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保証会社の更新拒絶にともない、賃貸借契約の更新拒絶ができるのか

2010年04月13日 | Weblog
保証会社の更新拒絶にともない、賃貸借契約の更新拒絶ができるのか

 

 埼玉県富士見市に住む斉藤さんは、この3月に2年間の期間が満了し、更新の時期をむかえました。 契約を更新し、引き続き住み続けるつもりでした。ところが、仲介し管理している不動産業者から「あなたが契約している家賃保証会社からこの2年間で、2回の賃料を滞納したので、今回の保証契約の更新が拒絶と言う通知が来ましたので、賃貸借契約そのものの更新も拒絶します」と言われ、あわてて組合に相談にきました。
 相談の中で、相談員は「更新の際には保証人を立てられないといってそれが、更新拒絶の『正当な事由』となることにはならないので、更新が出来る」ということを説明しました。。そのうえで、貸主が合意更新が出来ないというならば、法定更新が出来ることを説明しました。
 しかし、同時に、今回の問題では今後、保証会社がつくっている保証協会のブラックリストに載せられて、引越を検討した際に、保証会社の保証委託契約から拒絶され、賃貸住宅の賃貸借契約ができなくなるおそれがあることも説明しました。
そして、この問題ではこのようなブラックリストつくりを禁止させ、居住差別などの住まいの貧困を出さない保証をつくりだす必要があること同時に公的な保証人制度などを世論に働きかけていくことの重要性を訴えました。その後、斉藤さんは管理会社と話合い保証人が父親でもかまわないということで合意し、契約書を作成することになりました。

 

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