奥州糠部 九戸四門~西門の歴史~

岩手県二戸郡の歴史と風景をご紹介します。浄法寺町を支配していた浄法寺氏とその先祖畠山重忠も扱っています。

浄法寺塗りの小箱

2009年06月29日 | 二戸市


このブログでブックマークしている萬七堂さんで製造・販売している浄法寺塗りの小箱です。
天台寺名誉住職である瀬戸内寂聴さんの寂聴マークが描かれています。
萬七堂さんの店舗の他、なにゃーとで1500円で販売しています。
私は購入しました。寂聴ファンの方もいかがでしょうか。

萬七堂さんの店舗では浄法寺塗りの他に、寂聴さんが命名された天台寺焼きが販売されています。



いわて旅街道(表紙の小仏は天台寺参道にあるものだと思います)
浄法寺街道が紹介されています。
その中に浄法寺氏の乳母を祀ったという宝篋印塔が掲載されています。
この宝篋印塔は鎌倉時代の物のと云われています。
恐らく、県内の中で多く宝篋印塔が残されている二戸の中でも、最古の宝篋印塔ではないでしょうか。
以前、本の地図を基に探しましたが見つかりませんでした。


二戸市図書館や浄法寺図書館で置いていますので、興味のある方はご覧になってみてください。
とても味のある良い宝篋印塔です。


武蔵嵐山 鬼鎮神社

2009年06月28日 | 平姓畠山氏


今回は武蔵嵐山にある鬼鎮神社をご紹介します。最寄の駅である武蔵嵐山駅から徒歩十分程度です。
鬼鎮神社は菅谷館の鬼門除けの守護神として建立されました。御神紋は秩父畠山氏の家紋である五三の桐です。
毎年二月三日の節分祭の日には、露天が並び大勢の人で賑わいます。 露天の数は十数件程度ありました。
午後三時頃開始の節分祭に参加する場合、30分程度前に到着していれば前の方に入れると思います。
子供なら野球帽があれば投げられた物を取りやすそうです。





御由緒

 埼玉県比企郡嵐山町に、畠山重忠公が御造営された菅谷館(菅谷城)があった。
当神社は、その鬼門除けの守護神として、鎌倉街道に沿って建立され、節分祭、勝負の神として有名である。
 約八百年前、安徳天皇の御代、寿永元年に創建され、御祭神は衝立船戸神、八衢比古命、八衢比売命で、
主神の、衝立船戸神は、伊邪那岐命が黄泉の国を訪れた後、筑紫日向の橋小門の阿波岐原で、禊祓いをして
持っていた杖を投げ出した時、杖より生まれた神である。それが幅広く解釈されて、悪魔払いの神、家内安全
商売繁昌の神、受験の神と、人生の指針を示し、強い力を授ける神として崇められている。
 節分祭は、鬼鎮神社において一番大きな祭りで、この日は何千何万の人々が「福は内、鬼は内、悪魔外」と
連呼する、日本でここだけの鬼の祭りであり、境内は大変な賑わいを見せる。
 遠く千年の昔から、勇名を馳せた坂東武者、明治以降の出征兵士の崇敬篤く、戦後は、受験必勝の神様と
して参拝者は後を絶たず、社頭を賑わしている。

 このようなことから「鬼に金棒」と昔から云われている金棒のお守り、祈願成就の赤鬼青鬼の絵馬を授与される方が、非常に多い。









鬼鎮神社では「金棒」のお守りが売ってます。色は五種類程度あったと思います。
ちなみに、武蔵嵐山の駅で売っている芋羊羹が甘さ控えめで美味しいのでオススメです。

盛岡の風景 桜山神社と三ツ石神社

2009年06月24日 | 岩手県
櫻山神社


五穀豊穣、領民安堵


擬宝珠みくじ


烏帽子岩

「烏帽子岩(兜岩)のいわれ」

盛岡城築城時、この地を掘り下げた
ときに、大きさ二丈ばかり突出した
大石が出てきました。
この場所が、城内の祖神さまの神域
にあったため。宝大石とされ、以後
吉凶のシンボルとして広く信仰され
災害や疫病のがった時など。この石
の前で、平安祈願の神事が行われ、
南部藩盛岡の「お守り石」として、
今日まで崇敬されています。

         桜山神社社務所

桜山神社の御祭神

初  代  南部光行公、二十六代 南部信直公
二十七代 南部利直公、三十六代 南部利敬公


三ツ石神社

三ツ石と鬼の手形
伝説によると昔この地方に羅刹という鬼が住んでいて付近に住民をなやまし旅人をおどしていました。
そこで人々は三ツ石の神にお祈りをして鬼を捕えてもらい境内にある巨大な三ツ石に縛りつけました。
鬼は二度と悪さをしないし、又二度とこの地方にはやってこないと誓ったので、約束のしるしとして三ツ石に手形を押させて逃がしてやりました。


この岩に手形を押したことが「岩手」の起源といわれ、又鬼が再びこないことを誓ったのでこの地方を「<rb>不来方コズカタ」と呼ぶようになったと伝えられています。
鬼の退散を喜んだ住人達は幾日も幾日も踊り、神様に感謝のまごごろを捧げました。この踊りが「さんさ踊り」の起源といわれています。

三ツ石神社由来
「岩手」の呼び名について大和物語によれば、「平城天皇の時代に、みちのくの国から鷹が献上され、帝はこれを岩手と名づけた」とある。
俗説では「三ツ石と鬼の手形」の物語が岩手の地名や、不来方(こずかた)の起源や地名であるといわれている。
伝説によると、むかしこの地方に羅刹という鬼が住んでいて、付近の住民をなやまし、旅人をおどしていた。
そこで人々は三ツ石の神にお祈りをして鬼を捕まえてもらい、境内にある三ツ石に縛りつけた。
鬼は二度と悪事はしないし、二度とこの地方にはやってこないことを誓ったので、約束のしるしとして三ツ石に手形を押させて逃がしてやった
ところ、この手形の跡には苔が生えないといわれている。しかし長い年月が経っているので、今は手形を確認する事は出来ません。
この、岩に手形を押したことが「岩手」の県名の起源だといわれています。
また鬼が再び来ないことを誓ったことから、この地方を「不来方」と呼ぶようになったと伝えられている。
鬼の退散を喜んだ住民達は、幾日も幾日も踊り神様に感謝の心を捧げた。この踊りが名物「さんさ踊り」の起源だといわれている。

「さんさ踊り」の名まえは、「さしあげ踊り」、つまりお供え物として踊るというのが短くなったとか、
三十三種類の踊りがあるので「さんさ」というのだとか、いろいろの説がある。
三つの石はもとは一個の大きな岩であったが、長い年月の間に三ッに割れて現在の三ツ石になったのである。
昔この地方「愛宕町、名須川町、三ッ割」を三ツ石野と呼んでいた。
神社には小夕彦尊・稲荷大明神を祀っており、増産、医療、縁結びの神として崇敬されている。

慶長四年十月二十四日(一五九九年)南部二十七代利直公が盛岡に城を移したとき、初代光行公のみたま
を三ツ石神社に迎え東顕寺に五十ニ石を寄進されたのである。その文書は今も東顕寺に保存されている。
この大石の碑は三ッ石の割れた一部分が土中に埋もれていたものであるが、社殿新築にあたりこの場に移し由来文を挿入したものである。

昭和47年八月二十七日 社殿落成日 三ッ石神社奉賛会


白龍(じゃじゃ麺元祖)

じゃじゃ麺(500円)


南部凧絵(義経と弁慶)

二戸の果物

2009年06月16日 | 二戸市
アクセスがいつもより多くて吃驚、gooブログ順位が数百位になっていたので何事かと思いました・・・。

あまり評価が良くなかったですが、暑い日に外で食べたら評価も変わるような気もします。
アイスクリーム系もそうだと思いますが、シャベート系は特にそうなのではと思います。

リンゴの産地といえば青森や信州長野が有名ですが、岩手のリンゴも美味しいですよ。
全国的に有名な高級品の江刺リンゴがありますし、盛岡や二戸で作っている新種の「はるか」というリンゴもあります。
「はるか」は岩手県で開発されたの品種で、いわて純情プレミアム はるか『冬恋(ふゆこい)』としてブランド商品にもなっています。
金田一味蕾舎の焼きリンゴは番組で紹介された紅玉の他に王林がありますが、「はるか」を使ったまるごと焼きリンゴも良いかもしれません。

盛岡特産品ブランド 盛岡りんご
http://www.isop.ne.jp/zibasan/brand/f5-apple.html

また、二戸市はさくらんぼの生産量が県内トップで、「夏恋」と書いて「かれん」と読むブランド商品のさくらんぼがあります。
「夏恋」の品種は「佐藤錦」で、最高級品だけを厳選して詰め合わせた商品です。
「夏恋」は6月下旬から約二週間出荷していますので、さくらんぼ好きの方いかがでしょうか。

ふれあい二戸(夏恋・箱1キログラム)5500円)、ふれあい二戸で買うと他で買うより結構安いです。
http://www.pref.iwate.jp/~kiwate/data/a_ninohe/01013_3_2.html

「はるか」と「夏恋」、両方贈り物に使用したことがありますが好評でした。
昔から岩手のリンゴを食べている、リンゴの産地といえば岩手な管理人でした。

金田一味蕾舎の「まるごと焼きリンゴ」が日テレで紹介されます

2009年06月14日 | 二戸市
明日、二戸駅隣接のなにゃーとで売っている金田一味蕾舎の「まるごと焼きリンゴ」が、日本テレビの番組「人生が変わる1分間の深イイ話」で紹介されるそうです。
よろしければご覧ください。

人生が変わる1分間の深イイ話(21:00~)
http://www.ntv.co.jp/fukaii/

まがりや.net まるごと焼きリンゴ(近世こもんじょ館のサイト開発会社が運営)
http://www.magariya.net/makers/kindaichi/topic.php


追記
まがりや.netで注文する方が多いと思いますが、なにゃーと物産センターのネット通販でも購入できますので、よろしければどうぞ。
焼きりんごだけ頼むならまがりや.netのほうが送料安いですが、二戸の特産物も一緒に買いたい方はなにゃーとで是非お求めください。(クール便に同梱できる商品に限られます)

なにゃーと物産センター 公式ホームページ(二戸市の第三セクターが運営)
http://www12.ocn.ne.jp/~nanyato/
まるごと焼きりんご<紅玉・王林>
http://www12.ocn.ne.jp/~nanyato/online/list/marugoto/index.html
折爪三元豚「佐助」のハムセット(ホリエモンが絶賛した生ハムはありません)
http://www12.ocn.ne.jp/~nanyato/online/list/021/index.html

「折爪三元豚・佐助」・久慈ファーム
http://www.sasukebuta.co.jp/

とろける旨味の佐助豚 久慈ファーム-まがりや.net
http://www.magariya.net/makers/kuji_farm/index.php
盛岡老舗の餃子の店  白乾児パイカル-まがりや.net (白乾児の餃子は私が食べてきた餃子の中で一番美味しかった)
http://www.magariya.net/makers/paikaru/
まがりや.netの商品は取扱店よりそれぞれ直送されます。送料が別にかかりますが、白乾児の餃子はオススメです。

白乾児