Joy Yoga

中東イスラエルでの暮らしの中で、ヨガを通して出会う出来事あるいは想いなど。

2014年 夏

2014-09-16 16:13:30 | 日記
夏休みの間はまるっと家を空け、アジア方面に。

正味1週間ほどの一時帰国は相変わらず慌ただしくも充実したものになった。
短い滞在日数ながらいくつもの再会を実現させることができ、そのために貴重な時間をやりくりしてくれた友には心から感謝している。

久しぶりに会っても他愛のない会話がほとんどだ。それなのに、時間を共に過ごしているだけで、大事なことは言葉にする必要もなく伝え合っている気がしてくる。
このご縁に支えられてきた半生なのだと思える「何か」がそこには存在していて、今、思い返すだけで心が温まってくる。それが年齢のせいだとしたら歳を取るのも悪くない。


帰国の合間には父を伴いバリ島へも飛んだ。
父にとって初めてのバリ。英語を話せない父でも楽しめるリゾートを選んだつもりだが、外国というだけで物怖じしてか私から離れる様子がない。
昔から一人きりの時間がないと息の詰まる私は4日目にとうとう父を突き放してしまった。
穴が開くのではないかと思うほどアクティビティの予定表とにらめっこをした後、「明日、ゴルフレッスンに行ってみる」との決意表明がある。
そうして翌日。どうやらそこで別の日本人のお客さんと意気投合したらしく、それからはこちらが父を探しまわらなければならないほど自由行動を満喫。
齢75にして新しく知り合ったお友達と楽しげに過ごす父を見て、私は前日に突き放した罪悪感を拭う親不孝な娘であった。


後半は主人の仕事の都合で中国は広州へ移動。
周知の通り大気汚染が酷く、到着してわずか数時間で喉をいためた。
夜は咳が止まらず熟睡できない日が続き、風の吹かない街で夏の暑さも相まってどうにも憂鬱だ。
やりたいことは日本とバリでやりきってしまったため、広州では一日が過ぎ行くのをただ待っている味気ない毎日を送る。絵日記の宿題がないのが幸いだった。



イスラエルに戻り、9月に入ると新学期が始まり、息子は高校1年生に、娘は中学2年生になった。
このところ子供の成長の早さに唖然とするばかりで心が付いて行けなくなりつつある。
親としての成熟が間に合わっていないがために、二人のティーンを相手に私のほうが背伸びをしている時がある。

来週イスラエルでは新年を迎え、夏時間から冬時間に変わり、季節の頁は確実に捲られていくのだが、去り行く夏の楽しかった思い出をもう少しの間反芻していたい気分。


最高のまったり時間



バリと言えば棚田 お米の種類によって年に2~3回収穫期があるのだそう



天にそびえる寺院の門



カラフルなお供えもの



水に浮かぶ寺院『タナロット』



Namaste & Shalom
Nozomi

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