MOVE OVERR!!

基本的には独り言ではなくふたり言。音楽、映画、時事、流行などなんでもありの毎日ふたり言ブログ!!

with焙煎TAGAI③

2011-04-25 07:09:50 | 日記
焙煎TAGAI(西口プロレス)




じょ~い:そういえば、地震の時(3月11日)、大丈夫でした?


TAGAI:俺、寝てて。


じょ~い:寝てた?


TAGAI:で、地震が起きて、「いつものことだろう」と思って、寝ようと思ったら揺れが激しくて。あれはちょっと死ぬのかなと。


じょ~い:思いましたよね。


TAGAI:初めて、死を意識したというか、「ヤバいぞ、これ」っていう。


じょ~い:それは建物が?

TAGAI:俺の所は二階なんだけど、木造だからちょっと揺れるのか…。


じょ~い:いや、それは(地震そのものの)全体のレベルが…。


TAGAI:初めてだったからね。


じょ~い:だって、道路が波打ってたとか。


TAGAI:(アパートの)大屋が言うには車が跳ねてたって。とりあえず大屋さんの所に行って「大丈夫ですか?」って言って、大屋さんが「大丈夫だよ」って言いって、なぜか座布団をくれたんだよね。「これで何かの時に逃げな」って。


じょ~い:座布団(笑)。


TAGAI:随分、アナログだなと(笑)。


じょ~い:そこはね、やっぱり昔の方だから。まずは座布団。小学校でも使ってたし(笑)。


TAGAI:防災頭巾ね。あったね。


じょ~い:どう考えてもあれじゃ無理だよ(笑)。


TAGAI:今でもテレビでさっきやってたけど、今売れているらしくて、また。


じょ~い:防災頭巾。ま、基本はまずね。


TAGAI:でも、地震は凄く考えたというか。(ビート)たけしさんが言ってたんだけど「アフリカの子ども達におにぎりと漫才をどっちが欲しいって言ったら、そりゃ、おにぎりの方が欲しがるよ」って。やっぱりライフラインとかそういう生活が充実してこそ、初めて俺ら(芸人)みたいなのが必要となると。


じょ~い:エンターテイメントはね。そりゃそうですよ。


TAGAI:だから、そういう地震が起きて、俺はお笑いしかやってなかったから、自分がこれだけ(人生を)かけて来たお笑いが、じゃあこういう時何が出来るかって言ったら何も出来ないわけですよ。「被災地に笑いを」とかそういうのがあったとしても、今はまだ早い、と。


じょ~い:早い。


TAGAI:今は早い。まだ、それよりも水が欲しかったり、食べ物が欲しかったり。

じょ~い:そうですよね。衣食住。


TAGAI:それが初めて充実した時に「ここだ」という時はあるかと思うけど、結局俺は3月の仕事が全部キャンセルになったり。


じょ~い:あ、TAGAIさん自身の影響としては仕事キャンセル。


TAGAI:そう。全部キャンセルになったね。だから、家に居るしかなくて。で、家に居ても節電だっていうから、後輩の家に入り浸って。後輩に飯を奢って、「何だよ、お前を助けなきゃいけないんだよ。被災者じゃないのに」って(笑)。


じょ~い:モロに来ましたね。


TAGAI:テレビを見ると、心がだんだん荒んでくるし。「俺、なんにも出来ないんだなぁ~」って思って、「何なんだろう?」ってずっと想い悩んじゃって。ちょっと心苦しかった。そりゃ、現地の人とかもっと大変だろうけどさ。


じょ~い:そうは言っても自分の生きている職が、ね。それはテレビとか新聞を見ても思いましたし、ボクなんかも(「映画野郎」で)取材をやっているわけですけど全部キャンセルでしたね。ああいう取材をメインにしている芸能カメラマンとかどうしているのかな、と。


TAGAI:若手芸人なんかは売れていれば例えば募金活動とか出来るけど、俺らはそういう名前もないから。逆に変にやったら売名行為だとか言われるから、フリーターと化して。ましてや、そのバイトも「来なくていい」って言われるし。


じょ~い:えっ!?


TAGAI:お客さんが来ないからね。だから、3月はキツかったねぇ。ま、4月からちょっとずつライブがあって。


じょ~い:それは元々入れてたんですね。


TAGAI:でも、本当、考えたね、その時は。「こんなに無力なんだ」と。ただ、ここぞという時のために今は刀を磨ぐというか、いざという時に何かバッと出来るようにした方がいいのかなと思って。


with焙煎TAGAI②

2011-04-23 06:47:10 | 日記
焙煎TAGAI(西口プロレス)




TAGAI:本当、キン消しとかめちゃめちゃ集めたもんね。自分の地元(埼玉県吉川市)には第3弾しか出てないけど隣町には第4弾が出たと聞くとチャリンコで隣町のスーパーに行ったりとか。


じょ~い:隣町って…越谷?


TAGAI:そう、越谷のヨーカドーに行ったりとか。でも結局それが偽物だったりするんだけど。


じょ~い:偽物?


TAGAI:そう、偽物も結構あったんだよ。


じょ~い:(偽物は)どういう物でしたっけ?


TAGAI:要は粗悪品というか、わかりやすく言うと「ブタ肉マン」みたいなそういうのもあったりしたんだけど、うちの所は粗悪品の、あれ、普通は100円で3個かな?


じょ~い:そうですね、100円でしたね。


TAGAI:だけど、50円で3個ぐらい入ってるのがあったんだよ。


じょ~い:ありましたね。

TAGAI:安いと思って買うと偽物でちゃっちくて、キン消しの下にビラビラみたいな。普通、切り取らなきゃいけないような、そういうはみ出ているような物がついたりしたね(笑)。


じょ~い:キン消しブームに便乗して作っちゃいましたみたいな(笑)。


TAGAI:全然話が変わるけど、ついこの間も子どもの頃のおもちゃの話をしていて、超合金とかさ。


じょ~い:超合金はボクはそんなに…。買いました?

TAGAI:俺は買ったねぇ~。ポピーとか、ゴッドシグマとか。


じょ~い:ゴッドシグマ、あったあったあった。


TAGAI:ゴッドマーズとか。

じょ~い:六神合体。覚えてますね。スーパー戦隊のロボットかと思ったんですが違うんですね。


TAGAI:そう、どっちかっていうとアニメの変形ロボでゴライオンとかね。


じょ~い:ゴライオン、ありましたね(笑)。流行りましたし。


TAGAI:最後12個合体するやつとか。


じょ~い:12個!?それ、無茶ですよ(笑)。


TAGAI:それと筆箱とか流行らなかった?


じょ~い:筆箱?


TAGAI:知らない?何個何面作りみたいな。


じょ~い:ありました!あったあった。


TAGAI:俺、親にねだって最後に買ったのが32個開くやつで、もう1個が小さくて入らないんだよ、あんまり。


じょ~い:もう、仕掛けだらけで中に入れられないんだ(笑)。


TAGAI:そう、あんまり使えないんだよ。32個フタがあるのはいいんだけど、使い辛いよ(笑)。


じょ~い:でもそれ、当時クラスでは人気者になったんじゃないですか?


TAGAI:そう。「お前、スゲェ!買ったの!?」みたいな。結構、12面ぐらいまでが流行っていて、俺は12面が買ってもらえなくて、そこは耐えて(笑)。新作が出たとたんに買ってもらって。そしたら一気に下克上が起きて。


じょ~い:下克上(爆)!!12面から32面で(爆)!


TAGAI:子どもってホント、単純だよね。


じょ~い:筆箱、流行りましたけど、それ、流行りすぎですよ(笑)。でも、すぐ壊れるんですよね、ああいうやつって。


TAGAI:そう、壊れる壊れる。


じょ~い:あれ、いくらぐらいしましたっけ?


TAGAI:覚えてない。当時でいくらだったんだろうねぇ?


じょ~い:1000円?


TAGAI:とかぐらいかね。


じょ~い:もっとしたんじゃないかな。


TAGAI:3000円ぐらいしたかな?でも今の3000円と当時の3000円で重味が違うからね。



with藤原伸介②

2011-04-21 04:51:56 | 日記

「秋葉原Dress Talk ソーイングセットvol.5 ~職業探訪記~」

4月21日(木)19時~
場所:秋葉原Dress



藤原伸介(イベント・ディレクター)




じょ~い:藤原さんのイベントのスタイルはずっとゲストを呼んでのトークという形なんですよね?


藤原:そうですね。


じょ~い:最近はどのようなゲストが?


藤原:前回やったイベントというのは第4回目だったんですけど、秋葉原に三月兎というビルの三階で今イベントをやっているmars16の北山さんというインディーズTシャツの代表の方とウォークインという方、この方は元々ゲームショップの店長で半年間やったんですけど潰してしまった人ともう一人はリヤカーブックスの木村さんを呼んでトークライブをやりました。


じょ~い:来るお客さんの特色は?


藤原:そうですね、5回ぐらい続けて、そのゲストの話を聞きたいということがあるのでまったく客層が掴めないですね(苦笑)。


じょ~い:あ、その度にゲストのお客さんがついて来るんですね。


藤原:まぁ、自分もブログを展開しているので、ブログを見て興味をもった人が少し、という感じですね。

じょ~い:そうですか。今回のイベントはどのようなゲストを?


藤原:一人はパフォーマンス・アーティストの山岡佐紀子さんという方で、もう一人はジョフィーランデブーというミュージシャンの方ですね。山岡さんは世界を又にかけているパフォーマンス・アーティストで長いことやっている方で、ジョフィーさんはアコースティックギターでフォークの歌を展開している人です。僕のイベントの特色としては自分の知り合った人をゲストに呼ぶというのがほとんどなんですね。その二人も今までのトークライブとかイベントとかを通じて仲良くなったりしているうちにゲストとして呼んで話を訊いてみたいという形でやっているんですね。


じょ~い:なるほど、こうやって今録っている話のやり取りを直にライブ体現っていうんですかね、表現として表す、と。このような形ですね。


藤原:そういった「職業探訪記」というサブタイトルもついているので、その人が考えている職業観というか仕事に対するアプローチの仕方というか、そういったのを知りたいというのがあったんですね。


じょ~い:パッとしたイメージなんですけど、NHKの「ザ・プロジェクト」みたいな堅いイメージがあるんですけど…。


藤原:そうじゃなくて、「トップランナー」ですね。

じょ~い:あっ、「トップランナー」ね。同じNHKで(笑)。

with大越よしはる⑤

2011-04-20 05:38:48 | 日記
大越よしはる(音楽ライター)


じょ~い:今回の3月11日の地震で何か仕事に影響はありました?


大越:直接はなかったね。

じょ~い:レビューとかも?


大越:レビューは前と変わらず依頼が来たよ。


じょ~い:あ、そうですよね。音楽の場合は音源(CD等)を送って、それでレビューでしょうから、その点では今回の震災で意外と差し支えがなかった?


大越:資料なり、レビューをするCDっていうのが(送り主が)宅急便で送ったと言っても、その日に着くかどうかがわからなかったとかそういうのはあったね。


じょ~い:じゃ、そんな中で仕事がまるっきりキャンセルで頭があがらねぇ、というのは…


大越:なかったね。


じょ~い:あ、大越さんのmixi日記の写真を見ましたけど一番(の被害)は部屋じゃないですかね。


大越:酷かったねぇ。


じょ~い:あれは…


大越:未だに片付けてない。


じょ~い:僕の所もそうですけど、(CDを)高く積んだらね。


大越:余震が起こるから片付けてない。



じょ~い:でも影響はそれほどなかった?


大越:大越:ただ、地震で高崎線が動かなくなって都内に出られないとか、ライブに行きたいけど行けない状況になっちゃったのがしばらく続いたから。高崎線が動き出したのは随分後だよ。湘南新宿ラインに至っては本当につい最近再開したから。もう、そういう意味では仕事と関係なくロックを聴く自分とかロックが好きな自分とか、非常に根底からまずいことになっちゃって。家でCDを聴いている分には別にいいけど。



じょ~い:あ、大越さんはたしか車を使って移動することもありましたよね?そうでもない?


大越:ライブハウスとか行く時は当然電車だよ。


じょ~い:あ、そうかそうか。


大越:だって(車だと)酒 飲めないじゃん。


じょ~い:ああ、そりゃそうですよね(笑)。


大越:第一、埼玉県内から都内に車で行って帰ってくるって、そっちの方が大変だよ。


じょ~い:たしかに、都内なら時間をかけて歩いたり、ちょっとお金を使ってタクシーでなんとかなるけど、ボク(埼玉県民)たち埼玉県民は大変ですからね。千葉県民もそうでしょうけど。都内にアクセスするには電車がないと足が奪われちゃったようなもんですからね。

with焙煎TAGAI(西口プロレス)

2011-04-18 18:20:58 | 日記
焙煎TAGAI(西口プロレス)


焙煎TAGAI:(ボクのICレコーダーを見て)へぇ~、これで5、6時間とかもっと録れるの?


じょ~い小川:35時間以上録れるんです。


TAGAI:凄いねぇ~。


じょ~い:でも30時間以上って1日以上ですよ。


TAGAI:それこそ漫画家の森田まさのり先生が「芸人の話を聞かせてくれ」って言って、居酒屋に行って、こういう感じで録ってやったんだけど、家に帰って(録った物を)聞いたら居酒屋だからあまりにもうるさすぎて全部雑音しか入ってなかったってね。


じょ~い:それって、森田先生の漫才の漫画での取材で?


TAGAI:そうそう、「べしゃり暮らし」の件でインタビューをさせてくれっていうんで、それから(森田先生との)交流が生まれて。


じょ~い:そうだったんですか~!


TAGAI:たまたま(森田先生が)ライブに来てくれて、打ち上げで「そういう話を詳しく訊かせてもらえませんか」って言うんで、「じゃ、また後日呑みましょう」で一緒に呑んで。で、それが全部雑音ばっかりで、何日か後にまた呑んで、それから仲良くなって、ちょこちょこ連絡をするようになった。


じょ~い:たしかにこれ、雑音も入っていると思うんですよ。(注:新宿の喫茶店「イタリアン・トマト」での収録。周りの雑音は入っているが、二人の会話はかなりしっかり聞こえている)


TAGAI:もうちょっと、大きな声の方がいいのかな。こんなもんで大丈夫?


じょ~い:ま…大丈夫だとは思います。いやぁ、それにしてもTAGAIさんが本当に羨ましいと思うのは森田先生もそうですけど、ゆでたまご先生とも。


TAGAI:そうそうそうそう。

じょ~い:あれはどういったことから?


TAGAI:あれはね、それこそ街で偶然見かけた嶋田先生を声かけて。それ、本人にも言ってるんだけど、顔を見て「あ、本人だ」思って、「ゆでたまご先生ですよね?」って声をかけて。最初、「違います」って言われたんだけど(苦笑)。けど、たまたま共通の知り合いがいて、申し訳ないけどその人の名前を出させてもらって「○○さんの後輩で…」って言うと、「お前、○○の後輩か」となって、「西口プロレスをやってます。もしよかったら一度」とチラシを渡して。それでその共通の人に「実はこの間嶋田先生とお会いして、こういうやりとりがあって、申し訳ないけどちょっと名前を使わせて…」と言ったら、「じゃ、今度俺が(飲み会の)セッティングをしてやるよ」という感じで何回か飲み会をセッティングしてくれて、それから結構可愛がってもらって。


じょ~い:いやぁ、羨ましいですね。やっぱり、キン肉マン世代ですからね。

(②へ続く)