Joy Yoga

中東イスラエルでの暮らしの中で、ヨガを通して出会う出来事あるいは想いなど。

夏休み

2016-07-07 13:06:20 | 育児
今年の夏休みは少々勝手が違ってきているようで、どことなく気楽である。
子供達は大きくなってサマーキャンプにも行かなくなったし、かと言って家でじっとしているわけでもなく、自分達で適当に用事を作って一日一日をやり繰りしている。
私は食事の用事とたまに娘の送り迎えをしていればいいだけになった。

昨年あたりまでは、なんだかんだ相手をしてやらなくては退屈だと訴えられることもあったように記憶しているが、17歳と15歳、二人共も名実共にティーンになり友達と過ごす時間やお洒落に費やす時間の方が大事になってきている様子。

日本では考えられないだろうが、イスラエルの夏はとにかく暑いので、陽が暮れてからの公園の方が賑わっていたりする。小学生くらいからそういう習慣があるので、高校生男子ともなれば言わずもがな。
わが家の息子もサッカーだバスケだと言って夜の9時頃から出掛けて行く。サッカーやバスケならばと思っていたら、夏休みは高校生を対象にしたパーティーも増え、帰宅時間は段々と遅くなる。最初は心配で仕方がなかったけれど、回数を重ねる毎にこちらの腹も据わってくる。現地の人と話してみると、男の子は大概そんなものらしい。

娘は娘で、昨晩は知り合いの女の子の子守りに出掛け、初のアルバイト経験。買いたいものがあるらしく、貯金を頑張っている。夏の一時帰国は買い物が何よりの楽しみのようで、インターネットであれこれ目星を付けている。まぁ確かに衣類に関しては、同じようなデザインで同じような品質なら、イスラエルより日本の方が断然安くて、バリエーションも豊富だから、私も相変わらず、衣類は帰国時に調達することにしているくらいである。

イスラエルの夏休みは2か月と長く、おまけに宿題やら受験勉強やらがないので、子供達は実に自由気ままである。私が彼らの年代の頃に反抗心向き出しで獲得したと思っていた自由も、彼らの自由気ままぶりの前では随分かわいらしいものだったんだなと思い知る。親は親で、上述の通り、こちらの人は幼い子供達を祖父母やベビーシッターに託して夫婦で出掛けることが珍しくない。中には海外にまで旅行することもある。
子離れの心理というか、個の認識度は、日本人とはだいぶ異なる。どちらが良いか悪いかは判断しようがないけれど、これでは人生観が違って当然だなとつくづく思う。


光陰矢の如し。この夏休みは親離れが加速しそう。



シャローム&ナマステ
Nozomi

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