日々是無線

無線と普段の生活雑感

1日15分の英会話

2006-05-28 14:23:40 | 外国語

ごかん・語幹・語感・五感・・・。

ワープロで「ごかん」と入力して変換すると、いろいろな漢字が出てきます(結構の確率で正しく変換してくれる最近のワープロに感心しました)

○「語幹」

文法用語のようです。「語根(ごこん)」と表記している本もあります。
対応する言葉は「語尾(ごび)」です。

普通に母語を習得した人が別の外国語を学ぶ場合、「文法」が外国語習得(読む書く聞く話すができる意味)の強力ツールであることは議論の余地はないと思います。

正直「文法」は楽しくありません。でも、この最初の「山」を越えるとすばらしい未来が待っています。4月から学習をスタートした場合、ちょうど今ぐらいが「辛い上り坂」なのです。

語尾活用は規則的なものをまずマスターします。変格活用は出てきたらそのつど覚えます。1回では絶対無理なので何度も何度も辛抱強く覚えます。

○「語感」「五感」

ここで覚えるのに単に本を「読む」だけではダメです。手で書き、その文字を声に出し、発音を聞いて確認していく記憶に定着します。

 

ココから話はちょっとそれます。

私たちが綺麗な景色を見たり、クラシック音楽のような優雅な音楽を聴いたとき、自然と勝手に「うつくしい」と思い、口が動きます。これは私たちの全ての感覚が感じて言葉を発しているからです。

机に向かってテキストを見て、CDやテープのネイティブの音声を聞いて勉強しているのに、いざしゃべろうとすると口が思うように動かない・・・。頭の中にはたくさんの単語や構文があるのに・・・という方が多いようです。まして自分は単語や構文の知識は並以下ですから、もっとダメなはず。

でもせいぜい中学で習う単語程度でなんとかコミュニケーションは取れるのです。それはアマチュア無線等で日頃から(簡単ではあるが)会話をしているからだと最近気が付きました。つまり、大体毎日英語を話しているということが大事だと。

最近良く聞くラジオに「NHKラジオ 徹底トレーニング英会話」というのがあります。たまたまラジオから流れていたのを聞いたのですが、番組進行が非常に軽快で、15分があっという間に過ぎていきます。たまたま本屋で6月号のテキストを見かけたのでパラパラ見てみました。普通の日常会話ですのでビジネス英会話のような難しい単語はありません。でも、実際聞いてみると聞き取れないいんですよこれが。

自分のレベルではちょっと、いやかなり高いかな?とも思いましたが、最近は録音して聞いています。講師の岩村圭南氏は、常に「英語は練習すればするほど上手なる」「毎日短時間でも(集中して)練習することが大切」とおっしゃっています。

まさに「継続は力」「ローマは一日にして成らず」です。昔から言い古されたこの言葉こそ、外国語習得の「王道」です。

この番組には聴き方があります。といっても、簡単なことです。

岩村先生の「リピーティング」「ロールプレーイング」「ディクテーション」「オーバーラッピング」という指示が出たら、そのとおり声に出し、紙に書き取ってみるのです。

やってみると分かりますが、結構できなくて凹みます。

ディクテーションはともかく、テキストがあるにもかかわらず思うようにしゃべれないのには歯痒い思いがします。でも、これも何日かするとスムーズにしゃべれるようになります(意味が分かっているかどうかは別として)。「英語の筋肉」を鍛えるトレーニングなんだそうです。

文法の説明は最小限で、あくまでも「スピーキング」に重きが置かれていますが、リスニングやライティリングにも効果がありそうです。

1日わずか15分。お昼の時間帯にも放送があります。ぜひ一度お聞きください。

 

 


夜間のハイバンド

2006-05-24 20:09:20 | DX

最近仕事のほうも落ち着いてきて、早めに帰宅できるようななりました。

昨日、今日と21メガを聞いてみると、結構出ているのですね。
昨日はCN(モロッコ)、今日はCU(アゾレス諸島)とQSOできました。

いずれもCWで、信号も強力ではありませんが、とりあえず届いています。

周りの田んぼも田植えが終わり、水が入りました。そのせいかどうかはは分かりませんが、最近応答率が良くなったような気がします。

さすがにまだSSBでラグチューできるほどの強さではありませんが、そんなCONDXになったときのために、日々言葉の練習をしております。


NHKの英語講座をフル活用した簡単上達法

2006-05-21 13:26:50 | 書籍
外国語学習のハウツー本をさがしていたら、こんな本がありました。
 
32歳で英語の勉強をスタートして、今では英会話学校で教える立場に・・・。
しかも教材はNHKの講座とテキストのみ。
 
こんなことで本当に英語が上達できるの? と疑問に思った方はとりあえず読んでみてください。英語を上手になりたいと思っている人には「やる気・勇気」が湧きます。
 
ごく普通の母親だった人が、一念発起で始めた英語の勉強。そんな彼女の経験を踏まえて書いてあるので、非常に親近感がもてます。
 
学習する上でたくさん参考になることが紹介されていますが、特に心に残っているのは、英語の学習を「穴の開いたバケツ」に例えて説明していたことです。自分には非常に分かりやすく、納得しました。
その日理解できなくても(毎日少しでも)水を注ぎ続ければいつかバケツの水は一杯になる・・・。外国語の学習だけでなく、全ての学習に当てはまることです。
 
 
 
4月開講の講座が2ヶ月目に入り、そろそろ「挫折」を味わっている方も多いのではないでしょうか?えっ、もう本棚に1度も開いていないテキストがある人。必見です。
これを読んで、もう一度明日から頑張りましょう。
 
「ローマは一日にして成らず」です。
 
 
 
 
 
 
 

FT-2000

2006-05-16 21:56:35 | 無線

昨年のハムフェアで参考出品になっていたFT-2000がついに発売です。

CQ誌3月号のヤエスの広告から

MARK-Ⅴ FT-1000MP(以下「MARK-Ⅴ」という)がなくなっていた

ことや、最近のヤフオクの出品でも「MARK-Ⅴ」が多く売りに出されていたのも、後継機といわれるこのモデルの発売を睨んでのことだったのだと、ようやく気付きました。

 

見た目はよさそうです。今使っているIC-775DXⅡに「面構え」が似ています。他のメーカーの機種と(見た目が)似ているのって、なんか面白いです。

機能も、あの「FTDX9000」の血統を受け継いでいるそうですから期待が持てます。200W機もあるようなので、あとは値段次第です。価格帯はアイコムの756PROⅢが競合するのでしょうか?

「近日発売」・・・そういえば「FTDX9000」でもこれが出てから実際の発売までには時間がかかりました。今年のハムフェアまでには出ますよね、ヤエスさん?

 

○各社のキャッチコピーを見てみました。

KENWOODは「Listen to the future」とロマンティック。

アイコムは「高品質がテーマです」と、以外に普通。

これに対するヤエスは「THE RADIO・・・YAESU」

商品に絶対の自信がなければ、こんなこと書けません。でも、英語の広告でもこのキャッチコピー使っているのかな?


ふるさとの歌はありますか?

2006-05-14 10:10:37 | Weblog

今朝は日曜日。
まだ体調は良くないが、「テレビハングル講座」の後、みんなのうたの「チグエソ 地球の空の下で」を聞く。ここのところの毎週の「日課」(日本語ちょっと変?)になっています。

さて、自分は「ふるさと」を歌った歌が好きです。そこに生まれ育った訳でもなく、行ったことすらないところでも、あたかもその場所や風土、人のむくもりが伝わってくるからです。
※ココで言う「ふるさと」というのは、この歌のようなものではなくて、ある特定の土地の人から愛されている「ご当地」の歌を指します。また、昔のあるヒット曲の歌詞の中で、「♪故郷(ふるさと)を聞かれたら 迷わず地球と答えるの・・・」というのがありましたが、そんなことからここでいう「ふるさと」には含みません。

これらに共通していえるのは、例えば北海道なら「大空と大地の中で」とか、沖縄なら「島人ぬ宝」とか、比較的メロディや歌詞がわかりやすいことかなと思っています。

でも、すべての県民が歌える歌ではありませんよね?

 

自分の生まれ育った「長野県」には、県民のほとんどが知っていて歌える歌があります。県歌「信濃の国」がそれです。

今では、ほとんどの県に「県歌」というものがあるそうですが、それを知っている人はほとんどいないというのが正直な所ではないでしょうか。

「信濃の国」は小・中学校で習いますし、その後も結構耳にする機会もあります。この間はお客さんの「着メロ」がこれで、うるさいはずなのに、なぜかもう一度鳴らないかと期待してしまいました。※長野県人にしか知らないから、県外では個性を出せるかも・・・。

 

この「信濃の国」で検索すると、たくさんヒットしました。

長野県のこちらのサイトは子供向けに紹介されていますので分かりやすいです。また、個人の方のこのサイトでは、高校の社会科の先生らしく、この歌の「歴史的な深さ」を細かく紹介されています。※その他にもまだまだあって、正直ビックリ!

特筆しべき事をかんたんに挙げると、

○県歌に制定されてからはまだ40年足らず。でも、それ以前から「事実上の県歌」であった。

○歌詞はこの「国」の特徴や概要が盛り込まれており、歌詞を覚えるだけでも主な産物や名勝等地理が理解できる。

○「長野県」は南北に長くて大きい。山によって分断された生活・文化圏から「信州合衆国」とも呼ばれるこの県が何度となく分裂の危機に直面した時、この歌がそれを救ってきた。

○同郷の者が世代を超えて皆が歌える特異稀な歌。

 

100年以上も前の古い歌ですから、小さい時は「校歌」みたいであまり好きではなかったのですが、この年になってようやく、徐々にではあるがこの歌の「深さ」を感じます。「信濃の国」を聴くたびに「長野県人」であることをうれしく思い、また、誇りに思います。