<スマトラ沖大地震・インド洋大津波>タイ;津波被災者支援のための署名活動

被災コミュニティーの土地を奪い、リゾート開発を目論む投資家、地方行政の動きに対して、「NO!」と言いましょう!

「パトン・カマラ改造計画の遅延」8.11

2005年08月11日 00時11分12秒 | ▽▽▽タイの津波記事▽▽▽
「パトン・カマラ改造計画の遅延」
Phuket Gazette 2005/8/11

タイ政府観光庁は、津波被災地でのプロモーションによる観光客の増加について語った。
タイ政府観光庁によると、唯一便益を得ていない地域はカオラックで、プロモーションまでにはもうしばらくの復興を要する土地であると指摘した。
 タイ政府観光庁によるプロモーションとは、海外メディアとツアーオペレーターのプーケットへの招待、プーケットへの189便の手配、MICEへのてこ入れ、タイ人旅行者のプーケットへの誘致などである。プーケット県知事と会議の場を設けたタイ政府観光庁事務次官のSanti Earjongprasit氏は、「私たちは津波被災地への観光客呼び戻しに全力を挙げており、既に観光客数が増加しておりハイシーズンにも更なる増加が期待できるヨーロッパ観光客への過剰な心配は無用でありますし、同時に、中国、韓国、日本のメディアとツアーオペレーターを招待し、ここの良い写真を撮ってもらっています」と語った。
 プーケット観光復興として用意された、パトンビーチへの1億9470万Bahtとカマラビーチへの9670万Bahtに関してはハイシーズンまでには消化できず、2006年の3月までには終了するだろうと考えられている。
 彼は、プロジェクトの遅延の原因については、政府における予算承認プロセスの長さを指摘し、タイ政府観光庁においても、予定されていた3月の予算の承認が7月まで伸びてしまったと指摘した。多くの人々が建設作業はハイシーズンに開始されるべきと懸念している点に関しては、「まずはじめに、私たちは11月の開始を計画していたが、12月の津波一周忌記念祭準備を含めて多くの業務がこの月に集中していることから、大規模な建設事業は後回しにして、小規模なものからこの時期に開始しようと思っている」と語った。



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