*** june typhoon tokyo ***

オグリよ永遠に

■ オグリ死す

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 “芦毛の怪物”として1980年代後半に競馬ブームを巻き起こした立役者、オグリキャップが7月3日、北海道・新冠の優駿スタリオンステーションで放牧中に脚部骨折。重傷でそのまま天国へ旅立った。25歳。

 地方競馬の笠松競馬からJRAへトレード。ペガサスステークス、毎日杯、京都4歳特別、ニュージーランドトロフィー、高松宮杯、毎日王冠と怒濤の6連勝。次の天皇賞・秋でタマモクロスに敗れたが、有馬記念でリヴェンジ。その後、マイルCSを制し、ジャパンカップではホーリックスとレコード同タイムの2着。翌年は安田記念を優勝するも連敗が続き、ジャパンカップで不甲斐ない11着となると、「もうオグリは終わった」とさえ言われた。
 だが、引退を賭けての有馬記念では、武豊を鞍上に有終の美を飾る優勝。中山競馬場の大“オグリコール”は競馬史に残る名場面だ。

 個人的には1番人気に手を出したくない穴馬派なので、あまりオグリの馬券を買うことはなかったが、ジャパンカップの時は、日本で一番の馬と海外で一番強そうな馬の1点勝負、枠2-2を買って当たった記憶がある。2枠同士で、タイムが2分22秒2と“2”づくしのレースだった(1着はホーリックス)。

 そしてラストランの有馬記念。追いかけていたホワイトストーンとヤエノムテキを中心に買っていたのだが、ホワイトストーンが押し出される感じで1番人気となり、ヤエノムテキは岡部を振り落として放馬したという……。(苦笑) 「ああ、オレの有馬は終わったな」と思ってたところ、オグリの復活劇を目にすることが出来た訳です。

オグリキャップ 1990有馬記念
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 解説・大川慶次郎の「ライアンッ! ライアンッ!」で有名なレースですが、実況の(確か)大川アナウンサーも「オグリ1着! オグリ1着! ……右手を挙げた武豊、オグリ1着!」と言っているんだけど、よく見ると武豊は左手を挙げているんだよな。相当興奮していたんだろうね。まぁ、興奮するよな。

 このレースは、歴代の有馬記念の中でも好きなレースの3つのうちには入るかな。リアルタイムで見ていたのも大きいけど。
 ちなみに、1番はこれです。

1993 有馬記念
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 このレースは中山で生で見ていたのですが、この時の歓声は物凄かった。
トウカイテイオーの馬券は買っていたのですが、本線がホワイトストーンとエルウェーウィンだったので……(ホワイトストーンはビリ、エルウェーウィンはブービーという逆当たり馬券だったり)。(苦笑)

 直線でビワハヤヒデにトウカイテイオーが並びかけるとき、ビワがチラッとテイオーをチラ見してる(気がする)。“うぇ、マ、マジで!?”みたいに。(爆)

 かつて岡部が乗っていたトウカイテイオーが、この時岡部が乗っていたビワハヤヒデを負かすというストーリーも、因縁というかなんというか。

 堺アナウンサーの「ダービー馬の意地を見せるかッ」っていう実況もまたいいですな。
 
  

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