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【Verizonでの配信開始 = 2007年11月26日 ; ウェブ放送開始 = 2007年12月3日】※『Lost』のウェブ専用ミニ・エピソード・シリーズ『LOST: MISSING PIECES』の第4弾。ジュリエット&マイケル編。
*『LOST: MISSING PIECES』はウェブ専用に新撮影された連作短編シリーズで、削除シーン集ではない。
*全13話。毎週、新エピソード(各2~3分)がアップされる予定。
*各ミニ・エピソードがメイン・ストーリーのどこに組み込まれるのかは鑑賞者の解釈次第。
*「PIECES」には複数の意味があるかも?
*以下、リンク先は基本的に、キャラクターの場合はLostpediaの当該ページ、それ以外は当ブログ内の当該エピソード。
Episode 110 "The Deal" (Juliet & Michael編)
Directed by: Jack Bender
Written by: Elizabeth Sarnoff
Starring: Elizabeth Mitchell as Juliet & Harold Perrineau as Michael
Guest Starring: None
≪ノヴェライゼーション≫ (ト書き部分は勝手に付け足したもの)
夜。海岸沿いのアザーズ。
アザーズたちはオーシャニック航空815便の生存者たちを相手取った作戦行動のため、ここに一時的に滞在している。
いわば、ここは前線基地である。
生存者たちの目を欺く目的もあって、ここの家々はテントとほどんど変わらない小屋で、電気も使用していない。
先日、筏でウォルトをさらったミスター・スマイリーことトムたちもそうだったが、アザーズたちはわざとボロ服を着たり付け髭を使ったり、あるいは顔をわざと汚したりして、本当の生活水準を悟られないようにするよう、カモフラージュには念を入れているのだ。
小屋の中。
マイケルが縛られ、床に転がされている。
息子のウォルトを取り戻そうと、単独でジャングルに乗り込んだのだったが、結局、自分も捕まってしまった。
ハッチのコンピュータ画面での「ウォルトとの会話」は罠だったのだ。
しかし、少なくともウォルトの無事は確認できた。
それに、この島を脱出するための舟も使わせてもらえるかもしれない。
ただし、そのためにはハッチことスワン・ステーションに監禁されているヘンリーとかいう男を逃がす手伝いをしなければならない。
1人の女性が入って来て、「ジュリエット」と自己紹介する。
マイケルは不機嫌な顔で「何の用だ?」と訊く。
人を縛り上げて、こんな所で何時間も待たせやがって...!
ジュリエットは「頼まれた舟のことだけど...」と言いながらマイケルの前に座り、「あなたの要求を呑むことになったわ」と伝える。
長い作戦会議がようやく終わり、ジュリエットが使いとして送られて来たのだ。
もっとも、ジュリエット自身、マイケルに会ってみたいという気持ちもあった。
「ベアトリスがね、あなたが息子さんの顔を見たって言ってたわ。私もウォルトとしばらく一緒に過ごしたんだけど、なかなか興味深い子ね。賢いというか...とても特別な子だわ」
「特別ってのはどういう意味だ?」
「ええと...彼は普通の少年じゃないということ。あたしが心配する理由もそこにあるの。だから、あなたがこの仕事を引き受けてくれて、ウォルトをここから連れ去るのは良い事だと思うわ」
「あんたが俺の息子のことを気にかけてくれてるって信じろってのかい?」
「信じ難いことかもしれないけど、あたしはあなたの敵ではないわ」
「ふん、敵じゃないって?」
「その通りよ」
ジュリエット自身、この島に騙されて来たようなものだった。もう3年も故郷フロリダ州の土を踏んでいない。
アルパート博士ことリチャードを信じた自分がバカだった。
だから、ここから逃れたいという気持ちはよくわかる。
ウォルトの場合、特殊能力を有してるだけに、ジェイコブに魅入られる可能性も高い。
この機会を逃せば、二度と島を離れることはできなくなるだろう。
しかし、今、ここで余計な事を話すわけにはいかない。
「あなたのキャンプに捕らわれている男...あなたが逃がしてあげることになっている人だけど、名前はベンといって、とても重要な人物なのよ」
「ヘンリー・ゲイル」というのはやはり、偽名だったのだ。
「俺をこの島から脱出させてくれることができるのもそいつなんだな?」
「そうよ」
「そうしてくれると思うかい?」
「ええ」
「俺はその言葉を信じるしかないわけだな?」
「そうね」
マイケルは一瞬、黙り込む。何かを考えている様子だ。
ジュリエットはマイケルの迷いを吹っ切らせるため、「あたしも彼と取引したのよ」と言ってみる。
「じゃあ、あんた、なんだって、まだここにいるんだよ?」
「姉の命を救ってもらったからよ」
「で、彼女は今、どこにいるんだ?」
「マイアミ」
「だけど、あんたはここに残らなきゃならなかった。一緒にいられないんなら、なんのために命を救ってあげたんだよ?」
「あなただって、ウォルトを救うためなら、何だってするんじゃないかしら?」
マイケルは再び、考え込む。
たしかに、俺はウォルトのためなら、何だってするだろう。
それに、俺たちの場合、一緒にいられるようになるんだ。
俺とウォルトはスーザンの身勝手のせいで別々に暮らさなければならなかった。
皮肉にも彼女が死んだおかげで、ようやく再会できたと思ったら、この呪われた島に閉じ込められ、しまいには変な奴らにウォルトをさらわれてしまった。
ヘンリー...いや、ベンを逃がすという仕事さえ片付ければ、親子2人でこの島を脱出し、一緒に暮らすことができるようになる。
いずれにしろ、協力を拒否すれば、俺もウォルトも...いや、少なくとも俺は殺されてしまうだろう。
そうなれば、ウォルトは孤児になってしまう。
ジュリエットは「うまく、マイケルの懐に入れた」と判断し、「リストは持ってるわね。じゃあ、幸運を祈るわ」と言いながら立ち上がる。
内心、「実はあたしにも、まだ、マイアミに帰る算段はあるのよ」と思いながら。
マイケルには話してないが、ベンは腫瘍を患っている。手術しなければ死ぬだろう。
ジュリエットも医師だとはいえ、不妊治療が専門だから、外科手術なんてできない。
ところが、都合良く、オーシャニック航空815便がジャック・シェパードという奇跡の外科医を運んで来てくれたのだ。
ベンの配下にはイーサンという外科医もいたが、クレアの件で手違いが起こり、チャーリーに撃たれて死んでしまった。
もっとも、たとえ生きていたところで、イーサンはジャックほどの腕利きではなかったから、ベンの手術には失敗したかもしれない。
ベンはジャックを引き込むため、決死の大芝居を打っているのだ。
ジャックが手術に同意するかどうかはわからないが、「手術してやる代わりに、俺を故郷に帰らせてくれ」という条件を出すかもしれない。
そこで上手く立ち回ることができれば、自分も故郷に帰れるのではないか...とジュリエットは考えていた。
グッドウィンも死んでしまったし、この島に未練はない。
姉のレイチェルと、彼女が産んだジュリアンにも会いたい。
ジュリアンはビデオで見たことはあるが、直接会ったことは一度もない。
元々、レイチェルは不妊症だったが、ジュリエットが開発した薬のおかげで懐妊した。
ジュリエットがこの島の連中にスカウトされたのはその腕を見込まれたからだ。
この島ではどういうわけか、妊婦がことごとく、出産を待たずに死んでしまうのである。
その唯一の例外はクレアだ。彼女の場合、この島に来る前から妊娠していたので、そのあたりに治療法のヒントが隠されているかもしれない。
そういえば、ベンはこの島で生まれ育ったと言っているが、あの嘘つきオヤジのことだから、デタラメなのではないか?
ジュリエットが出て行った後、まだ縛られたままのマイケルは悔しそうに床を蹴る。
「リスト」に載っているのはジャックの他、ケイト、ソーヤー、そしてハーリーだ。
そのうちの1人が欠けてもいけないという。
一体、彼らをどうするつもりなのだろうか?
≪トリヴィア≫
*マイケルとジュリエットが一緒に登場するシーンは今回が初めて。
*Beatriceとは「ミス・クルー」ことBea Klughのこと。「Beatrice」という呼び方(これが本名だろう)をされるシーンは今回が初めて。
*マイケルの「何でもする」覚悟はベンを逃がす際にアナ・ルシアとリビーを射殺したことからも明らかだが、この時にジュリエットに暗示をかけられたのだろうか?
≪全セリフ≫
JULIET: Hello, Michael. I'm Juliet.
MICHAEL: What do you want?
JULIET: The boat you asked for... they wanted me to tell you... it's yours.
MICHAEL: Good.
JULIET: Beatrice told me you saw your son. I spent some time with him, with Walt. He's a very interesting kid. He's er... he's very smart. He's very special.
MICHAEL: What do you mean "special"?
JULIET: Well, he's not an ordinary boy, which is why I'm worried about him. So I'm very glad that you agreed to do this for us; I'm glad that you're going to get him away from here.
MICHAEL: You expect me to believe that you give a damn about my son?
JULIET: Believe it or not, Michael, I am not your enemy.
MICHAEL: Oh, you're not, huh?
JULIET: No, I'm not. Our man in your camp, the one you're going to free, his name is Ben. He's very important.
MICHAEL: Is he the one that can get me off this island?
JULIET: Yes.
MICHAEL: Will he?
JULIET: Yes, he will.
MICHAEL: I guess I'm just supposed to take your word for that, huh?
JULIET: I guess you are.
JULIET: I made a deal with him, too.
MICHAEL: Then why are you still here?
JULIET: Because he saved my sister's life.
MICHAEL: And where is she?
JULIET: Miami.
MICHAEL: But you had to stay. What's the point of saving her life if you can't be with her?
JULIET: Wouldn't you do anything... to save Walt?
MICHAEL: ....
JULIET: You have your list. [she gets up to leave] Good luck.
*『LOST: MISSING PIECES』はウェブ専用に新撮影された連作短編シリーズで、削除シーン集ではない。
*全13話。毎週、新エピソード(各2~3分)がアップされる予定。
*各ミニ・エピソードがメイン・ストーリーのどこに組み込まれるのかは鑑賞者の解釈次第。
*「PIECES」には複数の意味があるかも?
*以下、リンク先は基本的に、キャラクターの場合はLostpediaの当該ページ、それ以外は当ブログ内の当該エピソード。
Episode 110 "The Deal" (Juliet & Michael編)
Directed by: Jack Bender
Written by: Elizabeth Sarnoff
Starring: Elizabeth Mitchell as Juliet & Harold Perrineau as Michael
Guest Starring: None
≪ノヴェライゼーション≫ (ト書き部分は勝手に付け足したもの)
夜。海岸沿いのアザーズ。
アザーズたちはオーシャニック航空815便の生存者たちを相手取った作戦行動のため、ここに一時的に滞在している。
いわば、ここは前線基地である。
生存者たちの目を欺く目的もあって、ここの家々はテントとほどんど変わらない小屋で、電気も使用していない。
先日、筏でウォルトをさらったミスター・スマイリーことトムたちもそうだったが、アザーズたちはわざとボロ服を着たり付け髭を使ったり、あるいは顔をわざと汚したりして、本当の生活水準を悟られないようにするよう、カモフラージュには念を入れているのだ。
小屋の中。
マイケルが縛られ、床に転がされている。
息子のウォルトを取り戻そうと、単独でジャングルに乗り込んだのだったが、結局、自分も捕まってしまった。
ハッチのコンピュータ画面での「ウォルトとの会話」は罠だったのだ。
しかし、少なくともウォルトの無事は確認できた。
それに、この島を脱出するための舟も使わせてもらえるかもしれない。
ただし、そのためにはハッチことスワン・ステーションに監禁されているヘンリーとかいう男を逃がす手伝いをしなければならない。
1人の女性が入って来て、「ジュリエット」と自己紹介する。
マイケルは不機嫌な顔で「何の用だ?」と訊く。
人を縛り上げて、こんな所で何時間も待たせやがって...!
ジュリエットは「頼まれた舟のことだけど...」と言いながらマイケルの前に座り、「あなたの要求を呑むことになったわ」と伝える。
長い作戦会議がようやく終わり、ジュリエットが使いとして送られて来たのだ。
もっとも、ジュリエット自身、マイケルに会ってみたいという気持ちもあった。
「ベアトリスがね、あなたが息子さんの顔を見たって言ってたわ。私もウォルトとしばらく一緒に過ごしたんだけど、なかなか興味深い子ね。賢いというか...とても特別な子だわ」
「特別ってのはどういう意味だ?」
「ええと...彼は普通の少年じゃないということ。あたしが心配する理由もそこにあるの。だから、あなたがこの仕事を引き受けてくれて、ウォルトをここから連れ去るのは良い事だと思うわ」
「あんたが俺の息子のことを気にかけてくれてるって信じろってのかい?」
「信じ難いことかもしれないけど、あたしはあなたの敵ではないわ」
「ふん、敵じゃないって?」
「その通りよ」
ジュリエット自身、この島に騙されて来たようなものだった。もう3年も故郷フロリダ州の土を踏んでいない。
アルパート博士ことリチャードを信じた自分がバカだった。
だから、ここから逃れたいという気持ちはよくわかる。
ウォルトの場合、特殊能力を有してるだけに、ジェイコブに魅入られる可能性も高い。
この機会を逃せば、二度と島を離れることはできなくなるだろう。
しかし、今、ここで余計な事を話すわけにはいかない。
「あなたのキャンプに捕らわれている男...あなたが逃がしてあげることになっている人だけど、名前はベンといって、とても重要な人物なのよ」
「ヘンリー・ゲイル」というのはやはり、偽名だったのだ。
「俺をこの島から脱出させてくれることができるのもそいつなんだな?」
「そうよ」
「そうしてくれると思うかい?」
「ええ」
「俺はその言葉を信じるしかないわけだな?」
「そうね」
マイケルは一瞬、黙り込む。何かを考えている様子だ。
ジュリエットはマイケルの迷いを吹っ切らせるため、「あたしも彼と取引したのよ」と言ってみる。
「じゃあ、あんた、なんだって、まだここにいるんだよ?」
「姉の命を救ってもらったからよ」
「で、彼女は今、どこにいるんだ?」
「マイアミ」
「だけど、あんたはここに残らなきゃならなかった。一緒にいられないんなら、なんのために命を救ってあげたんだよ?」
「あなただって、ウォルトを救うためなら、何だってするんじゃないかしら?」
マイケルは再び、考え込む。
たしかに、俺はウォルトのためなら、何だってするだろう。
それに、俺たちの場合、一緒にいられるようになるんだ。
俺とウォルトはスーザンの身勝手のせいで別々に暮らさなければならなかった。
皮肉にも彼女が死んだおかげで、ようやく再会できたと思ったら、この呪われた島に閉じ込められ、しまいには変な奴らにウォルトをさらわれてしまった。
ヘンリー...いや、ベンを逃がすという仕事さえ片付ければ、親子2人でこの島を脱出し、一緒に暮らすことができるようになる。
いずれにしろ、協力を拒否すれば、俺もウォルトも...いや、少なくとも俺は殺されてしまうだろう。
そうなれば、ウォルトは孤児になってしまう。
ジュリエットは「うまく、マイケルの懐に入れた」と判断し、「リストは持ってるわね。じゃあ、幸運を祈るわ」と言いながら立ち上がる。
内心、「実はあたしにも、まだ、マイアミに帰る算段はあるのよ」と思いながら。
マイケルには話してないが、ベンは腫瘍を患っている。手術しなければ死ぬだろう。
ジュリエットも医師だとはいえ、不妊治療が専門だから、外科手術なんてできない。
ところが、都合良く、オーシャニック航空815便がジャック・シェパードという奇跡の外科医を運んで来てくれたのだ。
ベンの配下にはイーサンという外科医もいたが、クレアの件で手違いが起こり、チャーリーに撃たれて死んでしまった。
もっとも、たとえ生きていたところで、イーサンはジャックほどの腕利きではなかったから、ベンの手術には失敗したかもしれない。
ベンはジャックを引き込むため、決死の大芝居を打っているのだ。
ジャックが手術に同意するかどうかはわからないが、「手術してやる代わりに、俺を故郷に帰らせてくれ」という条件を出すかもしれない。
そこで上手く立ち回ることができれば、自分も故郷に帰れるのではないか...とジュリエットは考えていた。
グッドウィンも死んでしまったし、この島に未練はない。
姉のレイチェルと、彼女が産んだジュリアンにも会いたい。
ジュリアンはビデオで見たことはあるが、直接会ったことは一度もない。
元々、レイチェルは不妊症だったが、ジュリエットが開発した薬のおかげで懐妊した。
ジュリエットがこの島の連中にスカウトされたのはその腕を見込まれたからだ。
この島ではどういうわけか、妊婦がことごとく、出産を待たずに死んでしまうのである。
その唯一の例外はクレアだ。彼女の場合、この島に来る前から妊娠していたので、そのあたりに治療法のヒントが隠されているかもしれない。
そういえば、ベンはこの島で生まれ育ったと言っているが、あの嘘つきオヤジのことだから、デタラメなのではないか?
ジュリエットが出て行った後、まだ縛られたままのマイケルは悔しそうに床を蹴る。
「リスト」に載っているのはジャックの他、ケイト、ソーヤー、そしてハーリーだ。
そのうちの1人が欠けてもいけないという。
一体、彼らをどうするつもりなのだろうか?
≪トリヴィア≫
*マイケルとジュリエットが一緒に登場するシーンは今回が初めて。
*Beatriceとは「ミス・クルー」ことBea Klughのこと。「Beatrice」という呼び方(これが本名だろう)をされるシーンは今回が初めて。
*マイケルの「何でもする」覚悟はベンを逃がす際にアナ・ルシアとリビーを射殺したことからも明らかだが、この時にジュリエットに暗示をかけられたのだろうか?
≪全セリフ≫
JULIET: Hello, Michael. I'm Juliet.
MICHAEL: What do you want?
JULIET: The boat you asked for... they wanted me to tell you... it's yours.
MICHAEL: Good.
JULIET: Beatrice told me you saw your son. I spent some time with him, with Walt. He's a very interesting kid. He's er... he's very smart. He's very special.
MICHAEL: What do you mean "special"?
JULIET: Well, he's not an ordinary boy, which is why I'm worried about him. So I'm very glad that you agreed to do this for us; I'm glad that you're going to get him away from here.
MICHAEL: You expect me to believe that you give a damn about my son?
JULIET: Believe it or not, Michael, I am not your enemy.
MICHAEL: Oh, you're not, huh?
JULIET: No, I'm not. Our man in your camp, the one you're going to free, his name is Ben. He's very important.
MICHAEL: Is he the one that can get me off this island?
JULIET: Yes.
MICHAEL: Will he?
JULIET: Yes, he will.
MICHAEL: I guess I'm just supposed to take your word for that, huh?
JULIET: I guess you are.
JULIET: I made a deal with him, too.
MICHAEL: Then why are you still here?
JULIET: Because he saved my sister's life.
MICHAEL: And where is she?
JULIET: Miami.
MICHAEL: But you had to stay. What's the point of saving her life if you can't be with her?
JULIET: Wouldn't you do anything... to save Walt?
MICHAEL: ....
JULIET: You have your list. [she gets up to leave] Good luck.