中国の香港国家安全法導入に「著しい懸念」-G7外相が共同声明
2020年6月18日 7:43 JST Bloomberg
香港
主要7カ国(G7)の外相は17日、中国政府が計画している香港への国家安全法導入で
再考を求める共同声明を発表した。香港を巡り中国政権が孤立化していることを浮き
彫りにすべく結束を示した形だ。
声明は、同法が「香港の長年にわたる繁栄と成功を可能にしたシステムを損なう
ことになる」と指摘。「香港には、開かれた討議、利害関係者との協議、保護された
権利と自由への尊重が不可欠だ」とした。
G7外相は、中国の行動が香港市民の基本的権利と独立した司法システムを脅かし
かねないことに「著しい懸念」があると表明した。
原題:
G-7 Warns China’s Moves in Hong Kong Jeopardize City’s Success(抜粋)