キャンドル集会・太極旗集会、弾劾宣告日、場外乱闘戦予告
太極旗集会、3泊4日の総力結集・・・ 「一人ももれなく出てくれ」。 退陣要求行動も毎晩の集会・・・ 警察、ソウルに「甲号非常令」
2017.03.09 00:45:31 毎日経済（朝鮮語）
憲法裁判所が、朴槿恵大統領弾劾審判宣告日を10日に決定したことに伴い、過去4ヶ月間、広場世論戦を広げてきたキャンドル集会・太極旗集会が決起の場外乱打戦を予告した。
8日、「大統領弾劾棄却のための国民総決起運動本部（太極旗）」は、この日午前10時から、ソウル世宗洞（ソンドンジョンドン）憲法裁判所近くで「第17回太極旗集会」を開催した。11日までの3泊4日の集会を予告した。これら太極旗と星条旗などを持ち出して「定義と真実が勝利する日まで野宿をしましょう」と決意を固めた。
この日の太極旗集会は、憲法裁近くの海上輸送会館前の道路で夜遅くまで集会を続けた。集会の間にいくつかの集会の参加者と警察官の間で激しい言い争いが起きながら太極旗の関係者の一人が公務執行妨害の疑いで警察に立件された。
憲法裁弾劾宣告日が決定されたというニュースが伝えられると、ジョングァンヨン太極旗のスポークスマンは、「最後の決戦の集会の日が、私たちを待っている」とし「皆さまもれなく大韓民国の栄光の未来のために出てほしい」と総動員令を下した。
また、太極旗側は3月10日未明に、全国各地で太極旗の集会参加者を輸送することができるようにチャーターバスシステムを点検するなど、総力対応態勢に乗り出した。
弾劾を要求するキャンドル集会を主催してきた「パク・クネ政権退陣緊急国民行動（退陣行動）」側も8日午後7時、光化門広場でキャンドル集会を開き、場外世論戦を続けた。
退陣行動側は同日から毎晩ソウル光化門広場でキャンドル集会を続ける計画だ。退陣行動所属民主労総側は「弾劾棄却時ゼネスト
に突入する」との方針を明らかにし、憲法裁の「弾劾罷免」の決定を圧迫している。大学生も続々時局宣言の発表を予告して弾劾決定
を要求した。9日東国大総学生会、韓神大組合が2次時局宣言を、11日には光州全南大学生時局会議が時局集会を開催する計画である。
朴大統領弾劾宣告日の前後はしばらく社会的混乱が予想されるだけに、警察も「非常待機」に出る。警察は9日午前10時を期して、ソウル地域に「甲号非常令」を発令することにした。
このような措置でこの日の午前休みの職員を含む警察官100％が非常勤務に突入することになる。甲号非常令が下されれば、警察官の休暇使用が停止され、すべての決まった位置で働いてなければならない。治安秩序が非常に混乱してたり、戒厳が宣布される前などの状況の際に発令される。
警察は、昨年4・13総選挙当日、2015年11月韓・中・日首脳会議、民衆総決起当時甲号非常令を下したことがある。