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ジニョンの部屋

ようこそジニョンの部屋へ・・・

ゆっくりとくつろいで下さいね♪
          ちび(=^. .^=)

本当の復讐は彼らに情けをかけ許すことだ。

2012-12-24 19:30:15 | 大好きなドンヒョク(ヨンジュンさん)の話

愛の始まりと終わりは 主の御心にあるのですね?

新たな愛への一歩を踏み出した男がいます。

彼の初恋はやさしさに満ち 忍耐強くー

清らかでした。

その初恋が今終わりました。

これも主の御心ですか?

彼が新たに踏み出した愛も

優しさに満ち 忍耐強くー

清らかでありますように

 

*****「初恋より」*****

 

TVでの再放送「初恋」を見終わりました。

5年ぶりに見た「初恋」感動でした^^

BS朝日さんには番組の掲示板も書き込みを見ながらの視聴だったのでさらに面白さが増しました。

一応主役の(笑)ヒョギョンは視聴された皆さんから毎日のようにバッシングされていたっけ・・・

主役なのにぼろ糞に言われる主役も珍しいなと・・・

惜しいなかTVは放送時間枠があり随分カットされているという事です。

そんな私もカットされている部分が気になり

机の奥にしまってあったDVDを引っ張り出して最後の数話を何度も見直した次第です^^

 

復讐に燃えたチャヌにチャニョクがいいます。

「本当の復讐は彼らに情けをかけ許すことだ。それが真の復讐だ!」と・・・

この言葉でチャヌが復讐を諦めました。

チャヌにとっては身を切られるような思いだったでしょうが

思いとどまってよかったなと思いました。

今度は法で彼らの悪事を暴いて貰いたいなと思いました。

 

↑最終話ラストにチャヌが兄チャニョクを思って言った言葉です。

自分の初恋を胸の奥にしまい兄を陰日向になり見守っていたチャヌ

ヨンジュンさんが演じるソン・チャヌは家族を守り素晴らしい青年でした。

この「初恋」で様々な顔を見せてくれたヨンジュンさん

激動の時代を背景に、家族の絆、貧富の差、若者たちの夢と野望、そして切ない初恋を描いた不朽の名作

このチャッチフレーズ通りの名作でした。

最高視聴率68・5%と言う記録はいまだに破られていないと言うのにも頷けます。

そうそう~~この「初恋」にはチョイ役で

ソン・ヘギョンちゃん(ホテリアー)がチャヌの家庭教師の教え子として出ていました。

この事も今回の視聴で知りました^^

チャン・テヒョン君もチャヌの幼馴染として出ていました。

出演されていた皆さんもいまでは大物になっていらっしゃる方々ばかりです。

 

最近動くヨンジュンさんが見られなくてさみしい思いもありますが・・

ヨンジュンさんの古き良き時代のドラマを見るのもいいなと思いました。

「若者のひなた」は見る時をのがして未視聴ですし・・

「愛の群像」か「裸足の青春」再度見たいなと思いました。

 

今年最後の更新になると思います

ここを訪れてくださった皆様ありがとうございました。

また来年もよろしくお願いいたします^^

 

 来年は動くヨンジュンさん逢えますように・・・^^


びっくり\(◎o◎)/!

2012-07-20 21:27:50 | 大好きなドンヒョク(ヨンジュンさん)の話

今どのTV欄を見ても韓ドラを見られる時代・・

「もう~~放送なの!」とビックリするくらい早いペースで新作が放送されている。

そう言う私もBS朝日さんにはいつもお世話になっています(笑)

今放送されている「家門の栄光」そろそろ山場を迎え次は何を放送するのだろうと思っていたら・・・

なんと~~8月27日からあの懐かしい名作「初恋」が放送される

初め見た時には「初恋」ってあの「初恋」なの???と自分の目を疑ってしまいました(笑)

なぜ今この時期に古いドラマを放送するのだろうと思いながらも・・・

若かりし頃のヨンジュンさんに会えると思うと感慨無量です^^

 

{激動の時代を背景に、家族の絆、貧富の差、若者たちの夢と野望、そして切ない初恋を描いた不朽の名作が登場。}

(BS朝日さんからの解説を借用しました)

 

初めてこの「初恋」を見た時に韓国にもこんなに貧しい生活をしている人たちがいるんだな~~><。・・・とびっくりしました。

「それでも親子兄弟が助け合って暮らしている暖かい家族の成長」がこのドラマのテーマなのではないかなって思います。

 

父の仕事の都合で春川に引っ越した家族から話は始まります。

年頃になり兄チャニョクは父の仕事先の社長の娘ヒョギョンと恋に落ちます。

密かにヒョギョンの事を思っていたチャヌでしたがその思いを隠し経済的な事情から大学を諦め不良仲間とつるんでいました。

二人の交際がヒョギョンの父親に知れてしまい卑劣な手段で二人は引き裂かれてしまいます。

春川に居られなくなったチャニョクは姿を隠して行員となり、チャヌは兄に代わって大学に進学して法律家を目指します。

チャヌの大学進学と同時にソウルに引っ越した家族でしたが

そこでもヒョギョンの父親に執拗に追い詰められ兄弟は何度も妨害をうけます。

ある事件が切っ掛けになりチャヌは裏会社に足を踏み入れヒョギョンの家族に復讐を誓うのです。

 

そんなお話でした^^

 

ともかく貧富の差が激しく金持ちは贅沢に貧しい家庭はこれでもかと惨めな思いをします。

ヨンジュンさん演じるチャヌが不良から一転して勉学に励む苦学生に・・・

家族を愛しその家族のために立ち向かう姿は圧巻です。

 

これから毎日若い時のヨンジュンさんと出会えると思うとすごく楽しみです。

 

【あなたのLOVE❤韓ドラアンケート】なんてあるのね^^

 第一期(94~2001年)

1位「美しき日々」

2位「秋の童話」

3位「ホテリアー」

4位「イヴのすべて」

5位「愛の群像」

6位「初恋」

だそうで・・・^^

ヨンジュンさんの出たドラマが3作も入っているんですね。

恐るべしヨンジュンさん^^

韓ドラの走りを作ってくれたヨンジュンさんに拍手です^^

 

ちなみに

第2期は、『冬のソナタ』~『宮~Love in Palace』前までの2002年~2005年。

第3期は、『宮~Love in Palace』~『美男ですね』前までの2006年~2008年。

第4期は、『美男ですね』以降の2009年~。

だそうです^^

何がランクインしたのでしょうかねぇ~~^^

 

↑になぜ冬ソナが入っていないかと思っていたら一期は冬ソナの出る一年前の作品までって事でしたね^^

沢山のドラマを見ましたがどのドラマも夢中になって見た思いが蘇ります。

いいドラマが沢山有ったなって^^ 

新作ばかり追わないで懐かしい名作を視聴するのもいい頃なのかなって思っています^^

 


あなたが動くだけで・・・^^

2012-07-12 05:31:41 | 大好きなドンヒョク(ヨンジュンさん)の話

ヨンジュンさんの京都の旅のDVD遅ればせながら見ました^^

(送ってくれたヨン友さんに感謝です。)

動くヨンジュンさんはやっぱり素敵だなって改めてあらためて思いました。

いつもまわりの人を気遣い・・邪魔にならないようにとの配慮・・・そんな姿が嬉しいです。

あれだけのスタッフを連れていれば目立たないわけにはいかないはず・・

><。・・・

どこに行ってもプライベートな時間なんて持てるのかしら・・・と・・・

それでも訪れてみたかった京都!!!

堪能されたかしらね~~^^

もっと自由に行きたい所に行かせてあげたいと思うのに・・

ご自分のやりたかったことに近づいているのだから喜んであげなくてはいけないのに・・・

こうしてメディアに出てくれないと私達は会えない・・・

矛盾した考えです><。・・・


清水寺で案内をされた若いお坊さんが言っていましたね。

「あなたは周りの方をしあわせにするお力をおもちの方だとお見受けいたします。

 まずもってはご自身をご自愛されると共にそのお力・その気を周りに分け続けて頂きたいと思います」

見たいな事を。

まさにその通りなのですよね^^

ヨンジュンさんがそこにいるだけでたくさんの家族が幸せになれるから・・・・

ヨンジュンさんが動くだけで幸せなのだから・・・

動くヨンジュンさんがもっともっと見たいです^^

 

新しい役で普段とはがらりと違った姿を見せてくれないかなって思います。

私的にはニヒルな(死語かしら・・・爆)怪盗の役なんてもいいな~~と

 


ファミマでの特別映像・・・・

スタッフの分も支払っていましたね。

お金を封筒から出して・・・・(笑)


私たちも旅行の時には監事が封筒に入っているお金で支払いますがまさにそんな感じ・・・

旅先での監事さんのようでした^^


15万ウオンくらいってコンビニでは買いすぎですよね(笑)


欲を言えば私的には財布からカードを出してなんて一括でなんてね~~

そんな姿も恰好がよかったのになと・・・(笑)

 

私の家の近くにはファミマがなくて一番近くて車で一時間くらいかかる。

母の日のお弁当も今回はファミマで販売

(今まではセブンだったのに><。・・)

内容を見て予約してみようかなって思ったのですが残念遠すぎて出来なかった

><。・・・

商品お買い上げでヨンジュンさんに会える韓国旅行の応募資格がもらえるのにも参加できなかった

><。・・


セブンやローソンならたくさんあるのに・・・

ファミマのイメージキャラクラーになっちゃったのと寂しい気持ちです。

 

でもあのファミマのレジに居たかったなと思いました。

 

今度はいつ来日かしら・・・

新しい主演のニュースが待ち遠しい私でした^^

 


ヨンジュンさんも見たかな~~中秋の名月

2011-09-14 06:21:27 | 大好きなドンヒョク(ヨンジュンさん)の話

空には丸いお月様~~十五夜でしたね。

韓国の天気はどうだったのかな~~

ヨンジュンさんも同じお月様見たのかしら・・・

どこにいても太陽や月は同じものを見るんだよね。

 

昨晩も一日過ぎましたが雲の間から丸いお月さまが見えました。

家ではいまだにお供えを飾ります。

ススキやらケイトの花、蒸かしたサツマイモ、茹でた栗、枝付きの枝豆あとは季節の果物(梨)

最後に月見団子ですが今では黒糖まんじゅうをその代わりにお供えします。

なぜ??この品々をお供えすのかなんて考えてみたこともないけど・・・

きっと秋の収穫を祝うって意味があるのかなって思う。

会社でその話をしたらやっているのは私の家だけだった・・・

今は忘れ去られた行事になってしまったのかもな~~

私の家では季節季節の行事は母の担当でその時期になるとちゃんと準備をしてくれる。

でも私の代になったらどこまでできるかは定かではないですが・・・

なるべくは見習って受け継いでいかなくてはと思っています。

 

十五夜を中秋の名月とはよく言ったものだと感心します。

 

韓国では旧暦の15日「秋夕(チュソク)」と言って15日を真ん中に前後3日間は祝日扱いになって家族が集まる大事な行事だとか・・

日本のお盆のような行事ですね。

お墓を掃除したり品々を家族の方に送ったり(お中元みたいなものかな?)するそうです。

先日来日されたヨンジュンさんがお土産に羊羹のセットを買い込んで行かれたとか・・

きっとこの時に家族の方やら親戚の方やらに送るために買われたのでは・・と

どこかのサイトに書かれてあった。

ヨンジュンさんも家族と一緒に幸せな期間を過ごされるのかな~~

 

今度いつ動くヨンジュンさんに会えるのかはわからないけど・・

「いつもいい姿で家族の皆さんとお会いしたい」って言われるけど・・

私はあなたが元気に幸せで暮らしている姿を垣間見れたらそれでいいです。

最近は来日された時のフォトが私を楽しませてくれます。

また新しい情報が聞けることを楽しみに・・・

 

韓国への道を一歩近づけていきたいなって思います。

 


「光の輪トリロジー」 女王と闇の王子

2011-08-20 09:33:43 | 大好きなドンヒョク(ヨンジュンさん)の話

イヴ&ロークから始まりノーラ・ロバーツまで思いつくままに書き続けて来ました。

今回はノーラ・ロバーツのたくさんの本の中でどのカップルが一番お気に入りなのかを書いてみたいと思います。

どのカップルも素敵なのですが一つを選べと言われたら、私は<光の輪トリロジー女王と闇の王子>のいにしえの王国ガイアルの女王モアラとヴァンパイアのキアンを上げたいと思います。

ガイアルの女王と年を取らず闇の中でしか暮らせないヴァンパイアの恋・・・

愛し合いながらも一緒になれない運命に涙しました。

この2人の話をするためには「光の輪トリロジー」はどんなお話なのかを語らなければならないと思います。

以下はネタばれになっています。それでもいいと思われる方はどうぞ~~

この物語は世紀を越えた人間とヴァンパイアとの壮絶な戦いのお話です。

12世紀のアイルランドにホイトと双子の弟キアンが住んでいました。二人はまったくの正反対の兄弟で生真面目な兄は魔法の技を磨くことに夢中でしたが一方のキアンは遊び好きで魔術よりも剣に興味を向けるようになっていたのです。

ある日酒場に現れたヴァンパイアの女王リリスと係わってしまったキアンは血を吸われ殺されてしまったのです。

ヴァンパイアとは人間の血を求め闇の中に生きる者でバンパイアに血を吸われた人間は死んでしまうかその血を吸った者の血を飲まされる事によってよみがえりヴァンパイアとなります。

そんなヴァンパイアにも致命傷があり、太陽の光と尖ったもので胸を刺される事なのです。

ホイトは死んでしまったキアンの仇を撃つためリリスに立ち向かい深い傷を負わせますが、あと一歩の所でヴァンパイアとしてよみがえったキアンに襲れます。

戦いの末、リリスを倒す事が出来ずにホイトは傷を負い、キアンも崖から滑り落ちてしまうのです。

弟を殺してしまったと悲嘆にくれて帰途に着いたホイトは傷を癒していた小屋で神様モリガンから使命を受けます。

<サーウィン>の日にヴァンパイアと人間の戦いが始まります。その戦いに勝って、この世を救うために<魔術師><魔女><戦士><学者><姿を変える者><失われし者>仲間を集め来るのです。そして決戦の日に向けて準備をし6人が力をあわせてヴァンパイアを倒すのですと・・・

ホイトは漠然とした神様の言葉に半信半疑でしたがキアンを救えるかもしれないとの一部の望みを託して<神々の神殿>に向かいます。そこに行けばこの次何をすればいいのかおのずとわかってくると言う神の言葉を信じて・・・

<神々の神殿>は時空の歪を飛び越える事が出来る神聖な場所でホイトはそ歪を飛び越え21世紀のニューヨークにたどり着きます。

そこはヴァンパイアとなって800年の歳月を生きてきた懐かしい弟キアンの部屋だったのです。

信じられない事の連続で戸惑い警戒しながらも<失われし者>がキアンだということを悟ります。

もう一方、不思議な体験(夢で怪我をした男(ホイト)を助ける)をしたグレンナが自分の<魔女>としての感のおもむくままキアンの部屋を訪ねようとしていたのです。

引き寄あうかのように集まった3人ですがホイトから聞かされた事の真実を確めるためにアイルランドに向かいます。

キアンが連れて行った場所は12世紀に兄弟が家族と住んでいた懐かしい建物で800年の歳月生きてきたキアンが購入していたものでした。

また一方いにしえの国ガイアルでは女王モアラと従兄のラーキンが<神々の神殿>にいたました。

ヴァンパイアに母を殺されたモアラは女神からサーウインの日にはこのガイアルが戦場となりヴァンパイアと戦う事になると言うこと・・・戦士を集め民と共に来る決戦に備えなくてはならないと言うことを聞かされていたのでした。

歪を飛び越えた2人は3人の待つアイルランドに着きますが待ち受けていたヴァンパイヤの集団に襲撃されてしまい危うい所をキアンたちに助けられます。

2人が<学者><姿を変える者>だったのです。

もう一人は自らの能力でニューヨークでヴァンパイアーファイターの仕事をしていたブレア(実は12世紀にホイトが仲間を探す旅に出かけるときに自宅に残してきた幼い妹の子孫だったのです)が神からの使命を受けアイルランドにおもむき、ようやく<戦士>もそろい仲間が集まったのです。

アイルランドで戦いの訓練や準備を重ねた6人はいにしえの国ガイアルに場所を移すのです。

ガイアルの民に何故ヴァンパイアと戦わなければならないのかを納得させ、しかも戦い方を知らない民に戦略をおぼえさせるのにも苦労しながらも女王モアラを中心にガイアル国民をまとめていきます。

サーウインの日に<沈黙の谷>で6人の仲間とガイアルの人々が力をあわせてヴァンパイアの女王リリスと戦うのです。

これがこのトリロジーの本筋のストーリーで一部ごとにそれぞれ愛のストーリーが練りこんであるのです。

<魔術師ホイト>と<魔女クレンナ>の話しが第一部<魔女と魔術師>です。

2人は魔法と言う同じ能力を持ち共鳴して恋に落ち、およそ800歳の年の離れたカップルが誕生します。ホイトはアイルランドの懐かしい我が家で母親が作ったタペストリーや薬草畑を目にし家族の墓を発見してしまうのです。決戦が終わってももうもとの世界に戻れないと悟ったホイトはグレンナと共にこの世界で生きていくことを決めるのです。

第2部は<戦士ブレア>と<姿を変える者ラーキン>の<女狩人と竜の戦士>の話しです。

ラーキンには動物に姿を変える事が出来ると言う能力があり<戦士>のブレアと息がピッタリ・・・モアラの従兄でもあるラーキンですが決戦のあとも生き残ったヴァンパイアを倒さなければならない使命のあるブレアと21世紀の世界で共に生きる事を決めます。

私が一番気にかかったのは<学者モアラ>と<失われし者キアン>の恋でした。それが第3部<女王と闇の王子>です。

決戦の日を迎えるためにいにしえの国ガイアルに移った6人ですが女王の母を殺されたモアラは母の地位を受け継ぐためにガイアルの時期女王となる事が決まっていました。それにヴァンパイアに女王を殺された民は同じ仲間のキアンを好ましくは思っていなかったのです。

キアンを密かに慕っていたモアラはガイアルの女王としての自分と一人の女としての自分の間で思い悩みます。一方キアンも表には微塵にも見せませんでしたがモアラを心から愛していたのです。

ヴァンパイと女王の恋は許されるものではなかったのです。

<沈黙の谷>に向けて人々をおくりだすモアラにとって辛い日々が続きます。

辛い別れをしながらも家族のために戦地に赴く民に心を打たれ、残された時間はあとわずかこのまま死んでしまうかもしないとおもった時に一人の女として今を逃すと後悔だけが残ると考えキアンの元に向かうのです。

束の間の恋、晴れて心が通じた二人に待ち受けていたのは民の避難と決戦の日が近づいていると言う現実でした。

そんな2人の恋をともに苦労をしあった仲間たちは静かに見守ってくれたのです。

<沈黙の谷>での戦いは壮絶を絶するものでたくさんの人々がなくなりましたが6人の力が集まって太陽を思わせる大きな光りの輪が出来き、女王リリスを倒す事が出来たのです。

戦いが終わるという事は二人にとっては別れを意味する事なのです。

モアラは国を納め民を守っていかなくてはならないと言う使命があるのでキアンと一緒に生きていくことは不可能に近かったのです。

キアンはリリスが灰となったのを見届けてモアラに別れの挨拶もせずに<神々の神殿>からすんでいた世界に帰ってしまいます。モアラも悲しい気持ちを隠して女王としての勤めを果たすべく日々を過ごすのでした。

(でも神様って本当にいたんですね(笑))

モアラを忘れられずにその苦しさから逃れるために飲んだくれていたキアンの前に神様が現れ、ヴァンパイアの身でありながら、よくぞ戦ってくれたと褒め、褒美をくれると言うのです。

これからもヴァンパイアとして裕福に長らく生きる人生か、またはかつてのあなたの姿に戻って生きて、年を重ね、病に冒され、いつの日か人間として死という人生を迎えるかどちらかを選びなさいと・・・

もちろんキアンはどちらを選んだかわかりますよね。

闇の王子キアンは一人の人間となって、ガイアルに向かいモアラと末永く暮らしたと言う事です。

3組のカップルにはそれぞれ3っの輪ができ、その輪からもまた輪が広がり出来たその集団がキアンとモアラの住むガイアルに年に数回集まってワイワイガヤガヤにぎやかに過ごしている様子が目に浮かぶようです。

めでたし・めでたし・・・・・

時空を超えた壮大なストーリーとモアラとキアンの物語が私の大好きな一冊となったのです。

二人が愛し合う時間は短く、いずれは離れ離れになる運命の二人がどのようなラストになるのかと思うと読んでいて胸が締め付けられそうな感じがしました。

最後の夜にモアラがキアンに私もヴァンパイアにしてと泣いてすがる所は涙なくしては読めませんでした。

ともかく読み応えのある物語でした。

「イヴ&ローク」シリーズをUPしてから今回まで思いつくままに書きなぐり走って来ました。

過去ログに<タムドクと光の輪トリロジー>と言う書き込みがありますが時空を超えた物語についていつかは続きを書かなければなって思ってきました。

やっと書き終える事が出来ました。

このシリーズを書いてみようと思い立ってから今回まで構想が出来上がってから一気に書き上げました。いつかは書いてみたかったテーマだったので楽しい時間を過ごす事ができました。

今回はこれで終わりです。また何かに触発されて書きたくなるかも知れませんが・・・

長い長い私の独り言にに付き合ってくれてありがとうございました。

 

                    ありがとう♪  ちび(=^. .^=)


番外編~ノーラ・ロバーツ

2011-07-31 13:06:55 | 大好きなドンヒョク(ヨンジュンさん)の話

ノーラ・ロバーツの本を読むようになってから「ロマンス小説」ってジャンルがある事を初めて知りました。

日本ではあまり聞きなれない言葉ですが恋愛小説って言った方がわかりやすいかな思っています。

ロバーツさんはある時猛吹雪でお子さん2人と自宅に閉じ込められた時にゲームのほか何もすることがなく、「何か始めよう」と頭の中にあった物語を書き始めたのが小説家になる切っ掛けだそうです。

離婚を経験され、自宅を改装してくれた大工さんと再婚され、お二人はいま本屋のオーナーでそこに置いてあるノーラさんの本全部にはサインがされてあるとか・・・

草花をこよなく愛されていて、書かれる本の中にも植物に関する描写が詳しく生き生きと出てくるのには感動です。

執筆で忙しくしているにもかかわらず自宅にある庭の手入れは御自分でなさっているとか・・・

まさに専業主婦から作家に転身し、出す本出す本がベストセラーとなって夢のような人生を歩んでいられる方だなって思います。

ロバーツさんが書かれるロマンス小説は読んでいてほのぼの心が癒されます。男女が主人公となり出会い愛し合って結婚するといったストーリーの読みきりですが一冊一冊に大きなストーりーにミステリー的要素もあって読んでて謎解きのようで引きこまれます。

一冊で読んで終わりでもまったく問題ないのですががその中にも家族物やトリロジー(三部作)などのシリーズになっているものなどもあり続きを探すのも楽しみの一つとなります。

単品では<モンタナ・スカイ><サンクチュアリ><珊瑚礁の伝説><葡萄畑の秘密>などなど書ききれないくらい素敵なお話があります。

家族ものでは<マクレガ一家><愛と情熱のスタニスラスキー家><オハリー家の物語><ドノバン一家は魔法使い>などなどのシリーズがあります。

 トリロジーは<ドリームトリロジー><シーサイドトリロジー><妖精の丘トリロジー><魔女の島トリロジー><海辺の街トリロジー><失われた鍵トリロジー><光の輪トリロジー><カーデントリロジー>などがあります。

どれもこれも素敵なお話ばかりまので一部ですが少し粗筋を書いてみました。

ネタバレですのでよろしかったら読んで下さい。

「マクレガー家」全9巻・・・・・マクレガー家の当主ダニエル・マクレガーには強い信念があります。「すぐれた血統・たくましい家系」を絶やさないためには年頃になった子や孫に良き伴侶を見つけてやる事と・・・自分の3人の子供を皮切りに孫にいたるまでその子にぴったりの相手を選び、さりげなく出会わせるためにあれこれと策略する物語です。

横暴な当主に見えますがとてもお茶目でターゲットとなった家族はなんだかんだと警戒しながらも100%策略に嵌ってしまいます。それもピッタリな相手と恋に落ちるのです・・

「愛と情熱のスタニスラスキー」全6巻・・・ウクライナからの移民をして来た夫婦と子供たちのお話です。子供たちはそれぞれ運命の人と出会い愛し合う物語です。

一家は自分達の文化に強烈な誇りを持っており、家を出た子供たちは日曜日には両親の待つ実家に集まって食事をする事が恒例となっています。恋人が出来れば必ず両親の元に連れて行き家族と会わせる子供たち・・家族の愛情たっぷりの物語です。

「オハリー家の物語」全4巻・・・・旅をしながら子供を生み育てた両親を持つ3つ子の姉妹と長男のお話です。小さい頃から芸の世界で育った子供たちはそれぞれ自分にあった才能を見つけ、努力し成長して行きます。それぞれに自分の仕事と愛情の苦悩しながら、最高の伴侶を見つけ幸せな家庭を築きます。

「ドノバン一家は魔法使い」全4巻・・・それぞれ特殊な不思議な能力を持った家族のお話で、その能力を活かした仕事を持ち、普通の人と愛し合い悩み傷つきながらも幸せな結婚をするといったお話です。

「ドリーム・トリロジー」・・・・姉妹同然に育ったマーゴ、ローラ、ケイトの3人の娘は昔から語り継がれた<遠い過去に薄幸の恋人たちが持参金を崖に隠したと言うセラフィーナとフェリベの伝説>を信じていました。

娘たちはそれぞれ夢を描いて成長し自立しますが夢が破れ道を失ったときに育った家に引き合うように戻ってきます。

思い悩みながらも心機一転を図るためそれぞれ資金を出し合ってアンテークショップを開くのです。

新しい夢を実現させるために今までの生活とまったく違った生き方を選び頑張る彼女たちですがそれぞれが人生の岐路に立った時にどんなに探しても見つからなかったセラフィーナの金貨一枚を手にし永遠の愛を見つけ幸せをつかむのです。

「シーサイド・トリロジー」・・・・子供がいなかった夫婦が訳ありの子供3人を引き取り愛情を込めて育て上げます。母親を病気で亡くしてからそれぞれが自分の道を歩み始めた3人ですがある日父親が交通事故で突然亡くなり、自分達に残されたのが警戒心の強い反抗的な謎の少年だったのです。

両親の意思を次ぐために3人は残された少年と暮らし世話をする事になります。

残された少年の出生の謎が明らかになると同時に兄弟3人の深い絆と、徐々に培われる少年との兄弟愛・・・血の繋がっていない4人が血より濃く結び付きあう様子は読んでて感動です。

長男のキャメロン、次男のイーサン、三男のフイリップがそれぞれの運命の人と出会い大家族になって、少年セスの成長を見守ると言うのがこの物語のストーリーです。

トリロジーは3部作で完結なのですがこのシリーズには番外編があり、兄弟たちに育てられたた少年セスが成長したお話もあり、このストーリーに見せられた者にとっては感激の一冊となっています。 

「妖精の丘・トリロジー」・・・・「愛する人が差し出すものが宝石でなく愛の言葉が欲しかったグウェンはそれをしなかった妖精ギャリックを受け入れずに長い年月を別々にすごします。ギャリックがそれに気づき、愛のことばを送った時にはグヴェンは年を取りすぎていてまたも断ります。王子は怒りのあまりグヴェンに魔法を掛けて閉じ込めてしまった。それから二人は長い間会う事も出来ずいました。」妖精の王子ギャリックとレディーグウェンの悲しい伝説が伝えられていたアイルランド・アードモア。

そこで育ったギャラガー家の3人の兄妹エーダン、ショーン、ダーシーが営むパブ「ギャラガーズ」は地域の憩いの場であると同時に兄妹の誇りでもありました。

音楽ともてなしと愛の心を持った3人の兄妹がそれぞれの愛をを見つけ何が一番大事なのかと気が付いた時に魔法は解け王子とグウェンは世紀を越えてやっと結ばれるのでした。

<魔女の島トリロジー>・・・・呪いのかけられた島スリーシスターズ島は魔女の伝説が残っている島。

魔女の末裔で自分達も魔力を持っている3人の娘たちが悩み苦しみながら愛する人と出会い、どんどんと力をつけて島を飲み込んでしまおうとする黒い影と戦い、島を守ると言うお話です。

<海辺の街トリロジー>・・・・自分を身ごもったから仕方く結婚したと言われた長女・・・義務として身ごもったといわれた次女・・父とある女性との間に生まれた腹違いの三女・・・

母親からの愛情もなく、育った姉妹が唯一愛情を注いでくれた父親が死に残されたものはある会社の投資した証券と腹違いの妹がいると言うこと・・姉はガラス職人になり妹は料理の腕を活かしBB(食事付き宿)を経営・・そんな2人が腹違いの妹を探し再会します。自分達も愛する人と出会い母となり、母親との確執を少しづつ無くしていきます。

自分達に与えられた試練を気丈にも乗り越えて自分の持てる才能を活かして頑張る姉妹のお話です。

 <ガーデン・トリロジー>・・・・2度の結婚を経験し今では一人で花屋を切り盛りしている旧家の子孫である女性・・・夫を飛行機事故でなくし幼い子2人を育てるために実家近くのこの花屋に勤めようとやってきた女性・・・ひと夏の情熱で妊娠をし一人で育てようと決心して遠縁であるオーナーを訪ねてきた女性・・・

この3人が花屋のオーナーの屋敷で起こる不思議な出来事に遭遇しながら、生きる道を見つけだし、愛する人達と一緒にその屋敷に住みついた幽霊の謎を解き明かすのです。

 

などなど書き出したら止まらなくなるほどたくさんの本が出版されています。大きなミステリー的なストーリーがあり、そのお話に出てくる女性または男性は恋に落ちその物語を完成させているのです。

一冊一冊読みきりで手に取りやすく読みやすいのですが・・・だんだんと嵌ってくると先回読んだお話の登場人物が別な本にも夫婦となって家族を作って登場しているのを見つけ嬉しくなったり・・・別な本を読んでまたは繋がりを見つけると言った具合に深みに落ちてしまうのです(笑)

そこがノーラ・ロバーツの本を読む面白さかなって思います。

何故こんなにも夢中になって読むのかって考えると、どの物語にも出会って恋をして・・・って所にもう恋心なんかって思う年になっている今、読んでいると若かった自分を思い出し、胸がキュンとなるからかなって思います。何時の時代でも恋をしている人々を感じるのは素敵な事だなって思います。

子育ても一段落して自分の時間が持てるようになって韓ドラを見ると事と本を読む時間が持てるようになった事に新たな幸せを感じ夢中になっているのもそのせいかなって思います。

子育ての時には考えられなかった事ができるようになって、やりたい事がまだまだあり時間がいくらあっても足りない感じです。

DVDはじっくり腰を据えてTVにかじりつかないとなかなか見られませんが本は一冊バックの中に入れておくといつでも出して読めるのが魅力です。

何度も何度も読み返してもまた違った感動に浸られるロバーツさんの本はこれからもずっと読み続けて行く事になりそうです。

次回は過去ログにUPした<タムドクと光の輪トリロジー女王と闇の王子1>の続きを・・・

またのお付き合いお願いします。   ちび(=^. .^=)

 


「イヴ&ロークシリーズ」  (事件)

2011-06-26 09:38:56 | 大好きなドンヒョク(ヨンジュンさん)の話

 今回もまたマニアックなネタです^_^;

2058年の世界では寿命は100歳を遥かに越え、病気や怪我は魔法のように治療できる技術が進んでいます。それでも自分の寿命をまっとうできない人もいます。犯罪が後を絶たないから・・・

SFとは言えまぁ~~これだけの事件を考え付くものだと作者にはビックリさせられます。この時代ならではの殺人事件もあるけれど、原因は今の時代に有ってもおかしくないものばかりです。でもいつの時代でもイヴのような警察官がいてくれたら心強いです。被害者の身になって捜査する人がいてくれるのは・・・・

今回は一冊ごとに事件を軽くまとめてみました。簡単に書こうと思いながらもあれもこもと書き足して行くうちに長くなってしまいました。毎度のことですがね・・・・(笑)お付き合いください。

ネタバレ(笑)ですがそれでも構わないと思われた方はどうぞ・・・・

「イヴ&ローク15  汚れなき守護者の夏」

誰もがうんざりしながら過ごしていた暑い夏・・・コンピューターからおくられてくる特殊な信号で人間の脳に刺激を与えて殺害するという事件がおきました。

三流の薬の売人が野球バットで隣人を殴って殺し、それから女性と警官を襲ったので警官は彼を射殺したというものでした。

男のコンピューターには「完全清浄完了」の文字が・・・

検死結果は警察官が撃ったレイザーのせいではなく頭のなかで脳みそが風船のようにふくらみ破裂したと出ました。

コンピューターがおかしいと感じたイヴはEDDに調べて貰うように依頼しますがそれを扱った捜査官が売人と同じような症状で死亡・・その時の発作で捜査官が数名撃たれ一人が重傷、警部が人質になると言う事件に発展しました。

その後また別な男が自殺・・コンピューターにも同じ文字が・・・男は小児性愛者で法の隙間をすり抜けて子供を餌食にして犯行を重ねていました。

まもなく、「清浄を求める者たち」からの声明が届きます「法が裁けなかった社会のクズを我々が処刑したのだ」と・・・

同僚と関係のない人々も巻き込んだこの事件・・もっともな言い分を盾に犯行を繰り返す犯人達に何が正義なのかを明らかにするためにイヴは猛然と立ち向かいます。

トゥルーハート・マクナブ・フィーニーと周りの人が次々に巻き込まれ怒りも頂点に。苦手なエレクトロニクスとの戦いに苦戦しますが・・・そこはロークの出番です。強力なメンバーを集め発信源を突き止めるのは圧巻です。


「イヴ&ローク16 弔いのポートレート」

最初の犠牲者は教師の資格を取ろうと頑張っていた誰にも好かれる愛くるしい女学生でした。着飾り、化粧をされてた明らかに死んでいるその子のポートレートがチャンネル75のナディーンのもとに届き、亡骸は彼女のバイト先のごみ置き場に無残にごみとして捨てられていました。

次々に同様な事件が起こり、ついにはトゥルーハートも狙われます。

イヴが追い詰めた犯人は大切に思っていた母親が死んだ事で心が病んでしまって、彼らに永遠の命をもたらしたのだと言う勝手な持論を持ってしまった男性の犯行でした。

一方、ロークの出生が明らかになります。思っていたのとは違った新事実にどう対処していいかわからなくなって一人で考えたいとイヴを遠ざけてしまいます。

様子がおかしいと気がついたイヴですが締め出された事で傷つき苦しむのです。メイヴィスやマイラに強引に聞きだす事が一番だと諭され、ロークに迫ります。

ロークは事実を明らかにするために一人でアイルランドに向かいます。そこで真実を確認したロークは母親の実家アイルランド・クレアを訪ねます。真実を伝えて謝罪しようと訪ねた実家で逆に温かく迎えられ無償の愛を受け戸惑います。

事件とロークのことで思い悩むイヴに「ロークが心から血を流している時はそばに居てやれ」とフィーニーに後押しされ、捜査中にもかかわらず駆けつけます。・・・平常心を取り戻した2人がアイルランドの広大な大地でたたずむ情景は一枚の絵の様だと・・・

新しい家族を得てこれからの2人に新たな展開がある事が楽しみになってきました。

 「イヴ&ローク17 切り裂きジャックからの手紙」

切り裂きジャック、ボストンの絞殺魔などなど歴代の殺人鬼を模倣した殺人が次々に起こりその被害者の亡骸にはイヴあての手紙が残されていました。

イヴに叩き付けられた挑戦状はこの時代ではもう貴重になった上質の紙が使ってあった。アメリカではもう手に入る品物ではないその便箋から購入した数名を搾り出しイヴの捜査は始まります。

容疑者に上がった数名をイヴがねばり強く調べ上げその人となりを暴いていくのは圧巻です。

捜査をしながら捜査官の試験勉強に励むピーボディーを心配したり、生まれて初めてマイラの誘いでバーベキューパーティーに参加したりとほのぼのとした出来事もありました。


「イヴ&ローク18 あの頃を思い出して 第二部」

ロバーツ名で書かれた「あのころを思い出して 第一部」と同時発売となり、珍しいタイアップの出版となったお話です。

宝石盗難事件で消えたダイアモンドを探す男女のお話が一部のお話です。

盗難にあったダイアモンドは保険捜査官とダイアモンドを盗んだ男の娘の活躍でほとんどが元の場所に収まりますが4分の1だけが発見されないまま闇に消えてしまいました。

その闇に消えたダイアモンドが切っ掛けとなり50年後に殺人事件が起こります、それが第ニ部です。

孫娘が祖父母におこった事件を一冊の本に纏め上げ出版しました。その本には当時の宝石窃盗事件の事が詳しく書かれてあり、50年の時間を経て孫娘が再び事件にかかわってしまいます。

50年の歳月、静かに眠っていたダイアモンドをイヴが探し出します。

「イヴ&ローク19 報いのときは、はかなく」

ロークの業務管理者の娘が夫と友人の浮気現場に踏み込み殺害したという一件愛情のもつれかと思われる事件から始まります。

彼女を罠に掛けた犯人が国家組織の工作員だとわかり、政府情報機関が係わっている複雑な事件でした。

その事件でイヴとロークの父親同士が一時期、繋がっていた事がわかります。当時両方の親を監視していた当局はイヴが虐待されていたことに気づきながらも国家の危機には係わりないと介入を中止していた事が記録に残っていたのです。

もちろんロークはその当時無介入を決めた関係者を許す事が出来ずに報いを受けて当然だと怒ります。

イヴが悪夢にうなされるのを見守るしか出来ない事で歯がゆい思いをしていたので怒りの矛先がそちらに向かったのです。

でもイヴはもう過ぎ去った事だし手出しをして欲しくなかった・・・殺人を犯したロークと何事も無く一緒にいられる自信がなかったから・・・

イヴとロークの意見が真っ向から対立して、2人の関係がギクシャクして気持ちがすれ違ってしいました。

最後はロークも何とか自分の気持ちに折り合いを付け、持っていたデーターを消します。

それはイヴにとって今なにが一番大事なのかを知ったからです。

いつも仲がいい2人が避けるように日々を過ごすこの巻は読んでて一番切なかったです。

お互いがお互いを思うあまりにすれ違う気持ち・・・早く心が一つになって・・と願いながら読み続けました。

「イヴ&ローク20 赤いリボンの殺意」

幼い時に親に虐待されて育った子供はまれに怪物となって成長します。まさに今回の連続殺人の犯人のように・・・・

公園を散歩していた女性が殺されます。その人の首には赤いリボンが結ばれていました。その事件を夢の中で目撃したと言う占い師が現れイヴに捜査の協力を願い出ます。

同じような犯行が重ねられ、しかも同様の手口で行方不明になっている女性が多数いることを掴み、イヴは犯人を追い詰めますがもう一歩と言う時にピーボディーも狙われて生死を彷徨う大ゲガをしてしまいます。

イヴが見つけ出した犯人は幼い頃に母親から受けた虐待から逃げ出せず、母親として見立てた女性を次々に殺害していたのです。

イヴたちは自分達もそうなっていたかもしれないと・・でもイヴはバッチを身に付けることでロークは虐待サポートセンターを作る事でそうはならなかったと・・・犯人を哀れむ事はないと考えるのです。

そして犯行現場を特定したイヴは殺害されて埋めらえている被害者を全員を見つけ出します。大量殺人の現場で一体一体掘り起こし身元を確認すると言った辛い作業を続けるのは殺害された彼女たちを身元不明者でなく一人の女性として家族にもとに返えしてやりたいと願ったからなのです。

 「イヴ&ローク21 幼子は悲しみの波間に」

一家が全員殺害されるという事件がおきました。その手口は一寸の隙もなく、まるで訓練を受けている者の犯行そのものでした。

でもそんな犯行現場に一人だけニクシーと言う少女が生き残っていたのです。

一人残されたニクシーは見つけてくれたイヴを慕い離れようとしなかったのです。子供の扱いになれていないイヴは当惑しますがサマーセットをあてにしてニクシーを自宅で保護します。

ニクシーの父親が弁護士として勝ち取った離婚訴訟が原因で判決に不服だった夫が仲間と行った犯行でした。生き残りがいると知った犯人は目撃者となったニクシーを狙います。

ニクシーが家族にお別れを言う場面がありますが残された幼子の行動に涙しました。

そして、娘を亡くしているサマーセットがニクシーに言うのです。

「会いたいと思った人はいつか必ず生まれかわってきます。外見は違っても心でその人だとわかるでしょう。私にも会いたい人がいますが今はまだそう思える人はいません。でもいつかそう思える人が現れたらいいなと思います。」と・・・

いつの日か必ず、ニクシーにもサマーセットにも会いたいと思った人が現れたらいいのにと思わずにはいられませんでした。私的にはいつの日かイヴとロークに生まれるであろう子供がサマーセットの会いたい人であってほしいなって思います。

イヴたちはそんなニクシーのこれからの事を思ってある決断をします。

幼子のこれからが最後まで気になったお話でした。

 「イヴ&ローク22この邪悪な街にも夜明けが」

誰にも尊敬され、大病院を経営する親子の医師が何者かに殺害されました。その犯行は堂々と防犯カメラにも映し出されていました。

より優秀なDNAを採取してそれを元に優秀なクローンを作るという「静かな誕生」となずけたそのプロジェクト。誕生した子供たちを教育する学校を運営し、卒業と同時に彼女たちを欲しい人に斡旋すると言う医師たちは遺伝子を操作してクローン人間を作っていたのでした。

そんな彼女たちの中にもおかしいと感じた者が表われ(医師たちに言わせれば不完全な者)、そのプロジェクトを止めさせるための犯行でした。

倫理感とはなにかと考えされられたこの事件・・・イヴがそのプロジェクトを阻止しますがそれまでに誕生した彼女たちはどうなるのか・・・社会に大騒動を巻き起こした事件でした。

こんな難しい事件と並行にアイルランドの新しい家族を招待して(30人余りだと言うから驚きですね。しかもロークだから出来きる事なのです。)感謝祭を祝おうと計画したロークですがイヴにもどう対処したらいいのかわからずに戸惑います。一方のロークも落ち着かない日々を過ごします。家族との付き合い方をまったく知らない2人だったからです。

感謝祭の前に事件を解決し2人は新しい家族と共に無事に過ごすことが出来るでしょうか・・・

「イヴ&ローク23過去からの来訪者 」

8歳で保護されてから一時期里親になった女がイヴを尋ねてきます。突然の訪問に対応出来なかったイヴはとっさに追い返してしまいます。イヴが駄目なら今度はロークにとターゲットをかえて接近する里親。そこでもロークにイヴに近づいたら承知しないと脅かされます。

前回衝撃的な事件を解決したイヴが警察官となり、大富豪と結婚している事を知って現れたという訳でした。

里親にしつけだと言われイヴが受けた理不尽な決まりや屈辱された日々・・思い出したくもない日々から一時は逃げようとしますが、はっきりと決別しようとロークと一緒に訪ねたホテルでその里親が殺害されているのを発見してしまいます。

イヴとロークが容疑者として疑われて当然のように思えた事件でしたが犯行時間には2人は大勢の人と一緒でした。でも誰かを仕向けたのではとの疑いを晴らすためにもイヴは捜査するのでした。

その女は里親になった子供たちの生活を調べ上げ弱みを突きつけてはゆすりたかりを繰り返していました。

ゆすられていた人たちが余りにもたくさんいたことでイヴは驚き、同じ体験を共有した彼女たちのためにも真実を暴こうと走り回るのでした。

一方、前回の事件でマイラと意見の相違いでギクシャクしていた関係がようやく元通りに修復し、ピーポディーとマクナブの些細なケンカの仲裁をしたりで私生活の方も大忙しでした。

ローク以外に涙を見せた事がないイヴですが、クリスマスツリーを見ながらマイラの御主人に寄り添って涙をながします。自分でも何故かわからないけど、一度でいいからマイラの御主人のような方がそばにいてくれたらよかったのに・・・一度だけでいいから・・と・・・そう思ったら知らず知らずのうちに涙がでたと・・・

デニス・マイラは事件にはあまり関わりなく、出演回数は少ないですが、ほのぼのとした人柄で袖口に穴があいたダブダブのセーターを着ている彼は事件に追い詰められたイヴの心を何気に癒してくれる方なのです。彼が出てくると心が和みます。心を許せる人が増えてきたイヴを見て嬉しくなってしまいます。

色々ありましたがイヴとロークは2度目のクリスマスを迎えます。

「イヴ&ローク番外編ニューヨーク十二番地の呪い 」

この巻は本シリーズとは別に短編で書かれた3作のお話が入っています。

<はるかなるオリンパスの英雄>

惑星の間でも自由に行き来する事が可能になったこの時代、ロークの事業の一つで、ある惑星に建設してあるオリンパスリゾートで星間警察治安会議が行われた。イヴがニューヨーク市警殺人課の警部補としてセミナーをしなくてはならなくなったのです。セミナーもさることながら地に足がつかない乗り物で惑星まで行かなければならない事がイヴにとっては一大事なのです。

オリンパスリゾートに出向いたイヴに襲い掛かった殺人事件・・自分の縄張りでない場所での殺人に地元警察との連携ももどかしく、別な方面でロークの妻としての立場もあっていつもの調子が出ないイヴですが事件の解決に向けて動きます。

<報復は真夜中のひめごと>

以前に捕まえ牢獄にいた一人の殺人鬼が脱獄を図り、自分を捕らることにかかわった人々を次々殺害すると言う事件がおきました。もちろん狙われるメンバーの中にイヴも入っていますがプロファイリングをしたマイラの名前も挙がっている事にも気を揉みます。関係者全員に警備をつけますが一瞬の隙をつかれマイラも誘拐されてしまいます。

イヴにとってだいじな存在のマイラが殺されるのではないかと恐れながらも、立ち向かうのです。

<ニューヨーク十二番地の呪い>

1960年代ふた財産を築き上げたクラブのオーナーの孫がそのクラブの有った建物で殺害された。その建物が建っていた12番地は誰が手がけてもうまくいかずに夜な夜な幽霊が出るとのうわさもありる曰くつきの建物でした。その当時、祖父の妻でその時代の大物歌手が忽然と失踪すると言う事件が起こりその妻は行方不明のまま、幽霊はその歌手の呪いではなかとのうわさも・・・

幽霊を信じないイヴが呪いにも屈せずに事件を解決します。

「イヴ&ローク24母になる冬の死」

女性会計士が自分のアパートで殺されました。遺体には拷問された跡が・・・また別な場所で男性が彼女と同じ手口で殺害されているのが発見されます。2人は同じ会計事務所で働いていて近く結婚する予定になっていたのでした。

2人のリンクのやり取りから、会計事務所に何らかの関係があるのではと・・・

一方、メイヴィスにどうしてもと頼まれ、避け続ける事は出来ずにイヴたちが出産のコーチニングチームとして講習会にも出席します。

そこで出会った妊婦が行方不明になったとメイヴィスから知らを受け探して欲しいと頼まれ、管轄外でしたが探す事も引き受けてしまいます。

同時進行で捜査を開始している中、失踪事件からある財団の乳児斡旋事業が明らかになり、その財団の会計を2人の会計事務所が請け負っていた事がわかりました。

二つの事件のつながりが見えはじめイヴは捜査を続けます。

事件も解決しやっと一息ついたイヴたちに今度はメイヴィスに陣痛が・・・ついにメイヴィスがお母さんになります。

 

やっと事件の事を纏め上げることが出来ました。私にとって書きこんでいる時間は至福の時でした。思い出しながら書きだし、思い出せない所はまた読み出したりと作業がとても楽しかったです。私は作文が大の苦手だったはずなのに文章を作る事がこんなに楽しいものだったとは今更ながらに驚いています。きっと文字を紙に書く作業よりもPCに向かってキーボーを打てば文字になるって作業の方が私には向いてたのでしょうね。

この書き込みをみて興味をもたれた方が「イヴ&ローク」を読んでみたいなって思ってくれたら嬉しいです。もうひとつ贅沢な夢ですが読みましたよってコメントがもらえたら何よりの褒美だと思います。

まぁ~~贅沢な夢ですけどね。

準備している最中に、25巻目が発売になりました。早く読みたくってうずうずしているのですがこの書き込みをUPするまではと我慢しています(笑)

25巻からの事はまたいつかけたらいいなって思います。

余談ですが新聞に面白い記事が載っていました。

インターネット検索最大手のグーグルが声に対応する検索サービスをPC向けに開始すると言うのです。PCに自分の音声を吹きこむと文章に即座に変換され、通常の文章と同時にネット上を検索すると言うものだそうです。また利用者の撮影した写真や保存した画像を元にその関連する情報も検索できるサービスも・・・画像をクリックして検索ボックスに持っていくとグーグルが持っているデーターベースが画像と照合して検索できると言うものです。どちらもソフトを使って無料で利用できると言う事です。

これを読んだ時、まさに時代はイヴ&ロークの世界に一歩近づいてる感じがしました。もしかすると近い未来にオートシェフから食べ物を出したり、ドロイドが家事をしてくれる日が来るのも夢ではなくなるかも知れませんね。

今回でイヴ&ロークの事はこれで終わりです。・・・次回はノーラ・ロバーツの本のことも少し書いてみようと思います。

またお付き合いしてもらえたら嬉しいです  ちび(=^. .^=)


「イヴ&ローク」シローズ  (登場人物)

2011-06-10 21:58:46 | 大好きなドンヒョク(ヨンジュンさん)の話

イヴ&ロークの事を書き出すと止まらない私・・・^m^

まず今回はロークとドンヒョクのどんな所が似ているかという話しから始めます。

少年期のどん底の生活から抜け出して自分の才覚で成功して実業家になった事。

背が高くスタイルがよくて人を引き付ける顔立ち一言で言えばハンサムな素敵な男性だと言うこと・・

ロークはイヴと、ドンヒョクはジニョンと出合った瞬間に一目ぼれします。(・・ってもう死語でしょうか(爆))それからは押しの一手で結婚まで突き進みます。

(以下は私の大好きなorionnさんのホテリアー2次創作のドンヒョクが対照です。)

結婚してからも飽くことない愛を注ぎ込み、妻への贈り物が大好きで、誰かに任せることなく自分の目で選びます。

「君は、いつも・・これからもず~~と僕のものだ」といともたやすく言ってのける男性。

経済力のある自分と結婚しているのに身を粉にして働く妻を暖かく見守り、妻にとって仕事がどんな意味を持っているのか理解している男性です^m^

まぁ~~本当に理想の男性像ですよね。

ではでは~~このシリーズに欠かせないに主な登場人物を紹介したいと思います。

イヴ・ダラス・・・・ニューヨーク市警察警部補。

7歳の時ダラスの路地裏で暴行され、片腕を骨折ているのを発見保護されます。

イヴは自分が誰なのかどこから来たのか両親は?と、それまでの記憶がなくなっていました。保護された後にイヴ・ダラスと命名されシステムのなかで育ちます。

法と秩序のなかで自分が誰なのかをはっきりさせるために血の滲むような努力で警察官になったイヴは30歳の時にロークと出会い愛し合います

事件を捜査中に失っていた7歳までの記憶がよみがえり、イヴは父親にレイプされ暴行されていた事をそして、その父親から逃げるために・・その事がイヴの心の傷となって苦しめます。

ローク・・・アイルランド・ダブリンの難しい地域で育ちロークもまた父親の暴力で育ちます。才能と努力でどん底の生活から抜け出し、アメリカに渡り実業家として成功して大富豪となります。

「この悪夢・・・」の事件で一容疑者としてイヴと出会い魅かれていきます。イヴのよみがえった記憶と心の傷を知ったロークは夫であると同時に誰よりもイヴの良き理解者でもあります。

サマーセット・・・ロークとはダブリン時代に出会い、お互いに助け合いながら生きてきました。娘を悲しい出来事で亡くしますがそれからも尚一層二人の結び付きは強くなりロークにはなくてはならない存在になっています。現在はロークの執事として豪邸を切り盛りしイヴとは犬猿の仲です(笑)

ギャラハット・・・両目の色が別々の太っちょの猫。被害者が飼っていた猫でイヴの窮地を救った恩人。イヴたちに懐き今ではローク邸にいなくてはならない存在になっています。

メイヴィス・フリーストーン・・・イカサマ商売をしていた頃にイヴに捕まり更正し、その後イヴと大親友になります。ロークと出会うまではイヴの唯一の心の支えでした。

ライアン・フィーニー・・・イヴの元相棒で一端の警察官となるように訓練してくれた父親的人。EDD(電子捜査課)の部長として難事件の解決をサポートしています。

ディリア・ピーボディー・・・イヴに才能を認められ交通課から殺人課に移動し助手となります。イヴを最高の警察官だと慕い、共にどんな敵にも勇敢に立ち向かう頼りになる人です。

イアン・マクナブ・・・EDDの捜査官でフィーニーの部下。後にピーボディーの恋人となりイヴの捜査チームの一員として活躍。

シャロット・マイラ・・・ニューヨーク一の精神分析医で事件のプロファイリングをしてイヴを助けます。私的にはイヴの心の傷をローク以外に知る人で母を知らないイヴにとって母親的存在です。イヴの心の内を誰よりもわかっていて我が子のように心配してくれる人です。

ナデーン・ファースト・・・チャンネル75のニュースキャスター。イヴとは持ちつ持たれつで情報を交換し合う中で私的にも友人です。

ホイットニー・・・ニューヨーク警察の所長。イヴが捜査しやすいように影で支えてくれる頼もしい上司。

チャールズ・モンロー・・・高級公認コンパニオン(厳しい身体検査を受け免許を支給され性的なサポートをする仕事いわゆる男娼)です。一巻目の「この悪夢が・・・」の事件で容疑者の一人に上りますが容疑からはずれいつの間にかイヴと友人関係になります。

ルイーズ・ディマット・・・裕福な家に生まれながらも自ら貧しい人が出入りする診療所で医師として働いていた時ある事件でイヴと出会い共鳴します。その事件の解決に尽力したことで診療所を立て直す資金を掴み居心地のいい診療所を作り上げました。一方ロークが計画していたドーハス(母子サポートセンター=虐待被害者用シェルター)の開設にも医師として参加。後にチャールズと恋人関係になります。

バクスター・・・殺人課の捜査官でイヴの捜査チームで活躍してます。いつもふざけてイヴをからかっていますが心の中では慕っています。

トゥルーハート・・・若き巡査はこの物語で癒し系。イヴのお陰で殺人課に移動になり、捜査官になりたいとバクスターの指導のもと勉強中

検死官モリス・鑑識官デイックヘッド愛称くず・似顔絵製作係りヤンシーなどなど・・・

あっ~~もう一人強烈な人が残ってました。怖いもの知らずのイヴにとって名前を聞いただけで震え上がる美容家のトリーナです。(笑)

何故かというと自分の容姿に無頓着なイヴにとって全身トリートメントは拷問でしかないからです。でもロークの妻として正装で出かけなければならない時もあってトリーナに肌の手入れやらカットを強要させられるからです(笑)

 

登場人物のその後ですがイヴとロークは2年目のクリスマスを向かえます。

その間にロークの出生の秘密が明らかになり実の母親は父親に殺されていた事がわかりました。その真実を知らずにいたことでロークは苦しみ今まで母親を省みなかった事を後悔します。

ロークに出来ない事が二つあり、イヴを虐待した父親を叩きのめす事と自分の母親を殺した父を自分の手で殺せなかった事なのです。どちらもこの世にいないからこそその事が屈辱となって心の片隅でくすぶり続けているのです。

でも自分は母親に愛されて育ったことを知り、天涯孤独だと思っていた自分にも母方の家族がいることを知ります。

訪れた母親の実家(アイルランド・クレア)で暖かく迎えられたロークは穏やかな愛情を示され、ただ戸惑うばかりでしたが後で駆けつけたイヴによって平静さを取り戻し、二人にも新しい家族が出来た事を喜びます。

イヴは少しづつ新しい真実を思い出し、事件とともに悪夢となって蘇り苦しみますがいつもロークが側で見守ってくれます。ロークと会うまでは感情と言うものを持たないで来た、イヴにとってロークの出現は今までの自分の生き方をまったく別なものにし狼狽させます。でも自分なりに折合いを付けるようになり結婚生活もさまになって来ました。

二人はお互いを拠り所としながら一歩また一歩と夫婦の絆を強くしていきます。

ピーボディーとマクナブは紆余曲折はありましたが一緒に暮らす事になりました。ピーボディーは念願の捜査官となり今ではイヴの良き相棒になりました。

相棒には隠し事が出来ないとイヴはピーボディーに自分の過去を話して聞かせます。ピーボディーは薄々は知っていたのですが話を聞きながら自分の子をレイプするような男は殺して当然だと言い切ります。なんと頼もしいピーボディーでしょう。

メイヴィスにはレオナルドという恋人が出来き、歌手として成功しました。自由奔放でいるだけでまわりを暖かくするメイヴィスには誰も逆らう事が出来ずトゥルーハートと共にこの物語の癒し系です。

妊娠したメイヴィスはイヴとロークに出産サポートを頼みます。二人にしては未知の世界で、しりごみしていましたが、ある事件に巻き込まれ考える暇もなく出産に立ち会う事になりました。イブとロークも大役を終えてイヴの名前を貰ったあかちゃんが誕生しました。

フィーニーは飄々と電子捜査課という特殊な仕事でイヴを助け、バクスターとトゥルーハートは師弟関係良好でイヴのチームを支えてくれています。

一番気になるイヴとサマーセットの関係ですがこの二人の関係は複雑ででもお互いに心の中では認め合っているのですが面と向かえば皮肉の応酬でなかなか表に出さずにました。

が・・・2度目を迎えたクリスマスの夜にサマーセットとロークがイヴを待つ間に交わした言葉が印象的でした。

すっかりくつろいでいるロークをみていままでクリスマスに自宅で過ごされることはほとんどなかったとマサーセットがいいます。

ロークは「いま、気がついたのだがここで過ごせば自分は一人きりだと思い知らされるからだろう。一人きりだ。女性たちがいて、取引があり、かかわる人がいて、パーティーがあり、ほかにもいろいろ有ったにもかかわらず、心から大事に思えて僕をここにつなぎとめてくれる相手がいないかぎり、ひとりっきりなんだ。

僕がこんな人生をおくれるのも君のおかげだ。この人生をくれたのもきみだよ。そして、僕は僕のやり方でここを築きあげた。そして、僕のためにここの面倒をみてくれときみにたのんだ。きみには一度たりとも落胆をさせられた事はないよ。

しかし、僕には彼女が必要だった。たったひとり、彼女だけが、この場所を我が家にできたんだ。」

「彼女は私があなたのために選んだ方ではありません」

「おぉ~~それは知っている」

「でも、彼女はまさにあなたにふさわしい。あなたのための女性です。欠点だらけであるにもかかわらず、というか、それだからこそ、でしょう」

「そのことを、彼女もおなじように考えているようなきがするよ」

長いこのシリーズの中で23巻目「過去からの来訪者」でサマーセットがイヴをロークの妻としてはじめて認めた言葉だったような気がします。

いつもいがみ合い、会えば口げんかをしている二人ですがイヴはサマーセットがロークにとって大事な人であることを・・サマーセットはイヴにとってロークが大事な人であることを十分に理解しています。

いざとなればお互いを思いやる事が出来き、ロークを中心にこの三人は本当の家族になったのだなと嬉しくなりました。

一件異色なこのカップルですがロークがイヴを求める気持ちも、イヴがだんだんとロークなしでは生けては行けないと思う気持ちが心に伝わりジ~~ンと来ます。

登場するメンバーもそれぞれに発展があり2人を中心に連続した物語になっているのが面白いです。

推理小説と恋愛小説を兼ね備えたこのシリーズ・・・そこがこのシリーズを読み続ける醍醐味となっているのだと思います。

さて~~次の回には巻ごとの事件を・・・・

また読んでくだされば嬉しいです    ちび(=^. .^=)

 


「イヴ&ローク」シリーズ 

2011-06-05 10:13:38 | 大好きなドンヒョク(ヨンジュンさん)の話

私がこのシリーズと出会ったはドンヒョクが大好きな仲間が集うサイトで話題になってた時でした。

主人公がドンヒョクに似ている本があるんだって・・・・と・・・

始めは半信半疑でしたが一度気になりだすと、この目で確めない気のなる性格なで(笑)・・でも思ったほどでないとがっかりだしと、試しに図書館で借ることにしたのです。勇んで行った図書館にはまだこのシリーズは置いてないと言われ、出鼻をくじかれた気分でがっかりでした。

思い立ったらいてもたってもいられずに、知りたい読みたい確めたいとついにはネットで大人買いという暴挙にでたのです・・(笑)

確かあの頃14巻までは出ていたような・・・勢いで纏めて買ってしまった私って・・・・><。・・

初めてのネットで買い物・・今だったらなんという事はないけれどあの頃は冒険だったわ^m^

今では地元の本屋さんで発売と当時に購入していますがもう常連になったらしく定期購読のリストに載せて貰いお取り置きしてくれています。

ロークとドンヒョクを重ね合わせて、うんうん!!こんな所が似ているんだわ~~と思いながら読んでいましたが今ではもうイヴとロークの物語として別物になり二人の虜になってしまいました。

日本では番外編と本編シリーズ24巻を合わせて25冊が翻訳されて発売されています。今では人気に後押しされたのか翻訳者の人数が増え、年に2回位のペースで発売されるようになりました。

作者のJ・D・ロブさんは今年2月に32冊目を発表されたとか、ノーラ・ロバーツ名でも並行して書かれていることを兼ね合せるとこの方の創作意欲には頭が下がると同時に愛読者の一人としては嬉しい悲鳴です。

余談ですがノーラ・ロバーツ名で発行されている本もたくさんあり、新作も続々発売されています。

いわゆるこちらは「ロマンス小説」と呼ばれる分野でして(#^.^#)男女が出会い愛し合うと言う事が本筋になりますが一冊ごとに主人公(カップル)が代わります。

どうして別名でこのシリーズを出そうと思ったかですが・・・

「どんな未来になっても人は人を愛し憎しみ欲を持つはずだと・・そんな時代に登場人物を一冊の本にまとめるのではなく、何本もの作品に登場させ、彼らがどんな人間なのかじっくり探り、一冊づつ覆いをはがしてみたかった。そこでそれぞれの人物の発展や、成長や変化、人と人の関係をゆっくり進めて行きたい」と言われています。

何故同じ人が別な名前で本を出しているかというと言う謎がその文章を読めば良く判るとおもいます。

この「イヴ&ローク」シリーズはニューヨーク市警察に起こる様々な事件をイヴとロークの夫婦とそれを取り囲む脇役達で解決していくと言うお話です。

この二人を軸に舞台が近未来で自動調理器(オートシェフ)があり。機械人間(ドロイド)が雑用をこなし、声で機械を動かし、車は浮き上がって走るという設定です。

一冊ごとに事件が解決され、どれをとっても読み応えのある本なのですが一巻から読むとイヴとロークの出逢って結婚そして愛し合いながら生活していくと言うストーリーが同じに進行して脇役達にもそれぞれのストーリがあってより一層楽しめるのです。

この本のファンになった私は何度もこのシリーズを読み返したかわかりません、もう夢中になって読みそれに飽き足らずにノーラ・ロバーツ名で書かれているほうの本もほとんどといっていいくらい読みました。

私みたいなファンがいるのですから作者の狙いが的中したって事でしょうね^m^

なんにでも感動する私は14巻まで感想なんだか粗筋なんだかわからないものをこのブログにも書きました。

もしよろしかったら過去の記事をたどっていくと読めるようになっていますので興味のある方はそちらもあわせて読んでいただけたら嬉しいです。

14巻で小休止してましたが機会が有ったら又この本の事を書いてみたいなって思っていました。

どのくらい続けれるかはわかりませんが少し続けて見ようかと・・・

次回は今までのおさらいを含めて登場人物にどんな変化かあったかを書いてみたいと思います。

また、お付き合いをしていただけたら嬉しいです  ちび(=^. .^=)


デレクターズカット版って・・・

2011-05-24 20:16:18 | 大好きなドンヒョク(ヨンジュンさん)の話

「デレクターズカット版」

私がこの言葉を初めて知ったのが「4月の雪」のDVDが出た時だったような気がします。

あの頃!!たしか~~!!!5枚組でしかも高いDVDが映画の封切の後に出た。

何故に5枚組???・・・映画のみでもっと安く出せばみんな買いやすいのにと思った。

だけど・・・

メイキングやらインタビューなどなどの盛りだくさんで・・

ファンなら真っ先に欲しくなるDVDだった!

ある程度価格が高くても・・・ねぇ(笑)

飛びついた家族はたくさんいたはず・・・

これは最高のDVDだって思っていたのに・・

でもなぜか??その後にデレクターズカット版として映画のみのDVDが出た

内容は映画よりも時間が長く、しかも場面の組み合わせが映画と違っいてストーリーがすご~~く、よくわった

こんなストーリーで出せるのだったら何故最初からこうしなかったのだろうって不思議におもったっけ・・・

そうは思っていてもファン心理を煽られて、私もまたそこに嵌まった一人だけど・・・(笑)

そして・・・最近では「宮~クン」のデレクターズカット版がでた。

「宮~クン」は「私の名前はキム・サムスン」とともにヨンジュンさんのDVDしか見ないとう私のポリシーを粉々に砕いてしまった。

韓ドラってヨンジュンさんのDVD以外でも面白いかも・・・と思わせたDVDでした。

「宮~クン」のデレクターズカット版が出た時もなぜ??今頃になってこんなのが出るんだろうって思った。

今度は絶対に嵌らないぞって心に誓った・・・のに・・・

カットされた場面が何分間・・・とのキャッチフレーズに・・・・

我慢が足りない私は誓いも虚しくついに飛びついてしまった(笑)

最初に出たDVDでは何故こんなシーンにとぶんだろう??って不思議に思った事がカットされた場面が付け加えられたおかげでストーリーがすんなりと頭に入ってきて・・

またまたこちらの方が良いじゃないと思いました。

日本で発売するには、お国が違うと著作権とかなにやらで面倒なのだろうなとはわかっているつもりなのだけど・・・後になって出せるのだったら何故??と何か腑に落ちない私です。

最近はヒットしたDVDはファンの心理を煽ってが続々再販売が出ている。

私が韓ドラに嵌まった切っ掛けとなった「冬のソナタ」は166分も長くなりBGMもそのままのDVDがでました。

冬ソナは私が見た初めての韓ドラで私がヨンジュンさんの家族となったお話です。

あの頃はまだHVSでテープが擦り切れるかと思われるほど、何度も何度もくりかえしみたし・・・

出る雑誌やら読み物もありとあらゆるものを買って読みふけったけな~~

きっとあの頃すぐに出たら感激してすぐにでも飛びついただろうなって思いますが・・

~~最近ではもう卒業だ~~って思っていた。

なのにカットシーンが166分と聞いてはどんな場面があるんだろう???と気にかかってしまいます。

久しぶりにチュンサン=ミニョンに会いたくなってきました。

そうそう~~娘も嵌まった「イケメンですね」もデラックス版が出るらしい・・

デレクターズカット版とデラックス版とどこが違うのか良くわからないけれど・・・

「差し替えられた楽曲やカットされていたシーンが一部復活」って同じ事を言っているような気がします。

グンソク君人気に便乗したのかな??(笑)って思わずにはいられません。

吹き替えもついているからデラックス版なのかもなって思うけど韓ドラファンの私としては字幕を目で追いながら韓国語を耳で聞くそのパターンが醍醐味だと思う。

そんな私には新作も続々とレンタルされて見たいDVDが目白押しです。

販売戦略に躍らせられているとはわかっているのですが・・

 

私の韓ドラヘの道はまだまだ続きそうです(笑)