だせなかったLove Letter:27

2010-08-11 | 自作小説:私小説
生き方にこだわりたい。今まで、馬鹿げた生き方を繰り返してきた。だから、もう僕にはそれしかない。偉くもなれない。大金も手に入れない。君にあげたかったもの、何も与えることができなかった。君を、娘達を、お姫さ様のようにしたかった。自己満足のためだ。僕は自己満足のために生きている。だから、苦しくなるときがある。君は美しかった。その美しさを僕に、僕ために浪費してしまったのか。君はもっと幸せなれたのかもしれない。それに報いる術はあるのだろうか。もし、君が後悔していないなら、君が望む、愛すべき男でありたい。そんな生き方をしたい。いい忘れたことがある。君は今も変わらず、美しい。それは、僕にとって永遠に変わらない。 . . . 本文を読む
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