
上位人気は、アイポッパー、メイショウサムソン、デルタブルース、マツリダゴッホ、トウカイトリックあたりか。
しかし、1番人気でも4倍を切らないという混戦ぶり。どの馬にも不安要素があって、多くの馬に食指が動く。
アイポッパーは、安藤勝己を鞍乗に迎えた。前走阪神大賞典Vと盾制覇に最短距離にいるが、過去2度の出走も連対なく、高齢7歳であること。そして切れがそれほどないことがネック。
メイショウサムソンは実績では一番だが、長距離への対応がどうかというところ。菊花賞はソングオブウインドに0.7秒差の4着に敗れた後、JC、有馬記念と2400、2500mのレースに6、5着と中距離馬のイメージが残る。
デルタブルースは菊花賞馬。長距離は問題なく、3走前にはオーストラリアでのメルボルンC(3200m)でも優勝している。ただこの馬はズブいのが最大のネックで、中段から後方にいたのでは勝負にならない。スムースに前でしぶとい競馬が出来るかどうかが岩田の手綱にかかっているといえる。また前走より斤量が軽くなっているのは、唯一この馬だけである。
マツリダゴッホは、今年に入ってAJCC1着、前走休み明けの日経賞はネヴァブションの3着と上昇気配。最も勢いのある4歳ということで、メリットも多い。だが、やはり中距離馬というイメージで、長距離レースで中距離で見せた鋭い切れ味が見せられるかどうかというと、やや疑問である。
トウカイトリックは、ステイヤーズSでアイポッパーの2着、ダイヤモンドSでVと長距離には絶好のスタミナ自慢馬。ただ、阪神大賞典でアイポッパーに1キロ軽いながらも2着のドリームパスポートを差せなかったところに、決め手の弱さが感じられる。
それ以外では、ネヴァブションは4歳で3戦連続Vと勢いが止まらないが、4走前の菊花賞ではソングオブウインドに1.2秒差の10着と、長距離そして前走より斤量2キロ増が気になるところ。トウショウナイトは、好走はするもののなかなか勝ちきれないところ。騎手の武士沢が大舞台でどう乗るかがカギ。
言い出すとキリがないが、展開によってガラリと変わると思われる今回。
馬券は手広く買っておいた方がいいかもしれない。
上記以外で気になるのは、京都巧者ファストタテヤマ、状態ピークのアドマイヤタイトルあたりか。
【予想】
◎ 10 トウショウナイト
○ 06 メイショウサムソン
▲ 15 デルタブルース
△ 08 アイポッパー
△ 02 ファストタテヤマ
△ 05 アドマイヤタイトル
△ 07 トウカイエリート
◇◇◇
【結果】
1着 06 メイショウサムソン(石橋)
2着 16 エリモエクスパイア
3着 12 トウカイトリック
4着 08 アイポッパー
5着 10 トウショウナイト
終わってみれば2冠馬が実力を出したということか。
1、2着は4歳馬で、4、5歳が強いこのレースのデータ通りということですか。
今回はメイショウサムソンからの馬単流しとトウショウナイトからの馬単流しを購入。トウショウナイトは-12キロが痛かったかも。体重が減ってるのはいいとしてもねぇ。
ああ、ファストタテヤマじゃなくて、エリモエクスパイアにしとくべきだったな。神戸新聞杯でドリームパスポートと0.2差の6着、ダイヤモンドSでトウカイトリックと差なしの2着ってことを考えると買える馬なのに…しかもファストタテヤマが23倍でエリモエクスパイアが42倍っていう。
いやぁー当て時だったのに、これは痛い。
春のGIシリーズいまだ的中なし。
ま、来週頑張ろう。
