前半0分
ポーランドボールでキックオフ、試合開始
前半0分
日本は川島、ポーランドはレバンドフスキがキャプテンマークを巻く
前半0分
予想フォーメーションは4-4-2。ここ2戦からスタメンを大きく入れ替えて運命の決戦に臨む。最後尾を務めるのは川島。最終ラインは左から長友、槙野、吉田、酒井宏が並ぶ。山口と柴崎がダブルボランチを形成し、宇佐美、酒井高が両サイドハーフに入る。本日は2トップを採用し、武藤と岡崎がコンビを組む
前半0分
予想フォーメーションは4-2-3-1。守備陣のメンバーを大きく刷新。ファビアンスキ、グリク、イェンドジェイチクは今大会初先発となる。特に、ここまで肩の負傷で控えだったグリクのパフォーマンスに注目したい。すでに敗退が決まっているが、ポット1のプライドを胸に、死に物狂いで1勝を目指して戦う
前半1分
左サイドの敵陣中央から長友がラフに前線へロングボールを入れると、相手の高い最終ラインの裏を突いた武藤が抜け出す。しかし、シュートを放つ前に飛び出してきたファビアンスキに処理されてしまう
前半2分
左サイドからのCK。キッカーのクルザワがアウトスイングのクロスをゴール前へ蹴り込むも、岡崎が頭でクリアする
前半4分
ポーランドは前からプレスを掛けにきていない。無理をせず、ゆっくりとボールを回していきたい
前半5分
ミドルサードでゴラルスキが柴崎からボールを奪い、カウンターに転じる。レバンドフスキが大きく右サイドへ展開すると、グロシツキが受けてペナルティエリア右に進入してグラウンダーのクロスを供給。レバンドフスキが受けようとしたが、戻ってきた柴崎が間一髪でクリア
前半8分
左サイドのハーフウェーライン付近でクルザワが鋭い出足で酒井高からボールを奪う。クルザワは前線のレバンドフスキに当てると、レバンドフスキはタメを作って再度クルザワに預ける。クルザワは左サイドの敵陣中央からグラウンダーのクロスを送り込むも、フリーの吉田が右足で大きくクリアする
前半10分
左サイドを主体に攻撃を展開する
前半11分
相手のパスミスを拾った宇佐美が前線の武藤へ当てると、武藤はタメを作って周りのサポートを促し、左サイドを駆け上がってきた長友へパスを出す。受けた長友は左サイドの敵陣深くから山なりのクロスを放り込むも、味方との呼吸が合わず、ボールは右サイドのタッチラインを割ってしまう
前半12分
武藤がベドナレクからグリクへのバックパスをカットし、そのまま横に持ち運んでペナルティエリア左角付近まで来ると、オーバーラップする長友へスルーパス。長友はペナルティエリア左からダイレクトでクロスを上げ、ニアサイドに飛び込んだ岡崎がヘディングシュート。しかし、ゴール左に外れてしまう
前半13分
柴崎が前線へロングフィードを送り、宇佐美がDFと競り合いながらも頭で落とす。受けた武藤がフェイントで相手をいなしながら、右足でシュートコースを作り、ペナルティエリア手前から思い切りよくシュートを放つ。枠をとらえていたが、ファビアンスキにセーブされてしまう
前半15分
左サイドの敵陣中央でボールを持つレバンドフスキ。クルザワとのワンツーでペナルティエリア手前の中央まで入り込んで右足を振り抜くが、シュートは後ろで手を組んでいた柴崎がブロック
前半16分
武藤が左サイドで粘ってボールをキープし、右横にパスを出す。宇佐美がダイレクトでペナルティエリア手前の中央までつなぎ、酒井高がダイレクトで左足でシュート。だが、低い弾道のボールはファビアンスキにがっちりセーブされてしまう
前半19分
柴崎が序盤から何度も効果的なパスを前線へ入れている
前半20分
吉田が自陣の右サイドからラフにロングフィードを蹴ると、ベドナレクの裏を取った武藤が抜け出す。しかし、ファーストタッチが長くなってしまい、DFに対応されてシュートには持ち込めず
前半21分
左サイドからのCKを得て、キッカーのクルザワがファーサイドに長いボールを蹴り込む。グリクがスタンディングでヘディングシュートを放つが、川島が横っ跳びでセーブ。さらに、グリクは競り合っていた山口のユニフォームをつかんでいたとしてファウルの判定を受ける
前半22分
左サイドの敵陣中央からのCKを獲得。キッカーの柴崎が右足でペナルティエリア右へロングボールを送るも、読んでいたファビアンスキにダイレクトでキャッチされる
前半23分
ジエリンスキが敵陣中央まで入り込んできたクルザワへ預けると、クルザワは日本のDF陣が対応に来ないことを確認して縦にボールを持ち運び、左足でミドルシュートを打つ。しかし、コースが甘く、ブロックに入った吉田に当たる
前半25分
守備時にはきれいな4-4-2のラインを形成してポーランドの攻撃に対抗する
前半27分
右サイドでルーズボールを拾った酒井宏がペナルティエリア中央へ正確なクロスを供給する。岡崎が待っていたが、グリクに頭でクリアされて右CKを獲得
前半29分
キッカーは柴崎。アウトスイングの速いクロスを放り込むも、味方は合わせられない
前半30分
ジエリンスキからのバックパスを受けたグリクが自陣から大きくロングフィードを蹴ると、走り込んだレバンドフスキが右サイドのゴールライン間際で追い付く。しかし、槙野と長友の対応に遭ってドリブルはタッチラインを割る
前半32分
クリホビアクからパスを受けたクルザワがドリブルで敵陣を中央から突破。右へ預けると、駆け上がってきたベレシンスキがペナルティエリア右角付近から正確なクロスを供給。グロシツキがヘディングシュートを放つも、川島が右手一本でスーパーセーブ。こぼれたボールは酒井宏がスライディングでクリアする
前半35分
右サイドでボールを受けた酒井高。一度はゴラルスキに奪われるも、素早い切り替えで奪い返してペナルティエリア手前の右にパスを出す。宇佐美が収めてペナルティエリア右に進入し、右足でグラウンダーのシュートを放つ。枠をとらえていたが、角度がなかったこともあり、ファビアンスキにセーブされてしまう
前半37分
味方のクリアボールを拾ったジエリンスキがレバンドフスキとのワンツーでマークをはがし、ドリブルで敵陣に攻め込む。ディフェンスラインの裏へ走るレバンドフスキへスルーパスを送るも、槙野が足を出して防ぎ、左サイドからのCKを得る
前半38分
キッカーは代わって右利きのグロシツキが務める。インスイングのクロスはDFがクリアするも、こぼれ球に反応したクルザワがペナルティエリア手前の右からボレーシュート。しかし、枠を大きく外れてしまう
前半40分
左サイドからのCKを得て、キッカーは宇佐美が務める。インスイングのクロスを放り込むが、飛び出したファビアンスキにファーサイドでキャッチされてしまう
前半41分
今度は右サイドからのCKを得る。キッカーの柴崎がペナルティスポット付近にクロスを上げると、槙野がヘディングシュートを放つ。しかし、うまくヒットせず、左サイドに大きく流れてしまう
前半42分
左サイドの敵陣中央から長友が中にパスを出し、武藤が前方の宇佐美へ預ける。宇佐美はペナルティエリア手前の左から対角線上にループパスを送り、ペナルティエリア右に入り込んだ酒井高が巧みなトラップで収める。しかし、イェンドジェイチクの粘り強いディフェンスに遭い、シュートには持ち込めない
前半44分
グリクが自陣のセンターサークル手前から左サイドでフリーのグロシツキへロングパス。しかし、読んでいた酒井宏がしっかりとヘディングでクリアする
前半45分
後方のジエリンスキからパスを受けたクルザワが右サイドへ展開し、ベレシンスキが右サイドの敵陣中央から高いクロスを供給。だが、精度を大きく欠いてボールはタッチラインを割り、日本ボールとなる
前半46分
アディショナルタイムは1分の表示
前半47分
前半終了。スコアレスで試合を折り返す
前半総括
猛暑の影響もあり、互いにハイプレスは選択せずに守備ブロックを構築して試合に入る。そうなると、決定機が生まれるのは大小さまざまなミスからの素早いカウンター。そんなヒリヒリする緊張感が漂う序盤は、両チームともにカウンターからチャンスを得るが、得点は生まれない。中盤以降はポーランドの時間、日本の時間というように両者ボール支配率を高める時間帯があったが、日本にビッグチャンスは訪れず。逆に迎えたピンチでは川島永嗣がファインセーブでチームを救い、スコアレスのまま前半を終えた。
後半
後半0分
日本ボールでキックオフ、後半開始
後半0分
両チームともにハーフタイムでの交代はなし
後半1分
ボールに関与していないところで岡崎がピッチ上に座り込んでしまう
後半2分
ベンチでは大迫が出場の準備を進める
後半2分
9岡崎OUT→15大迫IN
後半2分
代わった大迫はそのまま2トップの一角に入る
後半4分
グロシツキが右サイドから縦にドリブルを仕掛け、強引にクロスを蹴る。しかし、長友のブロックに遭い、こぼれたボールはゴールライン間際で宇佐美がクリアする
後半5分
左サイドの敵陣中央からのスローインを得る。イェンドジェイチクがペナルティエリア手前の中央まで長いボールを入れると、レバンドフスキがゴールに背を向けてトラップ。だが、吉田が激しいチャージでボールを奪い、シュートは打たせない
後半7分
宇佐美が左サイドの敵陣中央でボールをキープし、前を向いて素早く右足で速いクロスを蹴り込む。ゴール前に酒井高が飛び込むも、DFに頭でクリアされてしまう
後半8分
攻撃をしのいで高速カウンターに転じる。レバンドフスキのポストプレーを受けたジエリンスキがグロシツキに預けて長い距離を走り込むと、グロシツキはその動きを見てペナルティエリア中央に空いていたスペースへダイレクトでパス。しかし、川島が鋭い出足で先にセーブ。ジエリンスキはがっくりと肩を落とす
後半10分
ラインが下がりすぎた影響で中盤が間延びし始めている。ピッチ上の選手間で声を掛けて調整したい
後半12分
長友が左サイドの敵陣深くへロングボールを送り、武藤がライン手前で追い付いてペナルティエリア左に走り込む宇佐美へスルーパスを出す。宇佐美はキックフェイントでDFを揺さぶってグラウンダーのクロスを上げると、クリアされて左サイドからのCKを得る
後半13分
ボールをセットした柴崎はショートコーナーを選択し、宇佐美からのリターンを受けて右足でクロスを供給する。武藤が競り合ってボールがこぼれると、槙野がオーバーヘッドシュート。しかし、枠をとらえられない
後半15分
GOAL!!
ゴール!!!敵陣中央の左からのFKを獲得。キッカーのクルザワが左足で正確なクロスを供給すると、フリーになっていた
ベドナレクが右足のインサイドで合わせる。ゴール右に突き刺さり、先制点を得る
先制点を決め、カミル・グリク(左)と喜ぶポーランドのヤン・ベドナレク(2018年6月28日撮影)
先制点を決め、カミル・グリク(左)と喜ぶポーランドのヤン・ベドナレク(2018年6月28日撮影)
後半17分
槙野がクサビのパスを前線へ送り、宇佐美が反転して敵陣中央の左からペナルティエリア右へふわりと浮かせたボールを送る。イェンドジェイチクの背後を取った酒井高が右足で折り返すが、高く浮き上がってしまい、シュートには至らず
後半19分
ファビアンスキが右サイドの敵陣中央へロングフィードを蹴り、ベレシンスキが頭で前方へつなぐ。ジエリンスキがレバンドフスキとのスイッチでマークをはがし、ペナルティエリア手前の中央から左足でシュート。しかし、戻った吉田がブロックする
後半19分
ベンチでは乾が出場の準備を進める
後半20分
11宇佐美OUT→14乾IN
後半21分
ベドナレクのクリアボールに反応したレバンドフスキが槙野と交錯して倒れ、ペナルティエリア手前の右からのFKを獲得する
後半21分
槙野にイエローカード
後半22分
右足ならグロシツキ、左足ならクルザワという場面。グロシツキが速いクロスを蹴り込むが、DFに対応されてしまう
後半25分
イェンドジェイチクのクリアボールに反応した柴崎が頭で左サイドの敵陣深くへボールを送り、乾が収める。乾は右足でカーブを掛けたシュートを打つが、そのままゴール右に外れてしまう
後半26分
乾と大迫の連係で左サイドを突破。大迫のペナルティエリア左脇からのクロスはベレシンスキのスライディングブロックに阻まれ、左サイドからのCKとなる
後半27分
キッカーは柴崎。インスイングのクロスを送り、ニアサイドに飛び込んだ吉田が頭で触れる。だが、ボールはファーサイドにいた武藤の頭上を越えてゴールラインを割ってしまう
後半29分
高速カウンターを展開。クリホビアクからパスを受けたジエリンスキがダイレクトで大きく右サイドへ展開し、フリーのグロシツキが受けてペナルティエリア手前の右からダイレクトでクロスを供給。槙野と競り合いながらゴール前に飛び込んだレバンドフスキが倒れ込みながら右足で合わせるも、枠を大きく外れる
後半32分
パス回しのテンポが遅いためにマークがはがれない。オフザボールの動きを活性化させ、前線の選手がどんどん縦パスを呼び込みたい
後半33分
右サイドからのCKを獲得。グロシツキがペナルティスポット付近へアウトスイングのクロスを送り、グリクが後ろに下がりながらヘディングシュートを放つ。だが、枠の左に外れる
後半34分
19ジエリンスキOUT→14テオドルチュクIN
後半34分
21クルザワOUT→17ペシュコIN
後半36分
ピッチサイドでは長谷部が出場のタイミングを待つ
後半36分
グロシツキがベレシンスキとのワンツーで右サイドを突破し、ペナルティエリア右脇からグラウンダーのクロスを供給。ニアサイドで左足を出した槙野のクリアがゴールへ向かうが、川島が左手一本ではじき出す
後半38分
再三セットプレーでピンチを迎えている。途中からピッチに入った長谷部を含め、いま一度マークの確認を徹底したい
後半40分
最終ラインでボールを回し続ける
後半43分
右サイドの敵陣深くからのスローイン。ベレシンスキがペナルティエリア右へボールを入れ、テオドルチュクが頭でフリックする。しかし、ゴール前に味方は誰もおらず、吉田が余裕を持って頭でクリアする
後半45分
他会場の結果も含めてこのままだとノックアウトステージの進出が決まる。その状況を受け、リスクを冒さず最終ランでボールを回し続ける
後半46分
アディショナルタイムは3分の表示
後半47分
スタジアムからは大きなブーイングが飛ぶ
後半47分
ピッチサイドではブワシュチコフスキが出場のタイミングを待つ
後半48分
ポーランドもこの日本の思いを汲んだのか、前線からプレスを掛けにこない
後半49分
試合終了。0-1で日本が敗れた
後半49分
他会場の結果を待つ
試合総括
開始早々に岡崎慎司の負傷交代というアクシデントから始まった後半。日本はボールを支配するものの、
決定機を作れずに時間が進む。すると、後半14分にセットプレーから先制点を奪われる苦しい展開に。
すぐさま乾貴士を投入して流れを変えようと試みるも、重苦しい空気は振り払えず。その後もポーランドの
守備陣を脅かすようなシーンは作れず、逆に危険な場面を作られてしまう。
終盤は失点をせずに時計の針を進める方針に切り替え、ゲームを終わらせた日本。
裏カードでコロンビアが勝利を収めたため、日本が突破を決めた。
日本対ポーランド。試合後、サポーターとともに決勝トーナメント進出を喜ぶ日本の選手(2018年6月28日撮影)
日本が得点できず残念でしたが、決勝進出が達成できました。
1節 2節の素晴らしいプレイがあったこその決勝進出なので、祝!祝!祝!です。
次は8強に向かって、より素晴らしい日本のプレイを見せて欲しい。頑張って!