「秋葉原Dress Talk ソーイングセットvol.5 ~職業探訪記~」
4月21日(木)19時~
場所:秋葉原Dress
藤原伸介(イベント・ディレクター)
じょ~い小川:藤原さんは本当にいろいろとイベントをやられてますけど、いつぐらいから?どのようなイベントを?
藤原伸介:会社を辞めた頃が2006年の時に…
じょ~い:あ、すみません、会社は…
藤原:株式会社ハドソンに勤めてました。だいたい半年ぐらい経って、自分でイベントをやってみたいと思ったんですよね。
じょ~い:イベントをやってみたい?
藤原:ハイ。それまでロフトプラスワンとかネイキッドロフトのイベントを見ることが好きで、結構通いつめている時期もありました。
じょ~い:(ロフトのイベントは)どんな感じの?
藤原:当時は山田ジャックさんという関西から来た芸人さんがいて。あとロフトプラスワン関係ではバカ映像関係とか。
じょ~い:完全にロフトの影響、と。
藤原:ロフトプラスワンですね。そういうのは結構ありますね。これは98年頃から歌舞伎町にロフトプラスワンが出てきて、10年ぐらいずっとお客さんとして見てました。
じょ~い:あぁ、ほとんどの人が…というか大半の人が今のロフトプラスワンになってからあの箱に行くようになったと思うんだけど、ボクはロフトプラスワンになる前に…
藤原:普通のロフトですね。
じょ~い:いや、(その前の)キングストンというクラブだったんですよ、あそこは。当時、結構流行っていて「トゥナイト2」でも取材とかがあったし。そこで95年ぐらいから2年ほど毎週日曜日にメタルのイベントをやっていたんですよね。だから、今のロフトプラスワンのスタイルではなくてクラブだったんですよ。
藤原:店そのものが。
じょ~い:そう。今みたいに椅子もなかったし、テーブルもなかったし、いわゆる普通の踊れるクラブだったわけで、それがああいうスタイルになってねぇ~。それが定着したしね。
藤原:それはロフトグループの平野さんがそういった形で考えたという話で。秘密の「遊び場所」を作りたいというのから始まったらしいんですよね。
じょ~い:なるほど、そういったロフトプラスワンのイベントに通いつめてて自分でもやろうと。まずは何をやられましたか?
藤原:ネイキッドロフトで高橋名人と映画監督の梶野竜太郎さんを呼びまして。それは職業に関するイベントをやったんですよ。なぜその二人をやったかと言うと、元々彼らは僕の元上司だったんです。
じょ~い:高橋名人はハドソンというのは知ってましたが梶野監督も?
藤原:元々ハドソンの方で、今は別の会社でアイドル関係の仕事をしています。その二人をネイキッドロフトでのイベントで3時間やりました。
じょ~い:それはトークイベントですね。それから定期的にイベントを。
藤原:ネイキッドロフトでは続けるのが難しかったので、いろいろ場所を探しているうちに、秋葉原にDressというライブハウスほどではないんですがイベントスペースがあることに気付きまして、そこの店長にプレゼンをしたら「じゃあ、定期的にやってみないか?」という話になって。
じょ~い:それが1年前?2年前?
藤原:約1年前ですね。
(②に続く)