判ってはいましたが、文在寅の頭のおかしさにあきれ返ります。平昌五輪で文在寅の本性がはっきり見え始めたことは日本にとっては良い事。
対北朝鮮に関してはクネさまがどれだけまともだったか。文在寅の支持率が59%に落ち激怒してるそうです。笑っちゃいますね。なんで下落したかも判んないのか。
北はタダでは動かない。五輪費用丸抱え制裁違反も同然。「反北」取り締まりまで。
2018.1.28 01:00 産経新聞
北朝鮮のアイスホッケー女子選手団が現地入りするなど、平昌(ピョンチャン)冬季五輪は9日の開幕に向け始動したが、いまだに
不透明なのが制裁違反の懸念が指摘される北朝鮮参加の費用問題だ。韓国政府は「制裁を順守するという政府の原則は揺るがない」と
強調するが、北朝鮮は「客を招いておいて礼儀も知らない無礼」などと反発している。北朝鮮で「前夜祭」をやり、金正恩
(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長ご自慢のスキー場で合同合宿を計画するなど、“南北イベント”がゾロゾロ。費用が韓国丸抱えに
なるのは必至だが、これでは制裁違反と同然ではないか。
「必要な便宜を保障」
記者(久保田)の訪朝体験から言っても、北朝鮮では水一杯、紙一枚でもタダにはならない。500人に及ぶ訪韓団が自国の負担で
参加するはずはなく、北朝鮮がさまざまな対価を要求するのは火をみるより明らかだ。
1月9日、板門店で行われた南北閣僚級会談の合意文で韓国は、北朝鮮が派遣する選手団、応援団、芸術団に対して
「南側は必要な便宜を保障する」と明記した。前例から「便宜」が意味するのは「費用+アルファ」とみられている。
その後、1月中旬の実務協議合意で明らかになった南北行事の数々は、いずれも高額な経費が必要と予想されるものばかりだ。
前夜祭と位置づけられる
▽「金剛山(クムガンサン)合同文化イベント」
▽馬息嶺(マシンリョン)スキー場での南北合同合宿
▽芸術団「三池淵(サムジヨン)管弦楽団」の2回にわたる演奏会
▽テコンドー演武団-
と、参加人数も多く、場所代や出演料、スタッフや機材代など大がかりな催事になりそうだ。
そもそも平昌五輪の「前夜祭」をなぜ、北朝鮮で行うのか?
実は、北朝鮮での行事提案はすべて韓国側が行ったものだという。韓国紙によると、「前夜祭」もスキー合宿も合同入場も
文在寅政権の立案した「平和オリンピック構想」で、昨夏から北朝鮮に提案していたという。
金剛山は北朝鮮の景勝地で、金大中政権時代に南北が協力しての観光事業として現代財閥が開発、多くの韓国人が訪れて北朝鮮の
収入源となった。しかし2008年、金剛山で北朝鮮兵士による韓国人観光客射殺事件が発生。観光事業は中断、施設は閉鎖となった。
韓国側は北朝鮮に謝罪や再発防止を要求したが、北朝鮮が応ぜず、係争の原因となった場所である。
今回、それが事実上の解禁となる。しかし、韓国政府は自国民が殺害された地で祝典を行う理由を説明していない。
馬息嶺スキー場での「南北合宿」も、五輪行事としては実は不可解なのだ。何のための合宿なのか不明で、さしずめ
「金委員長のスキー場」での南北交流といったところか。
「制裁は順守する」というが…
国際オリンピック委員会(IOC)と韓国、北朝鮮当局者の協議で、北朝鮮選手たちの使用する装備などはIOCと協力団体が
支援することが決定している。選手村や競技場での消耗品は韓国側の負担となり、芸術団や応援団の滞在費なども韓国負担となった。
韓国の文化体育観光相は「制裁品目の問題は韓国外務省、国連などと協議して対応する」としているが、南北行事の経費や
スタッフ経費など、すべてが韓国負担となりそうだ。
韓国には将来の南北統一を念頭に「南北交流協力基金」という特別会計枠があるため、今回の支援は同基金からの拠出となるが、
現金支給は国連安全保障理事会制裁違反となる。どのような支援形態になるかはまだ不明で、韓国政府高官は「制裁を順守するという
政府の原則は揺るがない」「やむを得ず支援が必要と思われる場合は関係国やIOC、安保理の北朝鮮制裁委員会と協議して是非を
見極めたい」などと述べている。
制裁違反の懸念に加え指摘されているのが、核実験、ミサイル発射や観光客射殺事件のペナルティーとして閉鎖されてきた複数の
南北ルートが、議論もないまま無条件で復活することへの批判だ。金剛山の「前夜祭」開催では金剛山から韓国・高城(コソン)を
結ぶ東海線の陸路が、選手団や応援団、テコンドー団の訪韓では北朝鮮・開城(ケソン)から韓国・坡州(パジュ)を結ぶ京義
(キョンウイ)線の陸路が復活することになる。
アイスホッケー女子の合同チーム結成で韓国選手にしわ寄せが出ると韓国の若い世代が反発していることに、京畿道(キョンギド)
教育庁のトップが「選手たちが個人的欲望やチームの希望を超越した大きな歴史を作るという自負心を持てばよい」と語り、
さらに反発を受けた。この人物は盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権時の統一相、李在禎(イ・ジェジョン)氏で南北融和派の代表的な
人物だ。
芸術団の視察で北朝鮮の玄松月(ヒョン・ソンウォル)氏が訪韓した際に保守団体が「反金正恩デモ」を行ったことで、捜査当局が
本格捜査に入っている。反北言論を封じ、金正恩氏批判を取り締まる動きが出始めている。