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日々是無線

無線と普段の生活雑感

神聖なる周波数

2007-06-02 09:28:20 | Weblog

自分が勝手にそう思っているのだが、14.195MHzや21.295MHzはDXウィンドウとして普通は空けておくだけでなく、よほどの理由がない限り相手(珍局)と交信する場合はここでのラグチューは控えるようにしている。上級免許を取って初めて14メガにでたときからは特に、これらの周波数で声を出す時(呼ぶとき)は緊張感をもって臨んでいる。

今朝8時半ごろ、14.198MHzに4W6AAV(東ティモール)が出ているとクラスタにあったので聞きにいってみると、あの神聖な周波数から何やらBCらしき音が流れていた。AM変調にして見いてみるとVOA(アメリカの声)というIDが聞こえるが別の言語(中国語?)も聞超えたりよく分からない。こちらの興味はその上の4WなのですぐにQSYしたが、9時くらいまでしばらくは聞こえていたと思う。

誰かのイタズラなのか、それとも大きな組織(国家等)からのものなのか分からないが、他の周波数でのものならともかく、ここでの妨害(違法)電波は許されてはならないものだと思うし、またこういうことを何とかして欲しいと我々がお願いできる機関が、今「事実上」存在していないことは非常に残念でならない。せっかくの休みなのに最悪の週末のスタートを迎えてしまいました。


ZLスペシャル

2007-03-11 10:35:24 | Weblog

FMラジオ用にうん十年振りにZLスペシャルを作ってみました。

材料は
・300オームのフィーダー線・・・エレメント用に約4m(他に給電用に適宜)
・画鋲(エレメント固定用)

とりあえずホームセンターへと向かいました・・・。
1件目のC店には、なんと売ってないではないですか。今や同軸ケーブルに取って代わってしまったようです。
仕方なく2件目のK店へ。こちらにはありましたが、メートル売り(計り売り)ではなくて5メートルで袋に入っていました。今後入手できないといけないので店にあった3袋全て購入して帰りました。

さて、アンテナ解析ソフトはあるのですが使った事がないので、アンテナハンドブック(CQ出版社)を参考に各寸法を計算しました。共振周波数を80メガヘルツとして、

ラジエター ・・・1.67m
リフレクター・・・1.70m
フェーズライン(エレメント間隔)・・・0.41m

で作り、天井に画鋲で止め聴いてみました。

仮設置ですが、一番の目的だったS市のコミュニティラジオが受信できました。


ただ、昔作った時に聴こえたFM東京(TOKYO FM)が全く聴こえなかったのは不思議です。受信機は以前はV社製3バンドのラジカセ。今はS社ミニコンポのチューナーです。受信機の性能の差なのでしょうか。それとも送信場所が変わったのでしょうか。当時は地元民放FM局がなかったので、受信できた時にとても感動したのを今でも思い出します。

導波器をつけるともっと感度が上がるようです。受信だけですから結構アバウトでも聴こえます。もちろん屋外用の市販アンテナには負けますけど・・・。


エアチェックしてみました

2007-03-03 14:51:25 | Weblog
朝、行くはずの床屋が臨時休業だったので時間が空いてしまいました。
そこで、周辺のコミュニティ放送の受信をしようと出かけました。

とりあえずネットで周波数をチェック。カーラジオをつけて出発です。

すると自宅出発時にもうS市の局が入感しています。後で家のラジカセで聴いてみたのですが、よく聞こえませんでした。カーアンテナの性能も侮れません。

今日の目的は自宅から東にあるS市の局とK町の局です。

自宅→T市→K市→M町→S市まで行って戻ってきました。

どちらの局もT市に入るとよく受信できました。これなら自宅でFM専用アンテナをつければよく聞こえそうです。

今日の調査での収穫は、あの出力(20Wだそうです)でも聴取可能エリアは結構広いということ。
あと、参考にならなかったのは、内容は普通のFM放送とあまり変わらなかったこと。せいぜいCMとお知らせ関係にかなりローカル色があったのが楽しめたぐらいです・・・。

一時期はやった「ミニFM局」(免許のいらない合法局)でもロケーション次第では結構なエリアがカバーできそうです。試しにやってみる価値はあります。

少なくとも免許を取るには3年かかるそうですから、試験的に「ミニFM局」やってみるのも面白いかもしてませんね。またメッとで情報集めたいと思います。

「コミュニティ放送」が気になる

2007-02-26 20:58:54 | Weblog

たまたま韓国語の学習サイトを調べていたら、神戸に「FMわぃわぃ」というラジオ局があることを知りました。

あの阪神・淡路大震災の時、皆情報の収集に苦慮したのですが、特に外国人は大変だったようです。

その教訓がきっかけとなって2つのミニFM局が母体となって出来たのがこの放送局だそうです。

ちなみにこのような「コミュニティFM局」は全国に約200局もあるようです。

放送出力は10Wなので、カバーできるエリアは限られていますが、地域の情報発信基地として現在でも局数は増えているようです。

私の住む街も外国人が多いのですが、彼らが欲しい情報の多くは日本語であり、生活は楽ではありません。また、郊外型複合大規模店舗がどんどん作られた結果、中心市街地の空洞化現象も進んでおります。

コミュニティ放送の制度化の背景から、、既存の放送局とは異なり「住民の情報発信の場」としの地域メディアとしての役割がより強く求められているそうです。

私の地元にもこんな放送局があればいいなぁと最近よく考えます。上に挙げた外国人だけでなく、お年寄りや外に出られない体の不自由なかた、街の活性化に頑張る商店街などなど、情報の欲しい人、情報を発信したい人が集まる交流の場としての存在意義は大きいと思います。

ただ、資金や経営のことだけでなく、電波を使うために開局するには総務省の免許が必要で、結構大変です。

何はともあれ、今度、周辺のコミュニティ放送局が受信できるエリアに行って、実際に放送を聞いてみようと思います。


達人になるには

2007-02-24 10:19:42 | Weblog

どのジャンルにも「達人」と呼ばれる人がいます。

そんなことでもいいから、一度は
「○○の達人」
なんて呼ばれてみたいものです。

以前、NHKテレビハングル講座のキム・ジナ先生がおっしゃっていた言葉を思い出しました。
それは、どの達人にも当てはまる「共通点」が2つあるとの事。

ひとつは、
「はじめは皆初心者だった」
ということ。
もうひとつは、
「皆、それを続けた」
ということ。

特に2番目は「言うは易し」ですが、なかなか出来ないことです。

 

逆に、最近「続けていない」ことで、昔出来たものが出来なくなっていることが多いです。

例えばワープロばかり使っているので漢字を忘れてしまったり、カラオケのお陰で歌詞を忘れるとか、録音できるからといってラジオ講座を聞かなかったりとか・・・。

全て、世の中が便利になったゆえのもの。皮肉なものです。

最近では、そんな人のために某DSに代表されるゲーム感覚で「脳トレ」できる便利なものも出てきています。

昔は先人の教えを頼りに「達人」を目指したものが、今や「達人」への案内人はゲーム機になってしまったようです。