中国“コロナ勝利切手”延期に デザイン問題視か
2020年4月11日 23時50分 東京新聞
【北京共同】中国政府は11日までに、今月予定していた新型コロナウイルスの
克服を記念する切手の発行を延期した。理由は明らかにされていないが、ウイルスの
発生源が中国であることを想起させるデザインが問題視されたとの見方もある。
中国国家郵政局は3月30日、感染症の抑え込みの取り組みが大きな成果を収めたとし、
4月7日に記念切手を発行すると発表。ウイルスが最初に確認された湖北省武漢市の
封鎖措置の解除を8日に控え、祝賀ムードを盛り上げる狙いがあったとみられる。
しかし、4日に発行延期を発表した。
中国はウイルスを「中国ウイルス」と呼ぶ動きに反対している。
何故、発行が延期になったか。軍事評論家井上和彦氏の推論
切手中央にある赤いマーク。これを逆さにすると Wuhan Virusの頭文字になる。中国はこれに気づき「武漢ウイルス」を認めたことになってしまうから。