あなたは佐藤美咲さんに部屋を貸してやったと言いましたが、それは嘘ですね。あなたは彼女をこの部屋に監禁していました。そして、彼女に絵を描かせて、それを高値で売りさばいていました。
「これが事件の真相です。あなたは佐藤美咲さんに部屋を貸してやったと言いましたが、それは嘘ですね。あなたは彼女をこの部屋に監禁していました。そして、彼女に絵を描かせて、それを高値で売りさばいていました。彼女が描いた絵の代金は、この金庫に隠していました」
山田刑事はそう言って、金庫を指さした。金庫には大きく「1億円」と書かれていた。
「それは違う!」男は必死に否定した。「俺は彼女に部屋を貸しただけだ!彼女は自分から絵を描きたがっていたんだ!俺は彼女の絵を売ってやって、そのお金を彼女に渡してやったんだ!」
「本当ですか?」山田刑事は言った。「では、なぜ彼女は助けてくれというメッセージを絵に書いたのですか?なぜ彼女は赤い部屋から出られなかったのですか?」
「それは……」男は言葉に詰まった。「それは……彼女が病気だったからだ!彼女は外に出ると危険だと思っていたんだ!俺は彼女のために赤い部屋を作ってやったんだ!」
「病気ですか?」山田刑事は言った。「どんな病気ですか?診断書や処方箋などの証拠はありますか?」
「証拠なんていらない!」男は怒鳴った。「俺が言ってることが真実だ!お前は俺を陥れようとしてるんだろう!」
「陥れるつもりはありません」山田刑事は言った。「ただ、真実を知りたいだけです。あなたが無実なら、証明できるはずですよね」
「証明できるも何も……」男は言おうとしたが、その時、銃声が響いた。
「うわあ!」男は悲鳴を上げて倒れた。胸に血の染みが広がっていた。
「何だ!?」山田刑事は驚いて振り返った。すると、そこにはもう一人の男が立っていた。男は白いシャツに黒いネクタイをしていて、手には拳銃を持っていた。
「誰だお前!」山田刑事は叫んだ。「何で撃ったんだ!」
「すまなかったな」男は冷静に言った。「でも、仕方なかった。あの男が生きていると、俺の計画が台無しになるからな」
「計画?何の計画だ?」山田刑事は言った。
「それは教えられない」男は言った。「でも、お前も知りすぎてるから、殺させてもらう」
「待て!」山田刑事は言った。「お前こそ何者だ?佐藤美咲さんとどんな関係があるんだ?」
「関係?ああ、そうだな」男は笑った。「俺と佐藤美咲さんとの関係を知りたいか?それなら教えてやろう。俺は……」
男は言おうとしたが、その時、突然、赤い部屋のドアが開いた。
「山田さん!」という声が聞こえた。ドアから入ってきたのは、女性の刑事だった。彼女は山田刑事の相棒で、鈴木花子という名前だった。
「鈴木さん!」山田刑事は驚いた。「どうしてここに!?」
「山田さん、大丈夫ですか!?」鈴木刑事は言った。「私はあなたの後を追ってきました。このマンションには他にも怪しい人物がいるようです。この男もその一人ですか?」
「そうだ」山田刑事は言った。「この男は佐藤美咲さんを殺した犯人だ。そして、あの男も関係者だ」
山田刑事は倒れている男を指さした。鈴木刑事は驚いて見た。
「あの男は……」鈴木刑事は言った。「あの男はこのマンションのオーナーじゃないですか!?」
「そうだ」山田刑事は言った。「彼も佐藤美咲さんを監禁していた。そして、彼女に絵を描かせて、それを売っていたんだ」
「なんてこと……」鈴木刑事は言った。「でも、なぜこの男が彼を撃ったんですか?」
「それは……」山田刑事は言おうとしたが、その時、白いシャツの男が動き出した。
「くそっ!」男は言って、拳銃を構えた。「邪魔するな!」
男は二人に向かって発砲した。山田刑事と鈴木刑事は素早く身をかわした。
「撃ち返せ!」山田刑事は言った。「この男を逮捕しろ!」
二人は拳銃を取り出して、男に向かって撃ち始めた。男も応戦した。
銃声と弾丸が通路に響き渡った。赤い部屋の殺人事件の真相が明らかになるかどうか、それは山田刑事と鈴木刑事と白いシャツの男の勝負にかかっていた。
「くそっ!」白いシャツの男は言った。「弾が切れた!」
男は拳銃を捨てて、逃げようとした。しかし、その時、山田刑事が飛び出してきた。
「逃がすな!」山田刑事は言った。「お前は佐藤美咲さんを殺した犯人だ!」
山田刑事は男に体当たりした。二人は地面に倒れ込んだ。
「離せ!」男は言った。「俺は殺してない!」
「嘘つけ!」山田刑事は言った。「お前は佐藤美咲さんと何の関係があるんだ!?」
「それは……」男は言おうとしたが、その時、鈴木刑事が駆け寄ってきた。
「山田さん!」鈴木刑事は言った。「大丈夫ですか!?」
「鈴木さん!」山田刑事は言った。「この男を捕まえてくれ!」
「わかりました!」鈴木刑事は言った。「手錠をかけます!」
鈴木刑事は男の手首に手錠をかけた。男は抵抗したが、無駄だった。
「やめろ!」男は言った。「俺は悪くない!」
黙れ!」山田刑事は言った。「お前は佐藤美咲さんを殺した犯人だ。そして、あの男も関係者だ」
山田刑事は倒れている黒いスーツの男を指さした。彼はこのマンションのオーナーで、佐藤美咲さんを監禁していた。
「あの男も関係者?」鈴木刑事は言った。「どういうことですか?」
「この通路にある金庫を見てくれ」山田刑事は言った。「この金庫には佐藤美咲さんが描いた絵の代金が隠されている。あの男は彼女に絵を描かせて、それを売っていたんだ」
「なんてこと……」鈴木刑事は言った。「でも、なぜこの男が彼を撃ったんですか?」
「それは……」山田刑事は言おうとしたが、その時、白いシャツの男が笑った。
「それは教えてやろう」男は言った。「俺と佐藤美咲さんとの関係を知りたいか?それなら教えてやろう。俺は……彼女の夫だ」
「夫!?」山田刑事と鈴木刑事は驚いて叫んだ。
「そうだ」男は言った。「俺と佐藤美咲さんは結婚していた。でも、彼女には秘密があった。彼女は……国際的な犯罪組織の一員だったんだ」
「犯罪組織!?」山田刑事と鈴木刑事はさらに驚いた。
「そうだ」男は言った。「彼女は絵を描くのが好きだったが、それは趣味だけじゃなかった。彼女は絵に暗号を隠していたんだ。その暗号は、犯罪組織の情報や指令だった。彼女は絵を売って、その暗号を仲間に伝えていたんだ」
「なるほど……」山田刑事は言った。「だから、彼女は赤い部屋から出られなかったのか。あの部屋は彼女の隠れ家だったのか」
「そうだ」男は言った。「俺は彼女の秘密に気づいてしまった。俺は彼女を愛していたが、彼女は俺を裏切っていた。俺は彼女に問い詰めたが、彼女は何も言わなかった。それどころか、俺を殺そうとしたんだ」
「殺そうとした?」鈴木刑事は言った。
「そうだ」男は言った。「彼女は俺に絵を見せて、その中に暗号を書いていた。その暗号は、俺を殺せという意味だった。彼女は仲間に俺を殺させようとしたんだ」
「それで、あなたは何をしたんですか?」山田刑事は言った。
「俺は……」男は言った。「俺は彼女を殺した。俺は彼女の首を絞めて、赤い部屋で死なせた。そして、窓から逃げ出したんだ」
「窓から!?」鈴木刑事は言った。「でも、窓から見えるのは崖じゃないですか!?」
「そうだ」男は言った。「でも、俺には秘密の道があった。この通路の先にあるんだ。この通路から崖の下に降りられるんだ。俺はそこから逃げ出したんだ」
「なるほど……」山田刑事は言った。「でも、なぜあなたは戻ってきたんですか?」
「それは……」男は言った。「それは……佐藤美咲さんが死んでも、絵が残っている限り、俺の命は危険だったからだ。俺は絵を全て破壊しようと思って戻ってきたんだ。でも、その前にあの男に見つかってしまった」
「あの男というと……」鈴木刑事は言った。
「このマンションのオーナーだ」男は言った。「彼も犯罪組織の一員だった。彼も佐藤美咲さんと同じく、絵に暗号を隠していた。彼も絵を売って、犯罪組織に金を送っていたんだ」
「なんてこと……」鈴木刑事は言った。「でも、なぜあなたが彼を撃ったんですか?」
「それは……」男は言った。「それは……彼が俺に気づいてしまったからだ。彼が俺に銃を向けてきたんだ。俺も銃を持っていたから、撃ち返したんだ。そして、お前達に見つかってしまった」
「そうですか……」山田刑事は言った
山田は事件の解決に向けて、赤い部屋での状況を再現しようと決めた。彼は佐藤夫妻とゲストたちに協力を求め、彼らに事件当日の行動を再現させることにした。
「田中さんが赤い部屋に入ったのは、午後3時頃だったということですね。では、私が田中さんになりかわって、部屋に入ってみます。皆さんはそれぞれ、当時の場所に戻ってください」
山田はそう言って、赤い部屋のドアを開けた。部屋の中は暗く、カーテンが閉められていた。山田は机に座り、絵画を見るふりをした。そのとき、山田は机の上に置かれていた本棚の影から、細い糸が垂れ下がっているのに気づいた。
「ん?これは何だ?」
山田は糸を手に取り、その先を辿った。すると、本棚の奥に隠されていた小さな穴に繋がっていた。穴からはもう一本の糸が出ており、それは天井に張られた滑車にかけられていた。滑車からはもう一本の糸が垂れ下がっており、それは部屋の外に向かって伸びていた。
「まさか……」
山田は驚きながらも、糸を引っ張ってみた。すると、穴から何かが落ちてきた。それは絞殺用の紐だった。山田は事件の仕組みを理解した。
「これが……これが殺人トリックか……」
田中は赤い部屋に入って机に座ったとき、本棚の影から垂れ下がっていた糸を引っ張ってしまった。すると、穴から紐が落ちてきて、田中の首に巻きついた。そして、部屋の外からもう一本の糸を引っ張ることで、紐が締め付けられて、田中は絞殺されたのだった。
「すごい……すごすぎる……」
山田は感嘆しながらも、部屋から出た。ゲストたちが驚きや恐怖で固まっている中、山田は事件の真相を説明した。
「これで分かりましたね。この事件は自殺ではなく他殺です。そして、部屋の外から糸を引っ張った犯人は……」
山田はゲストたちを一人一人見回した。すると、伊藤が青ざめて言った。
「私だ……私がやったんだ……」
山田は事件の解決に向けて、赤い部屋での状況を再現しようと決めた。彼は佐藤夫妻とゲストたちに協力を求め、彼らに事件当日の行動を再現させることにした。
「田中さんが赤い部屋に入ったのは、午後3時頃だったということですね。では、私が田中さんになりかわって、部屋に入ってみます。皆さんはそれぞれ、当時の場所に戻ってください」
山田はそう言って、赤い部屋のドアを開けた。部屋の中は暗く、カーテンが閉められていた。山田は机に座り、絵画を見るふりをした。そのとき、山田は机の上に置かれていた本棚の影から、細い糸が垂れ下がっているのに気づいた。
「ん?これは何だ?」
山田は糸を手に取り、その先を辿った。すると、本棚の奥に隠されていた小さな穴に繋がっていた。穴からはもう一本の糸が出ており、それは天井に張られた滑車にかけられていた。滑車からはもう一本の糸が垂れ下がっており、それは部屋の外に向かって伸びていた。
「まさか……」
山田は驚きながらも、糸を引っ張ってみた。すると、穴から何かが落ちてきた。それは絞殺用の紐だった。山田は事件の仕組みを理解した。
「これが……これが殺人トリックか……」
田中は赤い部屋に入って机に座ったとき、本棚の影から垂れ下がっていた糸を引っ張ってしまった。すると、穴から紐が落ちてきて、田中の首に巻きついた。そして、部屋の外からもう一本の糸を引っ張ることで、紐が締め付けられて、田中は絞殺されたのだった。
「すごい……すごすぎる……」
山田は感嘆しながらも、部屋から出た。ゲストたちが驚きや恐怖で固まっている中、山田は事件の真相を説明した。
「これで分かりましたね。この事件は自殺ではなく他殺です。そして、部屋の外から糸を引っ張った犯人は……」
山田はゲストたちを一人一人見回した。すると、伊藤が青ざめて言った。
「私だ……私がやったんだ……」
第五話
伊藤の告白に、山田とゲストたちは驚愕した。伊藤は事件の動機と経緯を語り始めた。
「私は田中さんに恨みがあったんです。彼女は私の妻と不倫していたんですよ。私はそれを知っていましたが、黙っていました。なぜなら、私も不倫していたからです。私の愛人は、中村さんなんです」
伊藤は中村に視線を送った。中村は顔を赤らめてうつむいた。
「私と中村さんは、佐藤さんの山荘に招待されたときに出会いました。そのときから、お互いに惹かれ合ってしまいました。でも、私たちはそれぞれに配偶者がいました。だから、秘密にしていました。でも、田中さんはそれを知っていました。彼女は私の妻に手紙を送って、私たちの不倫を暴露しようとしたんです」
伊藤は怒りを露わにした。
「私はそれを阻止するために、田中さんを殺すことにしました。そして、この山荘での滞在中に、殺人トリックを仕掛けました。赤い部屋の本棚の裏に穴を開けて、紐と糸を仕込みました。そして、部屋の外から糸を引っ張ることで、紐が落ちて田中さんの首に巻きつくようにしました。そして、事件当日の午後3時半頃、図書室から出て散歩したふりをして、赤い部屋の窓の近くに行きました。そこで糸を引っ張りました。すると、部屋の中から田中さんの悲鳴が聞こえました。私はすぐに逃げて、図書室に戻りました。それが私の犯行です」
伊藤は涙ながらに自白した。
「私は申し訳ないと思っています。でも、私は中村さんが好きなんです。彼女と一緒になりたかったんです」
山田は伊藤の話を聞き終えて、深くため息をついた。
「伊藤さん……あなたは愚かなことをしましたね。あなたが田中さんを殺したことで、何が解決したというのですか?あなたも中村さんも不幸になるだけですよ」
山田はそう言って、警察に電話した。
「もしもし、警察ですか?こちらは山田太郎と申します。佐藤一郎さんの山荘で起きた殺人事件の件ですが……」
警察が山荘に到着し、伊藤を逮捕した。伊藤は自分の罪を認め、反抗しなかった。中村は伊藤に別れを告げると、泣き崩れた。佐藤夫妻は事件の被害者と加害者の両方と親しかったことから、深い悲しみに暮れた。鈴木は事件の衝撃から、しばらく言葉を失った。山田は事件の解決に満足しながらも、人間の愛と憎しみの奥深さに感嘆した。
「これで事件は終わりましたね。皆さん、お疲れ様でした」
山田はそう言って、ゲストたちにお礼を言った。
「山田さん、ありがとうございました。あなたがいなかったら、私たちはどうなっていたか分かりません」
佐藤は山田に感謝の言葉を述べた。
「いえいえ、私はただ仕事をしただけですよ。でも、この事件は本当に残念なことでしたね。田中さんも伊藤さんも、幸せになれるはずだったのに……」
山田はしみじみと言った。
「そうですね……でも、人間の心は難しいものです。愛することも憎むこともできるのですから……」
佐藤は哀しげに言った。
「それでも、私は愛することを選びますよ。美和子さん、あなたもそうですよね?」
佐藤は妻の美和子に微笑みかけた。美和子は佐藤の手を握り返した。
「もちろんです。一郎さん、私はあなたが大好きです」
美和子は佐藤に愛情を込めて言った。
「私もです。美和子さん」
佐藤と美和子は幸せそうに抱き合った。山田は二人の姿を見て、微笑んだ。
「良かったですね。二人とも」
山田はそう言って、山荘を後にした。
(完)

子供の頃に習った 掛け軸の知識

2023年03月08日 16時27分21秒 | 気がついた事
料亭を経営していた叔母から幼稚園時代に習ったことで、斬新だったのは日本家屋の
床の間に飾る、掛け軸についての説明。今でも鮮明に覚えている。この知識は大人になってお店の日本座敷を使用するときは、仲居さんに講釈ができる位の知識を持っていた。
叔母の料亭では座敷に飾られている以外に押し入れにも常に50~60本以上は積み上げられていた。掛け軸は“常時飾り”の品物でなく、季節飾りが多く、飾り付けには特に厳しかった。
掛け軸はTPOに応じて交換するのが常識で、興味が無い人が見ても、掛け軸の違いは分からないと思う。
分かりやすく言うと、お正月なら門松を飾るべきなのに、まだクリスマスツリーを置いているのと同じくらいの、季節感の差があるのが掛け軸の季節飾り。
季節感が無いのが常時飾り。しかし、掛け軸はかけっぱなしにすると伸びきってしまうので
やはり定期的に交換して巻き戻すことも重要。常時飾りの代表的なものに「ふくろう」の絵がある。縁起物の言われるのが読み方。
フクロウとは、不苦労、福来朗、福老のように幸運を呼ぶ当て字を持つ鳥として飾られる。

娘と新居浜の親戚と

2023年02月25日 19時11分28秒 | 気がついた事
自分が32歳の時の新居浜の写真が出てきた。まだ若いのにビックリ。赤いジャンパーが自分。
左が父親で、長い間、住友化学の総務課長をしていたが定年前には住友化学と住友鉱山の社史の2つを編纂していた。祭りの衣装を着ている自分の娘を抱いてくれているのが、叔父の白石捷一。
自分が幼稚園の時に新居浜市長をしていて良く車に乗せてもらって色んな場所に連れて行ってくれたのは覚えている。叔父からは新居浜の歴史を教えてもらった。叔父の父親である白石誉二郎(西条市出身)も市長をしていたので、福田さん、中曽根さん等自民党の政治家が、東京から叔父に教えを乞うために新居浜に来て大江にあった叔父の家に立ち寄っていたので、自分しか知らない新居浜の話も多い。いずれFBでも思い付いたら書いていこうと思う。

CMの女王

2023年02月13日 06時58分51秒 | 気がついた事
最近は芦田愛菜(18)さんをテレビCMで見ない日がないほど大活躍している。
昔、芦田さんのお父さんに会ったことがある。自分が60歳を過ぎてから働いていた企業のY社長が、かつては芦田さんと同じ会社で芦田さんの上司として働いていた。たまたまY社長と関西地区に二人で出張の機会があり、二人で神戸三宮の駅前にあった勤務場所(三宮支店)を訪問して、3人で話をしたのを思い出した。娘さんと奥さんは東京住まいで、本人は神戸住まいの逆単身生活で楽しんでいる話を聞かせてもらったのが懐かしい。みんな住友マンなので共通する事が多いので、気楽に会話ができたのを覚えている。

昨日はバースデーケーキを4個を食べました。

2023年02月11日 05時19分47秒 | 気がついた事
お店の人に、今日は誕生日ですと言ったら、お店からのお祝いのバースデーケーキですと
、予期していないマカロン風ケーキ2個と、どら焼き風ケーキ2個の合計4個が運ばれた来た。

悲しいかな、サイズが小さい。写真の自分の指の大きさと比較しても1個の直径が15センチでなく
、15mm程度。4個食べても普通のシュクリーム1個の4分の一より小さくて、本当に食べた気がしなかったのが残念。
しかし味はマカロンとどら焼きでした。

日本プルデンシャル保険の河野さん

2022年11月12日 17時01分43秒 | 気がついた事
久しぶりにネットで河野さんの写真を見つけた。銀座のピアノバーで一緒にカントリーソングを歌った時代が懐かしい。当時はお互いに、どこの会社で何の仕事をしているのか知らなかった。よく来ていたもう一人のお客様の高橋さんも正体不明な存在だった。自社ビルを建て,竣工式に招待されはじめて誰なのかを知った。今は引退されていると思うが、会社の売上を見ると1兆1千億となっている。本当に頑張ったと思う。