お天道様が見ているよ!

田舎に住んでいる 学の無い50代おばちゃんが、読書を通じて学んでいくブログ。「年間50冊読む」が目標です。

南総里見八犬伝

2020-12-29 13:08:35 | 昔の記事

仁義礼智忠信孝悌・・・なぜか覚えていた。

確か10代と40代で2回読んだと思う。

本来なら小学生で読むべき本なのだろうけど

私が多少なりとも本を読むようになったのは

18歳からだったから・・

この本を読んだきっかけは

薬師丸ひろ子と真田広之の映画だったと思う・・。

 

この仁義・・の意味がその当時は

今一つ分かっていなかったのだけど

今回読んだ『武士道』と今日から読み始めた『儒教』という本で

なんとなくではあるけれど理解できてきた。

それと同時に

ここでは詳しく書かないけれど

なぜ?どうして?という疑問も沢山わいてきている。

 

さて、今年一年を自分なりに振り返ってみると

右往左往した一年だった。

コロナ禍での生活もそうだけれど

やりたいこと、やれることを探してあちこちに首を突っ込んだ。

そんな中で、原点回帰という思いが強くなり

やらなければいけないことが見えてきたように思う。

 

厄年や天中殺なんてものが、ホントにあるのかは知らないけど

ここ5年ほどは、あまりの試練に自分が崩れてしまいそうだった。

今年は少し復活してきた感じがあって

来年は、ようやく通常運転に戻れるという予感がある。

価値観は、だいぶ変わった。

あれもこれも、もっと欲しいもっと欲しい・・・と

様々なモノを買い漁っていたのが

病という非常事態によってストップできた。

何かがとりついたような異常な状態。

買い物依存だったと思う。

それを病という形で、誰かが・・何かがストップをかけてくれた。

生死がかからなければ、依存症の沼に引きずり込まれていたと思う。

そして、信仰を変えた。価値観も変わった。

 

この世界は、実はものすごく脆弱なのだと皆が気づいた。

モノなどあっても、いったん世界に何事か起これば

一遍に吹き飛んでしまう。

庶民は特にね。

 

自分にとって大切なものは何なのか。

残りの人生で、やりたいことをやり

守るべきものを守っていこうと思う。

 

今日の読書

T&D.フーブラー著 鈴木博訳『儒教』