徒然なる写真日記

趣味に関する事や、日々の中での出来事を脈絡もなく貼り付けていく絵日記帳ブログです

2017 今市浄水場 旧管理棟(資料館)

2017-06-24 23:54:53 | 2017栃木歳時記
2017 春 今市浄水場


今市浄水場には、ろ過池や沈殿池、出水井が創設当時の姿で現存している。特徴的な半切妻屋根をもつ旧管理事務所(現・水道資料館)を見学


1階の入り口 下駄箱


何かのメーター  と 初期の水道管、栓


鋼鉄製の送水管 ラッパ管


昔の工具  のろとり というのは緩速ろ過池の珪藻膜のつまりを取り除くための工具
この浄水場では設備が旧式のものも多いので、入水/出水の栓などは、まだ工具を使って開け閉めしている箇所も多い様だ


もぐらとり  昔のかの地にはモグラが多かったらしい  どのような仕掛けになっているのだろう


キャンバス製のレトロな採水箱


大正2年製造の国産第一号の水道メーター


携帯用電話機  宇都宮・今市間の水道局専用回線に接続して使用した携帯用電話機


イギリス製水平器  測量に使用した


1階の円形のバルコニー?  


2階展示室  浄水場の見取り模型がある


写真は旧正門  正門は新しく別の場所になったが、この門柱と扉は現在でも残っている


日光・中禅寺湖の水源補水口。この「水源補水口」は1916(大正5)年に通水した宇都宮市水道創設当時の施設であり、下流の取水河川・大谷川の涸渇時に原水を補う目的で整備された。以降、大谷川は幸いにも涸渇することなく今日に至っており、現在は水位観測施設にその役割を変えている。
現在でも低水位時となると、東の湖畔にあたかも環境芸術のような切石ヴォールトの突堤と方形の引水口が姿を現す。
宇都宮市の近代水道はここを起点として、約40kmにわたって自然地形に沿いながら、下流の今市浄水場、戸祭配水場、宇都宮市街へと至る。


宇都宮戸祭の配水池の図 かつて水道山と呼ばれた高台にある
戸祭配水場には、石積み煉瓦造の配水池が現存しているほか、施工資材運搬のため急斜面に敷設された複線軌道跡が接近路の煉瓦造階段として整備され、地域住民の散策の場となっている


今市浄水場の各池の配置及び断面図。施設は、高低差を利用した自然流下方式による緩速ろ過方式で浄水を生成する。揚水/送水ポンプなどの電力使用がなく、凝集剤や次亜塩素などの薬品の使用も少ないので、経済的であるが、反面維持管理(ろ過砂の交換など)に労力がかかり、浄水の生成に時間がかかる



2階の半円型バルコニー



























最新の画像もっと見る

コメントを投稿