2014年も半月が過ぎ、さまざまなところで移り変わりがあり、改めて新たな年が始まったんだなあと実感する今日子の五郎、違った今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
さて、我らがFC東京もチームを去る人来る人の大まかな陣容が見えてきましたので、2014年1月17日現在の移籍動向についてまとめておきたいと思います。
◇◇◇
≪移籍情報≫
【IN】
マテウス (←SEヴィトーリア〈ブラジル〉/期限付)
羽生直剛 (←甲府/期限付期間満了により復帰)
椋原健太 (←C大阪/期限付期間満了により復帰)
梶山陽平 (←大分/期限付き期間満了により復帰)
エドゥー (←遼寧足球倶楽部〈中国〉)
幸野志有人(←長崎/期限付期間満了により復帰)
武藤嘉紀 (←慶應義塾大学)
平岡翼 (←作陽高校)
松田陸 (←びわこ成蹊スポーツ大学)
圍謙太朗 (←桃山学院大学)
【OUT】
長谷川アーリアジャスール(→C大阪)
中村北斗 (→大宮)
林容平 (→岡山/期限付移籍)
重松健太郎(→栃木)
丸山祐市 (→湘南/期限付移籍)
平松大志 (引退)
大竹洋平 (→湘南/完全移籍)
平出涼 (→富山/完全移籍)
ネマニャ・ヴチチェヴィッチ(→未確定)
ルーカス (引退)
◇◇◇
なんだか出ていく方が有力という印象が拭えないですが……。まあ、新たな監督にもなるし、これまで不完全燃焼だった選手たちの予想以上の大いなる奮起を期待しようではあ~りませんか。
ただ、こうやって見ていると、チームを去る人の方には歌い甲斐のあるチャントを持つ選手が多い気がします。そこで、チームを離れる人への新天地での(現役の選手はFC東京戦以外の)活躍を祈って、チャントでお別れしようかな、と思います。
まずは、引退を撤回してまで戦ってくれたルーカス。

Culture Club - Karma Chameleon
ルーカスのチャントの元ネタは、“カーマカマカマ…”のフレーズでおなじみのカルチャー・クラブのヒット曲「カーマは気まぐれ」ですね。カルチャー・クラブやデュラン・デュラン、ワム!など〈第2次ブリティッシュ・インヴェイジョン〉ドハマりな世代にとっては青春そのもののナンバーな訳ですが、それが東京のレジェンド、ルーカスのチャントとして歌われていたことは嬉しい限りでした。このチャントは、“キング・オブ・トーキョー”ことアマラオのチャントを受け継いだものでもあったので、今後、東京のレジェンドとなる選手に受け継がれたらいいなあと思います。
ちなみに、カルチャー・クラブの中心メンバーとして活躍したボーイ・ジョージですが、いろいろスキャンダルまみれにはなりましたが、最近、約18年ぶりにオリジナル新作をリリース(2013年10月リリースのアルバム『ディス・イズ・ホワット・アイ・ドゥ』)して、結構な評判になっているようです。
Boy George - King Of Everything
Boy George - My God
カルチャー・クラブ時代と違って声はしゃがれてしまったけど、UKらしいメロディアスなサウンドはなかなか美味ですね。
次に、長谷川アーリアジャスール。天皇杯準決勝でPKを失敗して、FC東京の天皇杯優勝からのACL出場はなくなったかと思いきや、リーグ4位ながらも棚ぼた式でACL出場権を獲得したC大阪に移籍するという、ね。(苦笑)

荻野目洋子 「恋してカリビアン」
アーリアのチャントの元ネタは“荻野目ちゃん”こと荻野目洋子の「恋してカリビアン」。たぶん、応援歌として耳にした最初は、当時西武ライオンズ(現・福岡ソフトバンクホークス監督)の秋山幸二の応援歌でしょう。かなり中毒性のある楽曲なので、日本代表でもよく歌われてましたね。(“○○のゴールが見たい~♪”という感じで)
ちなみに、それに関してなんですが、2002年の日韓W杯でのこと。折角だから生でW杯を観戦しようと、チケットを探したんですよ。さすがに日本戦は無理だったのですが、さいたまスタジアム2002で行なわれるカメルーン対サウジアラビアの試合のチケットを入手することが出来、バックスタンド中央寄りのなかなかの良席で観戦していたのです。そこでは、“ボマちゃん”ことエムボマもいたし(年上だと思っていたら同級生だったことにかなり愕然とした記憶が…爆)、周りは老若男女カメルーンを応援する多くの日本人たちでいっぱいだったんです。カメルーンの国旗の色をあしらったフェイスプリントとかして。確かに、手足が長く身体能力の図抜けたカメルーンの選手たちのプレーは目を奪うものが多かったのですが、天邪鬼な自分は「同じアジア人として、サウジアラビアを応援しよう」と思いながら劣勢を強いられるサウジアラビアの選手たちを追っていたところ、後ろの方から一人の男性が、突然、(「恋してカリビアン」のメロディで)
サーウジのゴールが見たーいィィィー
と歌い出したんです。でも、周りはほとんどが“カメルーン、カメルーン”の大合唱。それでもその男性は“サーウジのゴールが見たーいィィィ”とガラガラな声で歌うのです。そこで、それなりに大声と言われる自分も、思い切って参加。彼が歌う後に、輪唱っぽく、
サーウジのゴールが見たーいィィィー(見たーい)
見たーい(見たーい)、見たーい(見たーい)
サーウジのゴールが見たーいィィィー
ラララーラーララーラーァァァ!!!!!〈一緒に…爆〉
とピッチ上と同様に圧倒的な劣勢でありながらもその見知らぬ二人同士で歌い続けてました。すると…なんということでしょう。(ビフォーアフター風)少しずつ、自分たちの歌に合わせて手拍子する人たちが増えてくるじゃないですか。その人たちをよく見ると、多くが白い民族衣装や顔からサウジアラビアか中東、イスラム、アラブ系とわかる人たちでした。
で、結局、試合はエトオのゴールでカメルーンが1-0で勝利したんですが(その前の試合でサウジアラビアはドイツ相手に0-8の大敗を喫していたので、よくやった方だと思います)、試合終了してほどなく、サウジアラビアないしは中東出身と思われる二人組が自分のもとへツカツカと歩み寄ってきて、「日本、ウレシイね。小野、ヤサシイね、アリガトね」(その時自分は小野伸二のユニを着て応援してました)と声をかけられ、握手を求められました。(笑)
そして、その光景を見た別の中東系の人が次々とやってきて「オノ、アリガト、オノ」と肩とか叩かれまくったのは、今となってはよき思い出です。(爆)
あ、アーリアの話がどっかにいってしまいましたね。(爆)
このチャントはセレッソでも歌ってもらいたいけど、どうやらミスターセレッソの森島のチャントらしいのです。(そういわれてみれば、“モリシのゴールが見たーい”って感じは聞いたことがあるな) なので、そのまま森島チャントが使われるかどうかは微妙だと思いますが。ただ、アーリアの場合は、
ただ名前を連呼するだけなのに、中毒性を発揮する絶妙さ
があるので、セレッソサポーターには是非検討してもらいたいところです。(笑)
ところで、昨季途中までFC東京に所属していたのに、監督の起用方法が……と言うセリフを残してイギリスへ戻っていたあの選手が、どうやら浦和へ移籍するようです。李忠成ですね。彼のチャントも中毒性がありました。

LMFAO - Shots ft. Lil Jon
“リ!リ!リリリ! リ!リ!リリリ! リ!リ!リリリ!”
“タダナーリッ!”
これはまさに“アガル”系のチャントでした。でも、浦和で歌われることはないだろうなあ。
まあ、それにしても“クランク・キング”リル・ジョンのやかましいことったらありゃしない。(爆)
打って変わって、今度は新加入の選手がどんなチャントになるのかも楽しみなところ。目玉としては、以前シャルケで“うっちー”こと内田篤人とチームメイトだったエドゥーですね。でも、エドゥーはたぶんこれでしょう。

カブキロックス ~お江戸~
空が飛ぶ 街が飛ぶ
雲を突き抜け星になる
火を噴いて 闇を裂き
スーパーシティが舞い踊る
O・EDO OEDOが二人を抱いたまま
O・EDO OEDOが空を飛ぶ
これがですよ、
空が飛ぶ 街が飛ぶ
雲を突き抜け星になる
火を噴いて 闇を裂き
スーパーゴールが舞い踊る
Oh!エドゥー! エドゥーのゴールで揺れる街
Oh!エドゥー! エドゥーが勝ちを呼ぶ~
になるんじゃないかと。(ウソ)
これはカブキロックスの「お江戸」ですが、その元ネタはご存知、ジュリーこと沢田研二の「TOKIO」です。
沢田研二 - TOKIO
これはすでにFC東京のチャントとしても使われているし、TOKIOと江戸(FC東京とエドゥー)というコラボ・セットでいいんじゃないかと。(笑)
もう一人の外国人、マテウスはディフェンダーだからゴールを期待させるチャントは違うと思うし、まだピンとくる楽曲も浮かばないので、もうちょっとマテウス。
…
…
…
でた!これが言いたかっただけだろ的な締め方&ドヤ顔…でどや!(恥)
まだ、加入する噂もあるみたいなので、もうちょい全容が明らかになるまで様子見したいと思います。今年は楽しくチャントが歌える試合が一試合でも多くなりますよう。
以上です、キャップ。



