肺炎と診断のクリントン氏 「これほど大ごとになるとは」
2016.09.13 Tue posted at 12:30 JST CNN
(CNN) 米大統領選の民主党候補、ヒラリー・クリントン氏が体調不良で式典から退席し、先週肺炎と診断されていたことが明らかに
なった問題で、同氏は12日夜、CNNとの電話インタビューに応じた。肺炎が「これほど大ごとになるとは思わなかった」と語った。
クリントン氏はインタビューで、式典から退席した時の状況について「めまいがしてバランスを崩したが、意識を失ってはいない」と説明。
現在は「はるかに気分が良くなっている」と強調した。
また、肺炎の診断を受けた9日に医師から5日間の休養を言い渡されていたことを明かし、「その大変賢明な助言に私は従わなかっ
た」と話した。
さらに「この件は早く済ませ、すぐにでも早く遊説を再開したい」と意気込みを見せた。
クリントン氏が肺炎の診断を公表していなかったことを批判する声もあがっているが、同氏はインタビューで逆にライバルの共和党候
補、ドナルド・トラ ンプ氏の情報公開が不十分との批判を展開。「私と同じレベルに達してもいい頃だ」「私だけでなく、どの歴代候補も
達成してきたレベルだ」と主張した。
症状の経過については、最初は季節性のアレルギーだと思ったが「いつもと違って収まらないので、9日に時間を取って医師の診察を
受けた。そこで肺炎の診断を受けた」と話した。しかし大ごとになるとは思わなかったため、陣営からは発表しなかったという。
「もっと早く休養を取ればよかったのは確か。9日の時点で日程を調整していればこんなことにはならなかっただろう。だがほかの多くの
人たちと同じように、進み続ければ勢いで突っ切れると思ってしまった。それがうまくいかなかった」とも語った。
退席した同時多発テロの追悼式典については「当時上院議員だった者として、個人的にどうしても参加したい行事だった」と述べた。
会場では暑さと湿度の高さで気分が悪くなったが、エアコンのきいた車に乗り込むとすぐに冷め、水を飲んだらまもなく元気になったと
いう。体調はすでに回復しているものの、当初無視していた医師からの助言に従い、肺炎を完全に治すために少し時間を取ると話し
た。
日本も政治家は一番重視するのは「健康」ですので、健康状態に不安感を抱かせてしまうのは支持率に影響するでしょうね。
大統領選、どうなるか判らなくなってきました。
1年近い選挙戦は定期的な健康チェックや疲労度を計算したスケジュール管理が重要ですね。
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