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T.Kのオーストラリア漂流記(麻雀)
T.Kに励ましのお頼りを出そう!jojo_2005(アットマーク)mail.goo.ne.jp
 

  


食いたい、肉食いたい、、肉食いたいぃいい!!!!
もう豆とバナナだけじゃあ限界なんですよ!!!



ところで、今は西オーストラリアのマッガレットリバーにいる。
もう、金がないのでここで仕事します。

しゃあないです、、ガソリンが高すぎるんですよ!!!!

奇しくも一年ぶりのファームです。一人でファームゲットできました。少しは成長してますかね?
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そんなわけで二日目はFlinders Chase National Parkに行ってやった。
そこにあるディスカバリーウォークにはカモノハシが現れることがあると聞いたので探索してみようと思ったが、先日山火事があったらしくて見事に閉鎖されていた、、ファック!!

この公園は奥のほうにRemarkable Rocksという奇岩とAdmials Archとかいうアシカがいる岩場があるらしいので行ってやった。なお、入場料は$8である。

Remarkable Rocksは謎の岩がごろごろしてたで。なんでも、地中の岩がプレートの変動に伴って徐々に陸に押し上げられあんなわけの解らない形になったらしい。。岩好きにはたまらねーな!!
Admials Archには黒いアシカがいたで、奴らはニュージーランドファーシールっていうんや。シーライオンとファーシールの違いはなんなんだぜ?

これでカンガルー島のハイライトはほぼ見尽くしたので本土に帰ることにする。

その前にStkes Bayとかいうビーチに行ってやった。そこはダートを走らなきゃああかんので大変やったが、、なかなかええところやった。見たところ岩しかないんだが、岩のトンネルを抜けると白いビーチが広がるっていう構造やで。そこで忍者のように岩から岩えと飛び移っていったら、案の定海に落ちた。しゃあなしやでぇ。。

そして、Emu Bay、Kings Coteと進み、そこで野宿した。そして翌日American Riverを通り、Penneshawに戻ってきてフェリーに乗り込んでやったで。

カンガルー島では490キロ走ってやった。


ブッシュファイヤーの跡


Remarkable Rocks


でぃやぁ!!


の、、のぼれん!!


しまったー!!油断したー!!!
閉じ込められたタイツ!!いったいどーなってしまうのか!?


ここは俺に任せ・・・


今日の筋トレはヘビィだぜ!!


と思ったら、、アッーーーーーー!!!!!


灯台下暗し


Admials Arch周り。よく観るとアシカが。。。
ところでこの写真空に浮かぶなにかに見えへん?


Admials Arch アシカもいます


下から見上げるとこんな感じ


Stkes Bayの入り口


トンネルを抜けると・・・・


ビーチやった


謎の裂け目発見


中はこんな感じ。まるで秘密基地!!


ペリカンの眼やばくね?


American River


さらばカンガルー島



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そんなわけでカンガルー島に行ってきた。。フェリーは車込みで往復$242かかった、、ファック!!

ところでカンガルー島の名前の由来は、150年ぐらい前、どこかの白人船長が上陸した際、いろいろあって飢餓に見舞われていたそうだ。そこで目に止まったカンガルーを捕まえて飢えを凌いだんだとよ。そーゆーわけで、感謝を込めてカンガルー島って名前にしたらしい。まあ、アレや、エキドナだったら、エキドナ島になっていたってわけや。。。まあ美談である。食に対する敬意があってベネだな。

まず、Cliffods Honey Farm という蜂蜜工場に行ってやったが、蜂なんてどこにもいやしねえ。。
その後Seal Bayで野生のアシカを見に行ってやった。世界の5%の奴らが集結するらしいが、天気が悪くてまいった。なお、アシカがいるビーチに降りるには$13かかるで。

次に某CMで使われていたらしい、Little Saharaにいって砂漠を黄金体験してきた。
ほんでKelly Hill Cavesとかいう鍾乳洞で涼んできた。$11.5
その後はKoala Walkとかいう野生のコアラがいる林に潜り込み、コアラを凝視してやったで。

そして、その日はキャラバンパークに泊まってやった。
実はこの旅で初めて金払って寝床を得た、、まあ、場所借りただけで結局車の中だがな、、$18。。
なお、そのキャラバンパークには野生動物がうようよいたで、ワラビーやコアラ、さらにエキドナもいた。。なかなか楽しませてもらったよ。。


これが南十字!!サザンクロスだぁあ!!


蜂のいないハニーファーム


ダートおおいぜ!!


シールベイっていう世界一アシカがあつまる場所


なぜか鯨の骨が落ちてる


アシカ、英語でシーライオン、、どこがライオンやねん


この謎の行動は、今も解明されていないらしい


かいーの


こいつら寝てばっかだぜ!


某CMで使われたリトルサハラ


み・・・水をくれぇぇえ・・・


ところで看板こんなんだぜ。。。


ケリーヒルケイブの入り口、、、ここからが本当の地獄だ。。


こんなところまで根が!! ついラピュタを思い出してしまった。


とりあえずベジータ描いといた


あんな高いところにいるぜ!!


のしのし歩いています


またもやエキドナ発見


餌付けしてみた、、手で持って食べてるよ。。


見方をかえると、モンスターだな、、有袋類。。



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そんなわけで南オーストラリア州フルリオ半島のビクターハーバーに来たでぇ。

ペンギンいるわ、ラクダいるわで見所満載やで!!すごく『いい』ところです。 
じゃけん今回はビクターハーバー特集や、、そうサービスってやつさ。

ところで、夜中にペンギンツアーってのがあるんで参加したんや。
すごくオープンな場所でのツアーやったから、タダだろって思って群集に
紛れ込んだら、実は有料だったらしくて慌てふためいたで。
なんか終了間際に参加者が身に着けていたチケット(?)をスタッフが回収してたで。

やっべ! と思ったが、、もはやその程度のトラブルごときじゃあ、タイツは微動だにしないのさ。。とっさに三脚を取り出し、夜景を取る振りし、他の一般の旅行者を匂わせつつ、、徐々にスタッフの背後へ、、、、完璧やった。。。経験値がちがうのだよ、、経験値がな。。

それはそうと、うまくいけば昼間にボケたペンギンが現れることがあるから、
運がよければ昼間に会えるで。

あと、馬車トラムっていう馬がトラム(路面電車のアレ)をペンギンがいる島まで引っ張ってくれるんや、、往復で$7や!!

しかもラクダもいるで!!$5で乗れるらしいが、、一人で乗ろうと思ったら、、
3人からだとよ!!つまり孤独な一人身はご遠路願おうってわけだ、、乗りたかったら友達や彼女でも連れとこいってさ!!

友達いなーい彼女いなーいお金もなーい、、、ないないばかりでキリがないんだぜ!!



まあ、この街はお勧めやで、、、で、その後、カンガルー島に行くんだが、その写真は後日。。


ところで、この巨大な蟻に刺されて親指が5日ぐらいしびれてもうた


ペンギンに強い光を当てると失明するらしいので、
謎の赤い光をあててた。。


だけど、うっかりフラッシュしてしまったぜ。。


ペンギンのいる島までを結ぶ600メートルの橋


橋とタイツ


これが噂の馬車トラムだぜ!


トラムでGo


ペンギンに注意!!


こんな岩だらけのところにペンギンいるんだぜ!!


でぇぃや!!!


ちい、またこのパターンか、、


ちっくしょおおお!!


謎の穴発見!!


なんとペンギンが!!昼間は海で狩りしているはずなのに、、
とんだマヌケどもだぜ!!


こいつはヘビィだぜ!!


ラクダもいるで


フェリー乗り場に行く前の道脇でエキドナさん(はりもぐら)発見!!
こいつの針まじでやべぇぜ!!


ものの数秒でこんなに掘りやがった、、、ほんとにモグラなんだな。。

 
カンガルー島へはこのちゃちいフェリーで行きますよ。


車はこれしかはいらない


アレがカンガルー島



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そんなわけで、グレートオーシャンロードはWarrnamboolとかいうそこそこ大きな街で終わるんや。

その少し先にTower Hillっていう火山跡があるんだが、そこがええ!!
なんせカンガルーやコアラはもちろん、あのダチョウの次にでかいエミューまで
いるんだぜ!!野生動物の宝庫ってところだな。

その後、Portland→Nelsonって行ってやった。ちなみにNelsonの次の街から南オーストラリア州やで!!終にビクトリア州とはおさらばや!!

そして、Mt.Gambier→Millicent→Beachport→Robe→KingstonS.Eまで行ってやった。
その後は、ルートB1上124キロに亘るCoorong自然公園の横を爆走し、Victor Harborに行ってやったぜ!!!


タワーヒルのコアラ。こいつら一日に20時間も寝てるんだぜ!!働け!!


料理中、、、そうこうしている内にエミューのやつがかぎつけてきやがった!!


今日は1.6キロの豚肉です。


いっぱいいっぱいだぜ!!




カンガルー共


こっちみんな


これがカンガルーボクシング!!


まるでチョコボ


タワーヒルのボスカンガルー、、こいつゆうに2Mは超えてたぜ!!
まじで筋肉むきむきなのな。。


志村、、後ろ後ろ、、、


こんな地形


エミューの大群


ポートランド


鯨の骨


Seal Cave。。でもアシカ見れなかった。。


Seal Caveから少し行ったところにある地獄のような大地
ディスカバリーベイってところ


どれくらいハエが多いかって言うと、これぐらいいる


南オーストラリアへ


マウントガンビアにある、ブルーレイク

 
ビーチポートの桟橋。実は桟橋マニアなんだYo


ビーチポートにて


キングストンにてボスと遭遇!! だめだ!!強すぎる!!


クーロン自然公園、、み、、水をくれぇええ!!


クーロン自然公園、、ぶっちゃけ何もない


クーロン自然公園、、ソルトレイクってやつだ


クーロン自然公園


Struthallbynの手前。。道がねーと思ったら、
簡易フェリーで渡れってさ。。橋はどこだー!!


こりゃあ、あんまりなんだぜ。。。



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有名なグレートオーシャンロードを爆走してきたで。さすがに『グレート』を冠するだけあってグレートだったぜ!!そこにあった『12人の使徒』や『Lock Ard Gorge』、『London Bridge』、『Bay Of Islands』とやらを観てきた。

『12人の使徒』の駐車場はなまら広くてトイレには温水機能付きなので、久しぶりに水じゃないシャワーを浴びれたぜ!!

で、それから、カンガルー島に行って、今はアデレードや。暑っついでぇ。。。アデレード南ににあるフルリオ半島にあるビクターハーバーっていう街はお勧めや。
なんせ、ペンギンいるし、馬車トラムやラクダもいるで。

じゃあの

 


G.O.Rの玄関


12人の使徒


別の角度から


12人の使徒(別方面)


入ってはいけない場所に入ってやった
誰も僕を止められない!!


『Giblson Steps』っていうビーチに降りれば、『12人の使徒』を
海の高さから観れるぜ!!


『Giblson Steps』


『Giblson Steps』


『Giblson Steps』から『12人の使徒』


死ぬのか!僕は死ぬのか!!


俺に構わず早く行けーー!!!!


まるでセイントセイヤの嘆きの壁


夜になるとペンギンも現れる


『Lock Ard Gorge』の崖に囲まれたビーチ


『Lock Ard Gorge』の崖に囲まれたビーチ


恐ろしか・・・


The Island Archway


The Razorback


Blouhole




Thunder Cave


Mutton Bird Island


地底人


地底人2


『どこでもシャワー』!!これはね、のび太君・・・


London  Bridge
崩れたらしい。10数年前まではちゃんとした
ダブルアーチだったらしい。


Bay Of Island


Bay Of Island


こっちみんな


Bay Of Island


名前忘れた


今日はこれもんだぜ!!



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週間少年ベジータ


■第⑭-③話■
『筋肉の向こう側』 後編

・・・勉強ができなくてもいい・・・仕事ができなくてもいい
・・・だけど・・・喧嘩にだけは敗けたくない・・・


「保険医」:それにしても、もう15分以上たっているで、、一体なにが起こっているんや?

「淡路」:二人とも、、、化け物ってことだ。。。

「サム」:ブラボー!! おおブラボー!! タイツ!!やはりお前は面白い!! 俺とここまで張り合えるとは!!!

なあ、タイツ、、、人はそれぞれに生まれつきの基本的な性格を与えられている。これを例えるならば、、一人一人が自分の内側に、、めいめいの動物を飼っているようなものだろう。。ある者は勤勉なリスを、、、またある者は狡猾な狐を、、、別のある者は臆病な羊を、、、、その動物を飼いならしていくのが、、、人間にとっての成長だとオレは思う。。。

フッ、、、オレが内側に飼っているのは、、、一頭の『虎』だ、
この『虎』は80年、、90年代の暴力がものを言わした富山の環境で、、年毎に猛々しさを増していった。。。
強く、、、強く、、、という時代だったから。。。タイツ、、、お前はいったい何を飼っているのかな? 教えてくれよ。

「タイツ」:あんたのソレが『虎』だというのであれば、俺のソレは『虎よりも強い獣』だ!!!

「サム」:フッ、、言うようになったな小僧!! この戦いは実に楽しい、だが、、お前はまだまだボーイだ!!、、、食うぜ!!!

そういうとサムの右腕は二倍に膨れ上がった!! 

「保険医」:そんな、、、サムの戦闘力が、、、まだまだ上がっていく、、、80万、、、90万、、、100万、、、まだあがる。。。

「淡路」:あ、、、ああああ、、、サムの力は底なしだ、、、俺はあんな化け物と戦おうとしていたのか。。。

「サム」:どうだ!!筋肉に全てを捧げた男の腕力は? 筋肉に全てを捧げるのではなく、、、筋肉が己に全てを捧げたとカン違いしている おまえには、、とうていできねェ芸当だ!!!筋肉の神様はケチでしみったれなんだ、、、あれもこれもどれも全て、、、差し出す者にしか本物はくれねェよ!!

とどめを刺そうと、サムはさらに筋肉を膨らませる、、、しかし、、、、

「サム」:な、、、なんだいこりゃあ!?

タイツは瞳を閉じる、、、タイツの瞼の裏に、、、半年前の敗北が鮮明に映る、、、もうたくさんだ、、なんどそう思ったか、だが、、、タイツは諦めなかった、、、、もっと力を、、、力を熱望した、、、、、そして手に入れた。。。

「淡路」:なんだ!!タイツの体が、異常に赤いぞ!!!、、、髪が、、金色に。

「保険医」:、、、、ま、、、まさか、、、、

「タイツ」:
誰よりも、、、強くなりたいと思った、、、、だが、、、骨格(フレーム)がこれ以上強くなることを拒んだ、この171センチの小さな骨格(フレーム)ではこれ以上の筋肉は望めなかった!!!

神は俺に力をくれなかった、、、、ならば、、、俺は、、、、悪魔にもらうことにしたよ、、、、『力』を。。。

「サム」:、、、ど、、、どーゆー意味だ?

「タイツ」:サム、、、あんたはこう言ったな、、、筋肉の神様は全てを差し出す者にしか本物はくれないと、、だが、、、悪魔は、、、笑いながら、、、囁いた、、、、
『力が欲しいか?』
俺は『YES』と答えた。。。。。

「保険医」:、、、、ス、、ステロイドだ!!しかもかなり高純度な!死ぬ気きゃ!

「淡路」:ド!ドーピング!! ひ、、、卑怯だぞ!!!

「タイツ」:あの日、、サムに敗北してから、俺は逃げてきた、、、だがもうたくさんだ!!強くなるためなら、卑怯なこともしよう、、、地獄に落ちることもしよう、だが!!逃げることだけは!!絶対ェにしねェぜ!!!!

「保険医」:い、、医者の立場から言うで、、あんさんの命は、、、もう、、、長くないで。。。。

「タイツ」:いいんだ、、、今日強くなれるなら、、明日はいらない、、、、より明日、、強くなるために、、、今日をもっと。。。。

「サム」:はっ!! ステロイドか、、、考えたな、、、、卑怯とは思わない、、、それで強くなると思うんだったら、迷わず打てばいい!!! だが、、それでも、、この俺には勝てんぞ!!!! どりゃあああ!!!!

、、、、、、うっ!!! 動かん!!!!

「タイツ」:無知な科学者にはたどり着けぬ極地がある、、、、ドーピングに次ぐドーピング、、薬物と滅びゆく肉体とのせめぎ合いの果て、、薬物を凌駕する例外の存在!!!日に30時間の鍛錬という矛盾のみを条件に存在する肉体!!半年間その拷問に耐え、、、、、俺は今、、ステロイド(悪魔)を超えた!!!

サム!!!今度はあんたが『汗』を掻く番だ!!!

「保険医」:40万、、、167万、、、228万、、、、、ボンッ!!!!、、そんな、、、

「淡路」:スパウザーが爆発した!! つまりサムのパワーがそれほどまでに。。。。

「保険医」:ち、、、違う、、、あっしはタイツにセットしてたんだ、、、それが、、、こんなことに。。。。

「淡路」:なっ、、、なんだと!!!!

「タイツ」:死ぬにはいい日など、、、死ぬまでないッッ!!! いつだって、、今日を生きるしかないッッッ!!!!

これで終わりだサム!!!! うおぉぉぉおおお!!!!! 四倍だぁあああああッ!!!!!

「サム」:(正直、、、消化試合だと思っていた、、、、、、自分よりも体重がないボーイに、、、俺が、、、『富山』が、、、敗ける??)

そのとき、サムの脳裏には立山をモチーフにした富山県の県章が浮かんでいた。。

「サム」:インポッシブル!!!! No!!NO!!NOぉぉおお!!!!! 俺はサムだぞ!!、、、、このサムがぁあああ!!! うおぉおおお!!!!

「タイツ」:はああああぁぁぁあああああああ!!!!!!!

メメタァ!!!!!!

閃光とともに、、、辺り一面が粉塵に見舞われる。。。

「淡路」:なんだ、、、いったいどーなったんだ、、、どっちが勝った?

「保険医」:あっ、、アレは、、、机が真っ二つに!!!! 二人のパワーに耐えられなかったんだ!!! ああ!! 二人が床に倒れている!!!

「淡路」:み、、見ろ!!!!  タイツの拳が床に、、、そしてサムの拳がタイツのソレの上にある、、、、

「保険医」:つ、、、つまり。。。

「淡路」:サ、、、サムの、、、勝ちだ!!!!

「サム」:む、、、むう、、、、

「保険医」:サムが気がついたでぇ、、、サム!! あんさんの勝ちや!!!

「サム」:お、、、俺の勝ち?、、、いや、、アレは倒れた拍子に、、、

「淡路」:流石だサム、、、あんたは俺の目標だ!!!

サムは何かを言いかけたが、タイミングを逃した、、、サムは無意識に自身の右腕を触る。。。

「淡路」:え、、ちょぉ!! それは!!! ゲエエ!! サムの右腕が折れてるぅうう!!!!!

サムは倒れているタイツに目を向ける。。

「サム」;タイツ、、、なんてすごい奴なんだ、、、最後のパワー、、、アレは明らかに俺を超えていた。。。。虚勢を張らず、、、、威嚇をしない、、、、かと言って思い上がってもいない、、、、そんな男が、、内にあれほどのパワーを、、、、内に、、、『虎』を超える獣を飼っていた。。。

フッ、、、タイツか、、、、

たいしたやつだ!たいしたやつだ!!たいしたやつだ!!!たいしたやつだ!!たいしたやつだぁあああ!!!!!

そして数時間後、、サムとの別れ、、、サムは明日帰国する。。

「タイツ」:なあ、、サム、、、本当に富山に帰るのか?

「サム」:タイツ、、、富山は俺の祖国だ、、、故郷には思い出がある、、、どこにいっても必ず帰ってしまうとこなんだ。

「タイツ」:サ、、サム、、、俺は、、、

「サム」:おっと、、その先は言わなくてもいいぜ、、、あれはどっちが勝ってもおかしくなかった、、、正に紙一重だったのさ。。。。

「タイツ」:、、、はは、、、ずいぶん分厚い紙一重だな。。。。

「サム」:握手だ、、、

「タイツ」:ワリィ、、右腕、、これもんなんだ、、、左でいいか?

「サム」:はは、、奇遇だな、、、俺もだ。。。。

二人は左手で握手を交わす、、、力強く。。。。

「淡路」:最後に、、アレ、『俺たちは』ってやつ、やりましょうよ。

「サム」:Oh you have a good Idea!!!

「保険医」:じゃあ、、いくでぇ、、、、

!!!俺たちは強い!!!

「サム」:じゃあなーマヌケ面ぁあ!!俺以外に敗けるんじゃあないぞ!!

「タイツ」:ハッ! こっちのセリフだぜ!!!!

漢には、、戦わなくてはいけないときがある。。。思うにそれは、、『漢』だけの問題じゃあない、、、誰にだって、、覚悟を決めて戦わなくてはいけないときがくる、、、必ず来る。。。

その際に、、いかに自分を信じられるか、、、自分を信じるために、、、自分を磨く、、、それは、学校の成績だったり、、運転技術だったり、、文才だったり、、絵心だったり、、、腕力だったり、、タイツにとってのソレは正に『腕力』だ、、、こんな時代だけど、、、自分の信じられる道を歩いていきたい、、、

そう、「サム」も「シンシティ君」も「ケニー」も「淡路」も「保険医」も『君』も!!!自分の道を信じて歩いていけるんだ!!!

生きるためには血を流すこともあるだろう、、、裏切られることもあるだろう、、、だけど、いつだってタイツはこんな具合に自分の力を信じて進んでいく!!!!


『筋肉の向こう側』



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週間少年ベジータ

 

■第⑭-②話■
『筋肉の向こう側』 中編

 


・・・強さとは・・・強さとはいったいなんだろう・・・

 


2007年3月9日、、、タイツはついに『ミルデュラ』を発つ。。。


「タイツ」:
痛ぅ、、サムに折られた腕がまだ痛む。。。


タイツは瞳を閉じる。。。。。瞼の裏にはあの惨劇が蘇る。。。。。


「サム」:
残念だよ、、、、タイツ。。。。


そういって、サムはタイツの右腕をへし折った。。。そして、床でもがいている哀れなタイツに言った。

 

「サム」」:
なあ、タイツ、、、、強さとは、、、、強さとはいったいなんだろう。。。。俺は、、生涯、誰にも敗けたことがない、、、、だが、、、未だに、、、その答えがわからない。。。お前と戦えば、、その答えがわかるんじゃあないかと思ったが、、、期待はずれだったようだ。。。

 

、、、『負け犬』、、、こんな惨めな思いで、、、『ミルデュラ』を発つ、、、のか、、、オレは、、、、何だね、、この惨めな、、、思いは、、、、、、、ちくしょう、、、許さねぇ、、、、絶対に、、、どんなに汚い手を使ってでも、、、奴を屠る!!!


それからというもの、、タイツのトレーニングは想像を是する内容だった。。。

1日30時間、、ひたすらサンドバックを打ち続ける、、、その見つめる先はサムの貌。。。
一般的にオーバーワークは逆に筋肉が萎むと言われているが、、、筋肉に敬虔なタイツは信じない。。
そんなのは凡夫の例だ!! この世には例外がある!! オレがその『例外』になってやる!!

そして、日に30時間という矛盾が、、、タイツを、、、更なる高みへと押し上げた。。


まってろサム!! このオレを殺さなかったことを後悔させてやるぜ!!! こんどはアンタが汗を掻く番だ!!


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そして場所はシドニー、、、6ヶ月ぶりのサムとの再会。。。サムにとってのタイツはもはや過去に屠った相手、、取るに足らない者という認識があるだろう、、、たしかにソレは解る。

あんたにやられた奴らは、、それ以降あんたに歯向かう事はなかっただろう、、だが、誤算だったな、、、タイツはあんたにとって『例外』の存在だ!!

ホテルの一室に二人の鬼、、、まさに呉越同舟。。


「淡路」:
この部屋のベランダ、、広くて快適なんだが、、、どうも最近鳥共が居ついちゃってよぉ、、うざいぜ。。


「保険医」:
ホンマや、、ぎょうさんおるね。。


「サム」:
HAHAHAHA


「淡路」:
されにしてもサム、、、また強くなったんじゃあないのか、、、解るぜ!! 実は俺も、、最近筋トレしてんだ。。サムが昔俺にこういったよな、、、「淡路、、お前は生まれつき筋肉がある、、筋トレをしろ、、もしかしたら俺を超えるかもな」って、、、


「サム」:
ああ、、言ったな。。。


「淡路」:
どうかな、、、俺は、、、サムのライバルになりえるかい?


「サム」:
ふっ、、思えば俺たちは似たもの同士だったな、、、、ボクシング、、暴走族、、、社会の食み出し者として、、、、なにもかも暴力で解決してきた、、、


「淡路」:
だが、あんたには大きな欠点がある・・・・・・そして俺にも・・・


「サム」:
その通りだ・・・俺たちは・・・いい年をして・・・


・・・喧嘩に敗けたくない・・・

 

サムはゆっくりと立ち上がる。。。。

 

「サム」:
幼年から少年となり・・・少年を経て青年となり・・・やがては大人に・・・・・・その成長過程のどこかに置き去られるはずの・・・『喧嘩に勝利たい』という決定的未熟・・・大人になり・・・キャンディを欲しくなくなった・・・おもちゃで遊ばなくなった・・・鬼ごっこをしなくなり・・・カードダスを集めなくなった・・・

それでもなお・・・・・・喧嘩だけが残った・・・・・・・・・


「淡路」:
そんな共通点を持つ二人だが・・・決定的な差が一つ・・・・・・


そう言うと、、淡路は音もなく前進する、、、踏みこんでのダッシュではない。
力みの少ない古流武術のような動き、、淡路は本気だ。本気でしかけている!!

 

「タイツ」:
ふうー、、


だが、サムと淡路の間にタイツが割りこんで二人を止めた。淡路の右手はすでに殴る体勢になっていた。


「タイツ」:
お二人がともに、、、サイコーの好敵手(ライバル)として、、、強敵として、、、ここに出逢ったことを、、、、心から祝福、、、、、、って、、、、、

テメエら俺を嘗めてンのかよッッッ!!!!!!!!

 

タイツののりつっこみが周囲を緊張させる。。。

 

「タイツ」:
黙って聞いてりゃよう 俺を嘗めてんのかッ!!!
喧嘩だけが残った、、、、とか、、、、、共通点だとか、、、サイコーの好敵手だとか、、、、喧嘩する前にくだらねぇ口上たれてんじゃあねぇええ!!!!

喧嘩ってのはよぉお!!いつだって単純なんだよ!!お前らは誰かに『ヨーイドン』って言われなきゃ喧嘩できないのかよぉぉお!!!

 

「淡路:
なっ!なんだてめぇ!!横からしゃしゃり出やがって!!サムは俺の獲物だ!!

 

「サム」:
フッ、、敗北を知って一皮剥けたようだな、、、悪いな淡路、、、お前よりも、、こいつのほうが『美味そうだ』。。。

 

「淡路」:
なっ!!

 

「サム」:
タイツ、、あの日、、俺が言った問い、、、もう一度聞こう。。。

『強さとは、、、、強さとはいったいなんだ。。。。』

 


「タイツ」:
『強さ』とは!!!!  『自己(おのれ)の意を貫き通す力――』、、『我儘(わがまま)を押し通す力――――』!!!俺にとっての強さとは!!!そういうものだ!!!!

 

 

「サム」:
、、、、、それが本当なら、、、俺は、、、一度も、、勝ったことがない。。。。

ははははは!!! 喜劇だ!!!!  最強を望んで以来、、、、勝利を飽食し尽くすしていると思っていた俺が、、、実は、、、ただの一度も勝ったことがない!!!  これを喜劇と呼ばずに、、、なんと呼ぼうか!!!!

タイツ、、、、、、君に、、、、、、勝ちたいな。。。。

 

 

「保険医」:
サムがリアルになった。。。 なっ!私の『スパウザー』が『530000』という数字をたたき出したで!!


「淡路」:
スパウザー? なんだそれは?


「保険医」:
平たく言うと、、相手の戦闘力を数値化して測る装置や。。


「淡路」:
なるほど、、平たく言うと、、スカウターだな。。。 ところで『530000』ってどの程度なんだ?


「保険医」:
超人強度に換算すると『7800万パワー』や!!


「淡路」:
ゲエエ!!! 『マンモスマン』じゃあねぇかー!!!


「保険医」:
あっ! いつのまにかにベランダの鳥がみんないなくなってるだよ!!


「淡路」:
無理もねえな、、サムのあんな暴力的な殺気を真正面で受け止められる道理はねぇ、、、お、、俺だって、、、


「保険医」:
えっ、、なんやて?


「淡路」:
なっ!! なんでもねえよ!!!

 

サムとタイツはお互いの右手を出す、、、そして組む、、、、もう以前のように敗北を直感しなかった。。。

 

その瞬間タイツとサムが世界から遮断された、、、周囲の音が意味をなくす、、、、薄い光に包まれた箱の中にはタイツとサムだけがいる。。。。

 

「サム」:
さあ。。。


「タイツ」:
死ぬにはいい日だ。。。

 


続く!!!

 

 

参考書籍:

『範馬刃牙-SON OF OGRE-』

『疵(きず)- 花形敬とその時代』

『トゥギャザーアローン』

 


今日の一曲

the used   im a fake!!


http://jp.youtube.com/watch?v=0w5D957u5Gk



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週間少年ベジータ


■第⑭-①話■


『筋肉の向こう側』前編

 


~登場人物紹介~

■「タイツ」(♂ 凍狂選手)
タイツはいわゆる不良のレッテルをはられている、、ケンカの相手を必要以上にブチのめし、いまだ病院から出てこれねえヤツもいる、、イバルだけで能なしなんで、、気合を入れてやった教師はもう2度と学校へ来ねえ
料金以下のマズイめしを食わせるレストランには、、代金を払わねーなんてのは、、しょっちゅうよ。。。

だが、奴の出現によって、、、タイツは、、、海をみた。。。


■「サム」(♂ 富山選手)
『最強』の名を欲しいままにしている富山の鬼。
パワー、スピード、ブレイン、メンタル、スキル、、、全てにおいてパーフェクトな超人である。

戦闘力53万 第2形態120万 第3形態200万 第4形態(最終形態)ボン!!


■「テンマ」(♂ 水戸選手)
一見テリーマン。。手の付けられない不良でミルデュラ市民を恐怖のどん底に陥れたが、タイツとの死闘により友情が芽生え仲間になった。戦闘力45万


■「シンシティ君」(♂ サイタマ選手)
スピードだけならミルデュラNo1だった。戦闘力18000


■「ケニー」(♂ 鳥取選手)
パワーはないが、料理に造詣が深いので、、暴力が蔓延しているミルデュラを生き延びることができた。戦闘力5


■「淡路」(♂ 淡路選手)
元暴走族。虎視眈々とサムの命を狙っている。戦闘力41万


■「保険医」(♀ 名古屋選手)
偶然にもサムと同じ飛行機で渡豪。しかも隣同士だったらしい。戦闘力4万2千

 

2007年9月17日(月)
今日もフルタイム。。ランチ中に突然「サム」が現れた、、、神出鬼没、、、
そう、実に半年振りの再会や。。。あいかわらず鬼に似ていた。。。

仕事終わった飲もうぜと、一方的に約束してサムは消えていった。。

 

『筋肉の向こう側』

 

・・・強いって・・・どんな気分ですか・・・?

 

サム、、、奴は化け物だ、、、バイクで日本を5週、豪州50000キロの旅を敢行したのもそうだが、最たるは、、強力無双、、鍛えに鍛えられた肉体は、、正にダイアモンド!! 富山の鬼!!
腕相撲戦績5000戦!!! 100キロオーバーの恐竜たちを軽々と屠る体重僅か65キロの鬼!!それがサム!!!

サムは富山県生まれの上流階級の生まれ、、、何不自由ない幼年時代を過ごして来た。。
勉強もできる、、ルックスもイケメンだ。。(当時は鬼の顔ではなかった)
誰もが、、エリート街道猫まっしぐら、、、だれもがサムの将来を期待していた。。。

だが、、、サムは疑問を覚える、、、こんな勉強だらけ人生、、本当に正しいのだろうか?

そんな折、、放課後の習慣である図書室での読書、、、読み終わった哲学書を本棚に返却した際、ある本に目をやる。。。なぜか、、その本が気になった、、、理由は解らない、、、気がつくとサムはその本を手に取った。。食い入るように読みふけった、、その一冊の本はサムの心を震わせた。。


本の題名は「疵(きず)- 花形敬とその時代」、、、花形敬という日本史上最強のヤクザの武勇伝と背景の歴史が綴られた内容である。 暴力がものを言わせた時代、、、腕力なくしては生き残れない、、、戦後の日本。。。

 

『腕力』!その素敵な好奇心がサムを行動させたッ!

 

翌日、、サムはボクシングジムに願書を出す。。 勉強よりも金よりも恋愛よりも、、、ただ『腕力』が欲しかった、、『力』が欲しかった、、、そう、、誰にも負けない『鬼の膂力』を。。。

そんなサムの豹変振りに、、周囲は驚きを隠せない、、、もちろんサムに共感するものも多分にいた、、、が、、サムから去って行く者も少なくはない、、、サムの年上の彼女もその一人だった。。。

最初のうちはサムを否定するものもいた、、、だが、、サムはある形で、、認めさせた。。。

中学生であるサムが、高校の不良グループをたった一人で、、、屠った。。。 サムは認められた、、テストで満点取ったときよりも、、徒競走で1位を取ったときよりも、、サムは充実していた。。。
最高に『ハイッ』な気分だった。。

たとえ、テストで満点を取ろうと、、認めてくれるのは教師と親だけ、、しかも、、勉強ができるという一面だけ、、、 他の生徒は、、表向きには褒めるが、、内心穏やかではない、、、なんせ、、、進学の際の強力なライバルだからな、、、祝福などされるわけがない、、、サムが過ごした富山の中学時代は、、日本をそのまま小さくしたかのような本音と建前の世界だった。

だが、今回の事件、、、『腕力』による結果、、、生徒たちはついにサムを認めた。。。

サムは感じた、、、『もっと、、、褒めてくれ、、、、』

今回のように俺の存在を認めさせてやるんだ!! だれよりも強く、、ひたすら強く、、、ただ強く!!!!

『強くなりたい』、、、その思いは、、サムを更なる高みへと押し上げた。。。

しかし、学校という小さな社会ではそれで十分だったかもしれない、、、、、
いや、その話はまた別の話、、、別の機会にお話しましょう。。。。

-------------------------------------------------------

タイツとサムはビクトリア州の『ミルデュラ』で出会った。。。

ここからは『ミルデュラ』回想編、、、ポワンポワンポワン。。。。


テンマよりも強い男がいる、、、そうシンシティ君は言った。もちろんタイツの好奇心は動いた。。

タイツは、、SEXより、、、食事より、、、水より、、、酸素よりも、、、闘争を優先させる男!!!黙っているわけがない、、、


「タイツ」:
テンマよりも強い男か、、、、それはそそるな。。。


「シンシティ君」:
期待に添えると思いますよ。。


そしてサムはタイツの前に現れた。。。鬼の貌と共に。。。

タイツは戦慄した、、、ただ相見えるただけ、、、時間にしてコンマ7秒


仙水のS級ぶりを感じた時の飛影ばりに汗まみれになっているタイツをサムは一瞥して言い放った。。


まだ早い。。。


その瞬間、、二人の『格』が決まった。。。戦うまでもなかった。。。


サムの出現によりタイツは日陰の生活を余儀なくされた、、、こんな屈辱は初めてだった。完全に戦意を喪失していた、、涙を流した、、、それも初めてのことだった。。。。


認めるのか、、、負けを、、、まだ、、戦ってもいない相手に。。。

タイツは自問自答する。

No! 断念!! 認めない、、、認めたくない!!!

タイツは筋トレの量をその日から三倍に増やした。 あの化け物に勝つために。。。

16日後、タイツはサムの前にいた。。 不思議と恐怖は、、無かった、、、落ち着いていた。。。こんなにすがすがしい気分は生まれて初めてかもしれない。。。


・・・サム・・・俺と・・・戦ってください・・・


タイツの声が言う、、同時に周囲の喧騒が止んだのは時間にして2秒、、、その次には、、周囲の話題はタイツに向けられた。

 

「シンシティ君」:
あいつ、、死ぬ気か、、、、


「淡路」:
ほうっておけ、、、すぐに気づく。。。


ザワザワ、、、ザワザワ、、、

 

「サム」:
タイツ、、、お前、、、覚悟して来ているんだよな、、、相手を屠ろうとするってことは、、、自分も屠られるかもしれないっていう、、、覚悟をしてきているんだよな?


「タイツ」:
サム、、、その逆も然りだ、、、あんたは、、どーなんだ? 屠られるかもしれないっていう『覚悟』はできているのか?   俺はできている!!!


「サム」:
Really?、、、

 

サムが怒髪する、、、

 

「ケニー」:
あ、、あの阿呆!! あかん、、サム怒ってるよ、、、ハアハア、、、息が、、詰まりそうだ。。。


「テンマ」:
タイーツ!!!!!

 

「サム」:
遊ぼうか。。。

 

シンシティ君が率先してアームレスリング用の台を用意する。。

 

「シンシティ君」
は、、、始まる。。。。


サムとタイツはお互いの右手を出す、、、そして組む、、、、それだけで、、たったそれだけで、、解ってしまった。。自分の敗北を、、、だが、、タイツはその事実を無視する、、、たとえ敗けると思っていても、、、漢には、、戦わなくてはいけないときがあるからだ。。


その瞬間タイツとサムが世界から遮断された、、、周囲の音が意味をなくす、、、、薄い光に包まれた箱の中にはタイツとサムだけがいる。。。。

 


「サム」:
Come On


「タイツ」:
俺の全てをぶつける!!!!

 

 

 

続く!!!

 

 

参考書籍:

『範馬刃牙-SON OF OGRE-』

『疵(きず)- 花形敬とその時代』

『トゥギャザーアローン』



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週間少年ベジータ


■第⑬話■
乾いた風に吹かれ、独りきり歩いてる


●前回までのあらすじ
パソコンが壊れた。

~登場人物紹介~

■タイツ(♂ 日本選手)
実は日本では『アクメタル』っていうバイクチームの特攻隊長だった。

マシン名は『CBR954RR』(ファイヤーブレード) 最高速度288キロ 馬力154ps 回転数120000

■大魔王ラシ子(♀ バングラディッシュ選手)
大魔王である。ついに自分のことを『モンスター』と言い出す始末。

■シュガァ(♂ 日本選手)
鉄拳マニア。最近タイツにスシをくれるスプレンディドな人。

■花京院カク(♀ 日本選手)
身長190㎝の化け物。タイツをギャンブルの世界に誘い込んだ張本人。口癖は『さすがです!!』

■道産子(♀ 日本選手)
語尾に『さー』がつく。 半年間『和牛』の拷問に耐え抜いたタフな姉ちゃん。

■横浜二十歳前(♀ 日本選手)
人の前世が解るらしい霊能力者。

■アンジェラ猊下(♀ チャイニーズ選手)
語尾に『アル』がつく。ジャイアンみたいに、「おいタイツ、一発殴らせろ」と言ってくる。

■カカロット(♂ 日本選手)
新車でバイクを買ったのに一週間で壊れたらしい。『アクメタル』の隊員。

マシン名は『スーパーカブ』 最高速度60キロ 馬力7ps 回転数?

■ハードニート(♂ 日本選手)
「本当の男らしさとは何か?」この果てしなきテーマを追求している最高速アタッカー。
タイツを暴走の世界に導いた首魁である。『アクメタル』のリーダー。

マシン名は『CBR1100XX』(ブラックバード) 最高速度340キロ 馬力174ps 回転数130000

2007年9月7日(金)
エイペックのせいで、暇すぎた、、、ランチはたったの$1800やった。ディナーも$6800やった。

仕事後、なんか『マスオグループ』の偉い人たちが集まって会議と称してスシ食ってた。彼らは、なにかと口実を設けてただ飯を食らうんだ。。

その間、ラシ子の誕生日パーティが開かれた。中学生ぐらいにしかみえないが、タイツより二つ下なだけなんだぜ。。。

会議後、、大量のスシが余っていた、、、『思い通り!!!』、、これがあるから辞めれねぇ!!


ところでコレどー思う?

2007年9月8日(土)
「スケ番」が病気とのことで、急遽タイツがオーダーテイカーをやることになってもうた。二ヶ月ぶりなんだが。。。

まあ、エイペック効果で忙しくなかったから、、ミスはしなかったはずだ。
ほんで21:30にあがれた、、、すばらしい。。。

2007年9月9日(日)
仕事後、シュガアに鯛の刺身をもらった。

「シュガァ」:
か、、勘違いするなよ!! その鯛は腐ってるんだよ!!!腐ったらタイツだ!!馬鹿野郎!!!

2007年9月10日(月)
当たり前のように今日も仕事。。

先日、今日の分の仕込をやっていたおかげで、、営業前にブリュレの仕込ができた。スチーム機が一台しかない関係で、いつもは営業中にブリュレ仕込んでるんだよ、、実は、、

2007年9月11日(火)
昼にアンコを仕込まなければならないので、昼はぜんぜん休めなかったコノヤロー。。で、昼の賄いがセルフサービスになっていたせいで、タイツの分が消えていた、、このやろー。。

だけど、オンザビーチがわざわざから揚げを作ってくれた、、生っぽかったけど。。。

「オンザビーチ」:
勘違いしないでね、、、期限切れてたし、、家畜のえさにはちょうどいいかと思ってね。。。

ところで、今日で16連勤目なんで、疲れ果ててもうあかんかった。。。
そんなタイツを尻目に花京院カクが彼女とののろけ話をしてきて、不快指数はベキ乗になった。

「花京院カク」:
エヘエヘ、、、タイツ君なんで彼女つくらないの? ああ、そんな身長じゃあ無理からぬことかぁ。。流石です!!

「タイツ」:
ちくしょーー!!! うすらでかい貴様にチビの気持ちがわかってたまるかー!!!小さいころから、、『やーいやーいチビのタイツー』といわれ続けたオレの気持ちがぁーー!!!

仕事後、シュガァがマグロの頭をくれた。

「シュガァ」:
か、、、勘違いするなよぉ!!! ただ16連勤はさすがにこたえたと思ってなぁ。。まあ、それは腐っているけどな。。ところで、鉄拳6のボブってかっこよくね?

奴は鉄拳マニアである。

2007年9月12日(水)
16日振りの休みは愚眠を貪った。 どこかに出かけるという選択肢はなかった。。
髪を切ってまた坊主にしてしまった。

2007年9月13日(木)
そして休みはあっというまに終わるのさ。。まるで、アレだ、、、、、忘れた。。

今日は道産子の最終日やった。

「道産子」:
あんたは最初から最後までキモかった、、、、、だけど、、、、、うん、、、キモイな。。。

「タイツ」:
(フォローねえのかよ。。。)

「道産子」:
まあ、キモイなりに頑張ったとは思う。。お前の接客を受けたカスタマーはトラウマだろうがな。。
最後だから、褒めてやる、、よく頑張った、、、そしてこれからも頑張れ。。

「タイツ」:
ありがとう、、道産子。。。。

「道産子」:
『さん』を付けろよ!!!『さん』をぉお!!!!このデコスケやろう!!!!!

「タイツ」:
ええーー!!


2007年9月14日(金)
今日はカクテルの勉強会があったので25時まで居たんだ。


滑稽な外見のハニーファーム


働き蜂ども

 

2007年9月15日(土)
ブリュレの仕込みのため早めに出勤。もはやタイツはブリュレ作りの名人である。

「横浜二十歳前」は霊能力者で、人の前世が見えるらしい。で、早速見てもらった。どうやらタイツの前世は奈良時代の修行僧らしい、、、なんでやねん。。。

霊能力と言えば、実はタイツも少しあったりするので、前世が見えるというくだんは嘘だとは思わんが、、、修行僧ってなにを修行してたんだろ。。。

タイツにも霊能力があると言ったが、ただ単に霊が見えるだけだ、、別に能力じゃあないな。バイク乗りには多いんだよ、みえる人が。。。

ちなみに、タイツをバイクの世界に引き込んだ首魁である悪友の「ハードニート」も霊能力であり、ガチでスプーンを触れただけで曲げてしまう恐ろしい男である。バイク乗りは丑三つ時の富士山にちょくちょく暴走しに行くので、霊に憑かれるんだよ。。

そういえば、タイツが日本を発つ前日、、いつものように夜中のパトロールに出かけようとしたら、ハードニートが最後に決着付けようと言ってきたんだ。そしてガレージに向かったら、カカロットの奴がタイツの『954RR』を暖気していた。。

「タイツ」:
乗りたいかぁあ!!カカロットォ!!!! ピーキー過ぎてお前には無理だぜ!!欲しけりゃあ、、お前もでかいのぶんどりなぁ!!

「カカロット」:
へっ!! こんなの乗ってる奴の気がしれねえぜ!!


そしてハードニートが待つ、八王子高尾山大垂水峠へ。。。

「ハードニート」:
豪州にどーしてもいくってんなら、、このオレ様を超えてからにしな!!!それに試してみてーしな、、、小回りの利くお前の『954RR』と直線番長のオレ様の『1100XX』、、いったいどっちが最強の峠王かをなぁ!!!

「タイツ」:
望むところだ!!

「カカロット」:
オレは見学だけだからな。。。


そしてスタートした。。。

「ハードニート」:
ばかめ!!最高速340キロをたたき出す規制前の俺様の『1100XX』に直線で勝てると思ったかのか!!!まず一手!!先に行くぜぇ!!!!

「タイツ」:
ちぃ!! さすがに直線じゃあ分が悪い、、、だが、しかし、、ここは峠だ!!!コーナーで刺す!!!

「ハードニート」:
ばっ!!馬鹿野郎!!!!! この先はS字だぞ!!!そんなスピードで進入したら、、、ボン! だぞ!!!

「タイツ」:
オレは走るとき、いつだって『覚悟』してきている!!『覚悟』とは暗闇の荒野に!! 進むべき道を切り開く事だッ!!

「カカロット」:
なに!!見事な加重移動!! あいついつの間に、、、あいかわらず底がしれねぇ。。。

「ハードニート」:
やるなタイツ!! だが、最後の直線、、、俺様の勝ちだ!! 悪いが最後には性能がものを言う!!!

「タイツ」:
ハードニート、、、俺が無策でいたと思うのかい? 最後の直線、、、どー考えたって、、お前のマシンの勝ちだろう、、、なのに、、、俺が何も考えていなかったと思うのかい?

「カカロット」:
なっ!なんだ!タイツの奴ハードニートのマシンにぶつかりやがったぁ!!!

「タイツ」:
スピードでは勝てないだろうな、、、だが、、、弾き飛ばしてもらえば、、、そう、、お前のマシンに弾き飛ばしてもらえば、、、話は別だ。。。

「ハードニート」:
こいつ俺様のバイクにぶつかった反動を利用して、、さらに加速を得やがった。。。。。

「タイツ」:
これしかなかった、、、お前に勝つにはね。。。うおおおお!!!!俺の勝ちだー!!!

「カカロット」:
ばかな、、最高速288キロのタイツの『954RR』が、、、一瞬だけ300キロを超えやがった。。。

「ハードニート」:
グ、、、グッドスピード、、、だな、、、、まさか直線で敗けるとはな、、、すごい奴だよ、、お前は、、これでお前は俺様を超えた、、、タイツ、、、お前がNo.1だ!!! 豪州でも思う存分暴れて来い!!!

「タイツ」:
ありがとうリーダー、、、俺、、もっと疾くなります。。

「ハードニート」:
グッド!!


2007年9月16日(日)

シュガァが連勤のせいで満身創痍のタイツに『トロ』「中トロ」「大トロ」という三連コンボを決めてくれた!!

「タイツ」:
シュガァ、、、あなたが、、、神か?

「シュガァ」:
はい、そうです。。

大トロ旨ぇえ!!  否!!  『旨すぎる!!!!!』 となりのトットロ オオトッロ!!!

シュガァは俺たちにできないことを平然とやってのける!!! そこにしびれる!! あこがれるーーー!!!

次号 第⑭話

来週はなんと番外編!!三話構成!!


『筋肉の向こう側-タイツ対サム-』前編

 

タイツのパワーの淵源が明らかに!!! 濃密世界を目撃せよ!!!



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週間少年ベジータ


■第⑫話■

冷凍された人間の心臓をガスバーナーで解凍せよ、、ただちに解凍せよ


●前回までのあらすじ
犬が追ってきた。

~登場人物紹介~

■タイツ(♂ 日本選手)
現実世界では車泊生活一ヵ月半である。

■B級(♂ 日本選手)
B級である。

■道産子(♀ 日本選手)
語尾に「さー」がつく。

■コニー子(♀ コリアン選手)
少し日本語がわかる。『ナイフみたいにとがっている』
そんな印象だったが、ただの芋姉ちゃんだった。

■ダイアナ子(♀ コリアン選手)
コリアンなのに大人しい。

■横浜二十歳前(♀ 日本選手)
これが若さか。。。

■カポエラ(♀ 日本選手)
常識人。タイツとキャラが被っている。。

■シュガァ(♀ 日本選手)
鉄拳マニア。英語ができる日本人No.1である。

■アンジェラ猊下(♀ チャイニーズ選手)
語尾に『アル』がつく。ジャイアンみたいに、「おいタイツ、一発殴らせろ」と言ってくる。

■チンチャン(♀ チャイニーズ選手)
語尾に『アル』がつく。 スネオみたいに、「タイツはだめだからな」と言ってくる。

 

2007年8月28日(火)
今日はランチのみやった。。仕事後、B級と道産子とコニー子とグレイ子とで『ルナパーク』とかいう謎の遊園地もどきにいってやった、、だけど、改装工事中やった。。。 いつもこうだ。。。

しゃあないから『Rooks』あたりをふらついて、その後、『パンケーキ』とかいうパンケーキ屋に行ってディナーにした。

カポエラとアンジェラとその友人のチンチャンが合流してきた。


「アンジェラ猊下」:
なんでまたタイツいるアルか、、、あいかわらず金魚のフンあるな。。。


「道産子」:
冗談で「来る?」って言ったらさー、、、ホンマに憑いてきたさー、、、マジ引いたさー。。。


「チンチャン」:
ちょっ!!私の隣に座らないでください、キモイアル。


「カポエラ」:
・・・・・・


解散後、B級の家で、『カリブの海賊2』をみた、1を観ていないのでさっぱりや。。


備考:
なんかしらんが今日は月食やった。。


ルナパークとかいう滑稽な遊園地

 


Rocksからの夜景

 


月食


2007年8月29日(水)
携帯会社から通話料金が引き落とせないから、明日電話止めると脅された。。。そんなはずはないと思って、カード会社に連絡したらカードは正常と言われたんだ。。

まさか、銀行の残高が0? ばかな、、、数百万入っているのに、、、犯罪??

とりあえず銀行に電話したら、支店に連絡しろとのことや。。だけど、例によって17時以降は営業していないので明日連絡する羽目になった。

 

2007年8月30日(木)
そんなわけで、銀行支店に連絡した。残高が0になっているんじゃあないかと懸念していたが、そんなことはなかった。

で、銀行は問題なかったので携帯電話会社に連絡したら、今担当者がいないからcall backするとのことや。いおい、あと一時間で止めるんだろ、、、またこのパターンか、、、

で、止まる30分前に電話が来た、、、なんかなまら態度がでかくてうざかった。

「引き落とせなくて困ってるんですよねー」だとよ、、、なんやその対応は、、、

やはりカード会社に不備があるようなので、再度連絡してみる。。。したら、やっぱりエラーだったらしい。。
なんじゃそりゃ。。。昨日のアレはなんだったんだよ、、、マジでトサカにくるぜ!!!

結局今のカードは使えないとのことだ、、、しょうがないから別のカードを使うことにした。
クレジットカード二枚以上持っていて意味があるのかと思っていたが、こういった場合に役に立つようだ。

それにしても携帯電話会社のやつ、、、止める気まんまんだったなぁ。。。



2007年8月31日(金)
日本の生徒諸君は宿題に追われていることだろう。。

やっとマリオクリアしてやった。
全く、ピーチ姫なんて滑稽な名前のブサイクを救出するのに数週間も掛けちまったんだぜ。。

 

2007年9月1日(土)
土曜なのでディナーのみ。。。アンコと白玉の仕込をせなあかんので14:00出勤や、コノヤロー!!

今日もナマラ忙しかった、、、なんとまた$10000いったでぇ、、この店なんなんだぜ?

備考:
なんかオンザビーチが『予告なしにシフトを変えたから』って言いだしたんだ。で、見たら、来週の木曜の唯一の一日休みがなくなってた。。。
つまり14連勤確実や、、、絶望した。。。

 

2007年9月2日(日)
ブリュレを仕込まなければならないので14:00に出勤した。。
この時間帯はだいたいオンザビーチかカメッチそしてシュガアしかいない。。

シュガァがいた。。なんかしらんが、カプチーノを奢ってもらった。。


「シュガァ」:
か、、勘違いするなよ!! 青酸カリ入りだからな、、、つまり死ねってことだ、、


備考:
携帯とまってるし。。。

 

2007年9月3日(月)
「ダイアナ子」っていう新人がやってきた、しかし、すげえ名前だな。。。

あと知らない間に「横浜二十歳前」という新人も入ってた。。。

備考:
エイペックなので忙しくなかった。

 

2007年9月4日(火)
久しぶりにBarラナーをやったら、体がうまく動かなかったんだぜ。。

なんか携帯が使えなくなっていた、、わざわざ別のクレジットカードの番号教えたのに、、ホンマ使えんなぁ、、、、人をいらいらさせるのがうまい奴らだ。。。流石にクレーム入れてやった。。

備考:
シフト見たら次のDayoffは来週の水曜日やった。つまり16連勤や。。ここからが本当の地獄だ。

 

2007年9月5日(水)
一ヵ月半ぶりにラナーをやった。久しぶりすぎて体がうまく動かなかったんだぜ。。

ひょんなことから、B級と道産子の新居にいった、、、パスカルハウスから歩いて7分のところにあった。そう、ご近所さんってやつや。


備考:
携帯会社から電話が来て、やっと回線がつながったらしい。。結局やつらのミスやった。コノヤロー。

パソコンが本格的に動かなくなった、、どーしましょ。。

 

2007年9月6日(木)
仕事ですよ。

パソコンを初期化、再セットアップしたが、だめやった。。。どうやらハードディスクがいってもうたようや。

 

 

次号 第⑬話

乾いた風に吹かれ、独りきり歩いてる


みんな絶対にみてくれよな!!!!

 

今日の一曲

Shannon Noll - Lonely -


http://jp.youtube.com/watch?v=Bv9PxtT1FHo



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週間少年ベジータ


■第⑪話■

壊れかけのRadio


●前回までのあらすじ
サシミプラッターは最高です。
 

~登場人物紹介~

■「タイツ」(♂ 日本選手)
最近アルツの疑いがある。

■「大魔王ラシ子」(♀ バングラディッシュ選手)
大魔王である。ついに自分のことを『モンスター』と言い出す始末。

■「コニー子」(♀ 韓国選手)
少し日本語がわかる。『ナイフみたいにとがっている』
そんな印象だったが、ただの芋姉ちゃんだった。

■「スケ番」(♀ 日本選手)
あきらかに元ヤンだが、本人は否定している。

■「ユダ」(♀ 日本選手)
実はパソコンが得意らしい。

■「グレイ子」(♀ 日本選手)
気がついたら辞めてた。

■「花京院カク」(♂ 日本選手)
身長190㎝の化け物。タイツをギャンブルの世界に誘い込んだ張本人。口癖は『さすがです!!』

■「道産子」(♀ 日本選手)
語尾に「さー」がつく。

■「ネクタイ」(♂ 日本選手)
イケメンの分際でホール、キッチン何でもこなせるマルチプレイヤーである。

■「アンジェラ猊下」(♀ チャイニーズ選手)
語尾に『アル』がつく。ジャイアンみたいに、「おいタイツ、一発殴らせろ」と言ってくる。

■「トム」(♂ 日本選手)
餓鬼のころから競い合っていた、、、だが奴はタイツのことを
パズルを解くための道具ぐらいにしか思っていなかった。


2007年8月9日(木)
今日もメインBar。。 なんとBarラナーがラシ子だった。『Monster's gonna kill you』って言われた。。
奴は本気だ。。前にmixiにラシ子のことを『大魔王』と表現したことが、なぜかバレてて、自分のことを『Monster』と言い出す始末なんだ。

仕事中タイツがオーダーをこなしていると、、、

「はやくはやく everything はやく!!」と日本語と英語交じりの言葉で焦らせるんだ、、、オーダー来て3秒でそう言うんだぜ。。 ふふ、、恐ろしい子!!


昼休憩中に余っていた『オクトパスサラダ』を食べたら、、コニー子がやってきて、


「コニー子」:
タイツさん!! それコックローチはいてたよ!! たべた!? たべた!?


「タイツ」:
ええ!!!ゴキブリ!!! チンチャ?(韓国語で「マジで」)


まあ、それは冗談やったわけだが、、それ以降ラシ子やアンジェラと道産子に『ゴキブリ野郎』と10日ぐらい言われ続けたんや。


ラベンダー畑

 

2007年8月10日(金)
営業開始30分で『バナナラマ』が4本も出やがった。。。アレ、、包丁使うからやなんだよ。。

 

2007年8月11日(土)
今日はありえないほど忙しかった。ドケットが止まらなかったで。。
『バナナラマ』10本出るし、デザートラッシュが何回も来るしその上パルフェ6本も出やがった。なんだこの店はファミレスかよって思ったで。。

でもね、いくらBarが忙しくても、、酒が出なければたいした売り上げにならんばい。あんなに忙しかったのに$8800やった。。コンチクショーーー!!!

しかも営業中に『バナナラマ』のグラスを盛大に割ってしまった。。。早く作らなきゃとい強迫観念からくる焦りによって、手が滑ってしまった。。。


「花京院カク」:
ハハハ、、正に『木っ端微塵』、、『ボンだぜ!!』って感じですね、、、流石です!!


「道産子」:
ガラスのシャワーだな、、、無傷とは運のいい奴め、、、そのまま死ねばよかったのに。。。


備考:
なぜか、プリパレーション中にキッチンの仕事を手伝わされた。。
サーモンの骨抜きを延々とやってたで、、、

 

2007年8月12日(日)
休み、、、掃除洗濯してたら一日が終わった。

 

2007年8月13日(月)
「スケ番」という新人が入ってきた。。日本で3年ほどバーテンダーやってたから、Barセクションを希望していたらしい。
しかし、上の陰謀でそれはかなわず、ウエイトレスにさせられたらしい。


備考:
道産子にDSとマリオを借りた。

 

2007年8月14日(火)~2007年8月16日(木)
省略


ラベンダー畑

2007年8月17日(金)
今日は忙しすぎた、、、なんと$10000いったでぇ。。

仕事後は、ユダとスケ番のWellcomeパーティとネクタイとグレイ子のFarewellパーティや。。


「スケ番」:
アタイはBarに入れんかったにはアンタのせいや!! 素人のくせになめやがって!!!


「タイツ」:
時期が悪かったんですよ。。。


「スケ番」:
アタイのほうがうまくガンダムを使えるのに。。。。


備考:給料が上がった。

 

2007年8月18日(土)
先日のパーティで白玉を大量に使ってしまったので、早めに来て白玉作ってた。。

 

2007年8月19日(日)~2007年8月21日(火)
省略

 

2007年8月22日(水)
久しぶりに23時前に帰れた。

 

2007年8月23日(木)
タイツがBarに入ったせいで、オフィスワーク補佐はユダの仕事になったらしい。


「ユダ」:
やれやれ、なんであっしがあの阿呆の後釜に、、、おもんない。。。


「アンジェラ猊下」:
ほうほう、、タイツよりかは、、全然優秀じゃあないか。。


「ユダ」:
だろ? ザクとは違うのだよ、、ザクとは。。。

 

2007年8月24日(金)
省略


2007年8月25日(土)
今日もなまら忙しかった。また$10000いったらしい、、、ここんとこ異常やな。

仕事後、カクテルパーティとやらが催された。どうやら『和牛』でスタンダードカクテルを始めるとのことで花京院カクが色々試作品を作ってくれるらしい。 ちっ天才め!!

帰宅後、またジョギングをした。前回と同じで10キロぐらい走ってやった、、、なぜか犬が追ってきた。。。


『犬』といえば、、9年前同じようにトムの家までジョギングして行ったら、そのときも謎のジャックラッセルテリアが併走してきたんや。


「トム」:
HAHAHAHA、、お前は本当に犬に好かれるな、、、お前はネコ派なのにな。。。


そうタイツを茶化すと、、トムは突然リアルになり、こう言った。


「トム」
なぁ… 知ってたか?、、、タイツ、、、、パリのルーブル美術館の平均入場者数は一日で4万人だそうだ、、、この間オアシスのライブをTVで観たがあれは毎日じゃあない、、、ルーブルは何十年にもわたって毎日だ、、、、開館は1793年、、、毎日4万人もの人間がモナリザとミロのビーナスに引きつけられ、、、この2つは必ず観て帰っていくというわけだ、、スゴイと思わないか?


「タイツ」
スゴイというのは数字の話かい?


「トム」
そうじゃあない、、、すぐれた画家や彫刻家は、、自分の『魂』を目に見える形にできるという所だな。。そしてその『魂』は時空を超えた、、そう思わない?、、、特にモナリザとミロのビーナスは。。。


当時のタイツには奴が気が狂ったとしか思えなかったんだ、、
だけんども、今ではよく解る。。生きるということは自分の『魂』を形にすることなのだと。。。
そして奴は、、今では立派なアーティストになり、、自分の『魂』を形にするために命を賭けて生きている。。

 

2007年8月26日(日)
省略


2007年8月27日(月)
折角36人分の『ブリュレ』を仕込んだのに、、なぜか生ミルクが悪くなっていたらしく、、全部失敗してしまった。コノヤロー!!


ラベンダー畑

 

次号 第⑫話

冷凍された人間の心臓をガスバーナーで解凍せよ、、ただちに解凍せよ


みんな絶対にみてくれよな!!!!



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週間少年ベジータ


■第⑩話■
たった一つのことが今を迷わせているんだ


●前回までのあらすじ
ひょんなことからバーテンダーの修行にはいった。
 

~登場人物紹介~

■「タイツ」(♂ 日本選手)
慢性気管支炎のせいでタバコは吸えない。

■「淡路」(♂ 日本選手)
元ヤクザ

■「ユダ」(♀ 日本選手)
新人。 タイツよりも年上だった。

■「Dランク」(♂ 日本選手)
長州小力の部屋に入ったことがあるとか訳のわからないことを誇りに生きている埼玉の愚貧民。

■「ケニー」(♂ 日本選手)
裏切り者。破門にしてやった。

■「ピアノ使い」(♀ 日本選手)
騙されている。

■「オンザビーチ」(♀ 日本選手)
店長。

■「アミン」(♀ インドネシア選手)
日本語はなせる。

■「シュガァ」(♂ 日本選手)
実は鉄拳マニア。

■「大魔王ラシ子」(♂ バングラディッシュ選手)
大魔王。

■「カポエラ」(♂ 日本選手)
常識人。 タイツとキャラが被っている。

■アンジェラ猊下(♀ チャイニーズ選手)
語尾に『アル』がつく。

■チンチャン(♀ チャイニーズ選手)
アンジェラの友人。もちろん語尾に『アル』がつく。

 

2007年7月27日(金)
金曜なのに一人BARやった。なんせ花京院のやつは体調不良でダウンしとるからのぉ。無理無理、、、とてもじゃあないが無理。。

セサミアイス6個にブリュレ2個、ゼンザイ、パルフェそしてグリーンティアイスが4個同時にオーダー入ったときは笑うしかできなかった。
さらにオーダーはとまらず、デザート作っている間にも、次々とカクテル等のオーダーがくるんさ。

「やべぇええ!! ドケットがとまらねぇえ!!!」って感じだ。
(注:「ドケット」とはオーダーが書いてある紙で、客の注文をオーダーテイカーが謎の機械でBarカウンターに送信し、備え付けの機械からそれがうねうねでてくるんだぁ)

それにしても、オーダーテイカー三人しかいないのに、なんであんなに次から次へとドケット出てくるんだぜ?

さすがに無理なので道産子に手伝ってもらった。。


「道産子」:
ちっ、、だから新人と一緒には仕事したくねえさー、、、役立たずめ。。。


仕事後はアミンの誕生日とやらで、謎の居酒屋に行ってきた。店員になぜか「淡路」がいた。


「タイツ」:
よお、、お前、、、まだシドニーをうろうろしていたのか、、、まさか真っ当に仕事しているとはな。。。

「淡路」:
・・・・・・

「タイツ」:
おい、、、聞いてんのか?

「淡路」:
、、、、はっきりいってやろうか、、、お前、、、誰だっけ?

「タイツ」:
What!?


備考:
新人の「ユダ」に金曜の夜はやばいよっていったら、、「なに先輩面してんの」って言われた。。。

 

2007年7月28日(土)
今日もメインBarか、、、土曜も忙しすぎるんですよ!!!!売り上げが$9900だってよ、、、恐ろしか。。。

仕事後、C-Barでサッカー日本対韓国試合を観た。まわりのコリアンはしゃぎ過ぎ、、自重しろ。。

 

2007年7月29日(日)
今日は10日ぶりのDayoff!!! 掃除洗濯で一日が終わったでぇ。。

 

2007年7月30日(月)
ちくしょう!! またタイツがブリュレを仕込まなければあかん、、これで三回連続や!!!

 

2007年7月31日(火)
今日はBarラナーやった。ディナー時に二番テーブルにVBをサーブしたんや。したら、客の女性、、しかもかなりの美人に「アレ、タイツ君?」って言われた。。

ゲエエ!!美人に話しかけられたぁああ!!!

だが、そこはプロ、、心の中ではワッショイワッショイだが、表では紳士の振る舞い。。

なぜか相手はタイツのことを知っている模様だ、、おいおいタイツにこんな美人の知り合いなんていねーべ。

聞くとケアンズ時代同じ学校で、タイツのシェアハウスのパーティに来たことがあるらしい。ちぃ、まったく覚えてねえ、、、なぜなんだぜ?

ところでタイツの悪友に「Dランク」って奴がいるんだが、奴は漫画みたいな女たらしなんだ。こういった状況、Dランクなら光の速さで動くだろう、、

だがタイツはDランクのことは嫌いなんだ、、なぜなら奴は

『小学校時代に自分の好きな人を「タイツ」が好きだと言う事にしてクラス中に言い触らしたゲス野郎』

なんですよ、、タイツはあんなゲス野郎にはなりたくないので始終紳士を装ったのさ。 偉い!! 否!! 偉すぎる!!

 

2007年8月1日(水)
省略


2007年8月2日(木)
日本ではねぶた祭りか。。。

 

2007年8月3日(金)
なんと金曜なのに休みや、、、すげぇ。。。でも、一日中雨降ってたんで、、引きこもってたがな。。。

 

2007年8月4日(土)
今日は久しぶりにラナーのはずやったんだけど、なぜかメインBarにさせられた。むう、ラナーの気分で出勤したのに、なんでやねん!!

仕事後はなぜか謎の中華料理屋に行って夕食を食らった。 結構食べたけど、一人$10ぐらいやった。なかなか安い店やった。

「アンジェラ猊下」:
おらぁ!! タイツ、、、なんアルか!! その箸の持ち方はアル!!! キモイアル!!お前、、ホンマに日本人アルかぁーーー!!!

「大魔王ラシ子」:
箸の持ち方はこうだ!! この変態!!!

「シャガァ」:
バングラディッシュ人の方が箸をうまく扱えるなんてな、、、お前は本当に日本の恥さらしだよ、、、たのむから、、、これ以上失望させないでくれ。。。

「アミン」:
ボクモデキルヨ

「オンザビーチ」:
あらあら

「アンジェラ猊下」:
チンチャン! この男キモクねアル?

「チンチャン」:
私にふらないでください、、関わりたくないアル。。。

「カポエラ」:
・・・・・・・

 

2007年8月5日(日)
省略


2007年8月6日(月)
ゲエエ、バナナラマが8個もでやがった、、なまら忙しく感じたけど$7500もいってないらしい、、ちくしょぉおお!!

仕事後、ケニーとピアノ使いと共にシャークホテルに飲みに行った。
なんか、奢れって言いやがるので酒を3杯ぐらいやった。そう、タイツはBarで働くようになってから金持ちなんだ!!

そして恒例のビリヤードや。まあ、タイツは気が利く男だからな、、、わざと負けてやった、、奴は裏切り者だが、、タイツは寛大なんだ、、、許すことはできないが、、サービスはできる。。
そう、うまい具合にタイツの球をラスト一個にして奴に勝たせた、、、つまり、、接戦を演じて見せたってわけさ。。彼女の前だからサービスしてやっただ。。。

その後、ケニーに無理やりタバコを吸わされた。。。


「ケニー」:
さあ、タイツさん、一緒に肺を黒く染めましょう。。。

「タイツ」:
や、、、やめろー ショッカー!! ぶっとばすぞー!!

「ピアノ使い」:
ボソボソ、、、タバコ吸えない、、、ボウズ、、、だからモテない、、、ボソボソ、、、

「タイツ」:
えっ! なに?

「ピアノ使い」:
話しかけないでください。。。

「ケニー」:
おいタイツ、、もっと酒もってこい!!

「タイツ」:
ケ、、、ケニーが二人になってもうた。。。。

 

2007年8月7日(火)
今日は休みなので、ケニーとピアノ使いとピザハットの食べ放題に行ってやった。

実は今日はひょんなことからダブルブッキングになってしもうて、道産子とB級と共にチアーズに飲みに行った。その後『和牛』へ!! ついに憧れに『サシミプラッター』を食らってやった!!

旨い!! 否!! 旨すぎる!!!! 最高に『Highッ』な気分だぜ!!


サシミプラッター


花京院デザート

 

2007年8月8日(水)
省略

 

次号 第⑪話

壊れかけのRadio


みんな絶対にみてくれよな!!!



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週間少年ベジータ

 

■第⑨話■

僕のギターにはいつもHEAVY GAUGE

 

●前回までのあらすじ
新しい靴を買った。

~登場人物紹介~

■「タイツ」(♂ 日本選手)
豪州にきてからはずっとボウズです。

■「バナナ」(♂ 日本選手)
バンダバーグのカプシカン侍。 顔を会わせれば喧嘩ばかりしていたが、今回再会してみると、昔のような鋭さがなくなっていた。

■「美容師」(♀ 日本選手)
バンダバーグ時代のファームメイト。タイツの髪を切ってくれたことがあるが、タイツの頭を指差して「ああ、これ失敗作だから」と言い放った悪魔。

■「花京院カク」(♀ 日本選手)
和牛始まって以来の天才バーテンダーと社長に言わしめた、身長190㎝の化け物。
タイツをギャンブルの世界に誘い込んだ張本人。 口癖は『さすがです!!』

■「道産子」(♀ 日本選手)
語尾に『さー』がつく。

■「B級」(♂ 日本選手)
なぜか地球の赤道一週を65000キロだと勘違いしている。

■「ニシン」(♂ 日本選手)
料理長。たまに面白い。

■アンジェラ猊下(♀ チャイニーズ選手)
語尾に『アル』がつく。


2007年7月16日(月)
今日はデイオフ。で、バナナと美容師がシドニーを発つ日なので駅まで見送りに行ってやった。


「バナナ」:
タイツ、、、俺がカプシカンファームを去ってからは、、俺の代わりにお前がカプシカンリーダーになったらしいな。
あのファッキンバニーを相手によくやったぜ!! お前は立派な奴だ、、、この俺が誇りに思うぐらいに。。。


「タイツ」:
そういえば先日のビリヤード、、、謎のネパール人に邪魔されて有耶無耶になっちまったなぁ、、、決着、、、付けるかい?


「バナナ」:
彼女のいないきさまを倒しても、、意味はない、、ショックを受けたまま、、生きつづけるがいい、、、ひっそりとな。。。


「美容師」:
じゃあな負け犬!! ボウズとかきもいから。。 ギャハハハハハ!!!


また、二人のファームメイトが帰国する、、、

タイツがが無意識のうちにとっていたのは『敬礼』の姿であった―――
涙は流さなかったが無言の男の詩があった―― 奇妙な友情があった――


ヤギ

 

 

2007年7月17日(火)
さて今日からついにBarのトレーニングやで。。

色々作り方を教えてもらったが、今日は忙しくなく、そのためオーダーがあまりないのと、タイミングが悪いとで、全種類は作らなかった。 なんか『グリーンティシェイク』ばっかりオーダーがくる。


「花京院カク」:
ふーん、、そこそこがんばっているじゃあないか、、『グリーンティシェイク』だけはもう完璧に近いな、、、流石です!!

だが、勘違いしないでくれ!! 『グリーンティシェイク』はモクテルのなかでは一番の小物なんです!!!


「タイツ」:
なっ!! なんだってーー!!!

 

2007年7月18日(水)
省略

 

2007年7月19日(木)
今日もBARトレーニング。 ついに全てのモクテル・カクテル、及びデザートを一通り作ってやった。

「ブリュレ」とかいうプリンのような謎のデザートの仕込を教わった。
卵の黄身24個と砂糖とグリーンティパウダーと生ミルクをまぜまくり、アンコの入った器にその液体を入れ、謎のスチームを出す機械の中に入れて40分、、、めんどい。。。

 

2007年7月20日(金)
今日もBARトレーニング。『ブルータン』を『ブルーラグーン』と勘違いして作ってしまったりと、色々ミスをしてしまった。

「アンコ」の作り方を教わった。小豆を一晩水に浸けなければならないのでめんどい。

 

2007年7月21日(土)
今日もBARトレーニング。今日はプリパレーション(仕込み等)を一人でやった。イチゴ切ったりするわけだが、意外と時間が掛かる。。。


「花京院カク」:
君は不器用だな、、、そんな包丁さばきじゃあ、いつか流血しますよ。。
いいかい、、包丁は押すんじゃあなくて、、引くんだ、、、like this like this... 流石です!!


「タイツ」:
はっ 早い!! 目で追えない!!


「道産子」:
ふふ、花京院のスピードは、、一秒間に地球7週半なのさー!!!


「タイツ」:
ゲエエ!!! 一秒間に地球7週半といえば!!光と同じ速度!!!

 

「花京院カク」:
無駄のない動きをすれば、、自然とスピードがついてくるのです。。。


タスマニアンデビル

2007年7月22日(日)
ジェネラルクリーニングのせいで、13:45に出勤や。

なんか知らんが、Barを一人でやらされた。。。 おいおいまだトレーニング終わってないよ。

案の定、『バナナラマ』のトッピング間違えたし、『ジャパニーズムーン』に間違えてライムシロップのかわりにレモンシロップ入れてもうた。 まだ早すぎるんですよ!!!

 

2007年7月23日(月)
なんか知らんが、今日からBarを一人でまわすことになってもうた。
無茶ばかりさせやがる、、、どーなってもしらねえからな!!


「花京院カク」:
僕は手伝いませんよ、、見物だけですから。。


まあ、月曜のランチだったので特に問題はなかった、、はず。。。

 

2007年7月24日(火)
省略

2007年7月25日(水)
省略


2007年7月26日(木)
フルタイムでBarや。と思ったが、ディナーはBarラナー「道産子」が制服忘れたとか訳のわからないことをのたまうのでタイツがBarラナーをやることになった。


「道産子」:
お前にディナーは任せられねぇさー、、お前は今まで作ったカクテルの数を覚えているのかさー?

なんか知らんが、22:00ぐらいに「ニシン」に拉致されて、今日の賄いの一部分を「タイツ」が作ることになってもうた。
鳥のトンカツや。なんか謎の白い粉を肉にまぶし、そのあとに溶き卵をつけてパン粉をまぶす作業や。

その後、油で揚げろと言われたんで、どの程度ですかと質問したら、二秒だ二秒でやれと言われた。
もちろんそんなわけないんだが、何も知らない振りして、まじっすか!!二秒で揚がるんですか等のことを言ったら殴られた。

備考:
B級の仕事の手伝いをしたら、エキストラ賄いをもらった。


B級:
3個!?マカナイ3個欲しいのか!? このいやしんぼめ!!


っていうかこの人、当たり前のように横領してやがる。。。


ラマ

 

今日の一曲

The Used - All That I've Got

http://jp.youtube.com/watch?v=RZxPZGtZknc

 


次号 第⑩話

たった一つのことが今を迷わせているんだ

 

みんな絶対にみてくれよな!!!!



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週間少年ベジータ

 

■第⑧話■
大人たちは心を捨てろ捨てろというが、、俺は嫌なのさ




●前回までのあらすじ
免許の再発行に手間取っているんだ。。。


~登場人物紹介~

■「タイツ」(♂ 日本選手)
「No」と言えない男。。


■「オンザビーチ」(♀ 日本選手)
店長。絶対に休ませないと言われた。。。


■「アミン」(♂ インドネシア選手)
鉄板シェフ。日本の女はもうこりごりらしい。 死ね!!


■「コニー子」(♀ 韓国選手)
少し日本語を話せる。


■「ケニー」(♂ 日本選手)
タイツとの誓いを反故にし、まんまと彼女をゲットした不届き者。。 死ね!!!


■「ピアノ使い」(♀ 日本選手)
ケニーに騙されているかわいそうなおなご。


■「バナナ」(♂ 日本選手)
バンダバーグのカプシカン侍。 顔を会わせれば喧嘩ばかりしていたが、今回再会してみると、昔のような鋭さがなくなっていた。


■「美容師」(♀ 日本選手)
バンダバーグ時代のファームメイト。タイツの髪を切ってくれたことがあるが、タイツの頭を指差して「ああ、これ失敗作だから」と言い放った悪魔。


■アンジェラ(♀ チャイニーズ選手)
語尾に『アル』がつく。





2007年7月9日(月)
そんなわけで、今日は豪州漂流一周年や。あっというまの一年やったなぁ。。

そんな日でも仕事さ。。

なんか「オンザビーチ」に真面目な顔をされて真面目な話があると言われた。

ヤッベ!! クビか? 左遷か? などという考えが一番最初にでるのはなぜなんだぜ?

なんかしらんがBarをやってみないかとのことだ。。 そして先日うっかり2ndビザ取ったこと言ってしまったために、2ndも取ったことだし後六ヶ月間働けと仰る。

実は来月にもやえようかと思っていたが、「Noといえない男タイツ」は笑顔で

「はい、六ヶ月間はむりですけど、Barには興味があるので是非お願いします」

と言っていた。。。。 ここからが本当の地獄だ。。。


備考:
仕事後半、なぜか急に体調が悪くなった。。家で寝てたら内臓がキリキリ痛むし、死ぬかと思った。




2007年7月10日(火)
やっべ!! めまいがする、、吐き気もだ、、、この「タイツ」が、、、気分が悪いだと?

体温測ったら、、37.6℃あった。。 「タイツ」の平温は35.6℃となぜか低いので37.6℃はけっこうやばいのだよ。

まあ、今日はディナーからだったからよかったよ。




2007年7月11日(水)
ははは、今日は38.1℃だぜ!! だけど仕事に行ってやった!! まさにロック!!!

まあ、ランチだけだったからなんとか生き残れた。。

「オンザビーチ」に『倒れるかも』といったら、、「絶対休ませない」と言われた。。鬼や。。

仕事後に「アンジェラ」につかまって、ラミネートの機械を買いにいけと言われたので買いに行った。

その後、新しい仕事用の靴を買いに行った、、、今の靴はもう限界なんです!!
$20の安いくつはあっというまにだめになるので、ダンロップの$60もする靴を買ってやった。

備考:
寝る前に熱測ったら39℃になってた。やばくね?


$20の初代仕事靴、、ぼろぼろなんだぜ!!

 


そして$60の新しい靴、、ダンロップなんだぜ!!






2007年7月12日(木)
今日は37.5℃あったが、別に眩暈や吐き気はしないのでshould be ok. 仕事にいってやった。

運がよいことに今日はランチのみだったので、仕事後に病院にいってやった。そう例の病院や。

また「Dr.ハート」やった。だが、『北斗の拳』における「ハート様」のように豚ではない。

とりあえず体温測らせた。なんか変な棒を耳に入れられた。どうやらそれが体温計らしい。

0.5秒くらいで終わった。いったいどんな仕組みなんだぜ?
体温は奇しくも朝と同じ37.5℃やった。「タイツ」は予め「Dr.ハート」に「熱が37.5℃あるんすよぉお」と言っていたんや。その証言と今測った体温が一致していたので「Dr.ハート」は上機嫌になったようや。

帰りに誰かにつけられているような気がしたので振り返ったら「アミン」やった。
しかも、前には「オンザビーチ」がいた。。。 しまったぁああぁあ!!!挟み撃ちかぁあああ!!!!!




2007年7月13日(金)
薬が少しは効いたらしく、36.6℃やった。まあ、残念ながら今日はフルタイムなのでぶり返すことだろう。



2007年7月14日(土)
今日は36.6℃やった。平温低い「タイツ」にとっては微熱である。声がジャイアンのお母さんである。

どうやら今日の賄いはピザらしい。既に注文してあるから取りにいけと命令された。「アンジェラ」に。。

「コニー子」の名で注文したらしいので奴も一緒にいくことになった。



「コニー子」:
ばーせくしょんにはいるの?はいるの?


「タイツ」:
イエス。。。


「コニー子」:
わたしもむかしやってたです。


「タイツ」:
あっ、そうなんですか、、、なんでやめたの?


「コニー子」:
そのにほんごわかりません。


「タイツ」:
。。。じゃあ、得意なカクテルはなに?


「コニー子」:
ろんりーうるふですよ。


「タイツ」:
『ロンリーウルフ』、、、ふっ、、俺のことだな。。。


「コニー子」:
うわ!! 寒っ!!!



「タイツ」:
!!!!(なんでそこだけ流暢なんだよ・・・)



その後、『バンダバーグ』時代のファームメイトの「バナナ」と「美容師」に会いに行った。どうやら今日シドニーに着いたらしい。
とりあえず『チアーズ』に飲みにいった。 なんでこの二人がくっついてるのかという疑問があるが、それを聞いたら負けだと思ったので、、その質問は飲み込んだ。

そうこうしている内に、「ケニー」がやってきた。なんか傍らに女性がいる、、、、

アレ、、あのクソガキ、、手ぇつないでやがる、、しかもあれは、、昔タイツがスシのことだと思っていた伝説の『恋人にぎり』じゃあないか!! あの野郎、、、やりおった!!! やりおったでぇええ!!!!


「ケニー」:
やあ、「バナナ」くん「美容師」久しぶり!! こちらは『彼女』の「ピアノ使い」や。


「ピアノ使い」:
こんばんは。


「タイツ」:
ちょっ!おま!! どーゆーこと!? お前は『もてない男道場』の『一期生筆頭』だRO!?なにしちゃってんの!!!!


「ケニー」:
ちっ、、、 ああ 「タイツ」さんいたんですか、、久しぶりです。こちらは『彼女』の「ピアノ使い」です。


「ピアノ使い」:
ちっ、、、 こんばんは。


「タイツ」:
(いま、舌打ちしなかったか?) どうも、、、ちょっおま!!ケニー!!お前、、、『もてない男道場』の約定をやぶったね!!!生涯彼女を作らないという約定をよぉおお!!



「ケニー」:
すまん、、、ありゃあ嘘だ。。。



「タイツ」:
安っぽい感情で動いてるんじゃあないッ! 『漢』は孤高でなくてはならないッ! 
俺なんて破りたくても破れないのに!!! うおぉおおお!!!
どこへ行かれるのですか?(ドミネ・クオ・ヴァディス)おまえは磔刑だーーーーッ!!



「ケニー」:
落ち着きのねー奴だな。 タラちゃんかお前は。。。



「タイツ」:
what!?



その後、謎のネパール人のクソ餓鬼集団が現れて、一緒にビリヤードしようぜと言ってきた、、あんまりしつこいんでわからせてやった。。

 


貰ったVBが合体した。






2007年7月15日(日)
省略





次号 第⑨話


僕のギターにはいつもHEAVY GAUGE




みんな絶対にみてくれよな!!!!



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