比政府、「紙くず」発言で対中配慮を転換か 15日からの国際会議ASEMで仲裁裁定を議題に
2016.7.14 17:57 産経新聞
【シンガポール=吉村英輝】フィリピン外務省は14日、声明を発表し、モンゴルで15~16日に開かれるアジア欧州会議(ASEM)首脳会
議で、中 国を相手取り比側が「全面勝訴」した、南シナ海をめぐる仲裁裁判所の裁定を取り上げ、「関係当事者が裁定を尊重する必要
性」を訴える方針を明らかにした。
フィリピンのヤサイ外相は12日、仲裁裁定について「内容を精査する」とし、中国に一定の配慮を示していた。
だが、中国は13日、フィリピンに対し、「裁 定を紙くずと認識して棚上げし、交渉のテーブルにつくことを希望する」(外務次官)と表明。こ
れを受け、南シナ海問題への「ルールに基づく対応」を ASEMの場で訴えることにした。
今回のASEMは先月末に発足したドゥテルテ新政権にとり「初の国際会議」で、ヤサイ氏が大統領の代理として出席す
る。
中国の「紙くず」発言は、中国の国際社会に対しての侮辱です。
親中路線の新政権も、中国がならず者国家という事が良く判ったのでしょう。
中国はアジアの893です。
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