お山の大将 Web Diary Ⅱ

セカセカしてても過ぎ去る一日
ボーッとしてても過ぎ去る一日
そんな毎日をちょっと書き留めてみると
こんな感じです。

亀老山だけならまだしも・・・、しまなみヒルクライムサイクリング

2014年10月11日 | 自転車

 

 前日の夕方、ケイタイに「明日はどう?」とメイルが入っていた。

 そんな事もあろうかと、柿取りは木曜日の午後年休を取って済ませておいたので

迷わず「OK!」と。

 その後、バレーの試合を2試合こなし、打ち上げにも参加して、睡眠不足で朝を迎えた。

 

 今日は、スタート地点が近場なので、7時出発、7時半過ぎには向島支所に到着。

8時前に自転車スタートとなった。

 三連休の初日。台風19号も接近中で好天が見込まれるのは今日のみと予想されたせいか

大勢のサイクリストが四国方面に向かっている。

 

 

 ド快晴をイメージしていたが、うす曇で眺めこそ今イチだが、陽射が弱い分

体には優しいコンディションで走りやすい。

 

 普段、田舎道を二人で走ることが多く、こんなに多くの人と前後して走ると、

つい競争意識が湧いてきて、いつも以上にハイペースでの入りとなってしまった。

 9時には瀬戸田のドルチェに到着。

開店は10時からとあって、デッキをお借りしてオニギリ休憩。

 食べ終わって、さあ出発しようかと立ち上がった時、店のマスターが出て来て

「早いですけど良かったら食べて行かれますか」と言われるので、ジェラートもペロリ。

 昨夜の疲れが出て調子が上がらないかと思っていたが、夏場のナイトランの成果か、

先週の蒜山の成果か意外に調子良く、大三島、伯方島、大島と島渡りは快調だ。

 今日の目的地である亀老山の登りに備えて、手前のローソンでシュークリームを食べ

糖分補給は十分。

 いざ、標高307.8mの亀老山への2.8キロのヒルクライムの始まり。

 静かな山道をインナーローでゆっくりゆっくり確実に高度を上げていく。

 曇り空といえ、汗が噴出し、その汗が目に入って痛い。

先に登って下っていくサイクリストに励まされたり、

「あと1km、冷たい藻塩ジェラートが待ってマス!」という看板に誘惑されながら、

ひたすらペダルを漕ぐのみ。

 

 頂上手前では、一段と斜度も増し、来島海峡の眺めは目に入った汗で霞むだけ。

 11時40分、「あーキツカッター!」

  石の島らしく、立派な亀の石像が。

 東方面を望む。 

 

 ちと霞んでいるのが残念だけど、来島海峡の絶景。

 

 立派なカメラを三脚に据えておられたので聞いてみると、

13:40に大型客船が通過するのをテレビ番組用に狙っているのだと。 

  亀老山を駆け下り、本日のランチスポットはこともあろうか千年松。

予約無しの飛び込みで、昼食の会席コースは、コミコミで3729円から。

 越えて来た峠を上り返す元気もなく、今日は高速代も燃料代も掛かってないので

奮発してご馳走をいただくことに。 

 サイクルジャージで海の見えるお座敷に上がって、おっさん二人で会席御膳に舌鼓を打つ。

しかし、悲しいかなアルコール抜き。

 いやー、自転車遊びに来て、こんな贅沢をするとは。 

 ゆっくりしていたら大型客船がやって来た。

急いで支払いを済ませ、仲居さんとともに撮影会を楽しむ。 

 

 のんびり2時間掛けてご馳走を頂いていたら、出発が14時になってしまった。 

 満腹状態で快調に長いだらだら坂を越えていく。

帰りの70キロを考えると寄り道は出来ないのだけれど、事もあろうにカレイ山にも

登って帰ろうと言う。

 後悔することを覚悟で、標高232m、2キロの激坂に再び挑むことに。

平均斜度は、亀老山よりもキツイ。

最後は立ち漕ぎで何とか登り上げる。

 

 北の伯方島方面。これから帰っていく島が連なっている。 

 

 東を見れば、船折瀬戸の早い潮が渦を巻いている。

 なかなかの眺望、今度キャンプに来ようかな。

 

 二度目の山登りを終え、腹もこなれてきたので、

長い帰り道に供え、またまた塩ソフトで糖分補給。

 大三島を通過し、ようやく広島県に戻って来た。

走行距離も100キロを越えてケツが痛いので、ケツ揉み休憩。 

 因島南ICを降りたところで17:45トイレ休憩。

もう夕やけタイムも終わり、ここからライト点灯。

ナイトランで夜間走行は慣れているとは言え、ツーリングでの夜間走行は初めて。

因島大橋のアプローチレーンは街灯も無く真っ暗。

 

 向島に戻り、先行して夜間走行するグループを追い越すと、

安堵とともに気持ちも高ぶってきたのか、ライトの無いHくんが先行してペースアップ。 

照明係が付いて行けない状況に。

 津部田を過ぎるといつの間にかバトルが始まった。

140キロを越えておっさん二人の意地の張り合い。最後は信号でチギラレて悠々のゴール。

 

18:45 向島支所到着。

走行距離 145キロでした。

 

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