□第1試合
智弁和歌山 200 004 110 8
佐___渡 000 100 000 1
【投手】
(智): 青木、古田
(佐): 鎌田
智弁和歌山が快勝。佐渡も5回までは2対1と粘りを見せたが、6回表に智弁和歌山が満塁のチャンスから道端が走者一掃の三塁打などで4点を奪い、突き放した。智弁和歌山の先発・青木は、8回12奪三振の好投。
□第2試合
総合技術 000 000 000 0
履正社_ 200 000 02X 4
【投手】
(総): 伊田
(履): 渡辺
履正社の左腕・渡辺が6回表1死までノーヒットの好投で主導権、そのまま零封勝ち。左を6人並べた総合技術だったが、左腕・渡辺の前に2安打と沈黙。初回の守備の乱れが失点となり、流れに乗れぬまま、試合を終えてしまった。
□第3試合
國學院久我山 103 000 120 7
九州学院__ 430 000 001X 8
【投手】
(国): 川口
(九): 大塚
九州学院がサヨナラ勝ち。九州学院は序盤で7得点。その後抑えられたものの、9回裏の2死3塁からワイルドピッチで3塁走者が生還し2回戦進出を決めた。國學院久我山は、先発の川口が立ち上がりを攻められ大量失点したのが誤算。3回表までに4点を返し、7回に1点、8回に2点を加点して同点まで詰め寄ったが、9回はあっけなく三者凡退に終わり、その裏の逆転サヨナラを許して終わった。最後の暴投やパスボールも含めて失策が6つと、試合を作れなかったのが敗因。9回裏も2死まではテンポよくアウトを重ねたものの、1番溝脇のレフトフライをレフトが目測を見誤った形で3塁打にしてしまったことも痛かった。終盤には九州学院の大塚を捉えだしていただけに、悔やまれる内容だ。
◇◇◇
國學院久我山はまたも甲子園初勝利はお預け。ただ、あれだけ失策を重ねては勝機も逃げてしまう。夏にリヴェンジを期待したいところだが、日大三と同地区の西東京だけに、ここは1勝しておきたかったところだった。それでも、エース川口は2年生ということもあり、今後の成長に期待したい。
