Hurricane Katrina

アメリカでは連日、南部を襲っているハリケーン「カトリーナ」による被害状況がひっきりなしに報道されている。USA Today紙のトップ記事も例外ではなく、今日（8/31付）も洪水で半ば沈没したニュー・オーリンズ市（ルイジアナ州）の写真が一面の上半分を占めている。

カトリーナによる被害で家を失った人々はスーパードームだけでなく、高速道路等、とにかく少しでも高い場所に避難しているらしい。トイレ等も溢れているため衛生問題も懸念されている。また、洪水によって棲家を追いやられたヘビやアリ等も大量に出てきているので注意が必要とのことだ。

（被害地域および関係者の皆さん、お見舞い申し上げます。）

実はこれは他の地域に住む私たちにとっても他人事ではない。アメリカ南部には原油生産施設等があるので、近い将来、ガソリン代の更なる上昇として跳ね返ってくることになると見られている。

続報：

FEMAが救済活動を行っているのは言うまでもないが、今回は海軍も出動している。また、テキサス州ヒューストン市にあるアストロドームでは今年いっぱいのスケジュールを全てキャンセルし、避難民を迎えることになった。そして、現在（8/31午後）、ブッシュ大統領が各政府機関の代表たちと今後の対応について話し合っているので、おそらく、あと数時間で記者会見が行われるのではないだろうか？