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眇めオヤジの独り言

初老で始めたブログも、寄る人もないまま、いつしか定年を迎えた。
あいもかわらず、気ままに書き連ねていく。

流域型洪水には、「指定河川洪水予報」で備えよ!

2019-10-18 | Weblog
NHKが、ようやく洪水の原因について検証番組を放映しました。
関東に居てわからなかった千曲川、阿武隈川の情報が得られました。
「流域型洪水」と名付けて、かつてなかったと言っていましたが、これまでも発生しています。

数年前の鬼怒川洪水も、上流で降った大雨が下流の合流点手前で氾濫したものでした。
今回の関東で言えば、川越での入間川の氾濫が同様の原因でしょう。
入間川が支流と合流し、荒川に向かう地点で氾濫を起こしています。
荒川も、氾濫まであと1mまで増水していましたから、入間川が荒川に流れず、
NHKのいうバックウオタ-によって氾濫したものと思えます。

番組では、大雨警報に頼ってしまい、警報が解除されて、住民が安心した時に氾濫に襲われたことが、被害を大きくしたとしています。
まるで、気象庁の不手際のような報道ですが、気象庁は大雨情報とは別に、
「指定河川洪水予報」を出しており、HPでも公開しています。

今回の台風では、自分の地域が最も被害を受けると覚悟し、ずっとテレビとネットで情報を集めていました。
台風が去った後も、「指定河川洪水予報」をずっと見ていました。
これで、利根川や荒川も、氾濫一歩手前であることがわかっていました。

埼玉では、氾濫一歩手前の洪水危険情報は、荒川、利根川とも、12日のうちに出ていました。
住んでいる地域では、午前3時ごろに避難指示が無線放送、ならびに携帯機器に通知されました。
このブログで書いたとおり、上流から下流へ、水があふれてきたのです。

今後。今回のような台風が、関東から東北にかけて襲うことは覚悟しなければなりません。
テレビや公的な報道だけに頼っていたら、それに対処することは不可能です。
それだけを頼りにするのでなく、通信機器から多くの情報を得なければ、生命を守れないと思わなければいけません。

NHKは、まるで気象庁の不手際のように報じていますが、「指定河川洪水予報」を
放映で知らせなかったNHKを始めとするTV局のほうが、責任を果たしていないと言えます。

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