奥州糠部 九戸四門~西門の歴史~

岩手県二戸郡の歴史と風景をご紹介します。浄法寺町を支配していた浄法寺氏とその先祖畠山重忠も扱っています。

九戸政実

2007年02月26日 | 北の英雄 九戸政実
九戸政実とは南部氏庶流で重臣の九戸氏最後の当主であり、南部宗家の家督を巡り、弟の実親(さねちか)を擁立、田子 信直(たっこ のぶなお)と争った二戸の武将である。
九戸氏は南部氏の祖、光行の六男行連(ゆきつら)が祖と云われ、代々九戸郡の九戸村一帯を領地として支配していた一族だ。
その後の九戸氏は今の二戸市に進出し、近隣豪族と婚姻を通じて結びつき、宗家に勝るとも劣らない勢力を誇った。

家督は北 信愛(きた のぶちか)の働きにより信直が相続し、これに不満を思った政実は兵を挙げることになる。
政実と信直の戦いは次第に政実に有利なものとなり、信直は自力での征伐を困難と悟り、天下人豊臣秀吉に支援を要請し、九戸城の戦いへと続いていく。

九戸政実はこの郷土の英雄であり、渡辺 喜恵子氏(著) の「南部九戸落城」、高橋克彦氏(著)の「天を衝く」と小説の主人公や、駅弁、お酒、お菓子のネーミングにも使われている。

品名 北の勇将 九戸政実弁当 戦国の穣り
販売所 JR二戸駅構内、JR盛岡駅構内

品名 南部美人 パッケージが九戸城
販売所 二戸駅隣接 なにゃーと物産センター

品名 九戸城政実(焼き菓子)
販売所 お菓子とお酒 章月、なにゃーと物産センター


政実ストラップ、政実Tシャツ(未確認)
販売所 なにゃーと物産センター





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