日本には始皇帝陵より巨大なお墓がある! しかも盗掘されていない! =中国メディア
2017-04-18 14:12 Searchina
日本を代表する巨大な古墳として多くの人が思いつくのが「仁徳天皇陵」かもしれない。しかし、今の教育現場では仁徳
天皇陵ではなく大仙陵古墳と呼ばれている。子どもの頃に教わった常識が今や常識ではなくなるというのは、よくあるこ
とだ。
中国メディア・今日頭条は17日、「日本には秦の始皇帝陵よりも大きい陵墓がある」とする記事を掲載した。記事は、
「世界最大の墓」と聞くとすぐに始皇帝陵やピラミッドを思い浮かべるかもしれないが、日本にはこれらよりも大きな古代
の墓があるとして大仙陵古墳を紹介している。
第16代天皇である仁徳天皇が葬られているとされてきた大仙陵古墳について記事は、総面積が46万平方メートル
で、その建造には100万人が必要だったと説明。さらに、陵墓内には大量の珍品が一緒に埋葬されていると伝えた。
そのうえで、日本では大仙陵古墳に対して深い畏敬の念が抱かれており、参観する前には必ず手を洗い、手袋をする
必要があること、写真撮影が許されないうえ、談笑することも罷りならないことを紹介。静かにゆっくりと進むことが求めら
れ、ルールに反する見物客がいれば管理者によってつまみ出されるとしている。記事の説明を見ると中に入って見学で
きそうだが、実際は内部に入ることはできず、周囲の散策路を歩くことになる。もっとも、古墳に対する畏敬の念、厳かな
雰囲気という点についてはその通りではあるが。
記事を読んだ中国の一部ネットユーザーは、古代の陵墓が盗掘に遭わないことに注目している。「日本は自らの祖先
を尊重する民族であり、中国のように祖先の墓を暴いたりすることがないのだ」と論じる者もいれば、「墓を暴かないので
はなく、暴けないのかも。掘り返してしまうと日本の歴史が変わってしまう可能性があるから」との意見も見られた。
中国は王朝が変わると前の王朝の文化の破壊、虐殺、略奪が行われますから、
当然墓の破壊と金品目当ての盗掘はつきものだったと思います。
始皇帝陵、武則天陵は未盗掘とされていますが、始皇帝陵は盗掘にあっているとの研究者の報告もあります。
21世紀になってからも盗掘されたそうです。項羽が始皇帝陵を荒らしたというのは寓話だったのかな。