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繕い屋 月とチーズとお菓子の家 矢崎在美 著

2021年05月27日 | 

繕い屋 月のチーズとお菓子の家 矢崎在美 著 講談社タイガ

 

物語の主人公は

人の夢を行き交い「心の傷」を

美味しい食事にかえて癒してくれる不思議な料理人・平峰花。

4つのストーリーで構成されています。

それぞれが、抱えている悩みや心の傷が

「悪夢」となってつきまとい日々苦しみ続ける。

そんな悪夢をご馳走にかえて、食べさせてくれるのですが

本人が食べなければ、解決しないというもの。

悪夢を食べて消化させることで救われる、という

ちょっと怖いイメージですが、心あたたまる作品です。

 

私も子供のころ、何年もの間、毎晩のように

怖い夢を見続けていました。大人になるにつれ間隔は遠のき

今では全く見なるなりましたが、どんな意味があったのでしょうか・・・

 

それにしても、矢崎さんの作品に出てくるお料理の表現が

ほんっとに美味しそうなんですよ~

ぶたぶたシリーズでも、登場するお料理の実に美味しそうなこと♡

「繕い屋」こちらも、お勧めの小説です。

表紙のイラストにある「ねこ」も登場しますよ~

優しい音色のガムランボールを付けたネコも魅力的です♡

 

 



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
これは小説なんですか? (ひら莉)
2021-05-30 15:27:38
表紙の絵が可愛くて、
見惚れてしまいました。
悪夢を料理にして本人が食べて解決
凄いですね、本当にそんなことが出来たら
私もストレス貯めないのにと、、
ここ最近スランプ気味で、
なんか、読んでみたくなりました。
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ひら莉ちゃんへ (marie)
2021-05-30 18:01:01
そうですね~可愛いイラストですよね~装丁に惹かれて本を購入することがあるので、装丁はとっても大事な部分だと思います。

たしかに、自分の苦しみが、とっても美味しい料理として食べられて、完食することによって、問題が解決するなんて、羨ましいような気がします。
機会があったら、ぜひ、読んでみてね~♪
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