今日(現地時間8/10)はここオレンジ郡では久々の雨。これで少しは涼しくなると良いなあ。
さて、さっきラジオのニュースで聴いた「なんのこっちゃ」という話題。
英米の教育界では「failure」という表現を「deferred success」に置き換えるべきだ…という意見が物議をかもしている。子どもは自分が「fail」したと言われると、向上心が失せるだけでなく、一生のトラウマになりかねないから…ということらしい。
「failure」は「失敗、失格(者)、落第」等のこと。「fail」はその動詞形で「失敗する」等の他に「学科を落とす、試験に落ちる」という意味もある(後者は「flunk」とも言う)。一方、「success」はもちろん、「成功(すること)、成功者」という意味だ。ちなみに、「success」の動詞形は「succeed」だけど、「試験に受かる」は「pass」。
じゃあ、「deferred」は何かというと「defer」という動詞の過去分詞形(の形容詞的用法というやつ)だ。「defer」には「延期する、先送りにする、繰り越す」という意味があり、税金を一時的に免除してもらうような場合(一応、あとで払うという前提)にも使う…が、「deferred success」という組み合わせは初耳で、さっきラジオで聞いた時にはそのあまりの滑稽さに目が点になった。「成功が一時的に先延ばしになること」?→語弊を承知で敢えて一言で表現するなら「遅咲き」というところか…?
以下、いくつかの記事やコラムを参考まで…。
◇Teachers say no-one should 'fail'
http://news.bbc.co.uk/1/hi/education/4697461.stm
◇Democrats' new strategy: Almost winning
http://www.suntimes.com/output/steyn/cst-edt-steyn07.html
◇Deferred success
http://powerlineblog.com/archives/011273.php
◇In defence of "deferred success"
http://stumblingandmumbling.typepad.com/stumbling_and_mumbling/2005/07/in_defence_of_d.html
さて、さっきラジオのニュースで聴いた「なんのこっちゃ」という話題。
英米の教育界では「failure」という表現を「deferred success」に置き換えるべきだ…という意見が物議をかもしている。子どもは自分が「fail」したと言われると、向上心が失せるだけでなく、一生のトラウマになりかねないから…ということらしい。
「failure」は「失敗、失格(者)、落第」等のこと。「fail」はその動詞形で「失敗する」等の他に「学科を落とす、試験に落ちる」という意味もある(後者は「flunk」とも言う)。一方、「success」はもちろん、「成功(すること)、成功者」という意味だ。ちなみに、「success」の動詞形は「succeed」だけど、「試験に受かる」は「pass」。
じゃあ、「deferred」は何かというと「defer」という動詞の過去分詞形(の形容詞的用法というやつ)だ。「defer」には「延期する、先送りにする、繰り越す」という意味があり、税金を一時的に免除してもらうような場合(一応、あとで払うという前提)にも使う…が、「deferred success」という組み合わせは初耳で、さっきラジオで聞いた時にはそのあまりの滑稽さに目が点になった。「成功が一時的に先延ばしになること」?→語弊を承知で敢えて一言で表現するなら「遅咲き」というところか…?
以下、いくつかの記事やコラムを参考まで…。
◇Teachers say no-one should 'fail'
http://news.bbc.co.uk/1/hi/education/4697461.stm
◇Democrats' new strategy: Almost winning
http://www.suntimes.com/output/steyn/cst-edt-steyn07.html
◇Deferred success
http://powerlineblog.com/archives/011273.php
◇In defence of "deferred success"
http://stumblingandmumbling.typepad.com/stumbling_and_mumbling/2005/07/in_defence_of_d.html