MOVE OVERR!!

基本的には独り言ではなくふたり言。音楽、映画、時事、流行などなんでもありの毎日ふたり言ブログ!!

with藤原伸介(イベント・ディレクター)

2011-04-18 07:34:46 | 日記

「秋葉原Dress Talk ソーイングセットvol.5 ~職業探訪記~」

4月21日(木)19時~
場所:秋葉原Dress



藤原伸介(イベント・ディレクター)


じょ~い小川:藤原さんは本当にいろいろとイベントをやられてますけど、いつぐらいから?どのようなイベントを?


藤原伸介:会社を辞めた頃が2006年の時に…


じょ~い:あ、すみません、会社は…


藤原:株式会社ハドソンに勤めてました。だいたい半年ぐらい経って、自分でイベントをやってみたいと思ったんですよね。


じょ~い:イベントをやってみたい?


藤原:ハイ。それまでロフトプラスワンとかネイキッドロフトのイベントを見ることが好きで、結構通いつめている時期もありました。


じょ~い:(ロフトのイベントは)どんな感じの?


藤原:当時は山田ジャックさんという関西から来た芸人さんがいて。あとロフトプラスワン関係ではバカ映像関係とか。


じょ~い:完全にロフトの影響、と。


藤原:ロフトプラスワンですね。そういうのは結構ありますね。これは98年頃から歌舞伎町にロフトプラスワンが出てきて、10年ぐらいずっとお客さんとして見てました。


じょ~い:あぁ、ほとんどの人が…というか大半の人が今のロフトプラスワンになってからあの箱に行くようになったと思うんだけど、ボクはロフトプラスワンになる前に…


藤原:普通のロフトですね。


じょ~い:いや、(その前の)キングストンというクラブだったんですよ、あそこは。当時、結構流行っていて「トゥナイト2」でも取材とかがあったし。そこで95年ぐらいから2年ほど毎週日曜日にメタルのイベントをやっていたんですよね。だから、今のロフトプラスワンのスタイルではなくてクラブだったんですよ。


藤原:店そのものが。


じょ~い:そう。今みたいに椅子もなかったし、テーブルもなかったし、いわゆる普通の踊れるクラブだったわけで、それがああいうスタイルになってねぇ~。それが定着したしね。


藤原:それはロフトグループの平野さんがそういった形で考えたという話で。秘密の「遊び場所」を作りたいというのから始まったらしいんですよね。



じょ~い:なるほど、そういったロフトプラスワンのイベントに通いつめてて自分でもやろうと。まずは何をやられましたか?


藤原:ネイキッドロフトで高橋名人と映画監督の梶野竜太郎さんを呼びまして。それは職業に関するイベントをやったんですよ。なぜその二人をやったかと言うと、元々彼らは僕の元上司だったんです。


じょ~い:高橋名人はハドソンというのは知ってましたが梶野監督も?


藤原:元々ハドソンの方で、今は別の会社でアイドル関係の仕事をしています。その二人をネイキッドロフトでのイベントで3時間やりました。


じょ~い:それはトークイベントですね。それから定期的にイベントを。


藤原:ネイキッドロフトでは続けるのが難しかったので、いろいろ場所を探しているうちに、秋葉原にDressというライブハウスほどではないんですがイベントスペースがあることに気付きまして、そこの店長にプレゼンをしたら「じゃあ、定期的にやってみないか?」という話になって。


じょ~い:それが1年前?2年前?


藤原:約1年前ですね。


(②に続く)

with大越よしはる④

2011-04-17 16:34:49 | 日記
大越よしはる(音楽ライター)





じょ~い:バンドとかってやってましたか?


大越:そのずっと後だよ。

じょ~い:あ、高校・大学時代はやらなかった?


大越:大学入った後。


じょ~い:入った後。軽音部?


大越:ううん。


じょ~い:軽音には入らなかった?


大越:うん。軽音に入ってたら、音楽について書くことを仕事にしてなかったかもしれないな。バンドはやってたけど、楽器は出来ないというくらいに等しかった。


じょ~い:何をやってました?ベース?ギター?


大越:ヴォーカルとドラム。


じょ~い:ドラム。


大越:主にリードヴォーカル。


じょ~い:ほぉ~~~、凄いですね。


大越:凄くない。


じょ~い:いやいや、凄いですね。


大越:楽器が出来なかった。単に楽器が出来なかった。


じょ~い:それ、ボクと一緒ですね。でも、(楽器を)いじったりはしましたか?


大越:いじりはしたね。結局バンドをやっている間はドラム・ヴォーカルだったから。


じょ~い:それあれですね、イーグルスじゃないですか。


大越:フィル・コリンズは意識したね(笑)。


じょ~い:フィル・コリンズね。


大越:練習スタジオに入って、ドラムにどうマイクをセッティングするかっていうのはドン・ヘンリーとかナイト・レンジャーのケリー・ケイギーとか、ああいうスタイルでやっていた。


じょ~い:今だったらヘッドフォンみたいなレイブン形式で。


大越:インカムマイクね。

じょ~い:あとはエキサイター。エキサイターはどうやってたかわからないですけどね。


大越:エキサイター、どうやって歌ってたんだろうね。


じょ~い:エキサイターもドラム・ヴォーカルですからね、カナダの。


大越:あれ凄かったね。あれを叩きながらあれを歌うんだから。




****


大越:一応、音楽サークル。軽音も入っている防音が効いたサークル棟で自分のサークルをやっていたんだけど。


じょ~い:あ、自分のサークル?


大越:でも、それは音楽サークルとは言っても音楽をやるサークルじゃなくて、音楽を聴くサークルっていうのを作った。


じょ~い:あ、なるほど。研究会ですね。


大越:そうだね。楽器が出来ない、ヘタレなロックオタクの音楽サークル。


じょ~い:意外とありそうでない。


大越:そう、ありそうでなかった。


じょ~い:ありそうでないし、多分やらないだろうし。

大越:(結局は)好きが高じてバンドも始めたわけだけれども、立ち位置としては楽器が出来ないロックオタクの音楽サークル。それが結局、後に音楽について文章を書いてっていうのにはつながった。それを卒業してからもずっと続けて仕事になってしまった。



じょ~い:それはいいですよね。そこはスムーズに行ってたということで羨ましいですね。


大越:スムーズじゃないと思うよ。


じょ~い:それを考えると、ボクなんか楽器は出来ないけど軽音でずっとっていうわけではなかったですけど軽音、ないしは軽音系のサークルにずっといましたからね。


大越:軽音に居たっていうことは楽器をやらなきゃダメだろ。


じょ~い:ちょっとやったけど、やっぱり出来ない君だから。手がぶきっちょだからね。


大越:俺もだよ。


じょ~い:そうなんですか?


大越:うん。


じょ~い:あんまり気にしなかったですね。


大越:だから指を一本一本使うギターやベースよりもドラムをやったというのはあったんじゃないかなと、今となっては。


じょ~い:そういう点では計算した?


大越:計算でもない。


じょ~い:計算ではない。

大越:あとドラムをやっている人間がいなかったからね。


じょ~い:ドラム(をやっている人間)はやっぱり貴重ですよ。


大越:バンドをやっている時にヴォーカルがいて、ギターがいて、ベースがいて、ドラムをどうするってなったら、結局自分で叩くのが一番早かった。


じょ~い:なるほどね。ドラムって一番難しそうに見えますね。全身使うし。


大越:ドラムがダメなバンドはダメだから。まぁ、自分でバンドをやってモノにならなかったのは俺のドラムがダメだったからな(苦笑)。



(⑤へ続く)



with大越よしはる③

2011-04-16 13:04:42 | 日記
大越よしはる(音楽ライター)


じょ~い:それとね、オープニングをこの日(4月14日)にしたというのは、この間(大越さんの)mixiのメッセージにも書いたんですけど、リッチー・ブラックモアの誕生日なんですよね。今年で御歳…67歳!

大越:67か。194…


じょ~い:1945年。あ、それだと66か。そうそう。ボクなんかは、高校の頃リッチー・ブラックモアにハマりまくりましたから。大越さんはこの辺りは?


大越:すんごいハマりましたよ。本格的にロックにのめり込んでいったジャンルはハードロックから。


じょ~い:あ、パンクじゃなかったんですか?


大越:パンクじゃない。


じょ~い:なんか意外ですね。まだパンクがそんなに流行ってなかった?


大越:いや、平行して聞いていたけど、最初にズブズブハマったのはメタル。


じょ~い:あっ、そうだったんですか。


大越:俺が洋楽を聴くようになってすぐにLAメタルのムーブメントがあったんで。


じょ~い:80年代ですね。


大越:ちょうどその頃、「ベストヒットUSA」でクワイエット・ライオットとかラットとかガンガンかかってました。


じょ~い:なるほど、「カモン・フィール・ザ・ノイズ」とか「ラウンド・アンド・ラウンド」とかがガンガンかかったんですね。


大越:あと、アイアン・メイデンが今よりもずっと日本で人気があった。


じょ~い:そんなにありました?


大越:アイアン・メイデンは今では若いファンがそれほどいないだろうけどね。当時はもう本当に現役最高峰だったから。(アルバムで言うと)『魔力の刻印 -The Number of The Beast-』』や『頭脳改革 -Piace of Mind-』の頃。


じょ~い:なるほどねぇ~。


大越:だから、俺が初めて聴いたのはラジオ(音源)で「ザ・トゥルーパー」。

じょ~い:『Piace of Mind』のね。「エイシス・ハイ」よりも前ですか?


大越:そう、『パワー・スレイブ -Powerslave-』。


じょ~い:プリーストよりもメイデン?


大越:どっちもだね。俺がメタルを聞き始めた時にジューダス・プリーストの『背徳の掟 -Defenders of the Faith-』が出た時で。

じょ~い:「フリー・ホイール・バーニング」ね。


大越:「フリー・ホイール・バーニング」。やっぱりこれもFMで聴いた。洋楽からメタルにハマった頃に、ちょうど『Defenders of the Faith』が出た、『Piace of Mind』が出た。あとAC/DCの『征服者 -Flick of the Switch』とか。


じょ~い:「スーパー・ロック'84」の頃ですね。


大越:そう、ちょうどその頃。スコーピオンズが『禁断の刺青 -Love at first sting-』という頃に洋楽を深く聴き始めるのとLAメタルが盛り上がって「BURRN!」が出た時だよ。


じょ~い:(メタルの)全盛期。


大越:全盛期だよね、まさに。


じょ~い:そこからパンク?


大越:パンクの方が大分後だったね。


じょ~い:大学の頃?


大越:大学落ちて浪人していた時。結局、家にずっと居て勉強しているからずっとFMを聴いてて、当時は洋楽ロックはガンガンかかったし。ただ、FMでかかるのはパンクよりメタルだよね。自分でレコードをいっぱい買えないから、FMで聴ける物が中心になる。パンク、ニュー・ウェーブよりもラジオはメタルの方が強かった。当時、メジャーで出ている物でラジオでかかったのはゼルダなんかはラジオでかかってたし、スターリンなんか初めて聴いたのはラジオだったから。


じょ~い:スターリンで80年代中期だと何がかかってました?


大越:初めて聴いたのが何だったか覚えてない。


(④に続く)

「MOVE OVERR!!」オープニングトーク②with大越よしはる(音楽ライター)

2011-04-15 09:06:01 | 日記
じょ~い:やっぱり先ずは大越よしはるさんから始めたいと思いまして。


大越:光栄ですがわかりませんね。


じょ~い:これは相性というのもありますし、あと、mixiのボクにマイミク申請を真っ先にしたのは大越さんなんですよね。


大越:あ、そうなんだ、へぇ~。あんなにたくさんいるから俺なんか末席だと思った。


じょ~い:真っ先でしたよ。本当に1、2分で。先ず申請したのは大越さんでしたね。これはやっぱり(オープニングトークは)大越さんだろうと。


大越:最初に申請してくれた人は結構印象に残るね。


じょ~い:そうですよね。


大越:俺も覚えてるよ。


じょ~い:誰ですか?


大越:SUPERSNAZZのベースのトモコちゃん。


じょ~い:へぇ~。トモコちゃんは今もSUPERSNAZZ?


大越:やってるよ。ペースはスローなんだけど。昔のガレージ全盛期みたいなペースではないけど、やってるよ。

じょ~い:なるほどね。大越さんってマイミクは音楽関係の方が大半?95%ぐらい?


大越:になるのかな。


じょ~い:多分、残りの5%なんかはボクなんでしょうね。


大越:途中で自分で申請するのって止めちゃったから。あとは申し込んできた人ばかりだし。


じょ~い:その辺りはねいい加減面倒になってきたのはあるし。……そう今日はmixiの話じゃなくて新しい、ね。新しいといってもブログですからね。本当に新しい形というのも探したんですけどね。


***


ビールやもつ煮込みやシーザーサラダがテーブルに。


じょ~い:そもそも、食べながらやるって考えてなかったんだよね。


大越:俺、何回もやったよ、居酒屋とか。


じょ~い:あります?


大越:たしかに周りがうるさいとテープおこし大変だし。


じょ~い:大変だし、食べ物が来たりするからねぇ。

大越:それはテープおこしの段階でカットして。


じょ~い:カットしますよね。


大越:いや、カットしなかったこともあるよ。最後、インタビューの途中で(店が)閉店時間になっちゃって。「閉店でーす」って言われて、「いや、そこをもうちょっと」みたいな。(店員)「いや、もう閉店でーす」みたいなやりとりがそのまま記事になって。


じょ~い:記事に?


大越:記事に。


じょ~い:しかも紙媒体?

大越:うん。


じょ~い:(笑)「DOLL」?

大越:そう。「DOLL」。


じょ~い:凄いですね、「DOLL」。まぁ、面白かったから載せたんでしょうけど。


大越:発言だけ取り上げるのじゃなくて、一種のドキュメントかなと思って。


じょ~い:そうですよね。結構、インタビューをやっててガチガチのインタビューもいいけど、なんだかんだ言って面白いのは雑談ですからね。雑談の中から思わぬエピソードがありますし。


大越:雑談の方が面白いやつとかいるしね。(③へつづく)

「MOVE OVERR!!」オープニングトーク①サイト紹介with大越よしはる(音楽ライター)

2011-04-15 09:00:08 | 日記

じょ~い小川:そういうことで、今回「MOVE OVERR!!」というふたり言のブログを立ち上げたわけですけど、このブログっていうのは大越よしはるさんのようなライターさんですとか、ターザン山本さんのような元編集長とか、(ボクの)身近なミュージシャンとか、あとはイベントを主催している人と一緒に簡単にしゃべりながらそれを文章として(収録したものをボクが)音おこしをするという。ブログっていう形式って要は独り言ですよね。だけど、ブログでふたり言っていうのはあんまりないかな、と。インタビューをずっと続けているブログはないからやってみたらいいんじゃないかなと。


大越よしはる:聞いたことないな。


じょ~い:ないですよね?

大越:そうそう。


じょ~い:それはたまたまボクが「映画野郎」っていう所でインタビューとか記者会見の音おこしをやっていて、「なんかに使えないかなぁ?」って思って。で、前にもやったように毎日やった方がいいんじゃないかと。毎日映画を見る発想と同じような。


大越:毎日誰かしらのインタビューが載っているみたいなね。


じょ~い:そうそう。でもそれは毎日毎日フルセットで載せるんじゃなくて。大越さんなんかはわかると思うんですけど、大概1時間録ったら、物凄い文字数になりますよね。


大越:そうだよね。


じょ~い:それを1時間録った所を3分か5分ぐらいに区切って載せれば(その1回分が)そこそこの文章量になりますよね。60分ってことは3分、5分×20とか12で、20日分録れるわけですよ。20日分のネタがあるわけで、毎日1つずつ載せればとりあえず途切れはしないと。これを繰り返せば毎日になる。その中で1日のUP分が2人、3人とUPの多い少ないはあるかと思います。