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眇めオヤジの独り言

初老で始めたブログも、寄る人もないまま、いつしか定年を迎えた。
あいもかわらず、気ままに書き連ねていく。

黒川氏の今後はどうなるのか

2020-05-22 | 政治
東京検察長という要職にあった黒川氏は、辞職を認められて、めでたく依願退職となりました。
もちろんご存知と思いますが、懲戒免職になると退職金が出ないだけでなく、
国家公務員の場合には、罰則を受けたこととなり、経歴に傷がつき、その後にも影響します。

まず、退職金ですが、民間企業とは比べものにはならない額で、
報道されたらびっくりすることでしょう。
さらに、これだけの役職についた検察官ですから、天下りしないまでも、
通常大企業から三顧の礼で迎いいれられます。
歴代の検事総長が、今どれだけの企業に迎えられているかはすぐ調べられます。

車を暴走させ死亡事故を起こした元検事がいましたが、年収1億円あったそうです。
これでわかるように、もともと幹部検察官にとって、定年延長など余計なお世話どころか、
むしろ迷惑な話だったのです。

検察官は、検察庁のキャリアですから、出世競争に後れを取れば、早めに退職していきます。
出世しなくても定年まで残っているのは、よほどの検察官で、
定年延長してもお荷物になるだけだと言われていたほどです。

黒川氏の今後に戻りますと、しばらくは民間企業からも声はかからなそうです。
あれだけ話題になった賭け麻雀は立件される可能性はありますが、罪状はすでに認めていますから、
せいぜい在宅起訴されて、罰金刑で終わるでしょう。

これは、お仲間の新聞記者も同様ですが、新聞社は3人ともおそらく休職処分として、
記者たちは自主退職するでしょう。
ただ、関連会社に再雇用されるだろうと思います。
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