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with大越よしはる③

2011-04-16 13:04:42 | 日記
大越よしはる(音楽ライター)


じょ~い:それとね、オープニングをこの日(4月14日)にしたというのは、この間(大越さんの)mixiのメッセージにも書いたんですけど、リッチー・ブラックモアの誕生日なんですよね。今年で御歳…67歳!

大越:67か。194…


じょ~い:1945年。あ、それだと66か。そうそう。ボクなんかは、高校の頃リッチー・ブラックモアにハマりまくりましたから。大越さんはこの辺りは?


大越:すんごいハマりましたよ。本格的にロックにのめり込んでいったジャンルはハードロックから。


じょ~い:あ、パンクじゃなかったんですか?


大越:パンクじゃない。


じょ~い:なんか意外ですね。まだパンクがそんなに流行ってなかった?


大越:いや、平行して聞いていたけど、最初にズブズブハマったのはメタル。


じょ~い:あっ、そうだったんですか。


大越:俺が洋楽を聴くようになってすぐにLAメタルのムーブメントがあったんで。


じょ~い:80年代ですね。


大越:ちょうどその頃、「ベストヒットUSA」でクワイエット・ライオットとかラットとかガンガンかかってました。


じょ~い:なるほど、「カモン・フィール・ザ・ノイズ」とか「ラウンド・アンド・ラウンド」とかがガンガンかかったんですね。


大越:あと、アイアン・メイデンが今よりもずっと日本で人気があった。


じょ~い:そんなにありました?


大越:アイアン・メイデンは今では若いファンがそれほどいないだろうけどね。当時はもう本当に現役最高峰だったから。(アルバムで言うと)『魔力の刻印 -The Number of The Beast-』』や『頭脳改革 -Piace of Mind-』の頃。


じょ~い:なるほどねぇ~。


大越:だから、俺が初めて聴いたのはラジオ(音源)で「ザ・トゥルーパー」。

じょ~い:『Piace of Mind』のね。「エイシス・ハイ」よりも前ですか?


大越:そう、『パワー・スレイブ -Powerslave-』。


じょ~い:プリーストよりもメイデン?


大越:どっちもだね。俺がメタルを聞き始めた時にジューダス・プリーストの『背徳の掟 -Defenders of the Faith-』が出た時で。

じょ~い:「フリー・ホイール・バーニング」ね。


大越:「フリー・ホイール・バーニング」。やっぱりこれもFMで聴いた。洋楽からメタルにハマった頃に、ちょうど『Defenders of the Faith』が出た、『Piace of Mind』が出た。あとAC/DCの『征服者 -Flick of the Switch』とか。


じょ~い:「スーパー・ロック'84」の頃ですね。


大越:そう、ちょうどその頃。スコーピオンズが『禁断の刺青 -Love at first sting-』という頃に洋楽を深く聴き始めるのとLAメタルが盛り上がって「BURRN!」が出た時だよ。


じょ~い:(メタルの)全盛期。


大越:全盛期だよね、まさに。


じょ~い:そこからパンク?


大越:パンクの方が大分後だったね。


じょ~い:大学の頃?


大越:大学落ちて浪人していた時。結局、家にずっと居て勉強しているからずっとFMを聴いてて、当時は洋楽ロックはガンガンかかったし。ただ、FMでかかるのはパンクよりメタルだよね。自分でレコードをいっぱい買えないから、FMで聴ける物が中心になる。パンク、ニュー・ウェーブよりもラジオはメタルの方が強かった。当時、メジャーで出ている物でラジオでかかったのはゼルダなんかはラジオでかかってたし、スターリンなんか初めて聴いたのはラジオだったから。


じょ~い:スターリンで80年代中期だと何がかかってました?


大越:初めて聴いたのが何だったか覚えてない。


(④に続く)